2014年11月13日(木)にラウンド。
この「東京湾カントリークラブ」は、1979年オープンのコースで、以前は「東京湾スプリングスカントリー倶楽部」という名称の緑営グループだったコースの1つ。
緑営グループの経営破綻により、その後、アコーディアグループのコースとなっています。
今回、初めて訪れました。
千葉県の立地的に近い場所にあるのに、これまで行っていなかったのです。
このコースの最大のメリットは、アクアラインを利用しやすいゴルファーなら、非常に近いことです。
アクアライン終点の木更津金田ICから、わずか15分。
アクアライン利用する千葉県のゴルフ場の中では、一番近いといえます。
さて、コースですが、設計は、吉崎満雄という、元々、緑営グループの社長だった人で、ゴルフ場設計の専門家ではない人です。
このコースは、長浦コース、久保田コース、蔵波コースの各9ホール、計27ホールあります。
ローテーションは、長浦→久保田→蔵波→長浦。 今回は、久保田→蔵波をプレーしました。
事前に、コースレイアウトをみて、池がらみのホールが多そうで、蔵波のクリークがある1番ホールをプレーしてみたかったので、今回は、この組み合わせを選択してみたのです。
立地的に、コース名称にある”東京湾”にそこそこ近くにあるのですが、近いといっても5キロくらいは離れています。
コースは、それほど標高が高くないので、コース内から東京湾はほとんど見えません。
海の近くには、火力発電所かなにかの巨大煙突が立っているので、海がある方向はわかるのでですが、よほど注意して、コース外の隙間を見ていると、海らしきものがほんのちょっと見えるくらい。
久保田コースは、全体的にやや広めのホールが多く、プレーはしやすい印象でしたが、蔵波コースは、トリッキーなホールがあったり、やや狭いホールが多い印象。
池がらみのホールはけっこうあるのですが、ティーグランドすぐ前に池など、レイアウトに影響がないところにあったり、景観美がいいホールがなかったのは残念。
グリーンは、1グリーン。
小さくはありませんが、それほど巨大というわけでもない感じ。
アンシュレーションは、表面がまんじゅう型がいくつかありましたが、ポテトチップ状のうねりはありません。
残念だったのは、いちばん期待していた蔵波コースの1番。
グリーン左奥からのクリークがティーグランド前の池まで続いているショートホールです。
実際にどうなっていたかというと、ティーグランド前の池は埋めているみたいで工事中。
その上のクリークには、水がなく、ガッカリもいいところ。
グリーン奥には、滝と思われる跡があったので、おそらく、本来は、滝から流れ落ちてきた水が、クリークとなって、流れていたのでしょう。
ちゃんと流れていれば、このコースの名物ホールとなって、きれいなホールだったと思われます。
しかし、現在では、まったくそうなっていないので、期待ハズレもいいところ。
まあ、「アコーディアゴルフグループ」ということを考えると、滝やクリークは、なくなるでしょうね・・・。
滝やクリークを流すには、経費がかなりかかるので、アコーディアでは、やるはずもなく、アコーディアである限りは復活することはないと思われます。
そういえば、数年前に行った、群馬県の「緑野カントリークラブ」も、アコーディアグループになっていて、コース内のクリークの水が全部なかったのを思い出しました。
ほとんどのホールに特設ティーが設置されています。
池の場合プレイング3、OBの場合はプレイング4で、別々に設置してあります。
プレイング3の特設ティーは、プレイング4の特設ティーの50ヤードくらいグリーンから遠くに設置していました。
ローカルルールでは、”特設ティーからプレーすることができる”という、選択可能なルールとなっていました。
コースコンディションは、ティーグランドは人工芝のところがけっこうありペケ。
それ以外も芝があまり生えていなかったりして、あまりいい状態ではありませんでした。
ただ、フェアウェイは、ところどころに雑草が生えていたものの、まずまずでした。
グリーンは、表面が少しデコボコしていましたが、まあまあといったところ。
とはいえ、このコースでプレーする人は、誰1人、ボールマークの修復をしないのでは?と思うくらい、大量の未修復ボールマークがありました。
RYOが各グリーンで5コくらいは修復したものの、それでも全く追いつかないくらいの数・・・。
プレーヤーのマナーの問題ですね・・・。
問題なのは、プレー進行が非常に遅いこと。
この日は、平日だったのですが、ほぼ全ホールで前の組が詰まっていました。
次のホールのティーグランドに行くと、前の組がまだティーグランドにいることがほとんど。
全体的に、ホワイトティーからの距離は長くないですし、それより前方にティーマークを設置してあったこともあり、それほど詰まる要因になるホールはないように思えたのですが・・・。
某ゴルフ予約サイトなどのクチコミには、”詰め込みすぎ”とたくさん書かれていますが、実際には、時期による規定の組数より予約を受け付けていることはないと思われるので、詰め込み過ぎていることはないと思います。
プレー進行が遅い要因は、プレーヤーの中に、初心者がいるのか?プレー進行が遅い組がいるのでしょう。
