2014年8月12日(火)にラウンド。
「東急セブンハンドレッドクラブ」へは、2003年以来11年ぶりに訪れました。
前回は、東コースのラウンドだったので、今回の西コースでのプレーは初めて。
西コースは、毎年秋に「富士通レディース」を開催しているコースです。
法人メンバーコースで、通常は平日メンバー同伴か紹介、土日祝はメンバー同伴が必要。
ネット予約サイトの取り扱いはありません。
通常のプレー料金がかなり高いこともあり、敷居が高いコースといえます。
オフィシャルWEBサイトによると、接待用個室や、ドライバー(運転手)用の控え室があるようなので、まさに、”法人向け接待コース”といえるでしょう。
まあ、このコースへの来場者は、会社の接待などの経費でプレーしている人が多いのではないかと思われます。
コース設計は、”宮澤長平”という、あまり聞いたことない人。
「小見川東急ゴルフコース」、「勝浦東急ゴルフコース」など、東急グループ系ゴルフコースの設計に多く携わっているみたいです。
レイアウトは、1グリーンのアメリカンタイプ。
全体的には、幅がやや広めのホールが多く、適度なアップダウンのコースです。
特徴は、バンカーが非常に多いこと。
グニャグニャ形バンカーなど、バンカー形状がバラエティーに富んでいて、景観美もまずまずです。
ほとんどのホールで、バンカー非常によく効いていました。
残念なのは、池がらみのホールが少ないこと。
池が効いているのは、池越えの13番と、やや池がかかる17番のみ。
あと池は、15番のティーグランド周囲にありますが、ショットには無関係なので、実質は2ホールだけ。
クラブハウス前の練習グリーン周囲にクリークが流れていて、とてもきれいなのに、こんなところにクリークを造るくらいなら、コース内に造ってもらいたかったです。
また、コース内には、池に浮かぶ”茶屋”があるのですが、これはこれで趣きがあるとはいえ、コースレイアウトにはまったく関係がないので、どうせなら、ホールの中に池を組み込んでもらいたいもの。
グリーンは、ほとんどが砲台形。
けっこう巨大ですが、ポテトチップ状の、ものすごいうねりは、それほどありませんでした。
コース内には、特設ティーは一切ありません。
OBの際は打ち直しとなり、OBになりそうな場合は暫定球を打つようにキャディーに言われます。
これが本来のゴルフで、近年、日本のゴルフ場では、ほとんどといえるくらい、特設ティーが設置されている状況は、嘆かわしいことです。
池以外の1ペナエリアは、あまりなかったような気がします。
となりのホールへボールがいった場合も、1ペナではなく、ノーペナでそのまま打つことができます。
ティーマークは4ヶ所あり、スコアカード記載の距離は、チャンピオンシップ:7102ヤード、バック:6597ヤード、レギュラー:6183ヤード、レディーズ:5457ヤード。
ただ、チャンピオンシップティーの使用は不可、バックティーのしようはメンバー同伴のみ。
今回はレギュラーティーからプレーしました。
各ホールのティーマークは、いくつかのホールでスコアカードの距離より10ヤードくらい前方にティーマークが設置してありましたが、あとは概ね、スコアカード通り。
パー5の距離がやや短めなので、全体的に、それほど距離が長い感じはありませんでした。
ただ、パー3の2ホールは、178ヤードと192ヤードあり、長かったです。
ホールの幅自体は、全体的に広めのホールが多いのですが、ラフが伸ばしてあり、一般アマゴルファーでは、ラフに入ると、かなり苦しむと思います。
10センチくらいの長さのところもあり、ボールがなかなかみつからないだけでなく、脱出が大変・・・。(^^;
フェアウェイは打ちやすいので、バンカーとラフに入れないことがスコアメイクのポイントといえるでしょう。
”接待向きコース”ではあるものの、トーナメント開催コースであることからも、それほどやさしいコースではない印象。
コースコンディションは、全体的にはグッド。
グリーンの状態が、非常に良かったです。
フェアウェイはフカフカで状態が良かったですが、ところどころに、芝が茶色くなった部分があったのは残念。
ラフも、芝が茶色くなったところが、ところどころにあり。
ティーグランドの状態は良かったのですが、芝の刈高が不均一で、ホールによって、あまりカッティングされてなく、セミラフくらいの長さがあり、そのへんは今一でした。
歩きプレーのコースですが、全体的にアップダウンはそれほどなく、ホール間の距離もそれほどないので、歩きのプレーでも、それほど苦にならないコースだと思います。
猛暑でなければ・・・。
また、全体的に広めのホールが多く、ブラインドホールが少ないので、キャディーは不要なコースなのですが、接待コースなので、キャディー付もいたしかたないところ。
高級コースなので、事前にゴルフ場に電話して、ドレスコードを確認。
