2012年8月22日(水)にラウンド。
「袖ケ浦カンツリークラブ新袖コース」は、いわゆる「名門」と言われるコースの1つになるのかな???
現在でも、ビジターはなかなかプレーできない、敷居の高いコースです。
今でも、コース名は「カンツリークラブ」となっていて、「カントリークラブ」ではありません!
「霞ヶ関」「日光」「鷹の台」などと同様に、昔のゴルフコースの格式?を残している名称となっています。
以前、「袖ヶ浦コース」でラウンドしたことがありますが、この「新袖コース」でのプレーは初めて!
「千葉フェスタ」で、毎年応募してもらっていたのですが、4回くらい抽選にハズレていて、ようやく当選したのでした。
この「新袖コース」は、1965年オープン。
女子プロゴルフトーナメントの「ニチレイレディス」を2010年から開催していて、2012年は6月に開催されました。
設計は、オフィシャルWEBサイトでは「クラブコース委員会」という表記になっていて、ゴルフ場関係者?なのでしょうか???(^^;
コースに到着すると、クラブハウスが、思ったより新しくてきれいでした!
このコースのパンフレットによると、1998年に改築したようです。
さて、コースですが、はっきりいって、たいしたコースではありませんでした!(^^;
コースは、丘陵林間コースといったところで、各ホールは松や杉などの林でセパレートされていますが、意外だったことに、けっこうアップダウンがあるホールがありました。
急カーブしているホールや、急な上り傾斜で、ティーグランドからグリーンが見えないブラインドホールもけっこうあります。
各ホールの幅は、全体的にはそこそこといったところで、狭くはありませんが、広くもありません。
ちょっとボールがそれると、すぐに林の中に入るので、伸び伸びとドライバーでティーショットを打てるホールは少ない印象。
OBの場合、元の場所からの打ち直し。
ただ、全ホールではありませんが、特設ティー(プレイング4)あり、選択可能とのローカルルール。
グリーンはベントグラスの2グリーン。
2つのグリーンは、NEWグリーンとOLDグリーンという名称で、トーナメントで使用しているグリーンは、NEWグリーンとのこと。
OLDグリーンが、元々のベントグリーンで、NEWグリーンは、以前コウライグリーンだったのをベントに貼り替えたもよう。
どちらも、使用しているベント芝の種類(たぶんペンクロスベント)は同じです。
OLDとNEWグリーンは、左右どちらかに決まってなく、ホールによって左右どちらかに振り分けられています。
2つのグリーンは、ほとんどが隣り合わせに隣接しているので、2つのグリーン使用時の距離の差は、スコアカード表記のトータル距離でも、18ホールで124ヤード(NEWグリーンの方がわずかに長い)しかありません。
この日は、OLDグリーン使用。
トーナメントでの使用グリーンはNEWグリーンとのことなので少し残念でしたが、実際にプレーしたみたら、ほとんどのグリーンがすぐとなりにあり、レイアウトとしては大差なかったので、あらためて別途、NEWグリーンでプレーしたいとは思いませんでした。
スコアカードでは、バック、レギュラー、フロント、レディースの4ヶ所のティーマークの距離が記載されています。
OLDグリーン使用時のトータル距離は、バック:6745ヤード、レギュラー:6395ヤード、フロント:6141ヤード、レディース:5610ヤード。
NEWグリーン使用時のトータル距離は、バック:6869ヤード、レギュラー:6519ヤード、フロント:6265ヤード、レディース:5734ヤード。
この日は、INスタートで、レギュラーティーからプレー。
今回、OLDグリーン使用でしたが、18ホール中の6ホールで、フロントティーからの距離の位置、もしくは、その中間にティーマークが設置してあり、今回の実質的なトータル距離は、6300ヤードくらいといったところ。
全体的には、レギュラーティーからのフプレーでも、しっかり距離があるという印象です。
このコースは、キャディー付の歩きのプレーしかなく、INの前半の多少のアップダウン、OUTの前半の、かなりのアップダウンは、猛暑の中の歩きプレーには、けっこうこたえました!(^^;
ただ、ホール間インターバルは、わりあい近くて、アップダウンはなかったのは、助かりました。
コース内にカート道路がないため、その点においてはコース内景観は悪くはしていません。
レイアウトは、2グリーンの古いコースでよくみられる、2つのグリーンが隣接していて、両グリーンの間にバンカーがある!というワンパターンのホールがほとんど。
全体的に、似たようなレイアウト、景観のホールが多いという印象でした。
また、RYOは、あるホールの途中で”デジャヴ”に・・・。
そう!このコースでプレーするのは初めてなのに、以前見たことのあるような光景が、ふと思い浮かんだのでした!(^^;
さらに、不思議なことに、同伴した友人の1人も、別のホールで”デジャヴ”になったと発言!
