2013年8月29日(木)にラウンド。
毎年、夏期恒例の「千葉ゴルフフェスタ」を利用して、今年は、「千葉カントリークラブ梅郷コース」へ行ってきました。
1960年オープンで、1962年に日本オープンも開催されたことがある、いわゆる”名門”と言われているコース。
ちなみに、2014年の日本オープンは、このコースでの開催が決定しているようです。
このコースのオフィシャルWEBサイトによると、コース設計:安田幸吉、改修:大久保昌。
ワングリーン化は、川田太三が手がけているみたい。
コースは、比較的フラットな林間コース。
実際には、フェアウェイは真っ平らではなく、多少の上りや下り傾斜があります。
ただ、茨城県の「水海道カントリークラブ」のうような、真っ平らではないというだけで、左足下がり、左足上がりのライなどが、気になるほどの傾斜ではありません。
各ホールは、松や杉などの林でセパレートされています。
外周には、竹林もありました。
幅は、広めのホールは3ホールくらいで、そのほかは、そこそこか、やや狭めといった感じ。
ティーショットが少しそれると、林の中に入ります。
林の中は、野芝が生えているところが多いですが、ベアグランドのところもあり。
林があるのでOBまでボールが行くようなことはなく、ロストボールにも、ほとんどなりませんが、林に入ると出すだけになるので、1ペナ以上は確定。
以前は2グリーンのコースでしたが、1グリーンのコースに改造されています。
2004年に1グリーンになったようです。
本グリーンとサブグリーンのうち、本グリーンの面積を少し大きくし、サブグリーンを撤去したようなのですが、撤去されたグリーン跡の無駄なスペースがわからないように改造されているので、最初から1グリーンのコースであるかのように見えます。
また、グリーン周囲は、グニャグニャ形のバンカー形状なので、新たに造ったバンカーだと思われます。
グリーンは、ほとんど砲台形。
バンカーでがっちりと囲まれていて、どのホールも、よく効いています。
ただ、ほとんどのホールのバンカーは、砲台形グリーン右手前と左手前にあり、グリーン手前からの景観は、どのホールも非常によく似ているといえます。
グリーンは、1グリーン化したにしては、グリーン面積は小さくありません。
それほど巨大というほどではないものの、そこそこ大きいです。
グリーン面は、ポテトチップ状のうねりのあるグリーンではないですが、一定方向だけの傾斜ではありません。
見た目ではよくわからないような小さな起伏が多いので、ラインを読むのは、非常に難しいといえます。
池は、あることはあるのですが、レイアウトにかかわっている池は3つで、いずれもあまり印象に残らないような池でした。
10番ホールのフェアウェイ右と17番グリーン右手前と、2番グリーン左手前の3つ。
ただ、コースがフラットなので、遠くからはあまり見えず、視覚的プレッシャーはなく、景観美もなし。
17番ホールの池は、少しは効いてはいますが、2番の池はあまり効いていません。
そのほか、8番グリーンと9番ティーの間にも、2つの池があります。
その池は小さいですが、輪郭は流線型で、枕木で縁取られていて、見栄えがします。水は汚かったですが・・・。
しかし、8番グリーンと9番ティーの間にあるので、まったくショットに影響なく、景観美もなく、無意味な場所にある池なのです。
そんな池は、レイアウト的に”ないに等しい”といえます。
オフィシャルWEBサイトの全体レイアウト図では、10番ホールの池はフェアウェイを横切っていて、2番のグリーン手前と17番グリーン右にも、小さな池が描かれているのですが、実際には存在しませんでした。
グーグルマップの航空写真をみてみたら、10番フェアウェイを横切っていた池を埋め立て工事中の写真だったので、近年、撤去されたみたい。
どうして、そうゆうことするんでしょうかね〜!?