猛暑の時期なので、男性のショートパンツ時にハイソックスがいるのかを確認したのです。
そしたら、やはり、ハイソックスが必要とのこと。
ショートパンチをはいても、ハイソックスを履くとかえって暑いので、仕方なく、ロングパンツでプレーすることにしたのでした。
プレー当日。
ゴルフ場に行ってみると、なんと、半数くらいの人が、ショートパンツに、ショートソックスではありませんか!!!(^^;
ハイソックスの人もわずかにいましたが、ほとんどがショートソックス。
大型コンペがあったようなので、メンバーではなく、コンペ参加ビジターや、千葉フェスタ参加ビジターなのだと思いますが、まったくドレスコードは守られていなくて唖然・・・。(^^;
キャディーに聞いてみたところ、以前はかなりドレスコードに厳しかったようですが、最近は、あまり厳しくなく、”ショートパンツにハイソックス”というのは、建て前だけになっているとのことでした・・・。(^^;
なーんだ!それなら、”ショートパンツにすればよかった!”と思ったRYOでした!(^^;
もともと、猛暑時期に、”ショートパンツにハイソックス”なんていうドレスコードはやめてもらいたいと、常々思っているRYOですが、どのコースでも、これだけは撤廃してもらいたいものです。
この日は、午前は曇ときどき晴、午後は曇ときどき雨。
午前は、ときどき晴れ間がでていたこともあり、気温は34℃くらいまだ上がりましたが、陽がかげっていることが多く、風もけっこうあったので、この時期としては、非常に楽でした。
午後は、一時的に、ザーっと雨が降ったりして、気温は27℃くらいまで下がりましたが、ほとんど風がなくなり、湿度が上がり、かえって蒸し暑くなったのでした。
雨も2ホールくらいで済んだので、まあ、毎年、この時期の千葉でのゴルフは炎天下の過酷なゴルフだったことを考えると、かなりラッキーだったといえます。
以下に記載する距離は、スコアカードに記載されているレギュラーティーからの距離。
ティーマークは、だいたいスコアカード記載の距離のところに設置されていました。
No.1 □519yard Par 5
ストレートのパー5。
かるく下っていて、最後がやや上り。
幅は広めです。
セカンドショット地点付近。
この先も、やや下りです。
セカンドショット地点とサードショット地点の間の右サイドに池があります。
フェアウェイは、この先で、真ん中より左が高くなっていて、右右半分くらいが低くなっています。
右サイドの池。
ショットにはほとんど関係ない池で、このホールの景観としても、あまり取り入れられていません。
残念・・・。
池の奥は2番ホール。
フェアウェイの右サイドにあるバンカー。
このコースのバンカーは、フェアウェイバンカー、ガードバンカーを含めて、”ジグソーパズルのピース”のような、グニャグニャ形バンカーがほとんどです。
ただの楕円形バンカーと違って、バンカー形状としては、景観美もあるので、とてもグッド。
サードショット地点付近。
グリーンは砲台形で、バンカーが←手前にあります。
No.2 □357yard Par 4
左ドッグレッグのパー4。
幅は広めですが、正面突き当たりのバンカーまで、レギュラーティーから約200ヤード。
そのバンカーのやや左方向が狙い目。
1番ホールの右にあった池は、右にあるのですが、このホールではまったく影響ありません。
左サイドには、下へ下がる土手がありOB。
OBラインの杭は、この土手の上にあるので、けっこう浅いので、ティーショットで左方向を狙いすぎて左へ引っ掛けるとOBになるので注意が必要。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、かるく上り。
グリーンは砲台形で、左手前にバンカーがあります。
No.3 □391yard Par 4
各ホールには、このようなホールレイアウトが記載された「ホールプレート」があります。
このホールから、だんだんグニャグニャ形バンカーが増えていき、よく効いてきます。
やや右ドッグレッグのパー4。
幅は広めですが、左右にグニャグニャ形バンカーがあり、視覚的プレッシャーをあたえてきます。
正面奥ぼバンカーまで、レギュラーティーから200ヤードくらいなのので、右のバンカーの上が狙い目。
右の1コ目のバンカーは、100ヤードくらいのところにあるので、ショットには影響ありません。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイはかるい下り。
グリーンはやや砲台形で、グニャグニャ形バンカーが左に2つ、右に1つあります。
手前の花道が広いので、まだそれほど効いてはいません。
No.4 □144yard Par 3
3つのグニャグニャ形バンカーに囲まれているパー3。
かるーい打ちおろしです。