この日は、前後半とも、ハーフ2時間40分〜50分。
プレー終了後に、マスター室前のスタッフに聞いてみたところ、平日でも、いつもこれくらい詰まるのだとか・・・。(^^;
以前、緑営グループだった、いわゆる「スプリングス」系ゴルフコースには、ほとんど”温泉”がありましたが、アコーディアグループとなってからは、”温泉”はなくなっています。
浴槽の中など、タイルが茶色くなった”温泉”があったなごりが残っています。
この日は、快晴。
手持ちの温湿度計で、気温19℃、湿度31%。
後半から、少し風が強くなりましたが、半袖のポロシャツ1枚でプレーできました。
この日の夕方から、かなりの寒気が入り、急に寒くなりましたが・・・。
以下に記載する距離は、スコアカードに記載されているホワイトティーからの距離。
ティーマークは、半数のホールが、スコアカード記載の距離より前方に設置してあり、そのうち3ホールはレッドティーの距離の位置に設置されていました。
久保田 No.1 □396yard Par 4
かるく左へ曲がっているパー4。
幅は広めです。
朝7時台のスタートだったのですが、このホールは、ちょうど東へ向いていて、モロに逆光で、ティーショットで打ったボールは、まったく見えませんでした・・・。(^^;
ティーグランドから、やや左後方を撮影。
ティーグランド右に池があり、クラブハウスからこのティーグランドにくる間に橋を渡ってきます。
左写真右上がクラブハウス。
クラブハウス下の崖のようなところの一部に、石垣があり、なんか、この池は、”お城のお堀”のようにもみえます。
ここのクラブハウスは、小山の頂上に建ててあるので、もしかしたら、藩主か何かのお城があった一角なのかも???
ネットで調べてみたら、久保田城と蔵波城という、このコース名にも使用されている名称のお城があったようなので、関係あるのかな???
まあ、ちゃんとした城跡なら史跡となっている可能性が高く、ゴルフ場が造成されているとは思えないので、城跡の一角なのかもしれません!?
ティーグランドから、やや右前方を撮影。
池の形状は、長方形っぽく、ゴルフコース内の池としては意味なし。
レイアウト池の水は、泥水色でした。
ティーグランド左前方を撮影。
このホールの左サイドには、ずっと川が流れています。
川といっても、河岸や底がコンクリートで、水深は3センチくらいで、魚は生息できそうにないドブ川。
ところどころに土管からの水が合流しているので、生活排水が流れているような感じ。
ドブ川とはいえ、流れている水自体は、汚くはなかったですが・・・。
この川、このコースのところどころを通っていました。
まあ、ゴルフコースのレイアウトには、景観も何も関係していませんが・・・。
セカンドショット地点付近。
この先は、まっすぐで、少し下っています。
グリーン少し手前が低く、グリーンはやや砲台形。
グリーン左右にバンカーがあります。
グリーン右手前のバンカーは、泥のようなバンカーで、水も溜まっていてドロドロでした・・・。
しかも、底から、パイプのような管が露出・・・。
ちゃんと砂を入れるべきです。
カート道路が、すっとドブ川の左を通っています。
ドブ川の途中には、段差で小滝になっているところあり。
きれいなわけではありませんが・・・。
久保田 No.2 □176yard Par 3
池越えのショトホール。
なのですが、左写真はブルーティーから撮影したもの。
ここからだと210ヤードくらいの距離があり、縦長の池越えとなります。
ホワイトティーは?というと・・・。
左写真左端の、池の左にある長細い通路のようなところに設置してありました・・・。(^^;
池があるのはいいのですが、池の形状、景観とも、まったく良くないのが残念・・・。
池の左の通路。
30メートルくらい、ずっと長い人工芝が貼ってあります。
この日のホワイトティーは、ピンまで138ヤードでした。
ここからでも、やや池越えになりますが、ホール景観は、たいして良くはありません。
グリーンはやや砲台形で、左手前と奥にバンカーがあります。
ここ、どうみても、通路のところに人工芝を貼って、ティーグランドにした感じです。
たしかに、池の後方のティーからだと200ヤード以上あり、難しくはなるとはいえ、ここのティーグランドは、なんかひどい場所にあるといえます。(^^;
ホワイトティーから右を撮影。
池の未時は泥色。
一方、ティーグランド左には、1番ホール左のドブ川が続いています。
グリーン奥から、ティーグランド方向を撮影。
久保田 No.3 □509yard Par 5
右ドッグレッグのパー5。
ティーグランド近くにある、このホールの案内板。
ティーグランドすぐ前に池があり、ティーショットは池越え。
右サイドはOBで、ティーショットの幅はそこそこ。
ホワイトティーから、池の左奥まで180ヤード、右奥まで120ヤードです。
池があるのはいいのですが、景観美はあまりなく、ショットには、それほど影響ありません。
池の先から、ティーグランド方向を撮影。
このホールのティーグランドは、左写真の池の左奥。
池の右奥は、7番(パー3)のグリーンです。
このあたりに、ティーグランドの跡らしきものがあったので、以前は、こちらから右奥のグリーンを狙うホールだったのかも???
