2015年5月1日(金)にラウンド。
初めて訪れました。
このコースは、「市川造園グループ」のコースで、GDOや楽天GORAといったネット予約サイトでの取り扱いがなく、RYOも、これまであまり知らないコースだったのですが、1グリーンのコースで、ビジターでも普通にプレー可能なコースだったので、今回行ったみたのでした。
1993年オープンで、比較的新しめ。
設計は市川造園。
コースは、1グリーンの丘陵コース。
多くのホールが、山あいに段々畑状に造成されていますが、全体的に、幅はそれほど狭くはなく、広めのホールがけっこうあります。
特にINは、広いホールが多くなっていました。
クラブハウス前にある巨大な池が、ホールのレイアウトとは、ほとんど無関係なのは、かなりもったいないといえます。
シグネチャーホールは、17番パー3。
グリーン周囲が池に囲まれているホール。
グリーンが大きく、その周囲にラフやバンカーもあり、島全体がかなり大きいので、”浮島”にはなっていますが、”アイランドグリーン”とはいえないような感じ。
この日は、距離が115ヤード。やや打ち下ろしで、実質110ヤード程度。
印象に残り、きれいなホールではありますが、この距離では視覚的プレッシャーにもならず、ワクワク感もなし。
こんなに距離を短い設定にするのは考え物です。
そのほか、右に池がある13番パー3もきれい。
池の左に、ビーチバンカー(実際にはビーチバンカーになっていませんが)風のバンカーがあり、きれいなのですが、この日の距離は132ヤード。
ティーグランドは池より左にあるので、池は、まったくノープレッシャーでした。
全体的に、バンカーは、そこそこあるものの、あまり入りそうにないところに配置されているバンカーが多く、距離が短いこともあり、ほとんど効いていませんでした。
特設ティーは、一部のホールにあるくらいで、ほとんどのホールには設置されていませんでした。
グリーンは、1グリーンで巨大。
ポテトチップ状のようなうねりのあるグリーンは9番くらいで、そのほか、マウンドがあるグリーンがあったものの、それほどうねりはなく、一定方向の傾斜がある感じのグリーンが多い印象。
スコアカードや、オフィシャルサイトでは、レギュラーティーからのトータル距離は、6449ヤードと記載されています。
しかし、実際に設置されているホワイトティーは、フロントティー相当の距離のところでした。
ブルーティーが、スコアカードのレギュラーティーの距離に設置されていたので、途中で(ほかの組についていた)キャディーに確認してみたところ、ホワイトティーがレギュラーティーなのだとか。
スコアカードには、「フロントティー」の距離記載はなく、カートに積んであるコースガイドとオフィシャルサイドには、「フロントティー」の記載あり。
ホワイトティー(フロントティー)からのトータル距離は、(オフィシャルサイトによると)5954ヤード。
実際には、ほとんどのホールで、オフィシャルサイト記載の「フロントティー」の距離よりも、さらに前方に「ホワイトティー」が設置されているホールもあったので、トータル距離は5700ヤードくらいといったところでした。
パー4のほとんどが300ヤード前後、パー3は130ヤード以下で、全体的に幅が広めのホールが多く、バンカーや池もほとんど効いてないため、このトータル距離だと、かなりやさしいといえるでしょう。
キャディに確認したところ、ブルーティーからのプレーは、マスター室への申請が必要とのこと。
それにしても、レギュラーティーをこんなに短い距離に設定しているのに、ブルーティーからのプレーができないとは、ちょっといかががなものか???
ちょっと客を舐めていると言わざるをえません。
それにもかかわらず、プレー時間が非常に遅いというのはどうゆうことなのでしょうか???
初心者プレーヤーが多いのでしょうか?
