2001年5月27日ラウンド。 いや〜!なにはともわれ、 とにかく、すごいクラブハウスでした!(^^ 噂によると総工費2000億だとか??(^^; 実際に行ってみたら、それくらいかかってもおかしくクラブハウスで仰天!(^^; RYOが今までラウンドした210コースの中でも、一番、金をかけて建設しているなぁー!という印象! 超バブリーです。 まず、コースの入り口に到着すると、ゲートの奥には、”なんだこりゃー!”と思わせるほどの広さのクラブハウス前の敷地。 その中の莫大な量の植え込みは、きれいに手入れされています。 そして、その奥のクラブハウスは、まるでお城! クラブハウス正面の植え込み郡を取り囲むように、両サイドには、クラブハウスから万里の長城のような通路が延びています。 すっごい!!(^^; クラブハウス内に入ると、これがまたすごい! 入った瞬間、木のいい香りがしてきます。 木材を多く使用していて、重厚な雰囲気のロビー。 フロントの奥がガラス張りになっています。 ガラスの向こうには、長細い中庭に噴水、草花が咲き乱れています。 おー!と、絶句!(^^ フロントで少し待ち時間があったとしても、フロント奥の景色を見れば、心がなごむようになっているようです!(^^ クラブハウスの中は、吹き抜けになっていて、B1(コース側から見ると1階)にチャペルがありました。 (この日の昼には、ほんとに結婚式が行われていて、ゴルフコースにきたのに、少し異様な雰囲気!(^^;) フロントのフロアにあるトイレは、トイレの部屋自体が完全な個室になっています。 その個室の中に、それぞれ洗面所とトイレがあるのです。 ロッカールームもきれいで素晴らしく、申し分ありません。 3階はホテルになっています。 コース側から見たクラブハウスがまたすごい! ハウス前に大きな池があり、横にでかい!! 全体がすごいだけに、ちょっとした、屋根や壁の汚れみたいなところが目立ってしましました。 それにしても、ハウス内で迷子になってしまう?ようなくらい、すごいクラブハウスでした。 一見の価値はあります!(^^ 中でも一番気に入ったのは、お風呂です! ひさびさに特Aをつけられるお風呂に感激!!(^^ 温泉でないのに、RYOが特Aランクをつけられる風呂は初めてです。 どんな風呂かというと・・・。 浴室に入ると、なんとも、いい香りだ漂ってきます! そう、ここの風呂は檜(ひのき)風呂なのです!(^^ 浴室内の床が全面、檜。さらに、浴槽の縁から中も、全部が檜で、感動もの!(^^ ほかのコースでも檜風呂のところは、いくつかありましたが、壁の一部であったり、浴槽の縁だけだったり、風呂桶や椅子が檜を使用しているくらいでした(このくらいだと、それほど檜の香りがしないのです!)が、ここまで、完璧な檜風呂は初めてでした!(^^ 最近のほとんどの風呂の浴槽は石やタイルなので、この浴槽の中の木の肌ざわり(すべすべ感)もなんともいえません! さらに、この完全な檜の浴槽に入っているお湯は、檜のいい香りがするのです!(^^ 奥飛騨の山の中の風呂を感じさせる(なんか、そんな雰囲気がイメージされたのです!(^^) なんともなつかしいような香り。 お湯にしみついている感じがして、ほんとに、身も心もリラックスできます!(^^ 檜の香りには、リラクゼーション効果があると言われていますが、まさに、それを体感することができるのです!(^^ そして、なんか、奥の景色がよく見えるなぁー!と思ったら、浴室の奥全面が、オープンになっています。 (奥全面のガラスが完全に開くようになっている) 露天風呂とはいえませんが、半露天。 景色自体は、練習場の奥の方?なのか、あまりよくはないですが、その奥には、森が見えるし、心地よい空気がはいってきて、気持ちいいです。 湯加減も、そんな熱くなく、温まったら、少し風にあたりさましてから、またはいる!というのには最適!(^^ ただ、風呂桶や椅子は、プラスチック製で、なんか、この風呂には合いません!もったいないです。 檜を使用していれば、完璧なのですが・・・。(^^; それから、脱衣所の洗面器には、なんと、竹が敷いてあります。 これも、なんか、なつかしさが沸いてきて、井上陽水の”少年時代”という曲が、思わず思い浮かんできました!(^^ いやー!でも何度でもはいりたくなるような、素晴らしい風呂でした!(^^ さて、クラブハウスの内容はさておき、肝心のコースについてのレポートにしましょう!(^^; コースは、少し山あいにありますが、ほんの少しのアップダウンがある程度で、概ねフラットな丘陵コース。 