来年「日本オープン」を開催することが関係しているのかもしれません。
ドッグレッグホールや、カーブしているホールはあるものの、ティーグランドから眺める景観は、どのホールもそっくり。
グリーンの形状やグリーンまわりも、どこも似ている印象です。
せっかく1グリーンに改造されていて、バンカー形状などはアメリカンタイプっぽくなっているのに、ワクワクするような、名物ホールが1つもないのは残念・・・。
8番ホールは、直角に近い角度で急激に右ドッグレッグしていて、レギュラーティーから打つと、200ヤードくらいで林まで付き抜けます。
そのため、ドライバーでティーショットできないホールで、ちょっと今一。
チャンピオンシップティーからでも、230ヤードくらいで突き抜けるので、プロゴルファーでも、ティーショットを刻むようです。
コースコンディションは、さすがに、プレー料金が高く、”名門”と呼ばれているだけあって、とても良いです。
このゴルフコースの周囲は、国道16号などの道路が通っているので、道路に隣接するホールでは、ダンプなどの車の騒音がするので、けっこううるさいといえます。
そのほか、高圧線の鉄塔がすぐ近くにあるところもあり、上空を電線が横切り、景観を損ねているといえます。
まあ、ほんとに、市街地にあるコースなので、仕方ないところですが・・・。
このコースは、ティーマーク、チャンピオンシップ(ゴールド)、バック(ブラック)、レギュラー(ブルー)、フロント(ホワイト)、レディース(レッド)が5ヶ所あります。
今回は、レギュラー(ブルー)からプレー。
10番スタートでした。
レギュラーからのトータリ距離は、6374ヤード。
ティーマークは、12番だけバックティーの距離の位置でしたが、ほかはスコアカードの通りの距離の位置の設置してあり、約6400ヤードと、しっかりと距離があります。
さらに、フェアウェイがフカフカしていることもあり、ランがあまりでないので、それ以上に距離が長く感じました。
全体的に、INは、やや狭めのホールが多く、OUTの方が、やや幅が広めのホールが多くてプレーしやすい印象。
この日は、晴ときどき曇り→晴。
この前日までは、カラっとしていたのですが、この日は湿度が上がり、ムッとする気候に。
さらに、気温もあがり、無風で、かなり暑かったです。
スタート時、マスター室前の温湿度計では、AM8時頃の時点で気温33℃、湿度54%。
プレー終了後のPM3:30頃の気温は35℃、湿度42%。
最後の2ホールだけ(15時頃)、少し風がでてきたので、楽になりました。
以下に記載の距離は、スコアカード記載のレギュラーティーからのものです。
ちなみに、レディース用のスコアカードは、別になっていました。
No.10 □389yard Par 4
だいたいストレートですが、最後にかるーく右カーブしているパー4。
グリーン手前が少し低くなっていますが、それまではほとんどフラット。
幅は広めで、フェアウェイ右にバンカーがあります。
フェアウェイ右の池は、ティーグランドから全く見えないので、視覚的プレッシャーはなし。
セカンドショット地点手前付近。
池の左あたりが、やや低くなっています。
従来からあった池を埋めたせいでしょう。
フェアウェイ左にはバンカーがあります。
←フェアウェイ右の池。
フラットな地形にあるので、あまり見えず、池の水は汚く、景観美はありません。
セカンドショット地点付近。
グリーンは砲台形で、左と右手前にバンカーがあります。
No.11 □345yard Par 4
ストレートのパー4。
右の松林が、壁のように迫っていて、やや狭い感じです。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、だいたいフラットですが、かるーく上ってから、ほんの少し下り。
フェアウェイ左にバンカーあり。
グリーンは砲台形で、グリーン右手前に2つ、左手前に1つバンカー。
左奥にも1つあります。
No.12 □347yard Par 4
ストレートのパー4。
両サイドが林で、やや狭いです。
左はOB。
フェアウェイ左に、フェアウェイバンカーあり。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは途中まで、かるい下りで、その先が少し盛り上ったところがあります。
グリーンのやや左手前から撮影。
グリーンは砲台形。
グリーン左手前と右手前にバンカーがあります。
No.13 □159yard Par 3
13番は、パー3。
グリーン手前が少し低く、グリーンは砲台形。
このホールも、グリーン右手前にバンカーが2つ、左手前に1つあります。