このコースのWEBサイトなどでトータル距離が長いので、チャレンジしたい!と思い予約する人もいるでしょうに・・・。
それなのに、レギュラーティーからの距離が、そこそこ長いと思って、このコースに訪れると、実際にプレーできるホワイトティーは、かなり短いので、”距離詐称詐欺”と言ってもいいでしょう。
もし、このコースでプレーしようと思っている方は、トータル距離に、だまされないように注意しましょう。
コースコンディションは、全体的にまあまあ。
フェアウェイは、フカフカしているところも多かったですが、あまりフカフカしてないところもあり。
ところどころに、野芝のところや、野芝が混入しているところがあるのは残念。
グリーンの芝は、芝の密集度が高く、状態としては良かったです。
ただ、スピードは遅く、上りは転がらない状態。
クラブハウス前には、巨大な池があります。
「ボート乗り場」と書いてある看板があり、船着場のようになっています。
1番と10番ホールのティーグランドは、この巨大池の奥にあり、キャディに聞いたところ、以前は、ボートで池を渡り、ティーグランドまで運んでいたとのこと。
ただかなり前に、ボートは撤廃してみたいです。
巨大池の奥にある大滝の水は、流れていません。→
キャディーに聞くと、1時間に1度くらいは流しているとのことですが、結局、この日は流さなかったみたい・・・。
プレー終了後にも聞くと、このとのころ雨が降っていないので水が不足しているから!との言い訳をしていませしたが、実際にどれだけ流しているのか?疑問です。
滝が流れるところには、苔や草が生えていることからも、水を流したとしても、豪快に水を流すわけではなく、チョロチョロ程度の水量であることが予想されまますが・・・。(^^;
そのほか、オフィシャルサイトのコース全体レイアウト図には、2番グリーン前や3番ティーグランド前など、クリークが描かれているので、このゴルフ場オープン当初は、おそらく、クリークが流れていたのでしょう。
現在(2015年)では、クリークだったところが埋められたり、クリークが残っているところでも水は流れていません。 クリークは、完全に水を流してなく、今後も流すような気配はありませんでした。
クリークの水を流すのには、経費がかかるのはわかりますが、せっかくのクリークを埋めたり、水を流さなくしているゴルフ場がほとんどになっているので、非常に残念でなりません。
アコーディアゴルフグループのコースは、ほとんど(全部だyと思いますが)クリークがあったところの水を流していませんが、このゴルフ場もアコーディア同様の経費節減方針をとっていたのでした。
7番のティーやグリーン近くに、8番ホールからのボールがバンバン飛んできました。
ネットを張ってもらわないと危険です。
しかも、7番から打ったボールが8番に入っても、1ペナでなく、そのまま打つことができます。
そのため、7番ホールでプレー中の人が打ち終わるまで、8番ホールから打ち込んだ人が待っているのです。
これが、大渋滞の要因かもしれません!
とにかく、危険なので、坊球ネットを張るべきでしょう。
この日は、平日とはいえ、GW中の平日ということもあり、ゴルフ場は非常に混雑していました。
まず、スタート時間の少し前に、スタートホールのティーグランドへ行くと、カートが6台も並んでいました。
そして、予定よりも30分遅れで、ようやくスタート。
その後、各ホールのティーグランドには、前の組のカートがまだ詰まっていて、ティーショットだけでなく、セカンドショット以降も、待たされました。
結局、前半のハーフは約3時間。スタートの遅れを入れると3時間半。
昼食時間は、わずか35分。
後半は、前半よりはプレーの流れはよかったものの、後半は2時間50分。
1番ホールのティーグランドに、「ハーフのプレー時間、2時間」と記載されていましたが、こんなに詰まっていては、2時間どころではありません。
時期的に陽が長くなったので、日没の心配はありませんでしたが、こんなに時間がかかったのは、ひさしぶり・・・。
プレー終了後、マスター室前にいたキャディーに、いつもこんなに混んでいるのか?聞いみたところ、土日は混んでいるけど、平日は混んでいることがなく、GW中の平日だから、この日は混んでいたとのことでしたが・・・。
この日は、快晴。
手持ちの温湿度計で、気温:28℃、湿度20%以下。
風はあまりなく、日差しはやや暑かったものの、湿度が低いので、快適な気候でした。
以下に記載する距離は、スコアカードに記載されているレギュラーティーからの距離。
ティーマークは、ほとんどのホールで、スコアカード記載の距離より、かなり前方に設置してありました。
No.1 □400yard Par 4
ティーマークは330ヤードのところに設置。
ストレートのパー4。