この日は、ピンが左のバンカー越しに設定してあり、距離がそれほどないとはいえ、だんだん効いてきました。
グリーン左手前から撮影。
グリーンは、やや砲台形です。
No.5 □342yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
右サイドがマウンド状の土手が連なっていて、幅は広め。
かるく下っているホールです。
セカンドショット地点付近。
この先もやや下っていて、グリーンは砲台形で、4つのグニャグニャ形バンカーに囲まれています。
手前の花道はありますが、だんだんピンポジションがバンカー越しに設定されていて、バンカーが効いてきました。
No.6 □371yard Par 4
このホールもだいたいストレート。
ティーグランド前が少し低くなっています。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは、けっこううねりがあり、このあたりの左半分は窪んでいて低くなっています。
セカンドショット地点付近。
この少し先から、やや下っていて、グリーン手前に大きなグニャグニャ形バンカーが横たわっていて、よく効いています。
No.7 □464yard Par 5
途中から急激な下りがあり、その先が見えないブラインドホール。
ティーグランドに立つと、どうみても左へドッグレッグしているように見えるのですが、なんと、右ドッグレッグしているホールなのでした・・・。(^^;
幅はそこそこ。
狙い目は、右のバンカーの上方向。
レギュラーティーから180ヤードくらい?あれば越えると思います。
セカンドショット地点かなり手前付近。
この少し先から急激な下りがあり、右へ曲がっています。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、段々状にうねりながら、けっこう下っています。
このコースの中で、いちばん高低差があるホールです。
このあたりのフェアウェイは、左が低いサイドスロープなので、ティーショットで右のバンカーを越えると、フェアウェイ左サイドまで落ちてしまいます。
セカンドショットは左サイドから打つことになる可能性が高いので、左の木が邪魔であまり左を狙えません。
中央付近を狙うとひどい目にあうのでした・・・。↓以下参照。
サードショット地点付近。
フェアウェイの左半分が高く、段差があります。
境目が急なサードスロープで、傾斜より右の下の段は深いラフ。
しかも、グリーンは右奥にあり、木が1本立っているので、左の段から攻めないと、その木が邪魔になります。
下の段からは、グリーンはかなりの砲台形で、バンカーも効いてきいてくるので、下の段へボールが落ちると最悪となります。
ただ、セカンドショットでかなり左を狙わないと、中央の横傾斜でボールはみんな下の段のラフまで落ちてしまいます。
セカンドでフェアウェイ中央にナイスショットしたボールが右の深さ10センチくらいのラフまで落ちていて、ひどい目にあったのでした。
サンドウェッジで打つボールがダルマ落としx3であげくバンカーに入り、最悪でした・・・。(^^;
No.8 □175yard Par 3
ティーグランドがやや高く、少し打ちおろしのパー3。
芝の面積よりもバンカーの面積の方が多いのでは?と思えるくらいのバンカーだらけのホールです。
この日は、ピンまで178ヤードでバンカー越え。
狙い目は、グリーン右手前の花道方向ですが、けっこう距離があるので、バンカーが非常によく効いているといえます。
バンカーは、ショットには影響ないようなグリーンのかなり手前にもあるのですが、グニャグニャ形バンカーなどがたくさんあり、景観を良くしているので、なかなかいいホールといえます。
No.9 □339yard Par 4
ストレートのパー4。
比較的フラットで、幅は広めです。
右にフェアウェイバンカーがあります。
セカンドショット地点付近。
グリーン手前が窪んでいて、グリーンは砲台形。
グリーンは、4つのグニャグニャ形バンカーで囲まれています。
手前に花道がありますが、ピンがバンカー越しに設置してあり、ここもバンカーはよく効いていました。
グリーン奥から撮影。
No.10 □483yard Par 5
だいたいストレートのパー5。
やや下り傾斜のホールで、幅はやや広めです。
左右にバンカーあり。
セカンドショット地点やや手前付近。
この先も下っていて、最後に少し上っています。
サードショット地点付近。
この先からやや上りで、グリーンは砲台形。
バンカーは左右にあります。
No.11 □389yard Par 4
やや右ドッグレッグのパー4。
フェアウェイの途中が少し盛り上っていて、その先があまり見えなくなっています。
幅は広め。
狙い目は、右の木の少し左くらい。
木の上を越えていってもいいかも?