右サイドがすぐ道路で、うるさいです。
No.14 □513yard Par 5
大きく左カーブしているパー5。
左サイドには、大きな杉の木があり、右は松や竹林。
幅はそこそこです。
セカンドショット地点付近。
カーブを曲がったとこあたり。
この少し手前の左のラフ(カーブのコーナー)に、木が1本立っています。
サードショット地点付近。
ヴリーン手前50ヤード付近右にフェアウェイバンカー、グリーン左右手前にバンカーがあり、グリーンは砲台形。
No.15 □369yard Par 4
右カーブのパー4。
かるーく下っていて、幅はそこそこ。
ただ、レギュラーティーから170ヤードあたりのフェアウェイ真ん中に、松の木が1本立っています。
真ん中に木が立っているレイアウトは、はっきりいって邪魔なので、RYOは好きではない、昔のゴルフ場&設計家に、よくみられる手法。
セカンドショット地点付近。
カーブのコーナーあたり。
フェアウェイ右にバンカー。
真ん中の木があるあたりは平らで、その先グリーン手前まではやや下りです。
グリーンは砲台形で、グリーン左右手前にバンカーあり。
No.16 □178yard Par 3
16番は、やや距離があるパー3。
この日は、ピンまで172ヤード。
ティーとグリーンの間が少しだけ低く、グリーンはやや砲台形。
グリーンの左手前と右にバンカーがあり、よく効いています。
左奥にもバンカーあり。
No.17 □361yard Par 4
直角に近い角度で右へ急激にドッグレッグしているパー4。
レギュラーティーから、正面林まで200ヤードで突き抜けるので、ティーショットでドライバーを使えないホール。
右コーナーにフェアウェイバンカーがあり、バンカー越えは、レギュラーティーからキャリーで180ヤード。
右サイドの樹木は、壁のように迫っていて、幅はやや狭めです。
急激に右へ曲がっているため、奥まで突き抜けずに180ヤード以上打たないと、、右の林が邪魔になり、セカンドショットでグリーンを狙えないばかりか、グリーンが見えません。
ティーショットをベストポジションに打っても、セカンドショットで180ヤードくらいは残り、やや左へ打ってしった場合は200ヤード以上残るので、ちょっと今一なレイアウトといえます。
←ドッグレッグのコーナーやや手前付近。
ここから右へ急カーブしています。
レイアップする距離が短すぎて、これより手前になってしまうと、2オンは狙えず、レイアップを余儀なくさせられます。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先からかるく下り。
グリーン手前50ヤード付近の右に池があり、セカンドショットで2オンを狙っていく際は、やや効いています。
グリーンはやや砲台形で、グリーン左手前と右、奥にバンカーあり。
←右にある池。
以前、サブグリーンがあったところを池にしたのだと推測。
フェアウェイ側の縁には、枕木で固めてありますが、景観美はほとんどなし。
池の水は汚かったですが、よく見ると、メダカのような小魚がいました。
No.18 □519yard Par 5
右カーブしているパー5。
幅はそこそこ。
かるーく上って、そのあと下っていますが、ほとんどフラットです。
セカンドショット地点付近。
この先右へカーブ。
フェアウェイバンカーはありません。
←セカンドショット地点とサードショット地点の間くらいの右の林の中には、10番フェアウェイ右にあったのと同じ池。
このホールでは、ほとんど影響なく、池があることさえ、あまりわからないでしょう。
サードショット地点付近。
グリーン手前からかるく上りで、グリーンは砲台形。
グリーン右手前と左手前にバンカーがあります。
フィニッシングホールの18番にしては、なんのへんてつもないホールといえます。
No.1 □363yard Par 4
ストレートのパー4。
幅は広めでフラット。
このコースで、幅が最も広いと思います。
左右にフェアウェイバンカーあり。
セカンドショット地点付近。
グリーンは、やや砲台形で、グリーン左右手前にバンカーあり。
←このホールのフェアウェイの左半分は、芝がけっこうハゲているエリアがあり、芝を貼り替えたのか?白線で囲ってあって、アンダーリペア(修理地)となっていました。
No.2 □470yard Par 5
右カーブしているパー5。
幅はそこそこ。
フェアウェイ右にバンカーがあり、バンカーを越えるのはレギュラーティーからキャリーで230ヤード。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイはグリーンの少し手前が、やや低くなっていますが、あとはだいたい平坦です。