これにはちょっと驚きましたが、ほかのゴルフコースでもあるような、なんのへんてつもないレイアウト、景観のコースであるということなのでしょう!
多くが砲台形グリーンで、両グリーンとも、グリーン面積は小さい円形で、グリーン表面は、多くのホールが「まんじゅう型」グリーンといった感じです。
微妙に傾斜していて、曲がりそうなラインが曲がらなかったり、曲がらなそうなラインが曲がったりで、パットに苦労しました。
グリーンによっては、芝目がけっこう効いているようなところもあり。
※まんじゅう型グリーン
グリーン面が、”まんじゅう”の表面のように、どこかが盛り上がっていて、左右や手前が奥低くなっているグリーンを、RYOは「まんじゅう型グリーン」と呼称しています。
ナイスオンしたと思っても、そのグリーン面の傾斜によって、グリーンからこぼれてしまうことが多く、2グリーンの古いゴルフ場でよくみられます。
このコースには、池はほとんどなく、4番パー3と、17番パー3のわずか2ホールだけ。
17番の池はまだティーグランドすぐ前方あるのですが、4番の池は、まったく関係ないところにあり、どちらも、ショットにはまったくど影響を与えず、景観美を良くしているわけでもな、あまり意味のない池でした。(^^;
特に印象に残るようようなホールは皆無で、はっきりいって、レイアウトはおもしろくはありません。
ただ、名門というか、高級コースの雰囲気はあるコースなので、けっして悪くはないと思います。
コースコンディションは、全体的には良かったですが、猛暑の影響からか、ところどころの芝が変色していました。
おそらく、水まきが行き届かなかったところが、茶色くなったのだと思われます。
バンカーの砂は、表面だけしかなく、すぐ下が泥のように硬くなっていて最低でした。
クラブハウスは、前述の通り、1998年に改築したようで、とてもきれいでした!
スタッフは、フロントスタッフは、とても応対が良く、感じがよかったです!
キャディーも良く、ほかのスタッフもきちっと挨拶をして、教育が行き届いているといえます。
この日は、AMの気温と湿度が日陰で、32℃、52%、ひなたは、36度、46%。
午後1時頃には、ひなたの気温は48℃。日陰でも39℃でした!(^^;
(RYOが持参した温湿度計で測定)
AMのINコースプレー時は、まだ木陰が多く、風が少しあり、コースのアップダウンが少なめだったのでまだ少しは楽でしたが、PMのOUTコースは、アップダウンがけっこうあり、風の通りが悪いホールが多く、太陽高度も上がったことにより木陰も少なくなり、地獄の暑さでした!(^^;
この日はガラガラ。
昼食時のレストランでは、RYOの組以外に、3組しかいませんでした!(^^;
キャディーに聞いたら、この日は、24組で、この時期の平日にしては、多い方とのこと。
チェックイン時、署名表の「紹介者」の欄のほとんどは、「千葉フェスタ」。
まあ、この猛暑の時期、このコースのメンバーは、ほとんど来ないでしょうから、この日のプレーヤーも、8割以上は「千葉フェスタ」での来場者だと思われます。
「千葉フェスタ」のビジターを入れなかったら、この時期、ほとんど客が来ないのでは?