幅はそこそこですが、右サイドは土手なので、やや広め。
ティーグランドが左足上がりの傾斜になっていて、ちょっと立ちづらかったです。
フェアウェイはかるい上り。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、少しうねっています。
グリーン手前50ヤード付近。
この先やや上っていて、グリーンはやや砲台形。
グリーン左に小さなバンカーがありますが、まったk効いていません。
グリーンは大きく、だいたい円形。
No.2 □548yard Par 5
ティーマークは500ヤードのところに設置。
かるくS字形のパー5。
左サイドは土手で、幅はそこそこ。
フェアウェイは、やや下りです。
セカンドショット地点付近。
この先もやや下り。
セカンドショット地点付近から右を撮影。
このゴルフコースが山にあるので、遠くの街並みがみえました。
サードショット地点付近。
グリーン手前が低くなっていて、グリーンは砲台形。
グリーン手前は、フェアウェイが分断されていて、ラフエリアが横切っています。
オフィシャルサイトのコース全体レイアウト図には、クラブハウス前の巨大池からつながったクリークが横切っていて、左に池が描かれていました。
これは、そのなごりなのでしょう。
クリークや池があったほうがよかったのに・・・。
残念・・・。
No.3 □364yard Par 4
ティーマークは340ヤードのところに設置。
右へ直角に近い角度でドッグレッグしているパー4。
やや上りで、幅は広いです。
右のコーナーにはバンカーあり、バンカー越え方向を狙うと、ランディングエリア付近がけっこう上り傾斜の上の段にあるので、キャリーの出るロングヒッターでないと、上の段のフェアウェイまで届かないかもしれません。
届かないと、ウネウネとしたラフエリアですが、グリーンは充分に狙えます。
←ティーグランド右前方にあるクリーク。
奥の4番ホールへと続いています。
しかし、せっかくのクリークも、水は全く流れてなく、クリーク縁の石垣や底の石畳が残っているだけ。
オフィシャルサイトのコース全体レイアウト図には、前の2番グリーン手前を横切るクリークから、この3番ティーの前を横切って、左写真の右前方クリーク跡まで、つながっている図が描かれているので、この3ホールのティーの前のクリーク部分は完全に埋められていたのでした。
ティーグランドから左方向を撮影。
写真は先ほどの2番ホール。
ここの方が、2番よりも高いので、ここからの方が遠くまで見渡せました。
セカンドショット地点かなり手前付近。
このあたりまでくると、ようやくグリーンが見えてきます。
グリーンは左写真の右端。
セカンドショット地点付近。
この先、かなりの上り傾斜で、やや”城攻め”。
かなり上っているので、2クラブくらいは大きいクラブ選択が必要。
グリーン右手前にバンカーがあります。
グリーン左から撮影。
上まで上ると、こんな感じですが、ここまでこないとグリーン面は全く見えません。
No.4 □171yard Par 3
ティーマークは128ヤードのところに設置。
グリーン面がティーグランドより低く、やや打ち下ろし。
グリーンは、手前奥右から砲台形。
グリーン右にバンカーがあります。
ティーグランド左前方には小さな池があります。
ショットには影響なし。
ティーグランド前にはクリークが横切っています。
写真奥が3番ティーの右前のクリークとつながっていました。
オフィシャルサイトのコース全体レイアウト図をみると、このクリークは、このホールのティーグランド左前にある池とつながっていたもよう。
現在は、途中で分断され、つながっていません。
クリークには、水もまったく流れていません。
池の左前方には、5番ホールからのクリークが続いています。
ただ、5番からのクリーク部分にも水は流れていません。
グリーン手前から撮影。
グリーンは楕円形。
No.5 □333yard Par 4
ティーマークは314ヤードのところに設置。
全体的なホール形状はストレートのパー4。
右は土手で幅はそこそこ。
やや上っているホールです。
ティーグランド右前方にクリークがあります。
オフィシャルサイトのコース全体レイアウト図をみると、このクリークは、先ほどの4番左前の池の上部からのクリークとつながっていたようですが、現在は途中が埋められていて分断されています。
もちろん、残念ながらここのクリークにも水はナシ。
フェアウェイ横には、ここにも赤っぽい色の葉の楓の木があり、コースに彩りを加えていました。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイはこの先も上り。
フェアウェイが横長グリーンの左付け根に続いているので、グリーンが少し右にあるような形状となっています。