サードショット地点付近。
グリーンの左手前に池があります。
ここも、以前、サブグリーンがあったあたりを池にしたのだと推測します。
←グリーンの左手前の池。
池は少し縦長。
パー5なので、2オン狙いしない場合は、この池は、あまり効いていない印象です。
No.3 □190yard Par 3
距離が長いパー3。
グリーン手前まで、かるーく下りですが、距離がしっかりあるホール。
バンカーはグリーン左手前と左に2つ、グリーン右手前に小さな松の木が3本あります。
木は小さく、グリーンから30ヤードくらいは手前にあるので、よほどショートしなければ、これらの木はあまり影響なし。
グリーンは、けっこう高さのある砲台形。
このグリーンに右の、以前サブグリーンがあったと思われるエリアには、木が数本植えられていて、無駄なスペースを感じさせなくなっていました。
No.4 □378yard Par 4
右へ急カーブしているパー4。
右のコーナーにフェアウェイバンカーあり、その手前に木が立っています。
幅は広めで、フェアウェイは、だいたいフラット。
セカンドショット地点手前付近。
この先で、急激に右カーブしています。
セカンドショット地点付近。
曲がってからの方が距離が長い感じ。
グリーン左手前から左にバンカーが2つ、右に1つあり、グリーンはやや砲台形です。
No.5 □363yard Par 4
右カーブしているパー4。
幅はそこそこですが、右サイドの樹木が迫っていて、右はやや狭め。
このホールもほとんどフラットです。
セカンドショット地点付近。
グリーン右手前にバンカーがあり、その手前に、木が数本植えてあります。
たぶん、以前サブグリーンがあったあたりだと思われます。
グリーン左にもバンカーあり。
No.6 □539yard Par 5
ストレートのパー5。
両側の樹木が迫っていて、幅はやや狭めです。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先までかるーく下り。
サードショット地点付近。
グリーン手前80ヤード付近左にバンカーがあります。
おそらく、ここも以前サブグリーンがあったところだと推測。
グリーン手前がやや低く、グリーンは砲台形。
グリーン右手前から右にかけて、2つのバンカーあり。
バンカー周辺は、芝がハゲていてボコボコしているエリアがあり、修理地。
ほかのホールでも、バンカーの周囲が、こんなふううになているところがありました。
No.7 □149yard Par 3
このコースで、いちばん距離が短いパー3。
この日は、ピンまで145ヤード。
ティーグランドから見ると、グリーン手前に泥バンカー?みたいなのが見えます。
グリーン手前から右にかけて、大きなバンカーがあるのですが、バンカーの奥側が泥が露出していて、工事中になっていました。
バンカーの縁と、バンカーとグリーンの間の芝の貼り替え工事みたいな感じ。
グリーンは、やや砲台形で、グリーン左にもバンカーがあります。
そのため、バンカー全体に白線が囲ってあり、このバンカー全体がアンダーリペア(修理地)となっていて、バンカーに入ったボールはノーペナで外から打てるとのこと。
仲間の1人が、ここに入って、外からアプローチしていました。
今回は、こんな工事中のところがあり、ペケ。
No.8 □389yard Par 4
ほんの少し左カーブのパー4。
幅はそこそこですが、左右にフェアウェイバンカーがあります。
レギュラーティーから、左バンカーまで180ヤード、右バンカーまで220ヤード。
ティーグランドからの写真、撮影し忘れ・・・。
でも、ティーグランドからの景観は、ほかのホールとほとんどいっしょなので、写真なくても変わりませんが・・・。(^^;
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、グリーン手前までわずかに下っています。
驚いたのは、プレー中に、派手な服装の女性が、フェアウェイを横切ったのです。
フォアキャディ?いや、でもコーススタッフにしては、やけに派手。
キャディに聞いてみたら、なんと一般人が通行するのだとか・・・。
←この8番ホールを横切っているこの道は公道で、一般人が通行でき、夕方近くになると、ジョギングや犬の散歩の人が、多く通過するそうです。(^^;
ゴルフ場が、この道の買収ができなかったとのこと。
この公道は6番も横切っているみたい。
通行人の方が優先なので、ゴルファーは通過するまで待たないといけないみたい。
グリーン手前が低く、グリーンは砲台形。