実際の7番ティーは、左写真の池の右上にあります。
こちらからの池越えホールの方が、いいホールになりそうなのに、なんかもったいない感じ。
セカンドショット地点付近。
この先から急激に右へ曲がっていて、先がどうなっているのか見えません。
フェアウェイは、右の土手の中腹方向。
セカンドショット地点先付近。
グリーン手前210ヤード地点あたりです。
ここまでくると、ようやくグリーンが見えてきます。
サードショット地点付近。
グリーン手前あたりは、幅が少し狭くなっています。
グリーン手前50ヤード付近。
グリーンすぐ左はOBですが、ネットあり。
グリーン左にバンカーがあります。
この先は上りで、グリーンは、超砲台形。
グリーン奥から撮影。
グリーンは円形で、あまり大きくはありません。
グリーン面は、まんじゅう状でした。
久保田 No.4 □318yard Par 4
右ドッグレッグのパー4。
距離は短めです。
幅はそこそこですが、ちょっと立ちづらかったです。
右はとなりのホールで1ペナ。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは少しうねっています。
左は土手で、右は下は下がる土手で、やや狭くなっていきます。
フェアウェイ右のバンカー。
後方を向いて撮影。
バンカーの砂は、やや白っぽく細かい砂でした。
久保田 No.5 □326yard Par 4
左ドッグレッグのパー4。
距離は短め。
ティーグランドが高台にあり、ティーショットは打ちおろし。
フェアウェイは、左奥方向へ斜めに伸びています。
幅は広め。
ティーグランドとフェアウェイの間に池がありますが、池越えは130ヤードくらい?なので、ほとんど影響ありません。
ただ、池は、左のブッシュの先左奥まで続いているので、左サイドに打つと池に入ります。
また、右やや前方230ヤードくらい打つと、4番ホールまで突き抜けます。
逆に、4番からのボールも多く飛んでくるので危険。
このホールのティーグランドも人工芝でペケ。
ティーグランドから下へ降りると、池の手前はこんな感じ。
周囲が草ボウボウでした。
セカンドショット地点付近から左を撮影。
池の奥まで、けっこう伸びていて、大きな池です。
ただ、この池も、ホール景観を良くしているわけではないのが残念。
池の水は、ややダークグリーン。
水自体はきれいでないです。
セカンドショット地点付近。
グリーンは小さめで、グリーン奥はOB。
グリーン右も、右下へ傾斜しています。
グリーン手前50ヤード付近。
このあたりのフェアウェイは、やや右が低いサイドスロープ。
また、泥が露出していました。
久保田 No.6 □351yard Par 4
左カーブしているパー4。
左はとなりのホールが隣接していて、ネットが張ってあり、右は林(ブッシュ)でOBが浅く、幅が狭いホールです。
左のネットが圧迫感があるので、まっすぐ方向へナイスショットしてしまうと林に入り、すぐOBとなります。
セカンドショット地点付近。
この先はまっすぐ。
やや上っています。
久保田 No.7 □168yard Par 3
池越えのパー3。
ティーーマークが前方に設置してあり、この日はピンまで139ヤード。
ティーグランド左からグリーン手前にかけて池があり、この写真ではよくわかりませんが、池はグリーン右手前まで食い込んでいて、池越えとなります。
ティーグランドに、左の立て札が・・・。
通常、後続の組を打たせない方が、プレー進行が早いことは明白なので、このようなことを書いてあるところは珍しいといえます。
前の組が詰まっている時、後続の組を打たせて、待ち時間を短縮して、イライラ時間を少しでも軽減するという日本特有の進行方法なのです。
このホールにティーグランドに到着すると、案の定、前の組が詰まっていて、ティーショットを打つところでした。
まあ、前の組も2サムだったので、先にホールアウトしてもらいましたが・・・。
このホールのティーグランドも人工芝。
ここは、視界も広く、日当たりが悪いわけではないのに、天然芝にしてもらいたいものです。
ティーグランドから左前方を撮影。
池は大きいのですが、長方形みたいな形で、景観美は良くありません。
このホールは、なんか、池の右横がティーグランドになっていて、ちょっとレイアウト的に、もったいない感じ。
ティーグランドから左を撮影。
左写真の池の奥は、3番ホールのレッドティーです。
グリーン奥から、ティーグランド方向を撮影。
ここからの景観は、悪くはありません。
池の右奥は、3番ホールのフェアウェイで、このホールのティーグランドは、左写真の左端。
次のホールへ行く途中には、このような長いトンネルをカートで通っていきます。
ほかのホールの途中でも、何度かトンレルを通過しました。
久保田 No.8 □383yard Par 4
かるく右は曲がっているパー4。
フェアウェイはしばらく下っていて、幅は狭いです。
右の林の先には池がありますが、ティーグランドから見えません。