バンカーがグリーン左にありますが、全く効いていません。
No.6 □388yard Par 4
ティーマークは369ヤードのところに設置。
右ドッグレッグのパー4。
フェアウェイが下り傾斜で、ティーショットは打ちおろし。
幅は広く、正面奥に山の下の街並みがみえて、気持ちよくティーショットが打てるホールです。
ただ、正面奥方向を狙う場合240ヤードくらい?で突き抜けてしまうので、ロングヒッターがドライバーで打つなら、右のコーナーギリギリ方向を狙う必要があるでしょう。
とはいえ、右サイドはOBです。
セカンドショット地点付近。
このあたりから急激に右へ曲がっていて、フェアウェイが途切れている傾斜がきついラフエリア。
グリーンはさらに下の段にあります。
グリーンは右から砲台形で、グリーン縦幅が短く、奥がすぐOBのように見えます。
No.7 □420yard Par 4
ティーマークは400ヤードのところに設置。
かるく右カーブのパー4。
このコースで、最も距離が長いパー4です。
ティーグランドが高く、フェアウェイは下り傾斜。
ティーショットは打ち下ろし。
幅は広めですが、右サイドはOBで、このホールには特設ティーあり。
ティーグランドから右サイドを撮影。
遠くの景色がよく見えます。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、このあたりで途切れていて、下り傾斜のラフエリア。
グリーンはさらに下った先にあるので、左足下がりのライからのショットとなります。
このコースの中では距離が長いのですが、下りホールで、手前の花道が広いため、難しくはありません。
グリーン左から撮影。
バンカーが右手前にあるのですが、ここもほとんど効いていません。
No.8 □167yard Par 3
ティーマークは145ヤードのところに設置。
やや打ち上げのパー3。
グリーン面がティーグランドより少し高いところにあります。
右サイドは、ウネウネした土手になっていて、景観は悪くないですが、今回の距離設定で、ピンがグリーン左サイドに設置してあるのでは、それほど視覚的プレッシャーはありません。
No.9 □520yard Par 5
ティーマークは510ヤードのところに設置。
ややS字形のパー5。
最初はやや左へカーブしています。
右はOBですが、左は土手で、幅はそこそこ。
フェアウェイは、下っています。
このホールも特設ティーあり。
セカンドショット地点先付近。
この先から右へカーブ。
フェアウェイは、この先も下り。
サードショット地点付近。
この先も下り傾斜。
グリーン手前と左にバンカーがあり、ここは効いていました。
グリーン手前の花道は低くなっていてラフで、グリーンは砲台形。
このホールは、ポテトチップ状のアンジュレーションがあるグリーンでした。
No.10 □316yard Par 4
ティーマークは297ヤードのところに設置。
←ティーグランドからやや右後方を撮影。
バックティーがあるところは、クラブハウス前に巨大池の中の”島”にあり、”アイランドグリーン”ならぬ”アイランドティー”。
そこからの打てればおもしろいのですが、バックティー以外は、”アイランド”から打てないので、おもしろくもまんともありません。
ただ、ティーグランド右サイドに大きな池が広がっているだけ。
だいたいストレートのパー4。
幅は広いです。
(ティーグランドからの写真撮影忘れ。)
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、かるい上り。
グリーンはやや砲台形です。
No.11 □341yard Par 4
ティーマークは320ヤードのところに設置。
ストレートのパー4。
右サイドは土手で、幅は広め。
途中まではかるい下りです。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは左半分が段の下で、中央が縦方向に傾斜しています。
この先は上りで、セカンドショットは打ち上げ。
グリーン左手前にバンカーがありますが、今回の距離は短いので、ほとんど気になりません。
No.12 □381yard Par 4
ティーマークは334ヤードのところに設置。
左カーブしているパー4。
左は土手で、幅はそこそこ。
フェアウェイは、やや上りです。
セカンドショット地点付近。
セカンドショット地点あたりまで行ってみたら、左の土手先は、かなり幅が広くなっていました。
この先も上りで、グリーンは砲台形。
グリーン右にバンカーがありますが、ほとんど効いていません。
オフィシャルサイトのコース全体レイアウト図をみると、このホールのグリーン奥に池が描かれていて、その池が16番グリーン手前を横切っているのですが、現在(2015年)では、池は全くありませんでした。