グリーン右から右にかけて、大小4つのバンカーがあり、よく効いています。
グリーン左奥にも小さなバンカーがあり。
←8番グリーンと、9番ティーの間にある池。
奥側にも、池がもう1つあります。
池の縁を、せっかく枕木で装飾しているのに、まったく意味のない場所にある池なのです。
グリーン手前とかに配置すればいいのに・・・。
No.9 □353yard Par 4
ストレートのパー4。
幅はそこそこ。
フェアウェイは、グリーン手前が少し低くなっているくらいで、あとはだいたいフラット。
右サイドにフェアウェイバンカーがあります。
セカンドショット地点手前付近、左サイドから撮影。
左のラフに、大きな木が1本立っています。
セカンドショット地点付近。
右のフェアウェイバンカーの中に木が立っていました。
グリーンは砲台形で、グリーン左右手前にバンカーがあります。
左奥にもバンカーあり。
◆予約:
メンバーシップコースなので、メンバーの同伴か紹介がないとプレーできません。
ネット予約サイトなどでは、扱いなし。
ただ、オフィシャルWEBサイトによると(2013年8月時点)、月曜に「特別営業日」があり、休場日に一般開放しているようです。
今回は、「千葉ゴルフフェスタ2013」を利用して予約してプレー。
「特別営業日」は、キャディなし、手引きカート、昼食付、現金のみですが、こんな「特別営業日」があるの知っていたら、こっちを利用した方が安かった・・・。(^^;
ただ、「特別営業日」は、かなり日にちが限定されていますが・・・。
※「千葉ゴルフフェスタ」とは、千葉県在住か在勤の人が申し込み(抽選)できる、夏季の暑い時期(7月末〜9月1週)だけ、千葉県のほとんどのゴルフ場が参加しているチャリティーイベント。
猛暑のシーズンなので、普段ビジターでは予約できないようなコースでも、やや安い料金でプレーできます。
メンバーがプレーしにこないため、1日に数組、一般に開放しているのです。
◆プレー方式:
キャディー付、歩きプレーのみ。
4バッグ電動手押しカート使用。
※70歳以上の人、歩行困難な人向けに、キャディフィーと別に1台8400円(税別)で、5人乗り乗用カートの貸し出しあり。
◆コースレイアウト:B-
以前2グリーンだったことを感じさせないくらい、見事に1グリーンに改造されています。
ほとんどのグリーンは砲台形で、バンカーがよく効いていて、2グリーンのコースよりレイアウトはいいといえます。
距離はしっかりある林間コースですが、全体的に幅が広めのホールは少なく、どのホールもよく似た景観なので、”B-”としました。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、木に巣箱があり、100、150、200ヤードの表示。
そのほか、フェアウェイセンターに、埋め込みプレートあり。→
小さいので、あまり見つかりませんが・・・。
いずれも、グリーンセンターまで。
キャディーがいるので、聞けばすみます。
ピンポジション表なし。
キャディーに確認しましょう。
コースガイドなし。
IPフラッグ(吹流し)なし。
◆コースコンディション:A+
全体的に状態は良く、”A+”としました。
●フェアウェイ(コウライ):A+
全体的に、芝の密集度が高く、フカフカで、とても良い状態といえます。→
雑草は、ほとんどありません。
ほんの一部、ちょっと芝が茶色っぽくなっているところはありました。→
1番ホールのフェアウェイのかなりのエリアに、芝が少しハゲていて修理地にしていたところあり。→
貼り替えたばかりで、まだ芝付きが完了していないのかもしれません。
フェアウェイの状態としては、”特A”にしてもよいところなのですが、このようなところがあったので、今回は、”A+”としました。
●グリーン(ベント):A+
「ペンA-1」という種類のベントグラスを使用しているようです。
芝の密集度は高く、状態は良かったです。
ボールの転がりは良く、スムース。
”特A”にしたいところですが、グリーンに、ボールマーク後で、芝が枯れていたり、泥状になっているところが目立ち、今回は、”A+”としました。→
練習グリーン前に掲示。→
スピードは、9.1フィートと掲示されていましたが、実際には、それほどのスピードはなく、9フィートといったスピードは全然なく、RYOの感覚では、8フィートといったところでした。
下りのラインのスピードは、そこそこはありましたが、それほど速くはなく、上りのラインはかなり重かたtです。
コンパクションは、やや、やわらかめ。
ボールマークは、しっかり少し付きます。
そのため、未修復ボールマークもたくさん残っていて、RYOは、各ホールで自分で付けたもの以外に3つは、修復しました。