狭いので、少し右に出すと、その右の池に入る可能性があります。
セカンドショット地点やや手前付近kら、右前方を撮影。
これが右にある池です。
景観はまったく良くありません。
カート道路と池の間は、少し幅があるので、右に出しても、運がよければ、その間のラフでボールが止まっていることも。
セカンドショット地点手前付近。
この先も、まだしばらく下りです。
グリーン少し手前まで下りで、最後が上り。
グリーンは砲台形です。
グリーン右手前にバンカーあり。
久保田 No.9 □478yard Par 5
やや右カーブのパー5。
このホールは、レッドティーの449ヤードのところにティーマークが設置してありました。
ティーグランドが少し高く、ティーショットはやや打ちおろし。
フェアウェイは、最初が少し上っていて、その先が下り、最後が上っています。
幅は広いです。 ティーグランドすぐ前がブッシュですが、ショットに影響なし。
セカンドショット地点手前付近。
このあたりが盛り上っていて少し高く、この先から下り傾斜。
サードショット地点手前付近。
このあたりまで下りで、この先は、今度は上っています。
グリーン手前100ヤード?付近、フェアウェイ真ん中より少し左に、木が1本立っています。
グリーンすぐ手前から撮影。
奥にクラブハウスが見えます。
蔵波 No.1 □153yard Par 3
蔵波コースは、いきなりスタートホールがパー3です。
ティーグランドが前方に設置してあり、ピンまで135ヤード。
やや打ち上げのパー3。
グリーン左奥からのクリークが、ティーグランド前の池まで続いているホールなのですが、最も残念なホールとなっていました。
グリーン手前と左にかけて、そして右にもバンカーがあり、せっかくの、きれいなホールであったはずのホールが・・・。
このホールのティーグランドも人工芝。
なんか人工芝のところが多いですね・・・。
ティーグランドすぐ前には、久保田コース1番ホールの左を流れていたドブ川が横切っています。
川越えとなりますが、ショットには影響なし。
このホールのレイアウト図には、ティーグランドの少し前に、グリーン奥からのクリークから流れてくる先の池があるはずなのですが、その池は、工事していて、埋めていました・・・。
さらに、せっかくのクリークには、まったく水は流れていません。
クリークは、グリーン左から右へ蛇行して、最後に左へ蛇行し、池まで続いているのですが・・・。
クリークの少し上流も、こんな感じ。
近年、水が流れていた形跡もなく、枯葉がたまっていて、かえって汚くなっています。
クリーク上流には、数段の段差があるので、水が流れていれば、滝だったはずなのに・・・
このあたりは、クリークの底の青いゴムシートが露出していて、汚い水溜り。
さらに上の段も、ゴムシート露出で、水溜りがあり、見るも無残な、汚いクリークと化していたのでした。
グリーン上から撮影。
左写真のピンの左奥あたりには、さらに上部からの滝の跡があったので、おそらくかつては、庭園のようになって、滝が流れ落ちていたと思われます。
グリーン奥の滝、そして、クリークに水が流れていて、途中の滝が流れていれば、このコースで、最も印象に残る、きれいな名物ホールであったはずなのに、まったく台無しとなっています。
池を埋めていることからも、滝やクリークが復活することはなさそうですね・・・。残念・・・。(泣)
蔵波 No.2 □345yard Par 4
かるく左カーブしているパー4。
ティーグランド前が低くなっていますが、その先は上りです。
幅はそこそこ。
セカンドショット手前付近。
この先も上りです。
グリーン手前100ヤードあたりの、フェアウェイ真ん中に、大きな木が立っています。
なんか、同系列の「千葉桜の里ゴルフクラブ(旧:千葉スプリングスカントリークラブ)」にも、似たようなホールがあったような・・・。
コース設計は、どちらも同じなので、こうゆうレイアウトが好きなのかもしれませんね・・・。(^^;
この木の真後ろにボールが止まっていたら、かなり邪魔になります。
グリーン手前60ヤード付近。
グリーン手前にバンカーあり。
蔵波 No.3 □163yard Par 3
やや打ちおろしのパー3。
この日は、ピンまで164ヤード。
グリーンと手前のフェアウェイ(花道)が右手前から左奥方向へ伸びているため、ティーグランドに立つと、左ドッグレッグしている、パー4かパー5のホールに見えます。
ティーグランドの右下には池がありますが、ティーグランドの前まで行かないと見えないし、ショットには影響がない無意味な池でした。
グリーン右手前から撮影。
グリーン手前にはバンカーがあります。
蔵波 No.4 □339yard Par 4
右ドッグレッグのパー4。
途中まで下りで、幅はそこそこ。
ティーグランドから見えませんが、右奥には池があるので、左写真のカート道路方向へ打つと、池に入る可能性があります。
セカンドショット地点手前付近。