逆に、そんな時期だから、「千葉フェスタ」に参加して、ビジター客を入れているのでしょうが・・・。(^^;
毎年、「千葉フェスタ」で、このコースでのプレーを応募してもらっていて、4回くらい抽選でハズレていました。
なぜ、毎年ハズレていたのだろうと考えてみたら、おそらく、1日に、このコースで受け入れている組数が少ないのでしょう。
でも、今回やっと当選して、実際にプレーしてみましたが、RYOの好みとはかけ離れた、たいしたコースではなかったので、”なんでこんなに毎年応募してたんだろう?”といったのが感想です。(^^;
まあ、何度もハズレたり、なかなかプレーできないコースというと、”何故か余計にプレーしたくなる!”というのも人間の心理なのですが・・・。(^^;
以下に掲載の距離は、OLDグリーン使用時のスコアカード記載レギュラーティーからのものです。
No.10 □476yard Par 5
かるく左カーブしているパー5。
この日は、462ヤードのフロントティーの位置にティーマークが設定。
幅はそこそこ。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先からけっこう下っています。
サードショット地点手前付近。
この先、今度は上っていて、このあたりからだと上り傾斜のため、グリーンどころかピンフラッグも見えません。
グリーンの方向は、キャディーに確認するしかないです。
サードショット地点付近。
セカンドショットで、上り傾斜を過ぎ、上の段まで運んでいれば、3打目はグリーンが見えるので、狙いやすくなります。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンは小さく、ほやや砲台形です。
←グリーンの左横から見たところ。
No.11 □144yard Par 3
なんのへんてつもないパー3。
この日は、133ヤードのフロントティーの位置にティーマークが設定。
距離は短めのホールです。
ティーグランドとグリーンの間が少しだけ低くなっていますが、高さはだいたい同じくらい。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンはやや砲台形で、2つのグリーンのあいだにバンカーがあります。
No.12 □390yard Par 4
左カーブしているパー4。
この日は、377ヤードのフロントティーの位置にティーマークが設定。
ティーグランドが高く、ティーショットは打ちおろしで、右サイドはOBですが、幅はやや広めです。
ティーグランド前が一番低く、フェアウェイはその先グリーンまで上り。
セカンドショット地点付近。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先も上っています。
このホールのOLDグリーンは右。
グリーンはちょっとだけ砲台形。
2つのグリーンのあいだにバンカーあり。
No.13 □405yard Par 4
ストレートのパー4。
距離はしっかりとあります。
幅はそこそこですが、右はOB。
最初はかるく下り。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先、けっこう上っていて、このあたりからだと、グリーン面は見えず、ピンフラッグの先っぽだけが見えます。
このホールの林は、けっこう松が多かったです。
グリーン手前100ヤード地点付近。
このあたりまでくると、その先は平ら。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンはやや砲台形です。
No.14 □370yard Par 4
ストレートのパー4。
幅はそこそこです。
フェアウェイは下り。
セカンドショット地点付近。
この少し先まで下りで、その先はけっこう上り。
グリーン手前100ヤードくらい?地点左サイド付近。
このホールのOLDグリーンは右で、グリーンは砲台形です。
2つのグリーンのあいだにバンカーあり。
No.15 □372yard Par 4
左カーブしているパー4。
幅はやや広めです。
ティーグランド前が少し低く、その先はゆるやかな上り。
セカンドショット地点手前付近。
この先で、急激に左へカーブしています。
グリーンは、写真中央の木の左。
セカンドショット地点付近。
この先は、比較的平ら。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンは少し砲台形。