●ティーグランド(コウライ):特A
芝の密集度は高く、申し分なく、”特A”としました。
●ラフ(野芝):A
ラフは、ファーストカットとセカンドカット、サードカットと、3段階くらいありました。
フェアウェイに近いところがファーストカットで、芝は短め。
芝の密集度は高く、きれいです。→
ファーストカットの部分や、グリーン近くのラフの一部は、コウライ芝のところもあり。
その外側はセカンドカット。→
芝は3センチくらいで、芝の密集度はそこそこ。
サードカット。→
さらに外側は、5センチ近くあります。
雑草は、ほとんどありませんでした。
バンカー周辺など、芝がハゲていて、修理地になっているところがあったので、今回は、”A”としました。
●バンカー:
やや白っぽい色の砂を使用。
砂粒は細かくもなく、粗くもなく、そこそこ。
砂が白っぽいのは表面だけで、すぐ下はグレー。
内部は、やや硬めで、バンスが跳ねる感じです。→
◆クラブハウス:C
クラブハウスの外観、形状は、かなり古く、年代を感じさせます。
瓦屋根で、壁は白壁の2階建て。
屋根の下部分の外壁の塗装がはがれているところもあり、外壁は、やや汚れあり。
エントランスの上部は、けっこうきれいにはなっていました。
エントランス前など、その周囲の植栽は、しっかり手入れされていました。→
コース側から見たクラブハウス。→
練習グリーン付近には、昔のゴルフ場でよくみられる、旗を掲揚する棒が立っていました。
コース側から見たクラブハウス。→
2階にはテラスのようなところがあり、外に2階への階段あり。
これも、昔のゴルフ場のクラブハウスによく見られる形状。
1階がエントランス、フロント、ロビー、ロッカールーム、トイレ、売店、スタート出口。
2階がレストラン、リビングエリア、パーティールーム。
クラブハウス内は、リフォームされていて、きれいです。
ロビースペースなど、フロアは、狭め。
フロント。→
クラブハウス内は全面禁煙。
2013年8月1日から、そうなったみたい。
入口から奥を撮影。→
写真奥がスタート出口で、左にロッカールームがあります。
床は、全面、柄入りのカーペット。
ややフカフカタイプ。
天井は、ちょっとレトロな雰囲気がする照明でした。→
1階の売店。→
売店スペースは、こじんまりしていて、すっきりしています。
2階への階段。→
2階のレストラン奥にあるリビングエリア。→
テレビや、囲碁将棋、雑誌、新聞などあり。
2階リビングエリアの床は、こんな柄のカーペット。→
1階スタート出口の手前には、自販機あり。→
ペットボトル200円、缶150円。
まあまあ良心的価格。
◆ロッカールーム:C
ルーム自体はあまり広くはありません。
古いですが、リフォームしてあり、きれいにはなっています。
中央部は、ロッカー間の隙間があり、通れるようになっています。→
対面するロッカー間スペースは、やや狭め。
長椅子は、奥側(窓側)にしかなく、手前側は丸椅子が1コだけ。
長椅子は、安っぽい人工皮製のクッションタイプ。→
木製の丸椅子。→
手前側のロッカーが割り当てられた場合、丸椅子1コしかないので、かなり使いづらくペケ。
ほかのお客もいた場合は、椅子が使用できないので最悪。
こちらにも長椅子を導入してもらいたいものです。
ロッカールームのいちばん奥側。→
壁際にもロッカーがあり、ここは、さらに幅が狭いです。
壁は、コンクリートに白ペンキ塗装。
一部汚れあり。→
天井も、コンクリートに塗装で平凡。→
蛍光灯はムキ出しダイプで、高級感なし。
蛍光灯は、ちょっとオレンジ色っぽい暖色のものでした。
床は全面カーペット。→
フカフカ。
新しいものに替えたみたいで、きれいです。
カーペットの一部は、なんか飲み物をこぼしたみたいな汚れあり。→
そのほま壁際には、何かがれれたような変色していたところもありました。→
ロッカールームの窓。→
窓枠は、けっこう古さを感じさせます。
ロッカールーム奥には、”リネン室”の入口みたいでしたが、その扉の形状が古く、塗装がハゲしていて、古いクラブハウスがそのまま残っていました。→
ロッカールームの右通路の壁側に、こんなオレンジ色の長椅子あり。→
何かと思ったら、「レスキューベンチ」と書いてあり、病人を搬送できるストレッチャーになるベンチみたい。
古いメンバーシップコースなので、、高齢のメンバーが多く、緊急のばあいの救急対策が、とられているもの思われます。
ロッカールームの手前には、「ロッカー室2」と書かれた部屋がありました。
こちらは、かなり狭いスペースでしたが、ロッカーやカーペットは同じものでした。
メンバー専用なのかな?