全部埋められてしまっています。
No.13 □188yard Par 3
ティーマークは130ヤードのところに設置。
右サイドに池があるパー3。
池の左にはバンカーがあり、景観もきれいな印象に残るホールです。
ビーチバンカーのようになっていますが、実際にはビーチバンカーになってなく、池とバンカーの境界には石砂利。
しかし、今回のティーマーク設定では、まったく池もバンカーも効いていないので、ノープレッシャーで、あまりおもしろくないのが残念。
(オフィシャルサイトのレイアウト図をみると、フルバックティーは232ヤードで、池の後方に位置しています)
グリーン後方から撮影。
今回のティーマークでは物足りないですが、きれいに造られているホールでした。
No.14 □392yard Par 4
ティーマークは339ヤードのところに設置。
左ドッグレッグのパー4。
幅は広いです。
フェアウェイがけっこう上りで、ティショットは打ち上げ。
ロングヒッターであれば、左のバンカー越え方向を狙っていけます。
安全に攻めるなら右のフェアウェイ方向狙いですが、左ドッグレッグしていて上り分があるので、セカンドショットの距離がかなり残ってしまいます。
セカンドショット地点付近。
この先、フェアウェイは、うねりながら、けっこう上っています。
グリーン手前50ヤード付近。
グリーン左に小さなバンカーがありますが、ほとんど効いていません。
No.15 □472yard Par 5
ティーマークは457ヤードのところに設置。
左ドッグレッグしているパー5。
ここも幅は広いです。
フェアウェイはやや下り。
セカンドショット地点手前付近。
この先で大きく左へ曲がっています。
セカンドショット地点先付近。
フェアウェイは、この先も下っていています。
サードショット地点付近。
幅は非常に広いです。
左サイドは、巨大なグラスバンカーのようなラフエリア。
なんか、以前は池でもあったかのような大きさの陥没したエリアでした。
No.16 □315yard Par 4
ティーマークは300ヤードのところに設置。
だいたいストレートのパー4。
幅は広いです。
フェアウェイは、途中までかるーい下り。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは途中で途切れていて、グリーンまではラフエリア。
この先はやや上っています。
オフィシャルサイトのコース全体レイアウト図では、12番グリーン奥の池が、このホールのグリーン手前まで伸びている図が描かれています。
このラフに、池があったのでしょう。
すべて埋められています。
どうして、こうゆうことするんでしょうね〜!?
距離も短いし、やさしくて、おもしろくもなんともないホールになってしまっているといえます。
グリーン左から撮影。
池がなくなったかわりに、オフィシャルサイトのコース全体レイアウト図に描かれていないバンカーが2つ、グリーン手前に造られていました。
ただ、距離が短いホールなので、ほとんど効いていませんが・・・。
No.17 □140yard Par 3
ティーマークは130ヤードのところに設置。
この日はピンまで115ヤードでした。
グリーンが池に囲まれているパー3。
このコースのシグネチャーホールといってもいいでしょう。
ティーグランドが高く、打ち下ろしです。
全体が池に囲まれているので、いちおう”アイランドグリーン”にはなっているのですが、グリーンのまわりにバンカーもあり、アイランド自体が巨大なので、”アイランドグリーン”という感じがしないのは残念・・・。
今回、ピンまで115ヤードで打ち下ろしのため、実質100ヤードくらいだったので、周囲の池の視覚的プレッシャーは、まったくありませんでした。
池の左奥を撮影。
池からグリーンに渡る橋が数ヶ所にかかっていました。
池の水は、きれいではないですが、そこそこ。
せっかくの”名物ホール”と思われるホールなのに、こんな距離が短くては、あまりおもしろくもないといえるでしょう。
No.18 □577yard Par 5
ティーマークは528ヤードのところに設置。
左ドッグレッグのパー5。
幅は広めですが、左サイドのOBエリアが、少し内側に食い込んでいるので、少しティーショットが建ちづらい感じでした。
フェアウェイは、途中までけっこう下っています。
セカンドショット地点付近。
この少し先でやや急な下り傾斜があり、その先で90℃近い角度で急激に左へ曲がっています。
セカンドショット地点先付近右サイド。
このあたりまでくると、ようやくグリーンが見えてきて、この先も、大きく左へ曲がっています。
サードショット地点付近手前左サイド。