ここも2つのグリーン間にバンカーがあります。
No.16 □394yard Par 4
やや右カーブしているパー4。
幅はそこそこ。
途中まで比較的平坦です。
セカンドショット地点付近。
このあたりから、やや下りで、グリーン手前からやや上り。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンは少し砲台形。
2つのグリーン真ん中手前に、横長のバンカーがあります。
No.17 □172yard Par 3
池越えのパー3。
このコースに2つしかない池があるホールの1つです。
池はティーグランドのすぐ前にあり、視覚的プレッシャーはなく、ショットにはまったく影響なし。
せっかくの池ですが、チョロしない限り入らない、レイアウト的にほとんど意味のない池です。
←レディースティーから見た池。
池の周囲に、小さい松の木が植えられていますが、景観美もほとんどありません。
池とグリーンの間に、非常に小さな松の木が1本立っています。
これも、まったく意味なし。
このホールのOLDグリーンは右。
ここも2つのグリーン間にバンカーあり。
No.18 □487yard Par 5
左カーブしているパー5。
この日は、469ヤードのフロントティーの位置にティーマークが設定。
両サイドの木が迫っていて、幅がやや狭いホール。
ティーグランドが右端に設定してあり、立ちづらかったです。
フェアウェイは、比較的フラット。
セカンドショット地点付近。
ちょうどこの左にフェアウェイアバンカーがあります。
この日のティーから約220ヤード地点。
サードショット地点付近。
この先も平坦。
このホールのOLDグリーンは左。
ここも、両グリーン間にバンカーあり。
No.1 □506yard Par 5
ストレートのパー5。
幅はそこそこです。
最初は比較的平坦なのですが、途中から急激な下りになっています。
セカンドショット地点付近。
キャリーでこの傾斜まで飛ばせるロングヒッターであれば、下まで転がり落ちていくので、かなり飛距離がでます。
同伴したロングヒッターの友人の飛距離と100ヤードの差がでていました!(^^;
写真でも下りがわかるので、実際の下り傾斜はかなりのものなのです。
サードショット地点付近。
下りの底あたりです。
下ったと思ったら、今度はかなりの上りで、このあたりからだと、グリーンは見えません。
このホールのOLDグリーンは右。
2つのグリーンのあいだにバンカーあり。
No.2 □340yard Par 4
ストレートのパー4。
1番ホールから折り返し、1番ティーグランド方向へ戻る感じで、並行してレイアウトされています。
幅はそこそこ。
ティーグランドに立つと、まず、ものすごい下り傾斜が目に入ります。
そして、その先の、下った分の上り傾斜がはっきりと見えます。
歩きのラウンドで、この猛暑、これを見ただけでうんざり!(^^;
”これだけ下って、また上るのなら、橋でもかけてほしいよな〜!”と思ったRYOでした!(^^;
歩いてセカンドショット地点まで歩いていく途中の右には、橋がかかっているではありませんか!(笑)
しかし、キャディーの「電動手押しカート」が通るための専用で、プレーヤーが通ることはなかったのでした!(^^;
いくら「電動手押しカート」とはいえ、この急な下りと上り傾斜を移動するのは困難なのでしょう!?(^^;
セカンドショット地点のかなり手前付近。
この先もまだまだ、かなりの下りです。
写真の右フェアウェイバンカー付近がセカンドショット地点。
セカンドショット地点付近。
今度は、ものすごい上り傾斜が待っています。
写真ではよくわかりませんが、かなり急な上りで、はっきりいって、”城攻めホール”といってもいいでしょう!(^^;
※城攻めホール
ものすごい打ち上げで、その頂上にグリーンがある、山のてっぺんにある城を攻めていくようなホールを、RYOは、”城攻め”と呼称しています。山岳コースでよく見られます。
このあたりからは、グリーン面はもちろん見えず、ピンフラッグの先だけしか見えません。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンは、上りに伴う、超砲台形。
←バンカー手前から撮影。
左にあるOLDグリーン手前に横たわっているバンカー。
ここからでも、けっこう高低差があります。