セカンドショット地点付近右サイド。
この先は下っています。
セカンドショット地点先付近。
グリーン手前130ヤードあたり。
このあたりから少し右に曲がっています。
グリーンは砲台形で、左手前と右奥にバンカーあり。
ここもバンカーが効いています。
No.12 □369yard Par 4
左ドッグレッグしているパー4。
かるく下っていて、幅はやや広め。
左にあるバンカーは、レギュラーティーからでも越えられる位置にあるので、左バンカー越え方向が狙い目です。
セカンドショット地点付近。
ドッグレッグのコーナーあたり。
グリーンは、やや砲台形。
バンカーは、手前から右にかけて大きいのが1つ、左に小さいのが1つあります。
ここもバンカー効いていました。
No.13 □144yard Par 3
池越えのパー3。
ティーグランドが高台にあり、けっこう打ちおろしで、左写真でみる以上に高低差があります。
池は大きく、右前方まで広がっていて、視界も広く、このコースの中で、最も景観がいいホールといえるでしょう。
グリーン右手前の3本の円錐形の木が、箱庭みたいな雰囲気を造っています。
ティーグランドの前方から池を撮影。
池の縁は、石が積まれている石垣のようなもので囲まれています。
グリーンは砲台形で、グリーンまわりは3つのバンカー。
距離はそれほど長くないホールなので、池越えはあまり気になりませんが、グリーン手前から右にある大きなグニャグニャ形バンカーがよく効いています。
No.14 □363yard Par 4
かるーく左カーブしているパー4。
かるい上りで、幅は広めです。
特徴的なのは、このホールは、フェアウェイバンカーも、ガードバンカーも1つもないホールなのでした。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、ややうねっています。
これまで、バンカーが非常に多かったので、おだやかな、やさいめのホールという印象を受けました。(^^
池に浮かぶ茶屋。
池の上に建てられていて、茶屋へは橋を渡っていきます。
風情があり、趣(おもむ)きがありますが、この西コースは池が少ないことを考えると、こんなところに池を造らずに、グリーン手前などのコース内レイアウトに組み込んでほしいと思ったRYOでした。(^^;
この池は、15番ティー左右と17番右にある池とつながっているのですが・・・。
No.15 □303yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
距離が短めで、やさしめのホール。
ティーグランドが細長い島状になっている”アイランドグリーン”ならぬ”アイランドティー”になっていて、池に囲まれています。
前方はクリークのような池の細い部分がちょっと横切っているだけで、そこを越えるのは、ホワイトティーから50ヤードくらいなので、視覚的プレッシャーにもなりません。
ティーグランドの右前方を撮影。
池の奥は16番ホール。
ティーグランドの左前方を撮影。
池の奥は18番ホール。
全体的にあ視界が広くなっているし、池がないよりはもちろんいいのですが、ほとんどレイアウトとしては無意味な池となっているので、どうせなら、”アイランドグリーン”にすればいいのに・・・。(^^;
ティーグランド前方を横切っている細い部分。
まったくショットには影響ありません。
セカンドショット地点付近。
グリーンは砲台形。
距離が短いホールなので、大きなグニャグニャ形バンカーが、グリーンの手前に横たわっています。
No.16 □488yard Par 5
かるく左カーブしているパー5。
幅はやや広めです。
しばらくは、比較的フラット。
セカンドショット地点付近。
グリーン手前が少し窪んで低くなっていて、グリーンは砲台形。
グリーン右手前にバンカーがあります。
サードショット地点からの写真、撮影し忘れ。
No.17 □186yard Par 3
距離が長いパー3。
この日はピンまで192ヤード。
右サイドに池があり、ちょっと内側に食いこんでいて、ます。
ティーショットが高台にあり、打ちおろし。
バンカーがグリーン右手前から連なっているので、狙い目はグリーン左手前の花道方向。
その方向を狙えば、池はそれほど気になりませんが、距離が長いので、力んで当たりそこないショットをすると、池に入ります。
バンカーが非常によく効いています。
池の水は自体が汚い感じはしませんが、濁っていて、底はまったく見えず、魚がいるのかもわかりませんでした。
落下したボールは回収不能です。
No.18 □357yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
ティーグランドが少し高くなっていますが、フェアウェイはグリーン手前までかるい上り。
幅は広めです。
右の3つの円形バンカーのうち、いちばん左のバンカーの上が狙い目。
キャディーによると、その方がフラットなライからのセカンドになるとのこと。