この先、フェアウェイはやや上り。
サードショット地点付近。
グリーンまでの右サイドには、クラブハウス前にある巨大な池があるのですが、このホールでは、ほとんど影響なし。
グリーン左から撮影。
池は、グリーンの少し近くまで迫っているのですが、グリーンとの間にバンカーもあり、グリーンを狙うショットでのプレッシャーは、あまりもかからないと思います。
この巨大な池が、あまり活かされていない残念なホールでした。
◆予約:
メンバーシップコースですが、誰でも予約可。
GDO、楽天GORA、じゃらんゴルフなど、ネット予約サイトの取り扱いはありません。
今回は、直接TELにて予約しました。
◆プレー方式:
セルフプレー、キャディー付のプレーの選択制。
◆コースレイアウト:B-
1グリーンで、池やクリークがらみのホールが多く、全体的に幅も広めのホールが多いので、レイアウト自体は悪くはありません。
ただ、クリークの水が流れてなく、池も埋められてしまったところがあるのは残念。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。
グリーンセンターまで。
簡易コースガイドあり。→
ピンポジション表あり。
5分割のピンポジ表が、カート上部に貼ってあります。→
IPフラッグ(吹流し)なし。
◆コースコンディション:B
全体的にはまずまずといえます。
●フェアウェイ(コウライ):A〜C
全体的にはまあまあといったところ。
フカフカしていおて状態がいい”A”のところもありますが、野芝や雑草があるところ、泥が露出しているところもあるのが残念。
芝の密集度がそこそこ高く、フカフカしていて状態が良かったところ。→
野芝のように芝の葉は太いところ。→
時期的なものか?まだ芝がちょっと茶色っぽかったところもあり。
芝の密集度がやや少なめだったところ。→
芝を貼り替えたと思われるところ。→
まだ、芝付きがよくなく、泥も露出していました。
ほかにも、同様のところがあり。→
ところどころに、タンポポなどの雑草あり。→
これも雑草です。→
グリーンまわりは、芝の密集度が少なく、泥が露出しているようなところが、ところどころにありました。→
●グリーン(ベント):A〜B
芝の密集度は高く、芝の状態としては良かったです。
グリーンの芝は、芝の密集度が高く、状態としては良かったです。
ただ、スピードは遅く、上りは転がらない状態。
RYOの感覚では、8フィートといったところ。
コンパクションは、やや硬め。
ボールマークが少し付くくらい。
●ティーグランド(コウライ):A〜C-
ホールによって、芝の密集度が高く、状態はいい”A”のところがあるのですが、野芝のところや、芝が少ない”C-”のところもあり。
状態が良かったところ。→
野芝のような太い葉の芝だったところ。→
芝の密集度がやや少なめだったところ、→
芝の密集度が少なめだったところ、→
●ラフ(野芝):B〜C-
芝の密集度がそこそこだったところもありますが、密集度が少なかったところもあり、全体的には、”B〜C-”といったところ。
芝の長さは、4センチくらいのところもあれば、1センチくらいの短かかったところもあり。
芝が長めのところは、あまり芝が密集していないので、隙間にボールが沈む感じ。
芝の密集度が少なめだったところ。→
芝の隙間のボールが入るライになります。
芝の密集度がかなり少なめだったところ。→
泥に近いライになりました。
●バンカー:
やや白っぽい色の砂のところと、それほど白くないところがあり。
表面の砂粒は未確認。
ちょっとグレーっぽい色の砂。→
◆クラブハウス:B
けっこう大きくて立派です。
外観もそこそこきれい。
2階建て。
1階は、エントランス、フロント、ロビー、リビングエリア、売店、ロッカールーム、風呂、スタート出口。
2階は、レストラン、パーティールーム、リビングスペース。
エントランス上部もきれいでした。→
ロビーは広く、2階まで吹き抜けで天井が高く、とても広い空間です。
写真左奥がフロント。→
2階からみたロビー。→
ロビーの天井は、8角形になっていて、シャンデリアが吊り下がっていました。→
ロビーにあるリビングスペース。→
ソファーは皮張り。
2階のリビングスペース。→
ロビーの上部分が、このような通路状になっていて、ソファーとテーブルテーブルが並べられています。
写真奥がパーティールームかな!?
手前側がレストラン。
そこの壁は、こんな感じで、壁にはシャレた感じのランプみたいなのが付いていました。
2階には、このようなリビングスペースもあり。→
クラブハウスからコース側に出ると、巨大な池があります。
右写真奥は18番グリーン。
池の前には、右写真のような看板があります。→
「ボート乗り場」???