各ホールの横幅が非常に広く、のびのびとしたショットを打つことができるプレーしやすいコースです。 レギュラーティーからプレーしました。 スコアカードでは、レギュラーティーが6318yとなっていましたが、この日は、多くのホールでティーマークを前に設定してあり、実際は6000yくらいといったところだったでしょうか。 横幅も広いので、比較的にやさしく感じられました。 途中、コース内にクリークや滝が流れていたりしているところもあり、非常にきれいです。 フェアウェイの真中に木が立っているホールもあり、レイアウトはまあまあ。 印象に残るホールは、15番、18番。 15番ロングホールは、レギュラーティーから、220yくらいのところにクリークが横切っていて、越えるにはキャリーで230〜240yくらいが必要。 クリーク奥から右サイドは、グリーン横まで、クリークからつながった大きな池、クリーク左奥には滝があります。 ティーショットでのクラブ選択を考えさせられます。 ドライバーで打つと、いいショットをすれば、クリークは越えるかもれませんが、左へ少し引っ掛けた場合、滝のある池があるので、RYOは、ほとんど使用したことのない3Wを使ったら、大失敗してしまいました!(大天プラ!)(^^; こんなことなら、クリークに入れてもいいから、最初からドライバーで、打てばよかった!(^^; でも、アイアンでティーショットするのが正解かな?という感じです。 18番ミドルホール(422y)は、ティーグランドが左サイドにあり、左サイドにある林が気になります。 右サイドは広いですが、あまり右に逃げると、つま先あがりのライやクロスバンカー。 グリーン手前80yくらいのところには、池がせりだしていて、グリーン右から奥は池。手前はバンカーになっています。 距離があるので、フェアウェイセンターに250yくらいのティーショットを打たないと2オンは難しい!といった感じで、ティショットの距離が足りなかったり、左右に逃げると、セカンドはレイアップすることが必要になりそうなホール。 グリーン奥には、巨大なクラブハウスが見え、池に囲まれているグリーン。 景観が見事であり、一番難しいホールに感じました。 グリーンはベントのワングリーン。 フェアウェイはコウライ、ラフは野芝。 ティーグランドは、よく見なかったのですが、コウライかな? バンカーはグレーの砂で、少し重いタイプ。 コースコンディションは、おおむね良かったです。 フェアウェイは、すっかり緑色になっていて、フカフカでとても打ちやすく、薄いところはあまりありませんでした。 ラフは、5センチくらい伸びていて、スッポリ入っても、上に浮いていても、どちらの場合もちょっとクセものでした!(^^; ティーグランドは、きれいなホールが多かったですが、一部のホールで、ディボットだらけのところや、ハゲているところに、ティーマークをきってありました。 グリーンのメンテナンスはよいのですが、芝の葉が少し大きめのベントで、スピードは若干遅め。 傾斜の割には!キレない!といったところで、難しくはないという印象。 ボールマークを修復していないところが多く残念。必ず5コくらいは修復しました!(^^; プレーヤーがしっかり直してもらいたいものです。 また、メタルスパイク禁止にはしていないので、スパイクマークもあり残念。 せっかくメンテナンスがいいので、メタルスパイクは禁止にした方がいいと思いました。 この日は、50組くらい入っているらしく、(なんと平日も40組くらい入っているらしい!)けっこう、詰まっていました。 スタート時間は、20分遅れ。 前半はハーフ2時間半。後半ハーフは3時間かかりました!(^^; これだけの組が入っていて、この日のレギュラーティー設定で、これだけ渋滞するとなると、ティーマーク設定を、前にせざるをえない!と納得しましたが、少なくとも、レギュラーティーをスコアカード通りに設定してくれればいいのに・・・という気がしました。 この日の混みようでは、バックティーからはプレーさせてくれないかな?? 昨年までは、ビジターはメンバー紹介がないとプレーできず、料金も¥28000(休日)くらいだったのですが、現在は、料金が下がり、ビジターのみで予約できるようになったことにより、多くのプレーヤーが来場しているような気がします。 バブル時は、多くが接待として利用していたコースだと予想されますが、これだけのクラブハウスは、維持費だけでも莫大な費用がかかりそうなので、バブルがはじけ、接待ゴルフが少なくなった今、料金を下げてでも、客をいれないことには、やっていけないのでしょう。 この料金(今回は¥18000)になったことで、若年層が多く来場していました。 しかし、低料金&ビジターOKにすると、コース自体(コースコンディション)が荒れていく傾向があるだけに、このコースは、そうならないよう願っています。 従業員の応対もすばらしく、挨拶など、完璧でした。 帰るときには、キャディーバッグを積む順番まで聞いてくれて、積み込みまでしてくれ、見送りの挨拶。 高級ホテル並です。