ティーグランドの右前方方向を撮影。
15番ティーを囲んでいた池が伸びています。
池の右奥は15番ホール。
ないよりはいいとはいえ、ショットには全く影響がない池で、もったいないです・・・。(^^;
セカンドショット地点付近。
手前から左には、グリーン側の縁が切り立っているバンカー、手前から右にかけてはグニャグニャ形バンカーがあり、どちらも非常によく効いています。
グリーンは超砲台形で、手前の上り部分がやや階段状の2段になっているのが特徴的。
◆予約:
メンバーシップコースで、通常は平日メンバー同伴か紹介、土日祝はメンバー同伴が必要。
メンバーネット予約サイトでの取り扱いはありません。
今回は、「千葉ゴルフフェスタ」を利用してのプレー。
※「千葉ゴルフフェスタ」は、毎年7月末〜9月初の猛暑時期に、千葉県が主催しているチャリティーイベントのこと。
千葉県のほとんどのゴルフ場が参加します。
各ゴルフ場で決められた日程の中で、千葉県民か千葉県在勤者のみが申し込み、抽選で当選するとプレーできるというもの。
なかなかプレーできないような”名門”と呼ばれるコースでのプレーができます。
プレー料金と別に、チャリティー料金がかかりますが、それを含めても、通常料金よりも割安価格が設定されています。
ただ、猛暑の時期で、本来のメンバーの来場が少なく空いていてる時期なので、双方にとってメリットがあるのでしょう。
◆プレー方式:
キャディー付のみ。
原則として歩きプレー。
4バッグ電動立ち乗りカート使用。
別料金にて、乗用カートを借りることができます。台数に制限あり。
1台の料金は、5人乗りカート:6000円、2人乗りカート:3000円。
乗用カートは、フェアウェイ走行可。(コースコンディションによってはNG)
◆コースレイアウト:B
1グリーンのアメリカンタイプのレイアウトで、全体的に幅は広めで、バンカーが多く、まずまずといえます。
ただ、ちょっと池がらみのホールが少ないのが残念。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。
グリーンセンターまで。
そのほか、排水口やスプリンクラーヘッドにも距離表示があります。
排水口の距離表示。→
スプリンクラーヘッドの距離表示。→
そのほか、フェアウェイセンターに、100、150、200ヤードの埋め込みプレートの距離表示もありました。→
ピンポジション表あり。
キャディーがもっています。
コースガイドなし。
IPフラッグ(吹流し)なし。
◆特設ティー:
なし。
OBの場合は打ち直し。
池の場合は、ラテラルウォーターハザードの処置。
本来のゴルフルールに基づいてのプレーができます。
◆コースコンディション:
●フェアウェイ(コウライ):A+
芝の密集度は高く、フカフカで、とてもいい状態でした。
”特A”としたいところでしたが、ところどころに、芝の密集度がやや少なめのところ、芝が茶色くなっているところがあり、”A+”としました。
芝の密集度がやや少なめだたっところ。→
芝が茶色くなっていたところ。→
芝がハゲているわけではなく、枯れたようななっていました。
おそらく、水撒きがいきとどいていないところだと思われます。
●グリーン(ベント):特A-
芝の密集度が高く、芝がハゲていたり、泥が透けているようなところはなく、ボールの転がりも良く、いい状態でした。
マスター室前の掲示では、スピードは9.3フィート。
RYOの感覚でも、それくらいで、やや速めくらいといったところ。
コンパクションは普通。
ボールマークが少し付きます。
未修復ボールマークも少なく、自分のボールマークを修復するだけですみました。
●ティーグランド(コウライ):A
芝の状態としてはきれいです。
芝の密集度は高く、芝がハゲているようなところはないので、”特A”にしたいところでしたが、ホールによって、あまりカッティングしていなくいて、セミラフのように芝がい長いところがあり、”A”としました。
芝が長いところでは、ストッパー付きのティーを使用してないので、ティーアップする高さが決めづらく、”てんぷら”したりしました。
●ラフ(野芝):B
ラフは、ファーストカットとセカンドカット、それ以上のところの3段階くらいありました。
芝の密集度はそこそこですが、ところどころに、芝がまばらであまり生えていないところもあり。
ところどころに、芝がまばらなところや、芝が茶色いところがあり、”B”としました。
ファーストカット。→
セカンドカット。→
セカンドカットというか、あまりカットしてない感じです。
まったくカッティングしていないところ。→
このような長く伸ばしているところも、けっこうありました。
ボールがなかなか見つからないばかりか、脱出困難。
ボールが上に乗っかるライにはならず、密集度が高いのでボールが底まで沈むこともありませんでしたが、ほとんど中間くらいの高さでボールが止まる感じのライでした。