いや〜!それにしても、47度の猛暑の中、このホールの上り坂、ほんとに疲れました!(^^;
No.3 □397yard Par 4
左カーブしているパー4。
幅はそこそこですが、左サイドは下へ傾斜している土手になっていて、その下はOB。
ティーショットで引っ掛けて左の土手下に落とすと、すぐOBまで転がり落ちます。
セカンドショット地点付近まで下り。
セカンドショット地点手前付近。
この先から左へカーブしてます。
少し先で、やや急な下り。
その先はmなだらかの上りです。
このホールのOLDグリーンは右。
No.4 □147yard Par 3
なんのへんてつもないパー3。
ティーグランドとグリーンの間が少し低くなっていて、グリーンの方がティーグランドより、少し高くなっています。
このホールのOLDグリーンは右。
グリーンは砲台形で、2つのグリーン間にバンカーあり。
←レディースティーのティーグランド右前方に、池があります。
水面に水草が浮いているので、写真では、池なのか?よくわかりませんが・・・。
このコースにある池は、17番の池と、このホールの池の2つだけ。
この池は、まったくショットには影響はなく、景観をよくしているわけでもない、17番の池以上に、無意味な池といえます。(^^;
No.5 □353yard Par 4
右カーブしているブラインドのパー4。
幅はそこそこ。
フェアウェイはけっこう上り傾斜で、急に右カーブしているため、その先は見えません。
左サイドが土手で、フェアウェイは右へ下っているサイドスロープなので、ティーショットは土手裾方向が狙い目。 ティーショットは打ち上げとなります。
セカンドショット地点手前付近。
この先から、右へ急カーブしていて、グリーンまで上り。
このホールのOLDグリーンは左。
砲台形グリーンです。
No.6 □169yard Par 3
距離はそこそこあるパー3。
平坦で、なんのへんてつもないホールです。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンは砲台形です。
No.7 □511yard Par 5
だいたいストレートのパー5。
両サイドの木々にセパレートされていて、やや幅が狭いです。
途中まではけっこう平坦。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先で少し下りがあります。
サードショット地点付近。
この先は、概ね平坦です。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンはやや砲台形。
2つのグリーン間にバンカーあり。
No.8 □378yard Par 4
右へ急カーブしているパー4。
この日は、363ヤードのフロントティーの位置にティーマークが設定。
フェアウェイは途中までけっこう上りで、その先で右へ曲がっているブラインドホールです。
幅はそこそこ。
ティーグランドから100ヤード地点付近。
実は、フェアウェイの真ん中に、木が1本立っていました!
ティーグランドからは、奥の林の木々の色と同化してしまっていて、フェアウェイ真ん中の木に、まったく気づきません!(^^;
この木は、キャディに聞いたところ、レギュラティーから、約200ヤード地点付近にあるとのこと。
セカンドショット地点付近。
この先、やや下りです。
このホールのOLDグリーンは左。
グリーンは砲台形で、2つのグリーン間にバンカーあり。
No.9 □384yard Par 4
左カーブしているパー4。
比較的平坦で、幅はやや狭いです。
セカンドショット地点付近。
セカンドショット地点付近。
この先、かるい下りで、グリーン手前が少し低くなっています。
このホールのOLDグリーンは左。
砲台形グリーンです。
←OLDグリーンを左から見たところ。
◆予約:
メンバーシップコースで、 通常は、メンバーの同伴か紹介がないとプレーできず、ビジターの予約はできません。
今回は「千葉フェスタ」を利用して予約、プレー。
ネット予約サイトでは予約不可。
現在でも、なかなかプレーできない敷居の高いコースの1つです。
プレーするには「千葉フェスタ」を利用するか、「JCBゴールド」などのカード会社紹介ならプレーできると思います。
※千葉フェスタ
正式には「ゴルフフェスタCHIBA」という名称で、千葉県ゴルフ協会が主催し、毎年夏期に開催されているゴルフのチャリティーイベント。