◆ロッカー:特A
木製ロッカーで、新しくきれいです。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
新しいものに取り替えたばかりみたい。
新しいだけでなく、外観、内部とも、高級感がある感じの木材で、 幅、奥行きとも広めで、申し分なし。
棚が、上に1つ、下にも2段あり、
扉の裏には、大鏡あり。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントのすぐ左前にあります。
カードホルダーに付いている、「ICスティック」をかざすタイプ。→
◆風呂:C
リフォームしてあるので、きれいです。
中央に洗い場がある昔の銭湯タイプで、古さを感じさせます。
浴室は狭め。
外は、特に庭園になっているわけではなく、景観は今二。
サウナなし。
浴槽は長方形で、浴室の奥にあり、浴槽が大浴槽と小浴槽(ジャグジー)2つに分かれています。
浴槽の縁や中は、花崗岩のような石できれい。→
大浴槽の湯加減は、熱めでペケ。
小浴槽は、ジャグジー槽。→
ジャグジーはちゃんと稼動していました。
こちらの浴槽は、大浴槽より少しぬるめだったので、まだよかったです。
浴室の壁は、細長い縦タイルと、20x15センチくらいの長方形白タイル。→
ちょっと汚れあるところあり。
浴室の床は石状の高級感あるタイプで、とてもきれい。→
浴室の天井はステンレス。→
少し汚れあり。
洗い場のセパレータなし。
となりとかなり隣接していて今一。
カランは、プッシュ式。
洗い場の椅子と桶は、ヒノキ。
すでに、ヒノキの香りはしませんが・・・。
椅子はかなり低く、座りづらいです。
ただ、中央洗い場横に、高さの高い椅子が少しだけ置いてありました。
シャンプーとコンディショナーは、別々タイプ。
容器に「資生堂」のマークがついていましたが、業務用の安っぽいタイプみたいな感じでした。
立ちシャワーエリアは、「リンスインシャンプー」。
脱衣エリアは、やや狭め。
低い棚の上下にカゴが並んでいますが、隣がかなり隣接しています。
使用時は、かなりの人で混雑していて、隣接しているため、ごった返し上体でした・・・。
脱衣エリアの天井は、コンクリートに白ペンキで平凡。→
壁は、ザラザラ壁。→
床は、ゴザ状タイプ。→
洗面エリア前と、浴室入口手前だけ、カーペットみたいなヤツ。→
洗面台は、安っぽいプラスチック台に埋め込みタイプ。
ハブラシなし。
”名門”と呼ばれるコースにしては、ハブラシがないとは・・・。(^^;
◆トイレ:D
きれいにはなっていますが、古さを感じさせます。
トイレの入口は、左右の扉が、インとアウトに分かれていて、イン側の扉を押して開閉タイプ。
珍しいです・・・。(^^;
やや狭めで、高級感はなし。
天井は平凡。→
壁は、細長いタイルを縦に敷き詰めてあります。→
個室は5つで、全洋式、全ウォシュレット。
仕切りは、安っぽい木のパーティションですが、コゲ茶色で、少しでも高級感を出そうとしている感じ。
各個室には、緊急用の呼び出しボタンあり。
これも、高齢者対策を万全にしていることをうかがわせます。
トイレエリアの床は、全面ゴムで今一。→
ゴム臭くはないです。
洗面エリアも狭め。
ハブラシなし。
イソジンあり。
洗面エリアの中央部だけ、カーペット。→
洗面台は、安っぽいプラスチック台に埋め込みタイプ。→
◆レストラン:B〜C
クラブハウス2階にあります。
レストランはきれい。
天井部が、なんか、ちょっと昭和初期?明治時代?っぽい感じのレトロ風?な雰囲気です。
レストランは全面禁煙。(クラブハウス内全面禁煙)
喫煙は、外のテラス。
窓の外は、テラスがあり、外へ降りる階段あり。→
昔のゴルフ場のクラブハウスでよく見られるタイプ。
外の景観は、練習グリーンが見えるくらいで、あまりよくはないです。
今回、そば定食:1260円を注文。
もりそばに、小丼付き。カツ丼を選択。
味は、まあ普通でした。
そばは、うどんにもでき、暖かいのも選択可。
小丼は、カツ丼のほか、鉄火丼、天丼、豚丼も選べます。