サンドウェッジでショットをすると、クラブフェースがボールの下をくぐり、ダルマ落としになってしまい、参りました。
芝がまばらだったところ。→
芝と芝の間は、枯れたように茶色くなっていました。
これも、緑の野芝がまばらで、間が茶色だったところ。→
このような茶色くなったところが、ところどころにあり。
芝があまり伸ばしていないところですが、芝がけっこう茶色かったところ。→
●バンカー:
やや白っぽい色の砂を使用。
砂粒は、やや粗め。
砂が表面だけで少なめところが多く、すぐ下が硬かったです。
砂自体は粗めですが、やわらかく、クラブヘッドが抜けやすいので、ホームランになりやすい感じでした。
◆クラブハウス:A-
外観は、それほど新しい感じはしませんが、そこそこきれい。
横に広いです。
エントランス側からみると1階の平屋ですが、地階があり、コース側からみると2階建て。
エントランシ近くは植栽がしっかり手入れされていて、エントランスの道路部は石畳で、高級感あり。
エントランス上部は、ガラス貼りで外光が入るところがあり、そのまわりは木貼り。
きれいになっていました。
コース側の練習場へ行く途中からみたクラブハウス。→
この角度からみると、ちょっと古い建物っぽくみえました。
1階は、エントランス、フロント、ロビー、売店、ラウンジ、レストラン、パーティールーム、小トイレ、リビングスペース。
地階には、ロッカールーム、風呂、スタート出口。
ロビーにある売店。→
フロントは、この写真の左にありますが、きれいでした。
フロントやロビーの写真は、オフィシャルWEBサイトをご覧ください。
売店の右奥にあるラウンジ。→
けっこう広いスペースですが、入口にロープが張ってありクローズされていました。
商談などに利用する目的のスペースなのかな???
オフィヤルサイトによると、土日祝しかオープンしていないみたい。
レストランに向かう中央通路。→
天井は、こんな感じの間接照明できれい。→
フロントから中央の廊下のような通路の先にあるカウンター。
レストランの手前にあります。
コンペなどの受付をするカウンターみたい。
フロントも、手前の出っ張ったカウンターはありませんが、似た感じ。
カウンターの左に、奥へ続いている通路。→
奥には、パーティールームがあるみたい。
リビングスペース。→
けっこう高級感のあるソファーです。
ここは禁煙エリア。
リビングスペース。→
クラブハウス内は、レストラン、ロッカールームを含めて全面禁煙ですが、ここだけ空気清浄機のような機器が置いてあり、喫煙コーナーでした。
地階へ降りる階段と、その天井。→
天井にはシャンデリアが・・・。
階段の下には、ちょっとした休憩スペース。→
スタート出口近くには、コンペのスコアを集計するためのテーブル。→
地階へ降りて、ロッカールームへの通路の途中にある中庭。→
水がチョロチョロ流れていました。
中庭の反対側には池があり、クラブハウス前(コース側)の池とつながっています。→
ロッカールーム入口。→
コース側からみたクラブハウス。→
柱や壁が、高級感あるレンガ貼りで、きれいです。
ロッカールーム側。→
中央部の外に池があります。
池からは、小さな段の滝となっていて、なかなかいい感じです。
その下は、クリークとなっていて、クリークにはレンガ積みの橋が、かかっていて、ころもシャレています。
クリークには、ちゃんと水が流れていてきれい。→
クリークは、石砂利などが施してあり、自然のクリークみたいにしてあります。→
クリークは、練習グリーンの周囲まで続いています。→
ここは、U字形に蛇行しているところ。
クリークがせっかくあるのに、練習グリーンの周囲を流れているのは、ちょっともったいないです・・・。
どうせなら、コース内のグリーンテ前などに流してほしかった・・・。(^^;
練習グリーンまわりには、クリークの下流は池になっています。→
練習グリーンまわりには、バンカーもあり。→
ただし、ここのバンカーは、バンカー練習禁止。
クリークの先は、水路となって、橋の下へ・・・。
水路は、東コースの方方へ続いています。
このあたりの水は、あまりきれいではなかったですが、水路がトンネルになって続いていて、外国っぽい雰囲気をかもしだしています。
◆ロッカールーム:A+
クラブハウスの地階にあります。
全体的に広く、とてもきれい。
通路部分は広く、各柱のところに半円のような形状のソファーが置いてあります。
天井は、平凡。
照明は、蛍光灯にカバーがかかっているみたいな感じ。
全体的に、ロッカールーム内は暗めです。
床は、ややベージュっぽい色で、フカフカ。
シミや汚れもなく、きれいです。
対面するロッカー間スペースは、やや広め。
長椅子は、クッションがあるタイプ。→
フカフカで、高級感あります。
ロッカールーム奥の方の方には、広くなっているところがりました。→
ロッカールームの奥には、”メンバー専用”ロッカーが通路の奥にあります。→
通路入ってすぐ右には、小さい洗面エリアがありました。→
突き当たりはトイレかな???