千葉県内のほとんどのゴルフ場が参加(一部不参加のゴルフ場あり)していて、通常料金よりも安い料金でプレーでき、料金の一部が千葉県内の福祉団体や東日本大震災の義援金などに活用されています。
なかなかプレーできない、いわゆる”名門”と呼ばれるコースの多くも参加しているため、そのようなゴルフ場でプレーするチャンスでもあります。
ただ、千葉県在住か在勤者しか申し込みができません。
各コースで日ごとのプレー枠があるため、申し込みが多数になった場合は抽選。
また、開催期間は、7月末から9月初の、千葉県が猛暑の時期なので、熱中症にならないよう覚悟してプレーに望む必要があります!(^^;
まあ、もともと、この時期は、千葉県内のゴルフ状は、猛暑のため集客が少なくなるので、集客のための参加でもあるというわけ。
RYOは、千葉県在住の友人に申し込みを頼み、年に1度、猛暑覚悟で、普段なかなかプレーできないゴルフコースを1つずつ踏破しているのでした!(^^;
◆プレー方式:
キャディー付、歩きプレーのみ。
電動手押しカート使用。
◆コースレイアウト:D
意外とアップダウンがあるホールがあり、丘陵林間コースといった感じ。
2グリーンで、グリーン小さく砲台形、隣接している2つのグリーン間にバンカーがあるという、ワンパターンのホールが多く、昔のゴルフ場によくみられるレイアウトで、おもしろくありません。
池は2つだけで、どちらもショットには影響がなく、景観美もよくしていないので、印象に残るホールは皆無。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、150ヤードの植込み小木で表示。グリーンセンターまで。
左グリーン使用時は左の木、右グリーン使用時は右の木でみます。
そのほか、フェアウェイのスプリンクラーヘッドに、両グリーンセンターまでの距離表示あり。→
まあ、距離はキャディーがいるので、聞けばわかります。
この日は、あまりに暑かったこともあって、自分のレーザースコープでほとんど距離測定せず、キャディまかせでした!(^^;
ピンポジション表、コースガイド、IPフラッグ(吹流し)は、ありません。
キャディーに聞けばわかります。
◆コースコンディション:A
全体的には、しっかりとメンテナンスされていて、充分に”A”をつけられます。
●フェアウェイ(コウライ):A
全体的に芝の密集度が高く、いい状態といえます。
ただ、けっこう刈り込んであるせいか?それほどフカフカしているわけではなく、少しフカフカしているくらいでした。
芝の状態が良かったところ。→
芝の密集度もまずまず。→
このような感じのところのほうが、けっこうフカフカでした。→
このように芝が、茶色というか白っぽく変色しているところが、けっこうあり。→
このようなところも、芝がハゲているわけではなく、フカフカしています。
おそらく、この猛暑と雨不足で、水撒きが行き届いてない部分だとと思われます。
なかには、このような、かなりの面積が変色しているところがあったことが、”特A”ではなく、”A”止まりの要因です。→
一部には、こんなところも。→
これは、芝がハゲていて、泥が露出していました。
●グリーン(ベント):A
今回はOLDグリーン。
ほとんどのグリーンは、芝の密集度もよく、いい状態でした。→
ただ、いくつかのグリーンで、芝の隙間の泥が透けて見えたところがあり、”A”としました。→
スピードは、普通くらい。
それほど遅くもなく、速くもなく、RYOの感覚では、8.5フィートくらいといったところ。
ボールの転がりはよかったです。
コンパクションは、やややわらかめ。
ボールマークが少し付くくらいでした。
●ティーグランド(コウライ):特A〜A
芝の密集度が高く、とてもきれいな状態でした。→
●ラフ(コウライ野芝):B
芝の状態としてはまずまずですが、芝の密集度は今一といった感じ。
5センチくらい伸ばしてあるところが多く、けっこうボールがスッポリと沈みました。→
これくらいのところでも、けっこう芝に食われてました!(^^;
後半のラウンド途中で、芝刈り機が入ってきて、ラフの芝をカット。→
後半のホールでは、ラフがやや短くなっていて、そしたら、あまりボールが沈まなくて、それほど打ちづらくなくなったのでした!(^^;
ファーストカット部分。→
フェアウェイとラフの境界部分は、やや芝を刈り込んだファーストカット部分あり。
●バンカー:
やや黒っぽいベージュ色の砂を使用。
表面の砂粒は普通。
砂が表面しかなく、すぐ下が泥のように硬くなっていて最低!