右にある池。
フェアウェイはこの池を左からまわりこむように、右へ大きく曲がっています。
池の周囲には、シュロの木が数本立っていて、少しだけ南国風をかもしだしていて、ここからの景観はまずまず。
ここの池も、けっこう大きいです。
池の水はそこそこきれいでした。
池の奥は、次の5番ホール。
セカンドショット地点付近。
この先も上り。
右サイドの山がOB。
グリーン手前100ヤード付近。
このあたりから、さらに上り傾斜がきつくなり、グリーンは超砲台形です。
グリーン上、手前から撮影。
グリーン奥はOBです。
蔵波 No.5 □573yard Par 5
途中、下って上って、また下って上っていて、先が見えないブラインドで、トリッキーなホールです。
しかも、距離が長いホール。
セカンドショットでも、その先が見えなくなっているみたい。
セカンドショット地点に「信号機」があるというのは珍しいです。
ホールはS字形。
左右は土手になっているので、ティーショットでの幅はそこそこです。
ティーグランド右には、大きな池があります。
先ほどの4番ホール右にあった池。
ティーショットは、少し池越えになっていますが、100ヤードくらいで越えるので、ショットには影響ありません。
ティーグランドから右前方を撮影。
池の奥は4番ホール。
セカンドショット地点付近。
このあたりが少し盛り上って高くなっているので、ティーグランドからこの先は見えません。
ここまでくると、ようやく先が少し見えますが、この先に急激な下りがあり、さらに右へ大きく曲がっているので、ここからもグリーンどころか、セカンドショットのランディングエリアも見えないのです。
セカンドショット地点付近の「信号機」はありませんでした。
おそらく、故障して撤去したのだと考えられます。
はっきりいって、”打ち込み”や”打ち込まれ”の危険があるので、「信号機」を再設置すべき。
吹流し地点より、さらに50ヤード先に進むと、ようやく、下りの急傾斜が見えてきます。
フェアウェイは、左写真の右土手の中腹方向へ伸びています。
この先は、ランディングエエリアがみえない上、幅が狭いので、慎重に攻めていく必要があります。
サードショット地点手前付近。
急傾斜のところまで行くと、ようやくグリーンが見えます。
このあたりからよく見えませんが、グリーン右手前は、内側にえぐれていて、池があるので、要注意。
グリーン右手前の池。
この池は、次の6番ホールに出てくる池です。
池の周囲は、池方向へ傾斜しているので、赤杭付近からボールは落ちます。
グリーン手前30ヤード付近。
蔵波 No.6 □301yard Par 4
大きく右ガーブしているパー4。
ティーグランド右から右前方にかけて池があり、フェアウェイは池の左から、右へ曲がっています。
幅は広めです。
距離が短いホールなので、どのルートをどのクラブで打つか?が考えどころ。
池越えの木までは、ホワイトティーから180ヤード。
ドライバーで、その木の方向を狙うか、短いクラブで安全に池の左方向へ刻むか選択が必要。
景観は、まあまあのホールです。
セカンドショット地点かなり手前付近。
ホワイトティーから160ヤード地点あたりです。
セカンドショット地点やや手前付近。
フェアウェイは、右が低いサイドスロープ。
グリーン手前がかなり低くなっていて、グリーンはかなりの砲台形。
グリーン左から撮影。
ここのグリーンもやや小さめです。
蔵波 No.7 □495yard Par 5
右カーブしているパー5。
正面奥がバンク状の土手で、幅はそこそこ。
右サイドのOBが浅いので要注意です。
セカンドショット地点付近。
ホールは、ここから右斜め奥方向へ伸びている形状。
この少し先で、フェアウェイが分断していて、急な下り傾斜になっています。
急傾斜にさしかかったところまでくると、グリーンがよく見えてきます。
左サイドは土手で、フェアウェイは右が低いややサイドスロープ。
左の土手に落とせば、フェアウェイまでボールが落ちてくるので、広く使えます。
サードショット地点付近。
この先は、けっこう上っていて、グリーンは超砲台形です。
グリーン右手前の2つのバンカー、左手前のバンカーがよく効いています。
グリーン右奥から撮影。
グリーンは、けっこう高いところにあります。
蔵波 No.8 □398yard Par 4
左ドッグレッグのパー4。
幅はそこそこですが、右サイドはOB。
ちょっと立ちづらくて、右へ出しやすい感じがしました。
ティーグランドすぐ前は、グラスバンカーですが、かつて、あきらかに池だったところを埋めたのだと思われます。
左サイドは、ドブ川。
セカンドショット地点付近。
この先はストレート。
ゆるやかな上りです。
グリーン手前50ヤード付近。
グリーン左手前にバンカーあり。
蔵波 No.9 □375yard Par 4
右カーブしているパー4。
幅はそこそこですが、右はOB。
ここも少し立ちづらいホールでした。
セカンドショット地点付近。