スタート出口を出た正面には、池の手前に右写真のような階段があります。
その階段を降りると船着場のようになっていました。→
どうやら、これが「ボート乗り場」。
スタートホール(1番と10番ティー)が池の奥にあるので、キャディーの話によると、ずっと以前は、アトラクション的に、ここからボートに乗ってスタートホールまで送迎してたとのこと。
残念ながら、数年前にボートは撤廃し、現在(2015年)ではボートはナシ。
コース側から見たクラブハウス。→
パッティング練習グリーン付近からみたところ。
池の奥、1番ティーと10番ティーの間あたりの奥には、大滝があります。→
岩や石垣などが積まれていて、段々になっているところもあり、写真ではよくわかりませんが、けっこう高いです。
しかし、滝に水は流れていません。
残念・・・。
キャディーの話では、時々、水を流しているらしいのですが、この日は流していませんでした。
滝の岩には苔も生えていることからみても、水を流していたとしても、チョロチョロ程度の水量しか流してないと思われます。
大量の水を流したら、けっこう豪快な滝になりそうなのに・・・。
◆ロッカールーム:D+
クラブハウスの立派さからすると、かなりしょぼいロッカールームです。
ちょっと古くさい感じのルームで、 高級感はありません。
床は、ややベージュっぽい色で、ややフカフカカーペット。
ところどころのカーペット間のつなぎめ?みたいなところが、穴のようになっていました。
汚れが目立つところあり。→
壁は壁紙で、汚れや、めくれているところあり。→
天井はザラザラ壁で、蛍光灯ムキ出し。
対面するロッカー間スペースはそこそこ。
長椅子は木製で、安っぽいタイプ。→
◆ロッカー:D-
ブリキロッカー。
電子ロック式。
電子ロック式ですが、かなり安っぽいロッカーです。
おまけに、幅がかなり狭くて使いづらくペケ。
奥行きもやや浅め。
扉の裏に鏡なし。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントの正面と、ロッカールーム入口手前の2ヶ所にあります。
カードホルダーのICチップ?(バーコード?)をかざし、指認証もある2段階方式。暗証番号の入力もあったような?
◆風呂:B-
浴室の広さはそこそこ。
まあ、そこそこきれいです。
窓の外は、すぐパッティング練習グリーンや、18番ホールとクラブハウス間の通路。
窓の下部にスモークシートが貼ってあるので、外の景観はみえません。
浴槽の縁は、黒っぽい石。
浴槽内は、ザラザラしたやや高級感ある感じのタイル。
きれいです。
ジャグジーあり。
湯加減は、普通でまあまあ。
浴槽が2つありますが、どちらもの湯加減は同じ。
浴室の床は、石っぽい感じのタイル。
大きさが違うタイルとのミックス。→
やや高級感があり、きれいです。
天井は茶色のステンレス。→
窓のサッシとともに、白カビのような斑点がありました。
浴室の壁は、15センチ四方くらいのタイル(少し模様入り)で、タイル間の隙間の汚れがけっこうあり。
洗い場のセパレータ:なし。
サウナなし。
サウナは、以前はあったようですが、現在は使用されておらず、用具倉庫になっていました。
おそらく、2つの浴槽のうちの1つは、水風呂だったと思われます。
洗い場の台は黒っぽい石。
シャンプーとコンディショナーは別々タイプ。
どちらも、けっこう良さそうなシャンプーとコンディショナー。
ボトルは3色で、少しシャレた感じでした。
脱衣エリアの広さはそこそこ。
壁は木貼りできれい。
洗面台は大理石っぽい石に埋め込みタイプ。
ハブラシなし。
床はゴザっぽいヤツ。
天井は平凡。
◆トイレ:C
トイレも、クラブハウスの立派さからすると今一。
高級感はありません。
床は、全面グレーっぽい色のゴム。→
天井はザラザラ壁に、蛍光灯ムキ出し。→
壁は、縦長タイル。→
洗面台は、石っぽい台に埋め込みタイプ。
きれいです。
ハブラシなし。
個室は7つ。
全洋式で全ウォシュレット使用。
トイレエリアは、ナフタレン臭いです。
個室の扉は安っぽい感じの木で、仕切りも安っぽい感じの石状のもの。→
個室に、除菌クリーナーあり。
2階のトイレ。→
壁や床など、1階とトイレと同様。、
洗面台も1階と同様でした。
◆レストラン:B