バンスが跳ね返されてしまうくいらいで、砂は5ミリくらいしかない感じ。
もっと砂を入れてもらいたいものです。
◆クラブハウス:B+
そこそこ新しめで、きれいです。
1996年に改築したもよう。
2階建てですが、外観は平たく、横長。
けっこう近代的な建造物といった感じです。
エントランス部の屋根もきれいになっていました。
1階は、フロント、ロビー、リビングススペース、売店、ロッカールーム、風呂、スタート出口。
2階は、レストラン、パーティールーム、リビングスペース。
コース側から見たクラブハウス。→
ことらからみても、けっこうしゃれた感じ。
フロント、ロビー部分は、天井が2階まで吹きぬけで高くなっていて、広々とした空間になっています。
壁や天井が白を基調としていて、とても明るいです。
床は、全面薄いパープル色のカーペット。
ややフカフカできれい。
ロビーがある1階フロアは、けっこう奥(コース側)に広々としたスペースになっていて、コース側の壁全面がガラス。
外光が入るため、内装の白とあわせて、室内ととても明るくしていました。
奥側に、小さなリビングスペース。
(テーブルとソファーが1セット)
クラブハウス内部は、全体的に豪華さはなく、シンプル。
明るく、スッキリとして、すがすがしい雰囲気があります。
ロビーの天井。→
シャンデリアなどの派手な装飾はなし。
2階への階段。→
2階にあるリビングスペース。→
とてもゆったりしていて、きれい。
◆ロッカールーム:B-
ルーム自体の広さはそこそこで、きれいです。
床は、ピンク?っぽい色のカーペット。→
ややフカフカで、きれい。
天井は平凡。→
節電してるのか?設定温度が高くしているみたいで、ちょっと暑かったです。
壁は、たしか壁紙。→
きれいでした。
長椅子は、木製タイプですが平凡。→
対面するロッカー間スペースは、そこそこ。
◆ロッカー:C+
木製タイプ。
きれいですが、扉、中ともちょっと安っぽい感じの木でした。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
幅、奥行きとも、かなり広めなのは使いやすいです。
扉の裏に中鏡あり。
◆貴重品ロッカー:なし。
フロントで、貴重品袋で預けます。
◆風呂:C
きれいにはなっていますが、今一。
浴室の広さは、やや狭い感じ。
洗面エリアが、浴室内の中央部にもあり、余計に狭く感じさせます。
サウナなし。
浴槽は長方形で、それほほど広くはありません。
ジャグジーなし。
それよりも、湯加減が熱くて最低。
43℃くらいはあったでしょう!
はっきりいって、熱くて入れませんでした!
この猛暑の時期に、こんなに熱くして、風呂番は何考えているんだ???
浴槽の縁と、浴槽内の足場台部分は、黒花崗岩でやや高級感あるのに、浴槽内は、20センチ四方くらいの白タイルなのは、安っぽい感じ。
浴槽内白タイルの隙間が、黒っぽく、汚れではないのかもしれませんが、あまりきれいな感じはしませんでした。
浴室の床は、表面がザラザラした感じの黒っぽいタイル。→
浴室奥のガラス面の下半分が”くもりガラス”になっていて、浴槽から外は見えません。
風呂の外、上部に”くもの巣”あり。
浴室の天井は、白ステンレス。→
ところどころ、サビ?カビ?のような、汚れあり。
浴室の壁は、20センチ四方くらいのタイル。→
ちょっと安っぽい感じ。
洗い場の壁タイルの隙間は、けっこう汚れがありペケ。
洗い場のセパレータ:あり。
カラン、シャワーともプッシュ式でペケ。
しかも、シャワーは1プッシュで5秒しか出ず、最低!