この先は、まっすぐで、ゆるやかに下っています。
グリーン左右手前にバンカーあり。
◆予約:
メンバーシップコースですが、ネット予約サイトなど、誰でも予約可。
今回は、GDOにて予約。
◆プレー方式:
セルフプレーのみ。
キャディー付のプレーの選択できるか不明。
4人乗り乗用カート使用。
運転式。
ガソリン式で、走行音うるさく、ガソリンくさいです。
メッシュ状シートカバーあり。
ボールピッカー装備。
アコーディアのコースは、カートでフェアウェイ走行できるコースもあるようですが、どこのコースもほとんど走行不可。
この日も、カート道路走行のみでした。
◆コースレイアウト:C
今回プレーした、久保田→蔵波。
蔵波コースは、少し狭いホールやトリッキーなホールがあります。
1番ホールのクリークに水がなくペケ。
久保田コースは、そこそこの広さがあります。
どちらも、池はそこそこあるものの、特におもしろいと思えるようなホールはなく、”C”としました。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。
そのほか、フェアウェイセンターに埋め込みプレートあり。
グリーンセンターまで。
ピンポジション表なし。
ピンフラッグの色で、手前(赤)、真ん中(白)、奥(青)を識別。
簡易コースガイドあり。
カートに積んであります。
IPフラッグ(吹流し)あり。
ホワイトティーから約230ヤード地点。
◆コースコンディション:B
全体的には、まあまあ。
●フェアウェイ(コウライ):B
芝の密集度はそこそこ。
フカフカしているところもありますが、そうでもないところもあり、いろいろ。
芝の状態が良かったところ。→
全体的には、状態はまあまあといったところでした。
ところどころに、少し芝が太めのところがあり。→
これは、芝が少し茶色っぽくなっているだけ。→
もう、11月なので、ところどころ、芝が茶色くなっていきています。→
一部、少し芝があまり生えていないようなところあり。→
ところどころに、雑草あり。→
このような雑草があるところは、少しありました。→
泥が露出していたところも少しあり。→
●グリーン(ベント):B-
芝の密集度は、そこそこ。
エアレーション跡は薄っすら残っているところがありましたが、ほとんどなくなっていました。
しかし、表面は、少しデコボコした感じで、ボールはちょっとポコポコ跳ねる感じの転がり。
芝がハゲていたりしているようなところはありませんでしたが、状態としては今一。
スピードは、マスター室前には、9.0フィートと掲示。
RYOの感覚では、せいぜい8.5フィートといったところ。
下りのラインは、そこそこスピードがあり、9フィートくらいありましたが、上りのラインは8フィートくらい。
表面がボコボコに見えるので、速くは見えないわりには、実際には見た目よりも転がりました。
コンパクションは、やややわらかめ。
ボールマークがしっかり付きます。
なにより、どのグリーンも、未修復ボールマークだらけ。
このコースでプレーする人は、誰1人修復していないのでは?と思うくらいの数がありました。
●ティーグランド(コウライ):D
今回プレーした18ホール中、5ホールくらいで人工芝でペケ。
人工芝でないところは、芝の密集度が低いところが多く、状態はあまりよくありませんでした。
多くが、このような芝の密集度が少なめ。→
芝があまり生えていない感じ。→
一部だけ、少し芝が生えていたところあり。→
久保田→蔵波で、人工芝を使用していたところが4ホール。
ティーが刺さるタイプの人工芝。
下が硬く、長いティーは、奥まで刺さりませんでした。
最近の人工芝はよくできているとはいえ・・・。
4ホールも人工芝なのはペケ。
これを、ティーグランド一面に、貼っているということは、もう、天然芝に戻すことはなさそうです。
●ラフ(コウライ野芝):B
ラフの状態はそこそこ。
芝はあまり長くなく、3センチくらいといったところ。
グリーンまわりに、芝がなく、泥がかなり出ていたところあり。→
一部のグリーンまわりには、このように、状態が悪いところがありました。→
●バンカー:
濃いグレーっぽい色の砂のところと、ややベージュっぽい色の砂を使用ところがあり。
ベッシュっぽい色の砂粒はけっこう細かい砂でした。
ただ、砂の量は少なく、すぐ下は泥のような色の砂。
また、バンカー底の布のようなものが露出しているところも多くあり。
グレーっぽい色の砂のところの一部で、このような泥みたいだったところあり。→
◆クラブハウス:C
エントランス側から見ると、1階が倉庫みたいになっていて3階建て。
コース側からみると2階建てです。
やや横長の建物で、ゴルフ場のクラブハウス風ではなく、窓がある倉庫?みたいにもみえます。
駐車場が低いところにあり、エントランスには上っていくことになります。→
エントランス。→
エントランス上部は、穴が空いているところがあり。→
修理しないのでしょうか???