クラブハウス2階にあります。
窓の外は、クラブハウス前の巨大な池がみえて、景観はグッド。
レストランルームがかなり広く、テーブルが少ないのか?テーブルがゆったりと配置され、余計に広く感じます。
レストラン内は分煙。
禁煙エリアは1/3くらいしかなく、となりのテーブルとの間隔が広いとはいえ、煙が流れてきて、ペケでした。
この日は、昼食付デー。
全メニュー追加料金なし。
ただ、最も高いメニューが1400円(税別)で、やや大衆的な感じのメニューばかりでした。
鶏ナンコツつくね膳、ホタテとカレイの味噌バター焼き、赤城鶏油淋鶏重甘酢ソース、ロイヤル春のちらし丼、香り豚のロースカツ膳、香り豚の鉄板焼きカツスタミナソース:1400円(税別)。
ざるそば膳、ざるうどん膳、香り豚のロースカツカレー:1400円(税別)。
坦々面、オリジナルビーフカレー:1200円(税別)。
香り豚のカツサンドウィッチ:1100円(税別)。
生中:600円(税別)
など。
今回は、ざるそば膳を注文。→
かき揚げと、ミニ海鮮丼がセットで付いていました。
味は普通。
仲間が注文した、香り豚の鉄板焼きカツスタミナソース。→
◆練習場:あり。
クラブハウスから遠いです。
少し歩いた上、ジグザグ坂を、かなり下りたところにあります。→
帰りは、上り坂がきつい。
ベルトコンベアのようなヤツを設置してもらいたいもの。
打席の左半分の正面は崖で、距離は100ヤードくらい。
下は池。
右半分は幅が狭いですが、奥220ヤードくらいの距離がありますが、奥がV字状に、奥へ行くほど幅が狭くなっています。
左半分の打席前は池で、奥は土手の壁です。→
10打席。
人工芝マット使用。
マスター室でサインして、ボールケースごと自分で持っていきます。
20球:200円(税別)。
1人20球限定で、それ以上は打てません。
ボールは、練習球とコース球の混在かな?
池の左は、ダムのようにコンクリートで堰きとめられていました。→
パッティング練習場は、2ヶ所。
クラブハウス横にもあるのですが、そこはクローズ。
もう1ヶ所は、1番と10番のティーグランドの近くにあるのですが、巨大池の奥にあるので、クラブハウスから遠いです。
カートで移動し、スタートする前ならいいですが、早めに到着した時など、歩いていくと遠くて不便。
クラブハウス近くの練習グリーンも開放してもらいたいものです。
1番ティーの近くに、アプローチ練習場(バンカーあり)があります。
20ヤードくらいのアプローチ練習ができます。
そこのグリーンは芝の手入れしてなく、ボールは転がりません。
アプローチするところのライも、芝があまり生えていないところが多く、ライはよくないです。
ただ、そのような悪いライからの練習に最適。
◆スタッフの応対:C
まあ、普通といったところ。
◆料金:
9664円(セルフプレー、税込、昼食付)
この日は、昼食付デー。
2015年5月、6月ではこの日だけが昼食付デーで、あとは昼食なし。
そのほか、月火などに、セルフデー(昼食付)の設定があります。
3バッグ割増あり。400円(税別)
今回は、それを承知で予約しましたが、3バック割増は、やめてもらいたいものです。
◆特記事項:
特になし。
◆アクセス:
関越道:花園ICから約20分。
★総合評価:B-
1グリーンで、全体的に広めのホールが多いので、プレーしやすいコースです。
コースコンディションも、この時期としては、まずまずといえるでしょう。
池がらみの印象に残るパー3が2つあり、レイアウトは悪くはありません。
ただ、ホワイトティーからだと、かなり距離が短く、バンカーや池がまったく効いていないので、物足りないといえます。
ホワイトティーからだとやさしいので、好スコアが出やすいと思われます。
気分よく帰れるかもしれませんが、やさしいので、ここでストスコアをマークしてもバカにされるかも?といったやさしさといえます。
あまりにも短いギュラーティーの距離設定にしているので、非常に残念なゴルフ場ともいえるでしょう。
ホワイトティーのトータル距離設定は、少なくとも6000ヤードくらいにはしてもらいたいものです。
そのほか、大滝が流れてないし、クリークの水がないのはガッカリ。
クリークに水を流すことは今後も期待できませんが、大滝くらいは流してほしいもの。
|
|
|
|