名門?と呼ばれているわりには、セコいのね!(^^;
シャンプーとコンディショナーは、別々。
脱衣エリアの広さは、そこそこ。
脱衣置き場は、木製のボックスタイプで、上にバッグが乗せられるタイプ。
脱衣エリアの床はゴザ。→
脱衣エリアの天井は平凡でした。→
脱衣エリアの壁は、塗装でしたが、一部はがれているところあり。→
脱衣エリアの一角にある休憩エリア。→
あまり広くとられていません。
洗面エリアは、きれいにはなっています。
洗面台は、プラスティック台に埋め込みタイプ。
ハブラシなし。
名門?コースでも、ハブラシないのね・・・。(^^;
◆トイレ:C
きれいにはなっていますが、普通といったところ。
ハブラシなし。
プラスチックに埋め込みタイプ。
浴室脱衣エリアのと同じ。
床は、洗面エリア部分だけ、カーペットが敷いてあります。→
壁は、白の壁紙。→
一部、しっかりと貼りついていないようなところあり。
個室は7つで、全洋式、全ウォシュレット。
各個室は、やや狭い感じ。
便座シートあり。
個室の仕切りは、ベニアっぽい安っぽい木。→
天井は平凡。→
トイレエリアの床はゴムで今一。→
2階の小トイレ。→
洗面台などは、1階と同じ。
床は全面ゴム。→
もしかしたら、洗面エリアはカーペットが敷いてあったかも?
天井は平凡。→
壁は塗装?で、一部汚れあり。→
◆レストラン:B+
クラブハウス2階にあります。
明るくて、きれいです。
窓の外は、コース側ですが、たいしていい景色でもありません。
とくに分煙はしていませんが、禁煙席と喫煙席があり。
天井は、少し高めで、きれい。
”名門”と呼ばれているコースは、メニューがけっこう安いところが多いのですが、ここは、ちょっと安いくらいでした。
カレーだけ安かったですが、ほかは、それほど安くはなかったです。
豚ロース生姜焼き:\1365 を注文。→
豚肉は、ちょっと薄めで3枚。
肉の味、味付けとも、普通といったところ。
肉が、付け合せのサラダに乗せてあったせいか?サラダが生温くなっていて、まずくて最低でした。
友人が注文したビーフカレー:\945。→
値段のわりに、味はまずまずだったとのことです。
友人が注文した十割そば:\1260。→
ほか、カツ丼定職:\1680、ハンバーグステーキ:\1470、レバーソテーにんにく焼き:\1575、カニクリームオムレツ:\1475、冷し中華:\1260、生中:\619など。
メニューには、カロリー量が記載されていました。
◆練習場:あり。
クラブハウスから、ちょっと遠いです。
20打席くらい。屋根付。
人工芝マット使用。
その前方に天然芝の打席がありますが、クローズ。
おそらく、トーナメントの時だけプロに使用させるのでしょう。
いちばん右端打席の正面に大鏡あり。
約230ヤード。
両サイドに木があり、幅は狭いです。
打席が少しだけ高く、かるーい打ちおろし。
コインではなく、直接練習場の小屋でサイン。
1ケース(20球?):\252。
◆スタッフの応対:A
フロントスタッフの応対は、非常にていねいでグッドでした。
ほかのフタッフも、きちんと挨拶をし、教育が行き届いています。
◆キャディー:A
きちっと仕事をこなし、非常に感じもよく、グッドでした。
◆料金:
13840円(千葉フェスタ料金。夏季、平日、キャディ付、千葉フェスタチャリティー費込み、税込)。
明細には、キャディフィーは(\3423+キャディー厚生費:\1260)となっていて、キャディフィーが\4683(4バッグ)。→高い!(^^;
◆特記事項:
ドレスコードは、ショートパンツにはハイソックス着用など、けっこううるさいです。
また、コース内やレストランでの携帯電話使用は禁止など。
ロビー売店のペットボトル:\252。
◆アクセス:
東金道路:高田ICから約15〜20分。
京葉道路:貝塚ICから約30分でした。
★総合評価:B-
コースレイアウトは、2グリーンで、ワンパターン、印象に残るホールはなく、おもしろくありません。
おそらく、RYOはもう2度と訪問することはないので、”D”としたいところですが、”名門”と呼ばれるだけあって、コースコンディションは良く、他のコースとの比較で、”B-”としました。
もちろん、好みもあるでしょうが、アメリカンタイプのコースを好むRYOにとっては、つまらないレイアウトのコースで残念でした。
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