メンバー専用ロッカールームは、ロッカーが”コの字”に配置されていて、とても広くスパースがとられていました。
中央部には、フカフカソファーと観葉植物・・・。→
メンバー専用エリアの天井は、こんな感じ。
床のカーペットは、ビジター用と同じです。
◆ロッカー:A-
木製ロッカー。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
扉も中の木も、木が少し安っぽい感じ。
幅、奥行きとも、広めでグッド。
扉の裏に大鏡あり。
メンバー専用ロッカーも、同じタイプでした。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントのすぐ正面前にあります。
◆風呂:B
浴室の広さはそこそこ。
浴槽は中央から奥にかけてにあり、奥(窓側)が半円形になっていて、電球というか、キノコのような形状の浴槽です。
浴槽の縁は、黒っぽい石。
浴槽内は、丸いタイルだったかな?
手前側は、なんと大きな鉄板で今一・・・。(^^;
ジャグジーだったところにフタをしたのか?よくわかりませんが、浴槽の中に鉄板が敷いてあったのは、初めてみました・・・。(^^;
浴室内は、少し暗い感じです。
ジャグジーなし。
サウナなし。
湯加減は、普通でした。
浴室の床は、花崗岩みたいな石。→
きれい。
浴室の天井は、ステンレス。→
汚れはなく、きれいです。
浴室の壁は、長方形の石っぽいタイルみたいなやつを縦に貼り付けてあり、高級感ありきれい。
洗い場のセパレータなし。
各洗い場が浴室周囲に”コの字”に配置されていて、隣りどおしの間隔が隣接しています。
36ホールあるコースなので、人数が多く入ったときに対応できるように、洗い場をたくさん造った感じがあします。
蛇口は、2003年当時はプッシュボタン式で、高級コースにしてはちょっとセコかったのですがが、それはなくなっていました。
シャンプーとコンディショナーは別々タイプ。
脱衣エリアの広さは、そこそこ。
天井は平凡。→
床はゴザっぽいヤツ。
きれいです。
脱衣エリアの壁は、木貼りできれい。→
洗面エリアは、浴室の入口を入って右側と、奥の浴室側にあります。
右側の洗面エリア。→
途中の仕切りが木貼りなので高級感があります。
奥側の洗面エリアは対面式で、洗面台の数はけっこう多い感じ。→
ハブラシあり。
洗面台は、高級感ある石に埋め込みタイプ。→
きれいです。
◆トイレ:B-
クラブハウス内のほかのところはきれいなのに比べると、トイレは今一。
まあきれいにはなっていますが・・・。
スタート出口手前にあるトイレ。→
洗面スペースは、少し広くとられています。
トイレの出入口は、自動ドア。
ドアがあるせいで、クラブハウス内のエアコンが遮断されていて、暑くて最低・・・。(^^;
高級コースにしてはペケ。
高級コースでなくても、トイレがこんなに暑いところはあまりないですが・・・。
床は全面、ちょっと紫色っぽいゴムで、ペケ。
高級感なし。
天井は平凡。
壁は、20センチx10センチくらいの長方形タイルを縦に並べてあり、なんか、ちょっと茶色っぽく黄ばんな感じになっていて、高級感なし。→
もしかしたら、最初からそうゆう色柄なのかもしれませんが・・・!???