ほったらかしで、なんか、こうゆう修理には、金をかけない方針のような・・・!?(^^;
エントランスを入り、少し円形のような1階スペースの中央に円形フロントがあります。
そして、そのまわりを売店の商品が囲む感じ。
フロントが中央にあるのは珍しいです。
ロビーの天井は、2階まで吹き抜けで高くなっています。
エントランスを1階とすると、1階は、フロント、売店。
中2階がロッカールーム、風呂、トイレ、スタート出口。
2階は、レストラン、パーティールーム、リビングエリア。
2階のリビングスペース。→
マスター室前で、喫煙している人が数名いたので、館内は禁煙かも?
◆ロッカールーム:C-
ロッカールーム自体が、高級感なし。
ロッカールームのいちばん手前に、上下半々タイプの汚いブリキロッカーが並んでいて、もしかして、これっ!?と思いましたが、このロッカーは”契約ロッカー”で、メンバー用みたい。
でも上下半々タイプで、縦幅が小さいので、ゴルフクラブは入らないし、ゴルフシューズくらいしか入らない感じ。
ロッカー間の間隔も狭いです。
このロッカーの鍵は、アナログの4桁のダイヤルと鍵の併用タイプ。
貴重品ロッカーも同じタイプの鍵でした。
ブリキロッカーエリアの天井。→
平凡で、蛍光灯露出。
このブリキロッカーエリアの先に、普通のロッカールームがあります。
中央通路の床のカーペットも、けっこう汚れていました。
天井は、シミなど汚れがけっこう目立ちます。
照明は、蛍光灯が露出タイプで高級感ゼロ。
壁は壁紙?
少し、めくれていたところあり。
床は、フカフカ感がない安っぽいカーペット。
シミなどの汚れがあり、きれいではないです。
ロッカーエリアの床も、シミが目立ちました。
対面するロッカー間のスペースは、そこそこ。
長椅子は木。
ちょっと安っぽい感じ。
◆ロッカー:B-
木製ロッカー。
新しめできれいでした。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
そこそこきれいにはなっていますが、幅、奥行きとも、やや狭いです。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントの右前にあります。
アナログのダイヤルと鍵の併用式。
◆風呂:B-
浴室内装は、リフォームしたような感じで、壁や床、天井など、そこそこきれいでした。
浴室の広さは、広め。
浴室の天井は木貼り。
汚くはないですが、塗装がハゲているところや、水滴跡のようなのが付いています。
浴室の床は、こんな感じのタイルみたいなヤツ。
きれいです。
柱は、石っぽい感じのタイル?→
浴槽は、扇形。
けっこう広いです。
浴槽の縁と、洗い場の前方下部は、赤っぽい花崗岩のような石。
浴槽内はセンチ四方くらいの少しザラザラした感じのタイル。
浴槽の底のタイルはきれいだったので貼り替えている感じですが、側面はタイルが剥がれていてコンクリートムキだし部分や、以前の温泉だった頃のなごりで、茶色く変色しているところあり。
湯加減は、まあ普通。
ジャグジーなし。
2つの浴槽がありますが、片方は湯が入ってなく、使用していません。
せっかく2つの浴槽があるので、湯加減の違うお湯をはればいいのに・・・。
掃除の手間を省くため、片方しか使用してない感じ。
アコーディアの人件費削減策の一つと思われます。
洗い場のセパレータ:なし。
カランはプッシュ式。
こちら面の洗い場にはカガミなし。
こちらの面の洗い場には、カガミがあります。
シャンプーは、リンスインシャンプー使用。
サウナあり。
平日でしたが、ちゃんと稼動していました。
水風呂あり。
浴室奥に扉があったので、外をみると、下へ降りる階段が・・・。
浴槽の上の方から、外を見てみると、階段の下に、けっこう大きな露天風呂がありました。
しかし、使用してなくて残念・・・。
温泉だった頃には使用していたのでしょう。
温泉でなくても、露天風呂使用すればいいのに・・・。
アコーディアとなっている現在では、露天風呂を再開しそうにないですね・・・。