◆プレー方式: キャディー付、セルフプレーの選択制。 4人乗り乗用カート(ガソリン式)使用。 カート道路のみ走行可。 今回はセルフプレー。 ◆コースレイアウト:B 池、クリーク、滝など、きれいな景観のホールもあり、まずまずです。 ただ、今回はレギュラーティーがスコアカードより前に設置しているホールが多く、距離が短く、巨大な池越えは、池越えにほとんあどならなかったりして、もの足りない印象もあります。 少なくともスコアカード通り(6318y)のティーマークを設置すれば、難易度もあがり、Aをつけてもいい思います。 バックティーは、かなり後ろにあったので、そこでやれば、かなりの難易度のコースになりそう。 ◆距離表示: フェアウェイの片側に100、150、200yの杭。 若干、甘めのところがあったような気がしますが、だいたい合っていたと思います。 距離表示はグリーンセンターまでで、その日のピンポジションはカートについています。 セルフプレーでしたが、カートにコースレイアウト図は積んでいなかったので、 マスター室に聞いたら、 B5サイズよりひ とまわり小さいくらいのコースレイアウト図を渡してくれました。 ◆コースコンディション:A 全体的には、まずまずといえます。 ●フェアウェイ(コウライ):A 全体的にフカフカしていてGOOD。 ディボットもしっかり目土されていました。 薄いところやハゲているところは、ほとんどなし。 ●グリーン(ベント):A コンディションとしては、非常にいいです。 少し大きい葉のベント使用のため、やや遅め。 ●ティーグランド(コウライ?):B きれいなティーグランドが多かったですが、 一部、ディボットだらけのところなど、荒れたティーグランド使用があり、Bとしました。 ●ラフ(野芝):B 5センチくらい伸びていて、ベアグランドや薄いところは少なく、まあまあ。 ◆クラブハウス:特A とにかく、クラブハウスはすごいです! ◆ロッカールーム:A きれいで、GOOD。床はもちろんカーペット。 ◆ロッカー:A 木製ロッカー使用。 幅、奥行き、申し分なし。 カードホルダーのキーで開閉タイプ。 ◆貴重品ロッカー:あり。 数が少なく満杯になり、フロントで貴重品袋。 ◆トイレ:A 1F(フロントのあるフロア)のトイレは、個室になっています。 その個室の中に、それぞれ洗面所とトイレがあるのです。 もちろんすべてウォシュレット。 ◆風呂:特A 完全な檜風呂。 浴室の床全面、浴槽すべてが檜です。 お湯にまで、檜の香りがしみつき、最高です!(^^ 浴室の奥全面が開閉できるようになっていて、半露天! 浴室の床はすべるので、注意しましょう! ほかが檜であるだけに、風呂桶、椅子がプラスチックなのはもったいない! これらも檜なら完璧なのに・・! 湯加減:ちょうどよく、まずまず。 洗い場のセパレータなし。 サウナあり。 ジャグジーなし。 ハブラシあり。 ◆レストラン:B レストラン自体はきれい。景観もGOOD。 ビーフカレー:¥1300 肉も小さく少し、味は缶詰っぽく、今一。失敗!(^^; ほかに、自家製コロッケ定食、牛焼肉丼などがありました。 生中(500ml):¥700。 生ビ−ルは、400、350、250mlと、細かく分かれています。 250mlは¥500。 ◆料金: ¥18000(日曜、セルフプレー) ◆従業員の応対:特A 非常にていねい、サービス、挨拶もよく、高級ホテル並。 ◆アクセス: 東北道:矢板ICから20分くらい。
★総合評価:A クラブハウスは申し分なく、檜風呂がなによりも気に入りました!(^^ コースは広く、レイアウトはまあまあ、コースコンディションもよく、気持ちよくプレーできます。 ただ、この日のティーマークがスコアカードよりも前位置に設置してあり、距離の短いホールが多くなったため、多少やさ しいコースセッティングになりすぎた気がして、 物足りなく感じたのでAとしました。 少なくとも、スコアカードの距離位置にティーマークが設定されていれば、 特Aをつけてもいいコースでした!(^^ しかし、この料金であれば、充分に満足できるでしょう! 是非、また行きたいコースです!(^^