友人が注文した、鰻重:2625円。→
美味しそうでしたが、やはりちょっと高い・・・。
ほか、
スタミナ定食:1470円、ビーフカレー:945円など。
生中(一番搾り):683円。
”名門”と呼ばれているコースなので、料金は、やや安め。
麦茶のサービスあり。→
◆練習場:
クラブハウスから近いです。
だいたいフラットで、幅はそこそこ。
距離は310ヤード。
24打席くらい。
人工芝マット使用。
人工芝マットの打席の前に、天然芝もありますが、通常は使用できません。
ただ、オフィシャルサイトによると、夏季の日曜のみ、天然芝の打席を使用できるようです。
コース球使用。
練習場でサイン。
25球で200円。
打席の後方には、大鏡あり。→
アプローチ&バンカー練習場あり。→
無料。
グリーンやバンカーがあり、最長で100ヤードくらい打てます。
人がいなければですが・・・。
アプローチ練習場のグリーンは、ちゃんとカッティングされていて、グリーン以外の芝も手入れされていました。
◆スタッフの応対:A
スタッフの応対は、非常に良かったです。
到着時の出迎えスタッフ、フロント、レストランなど応対はグッド。
クラブハウス内のスタッフも、しっかりと挨拶をして、感じが良いです。
そのほか、事前に電話で、ドレスコード(夏期のショートパンツとソックスのこと)を確認したのですが、とても感じ良い応対でした。
◆キャディー:A
とても、明るく、感じがよく、的確に仕事をこなし、よけいなことは言わず、申し分ありませんでした。
◆料金:
今回は、「千葉ゴルフフェスタ」利用で、15270円(8月の平日、キャディー付、税込)。
別途、「千葉ゴルフフェスタ」のチェリティ料金が1組3000円。(今回3人だったので、1人1000円)
通常はこの時期(8月の平日)でも、22500円。
オンシーズンの平日は、24500円。
オンシーズン、オフシーズンとも、土日祝は、33645円。
都心から近く、通常はもっと高額ではありますが、やはり、この猛暑時期んも平日料金としては安くはありません。
通常料金が高いことと、近い分の交通費が節約できることを考えれば、まあ、こんなもんでしょうか。
今回、仲間の1人が急に来れなくなってしまい、3人になってしまいましたが、キャディー付だというのに、3バッグ割増がなかったのでは、とても良心的といえます。
◆特記事項:
駐車場には、屋根付あり。→
◆アクセス:
常磐道柏ICから約15分なので、都心から近いです。
カーナビだと、流山ICから直結する「流山有料道路・松戸野田線」経由で検索されました。
流山ICで降りると必ず、この有料道路に直結していて100円とられるようです。
三郷→流山ICまでが350円で、プラス100円で、計450円。
三郷→柏ICまでが、500円なので、どちらで降りても、料金は、50円違うだけ。
時間的には、それほど変わらないと思います。
ただ、夕方、平日、休日とも、三郷料金所手前から渋滞していて、さらに、その先小菅まで渋滞しているので、早めに出発しないと時間かかります。
このゴルフコースから、国道16号まで1キロくらい?なのですが、16号に出るための信号が、国道優先のため、すぐに赤に変わってしまい、1度の青信号で16号には入れるのが数台なので、少しの距離なのに渋滞していいて最悪。
国道16号に出るのに、15分かかりました。(^^;(行きは、5分かからなかった距離なのに・・・。
自宅から行きは1時間だったのに、帰りの常磐道、首都高の渋滞で、2時間半もかかったのは最悪でした・・・。(^^;
★総合評価:A
林間コースで、似たような景観のホールが多いですが、コースコンディションは良く、1グリーンになっているので、”A”としました。
ただ、ワクワクするような、印象に残る名物ホールが1つもないのは残念。
都内から近いですが、いわゆる”名門”と呼ばれているコースだけに、料金は安くはないです。
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