脱衣エリアの広さは、そこそこ。
天井は平凡。
天井の蛍光灯カバーが割れているちところがあり、ガムテームが貼ってありました・・・。(^^;
脱衣エリア内に、貴重品ロッカーあり。
そのほか、アイスの自販機が置いてありました。
珍しい・・・。
小銭を出してないと購入できませんが・・・。
床は安っぽいカーペット。→
異臭はありませんでした。
天井は平凡。
洗面台は、石っぽい台に埋め込みタイプ。
ハブラシなし。
◆トイレ:D
トイレ自体が古い感じ。
トイレに入ると、ちょっと臭いです。
ハブラシなし。
洗面台は、石っぽい台に埋め込みタイプ。
天井は、こんな感じ。
平凡。
床は全面、ゴム。
高級感ゼロ。
壁は、長方形のタイルで、今一。
トイレエリアの床も全部ゴム。
個室は10コで、1コ使用不能?で用具置き場。
全洋式で全ウォシュレット使用。
各個室自体が狭いです。
内側に開閉扉で、出る時、出づらいほど狭い・・・。
便座シートあり。→
個室の床も、別タイプのゴム。→
個室の仕切りは、昔の古い公衆便所で使用されていたようなコンクリートタイプ。→
◆レストラン:B-
クラブハウス2階にあります。
窓の外は、3コースのどこかの9番グリーンが見えます。
レストラン室内自体は、そこそこきれい。
天井は、こんな感じの照明でした。
禁煙だったか?未確認。
今回は、昼食付プラン。
1300円(税別)のメニューまで追加料金なしですが、追加料金なしの品はわずかでした。
今回は、カジキ鮪のソースかつ丼を注文。
1404円。追加料金料金なし。
味は、そこそこといったところ。
鮪カツは、薄めでした。
友人が注文した、牛ロースステーキ。
肉はオーストラリア産。
1728円。
追加料金:388円。
そのほか、
牛タンの塩焼きセット:1728円。
海鮮丼とつみれ汁:1836円。
チーズイタリアンハンバーグ:1512円。
ヘルシー和膳:1404円。
千葉県産北総豚のルースカツカレー:1512円。
なそ。
◆練習場:あり。
蔵波コース1番ホールの方にあります。
クラブハウスからは、坂を降りた下にあり、少し遠いです。
幅は狭く、上り。
距離は130ヤードくらい。
13打席くらい。
人工芝マット使用。
150ヤード以下のクラブしか使用できないようです。
使用球は未確認。
料金は未確認。
その手前に、アプローチ練習場あり。
◆スタッフの応対:B
フロントスタッフは、まあまあでした。
それ以外のスタッフは、それほどかかわっていないので応対は不明。
到着時のバッグを降ろすスタッフは無愛想な感じがしましたが・・・。
◆料金:
8850円(平日、セルフ、税込、昼食付)
今回は、GDOの2サム割増ナシ、ボール3コ付きのプランを利用。
もらったボールは、タイトリストのVG3でした。
ロッカー代が別途329円(税込)かかります。
ロッカーを使用するか?チェックイン時に聞かれず、フロントに”ロッカー不要の場合は申しつけください”の立て札あり。
ロッカー使用しない場合、何も言わないと自動的にロッカー代が加算されます。
◆特記事項:
清算は、自動清算機。
コース内のトイレだったところ。→
入口がふさがれていて、使用不能。
廃墟となっていました。
◆アクセス:
アクアライン・金田木更津ICから15分。
アクアライン連絡道・袖ヶ浦ICから20分。
アクアラインを利用しやすいゴルファーにとっては、非常に近いです。
アクアラインも800円(ETC搭載車)に据え置き(2014年現在)になっているので、高速料金も格安。
★総合評価:C
コース自体は、それほど悪くありませんが、何度でもプレーしたいと思うような、おもしろいレイアウトのコースでもありません。
ティーグランド以外のコースコンディションは、まずまず。
いつもプレー進行が遅いらしいのが難点ですが、アクアラインを利用すれば、東京や川崎、横浜あたりから、非常に近いというのが最大のメリットといえます。
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