また、シールをはがした跡みたいな汚れた部分もありました。→
個室は13コあり、そのうち2つが和式。
個室の数も多いです。
洋式は全ウォシュレット使用。
個室の扉は、安っぽい感じの木で今一。→
個室の外側部分は、高級感ある石できれい。→
個室の仕切り部も、石っぽいヤツ。→
洗面台が、”くの字”状に配列されていて、数は多い感じ。
洗面台は、石っぽいヤツに埋め込みタイプ。
きれいです。
ハブラシあり。→
イソジンあり。
1階フロアにある小トイレ。→
壁は地階トイレと同じ。
トイレエリアの床は、地階と同じゴム。
個室の仕切りは木で、こちらの方は、やや高級感あり。
こちらは、洗面台前だけカーペット敷きでした。
洗面台は、地階と同じタイプ・
きれいです。
こちらにも、ハブラシとイソジンあり。
◆レストラン:
エントランスのあるフロアの1階にありますが、コース側からみるとクラブハウス2階にあります。
そこそこ広くて、きれいです。
天井は間接照明。
外は練習グリーンとその周囲のクリークや池がみえていい景観。
レストランの入口付近にある席。→
中庭がありました。
レストランは、全面禁煙です。
レストランメニューは、全体的に料金が高いです。
「鹿児島産黒豚のロースカツカレー」を注文。→
1900円(税別)。
カツは、そこそこ厚さがあり、味もまあまあでしたが、カレー自体は具がほとんどない業務用カレーみたいな感じで今一でした。
これで1900円は高いです・・・。
仲間が注文した「三味そう麺」:1800円。→
とても上品できれいな盛り付けでした。
そうめんは、3色ありましたが、3口で食べ終えそうなくらい少ない・・・。
生ビール:800円。
プレミアムモルツ?小さめのグラス。
仲間が注文した「かじきまぐろの照り焼きガーリック風味」:1800円。→
ご飯が付いていません。
ライス、パンは別途350円。
そのほか、
グリルサンド:1500円
ビーフカレー:1700円
松花堂弁当:2000円
石焼ビビンパ:2000円
寿司膳:2300円
うな重:3300円。
黒毛和牛のサーロインステーキ:3700円(ライスかパン別)
スタミナ牛カルビ丼:2200円
カルビ冷麺:2000円
ミックスサンド:1000円
など。
すべて税別料金。
◆練習場:
クラブハウスからは、けっこう離れていて、少し遠いです。
16打席。
約250ヤード。
幅はそこそこで、かるい打ち上げ。
人工芝マット。
練習球使用。
24球:500円。
かなり高いといえます。
打席の反対側に、バンカー練習場あり。→
壁みたいになっているところにあります。
バンカー練習場にグリーンは草ボウボウで整備されていませんでした。
◆スタッフの応対:A
応対は、とてもていねいで感じがよかったです。
◆キャディー:A
きっちりと仕事をこなし、余計なことは言わない、いいキャディーでした。
◆料金:
17837円。(千葉ゴルフフェスタ料金、税込、平日、キャディー付、4バッグ)
別途、千葉ゴルフフェスタチャリティーフィー:750円。
全部で18587円。
食事は別途で、料金も高めなので、コストパフォーマンスはよくないです。
オフィシャルWEBサイトによると、通常料金は4バッグのキャディ付で、平日:29100円(消費税別)、土日祝:37100円(消費税別)。
とんでもなく高額です・・・。(^^;
◆特記事項:
マスター室前に、木製ティー、グリーンフォークあり。無料。
レストラン入口で、氷や冷水サービス。
マスター室前に、麦茶のサービスがあり、プレー終了後に出してくれました。
◆アクセス:
千葉外房有料道路・終点の桂ICから約5分。
圏央道:茂原北ICから約5分。
アクアライン金田ICから下道で1時間くらいでした。丸の内倶楽部の前を経由するといいです。
★総合評価:A
全体的にコースコンディションは良く、バンカーが多く、コースレイアウトもまずまずです。
ただ、池がらみのホールが少なすぎるのが残念・・・。
非常に良いコースなのですが、特に印象に残るようなホールがないのが、ちょっともったいない感じ。
料金が安くないコースということを考えると、また行きたいか?というと、もう行かない可能性が高いかな???(^^;
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