2014年7月6日(日)にラウンド。
この梅雨の時期、もし天気が悪いと、”いいゴルフコースに行っても、もったいない!と思い、激安コースがあったので、行ってみたのでした!(^^;
とにもかくにも、このコースのセールスポイントは、激安料金であるということ。
今回は、7月前半の日曜日で、税込の総額、昼食付で、8600円(楽天GORAの早割り、コンペプラン)。
休日に昼食付で、この料金というのは、かなり安いといえます。
安いのは、それなりの理由があるわけなので、コースについては、まったく期待していませんでしたが・・・。(^^;
オープンは1999年で、比較的新しめのコース。
以前は、「秩父キングダムゴルフ倶楽部」でしたが、2005年に株主会員制となり、「キングダムゴルフクラブ」に名称が変更されています。
コース設計は、”発知朗”という、聞いたこともない人。
コースは、山あいにレイアウト造成されていて、”山岳丘陵コース”ってところでしょうか。
できるだけ段々畑状にホールを造ってあるものの、アップダウンはけっこうあり、なによりも、幅が狭めのホールが多いといえます。
隣接している隣のホールは、全部1ペナで、左右どちらかが、OBか1ペナです。
各ホールに、特設ティー(プレイング4)が設置されていて、”プレーしなければならない”という、プレイング4を強制ローカルルール。
1グリーンですが、幅が狭いホールが多く、レイアウト的には、あまりおもしろくありません。
ただ、距離が短いので、フェアウェイをキープすれば、好スコアが出やすいですが、ちょっと気を抜くと、すぐ1ペナかOBとなるので、スコアを崩しやすいともいえます。
1グリーンですが、それほど巨大グリーンではなく、やや小さめのグリーンもあります。
グリーン面は、ややポテトチップ状のうねりあり。
けっこう傾斜がきついグリーンもあります。
スピードは、それほど速くはありませんでしたが、それほど遅くもなく、ボールの転がりは、まずまずでした。
それよりも問題なのは、コースコンディション。
フェアウェイの芝の状態が、かなりひどいといえます。
芝の密集度は少なく、泥が露出しているところがかなりあり、それどころか、畑を耕したような穴ぼこや泥だらけのホールもあり、最低でした。
そのため、スコアメイクのポイントは、泥のようなライから、いかにして、上手くショットできるか!がポイントとなります。(^^;
前日に雨が降ったようですが、水ハケも今一で、カジュアルウォーターのところもけっこうありました。
ただ、グリーンの芝の状態だけは、まともだったのが救いです。
そのほか、このコースの最大の難点は、遠く、アクセスが悪いこと。
関越道の花園ICから、バイパス(有料)を経由して、約1時間かかります。
所沢からでも下道で、1時間40分くらい。
まさに、”陸の孤島”といえます。(^^;
これも、激安料金となっている要因なのでしょう。
カートには、ビックリするようなことが書いてあるカードがありました。→
「前半のハーフのプレー時間が2時間半以上かかり、後半でも改善されない場合は、プレーを中止していただき、その場合は返金しない」とのこと。
ほかにも、カート前面にも同様の内容のカードが貼ってあります。→
いや〜!強制退場とは・・・。
これまで、400コースでプレーしたRYOでも、こんなこと書いてあるコースは初めてです。(^^;
まあ、距離が短いコースだし、OBや1ペナになったら特設ティーを使用していれば、2時間半以上かかることはないとは思いますし、そんなに混雑してない可能性が高いので、ほんとに退場させられることはないように思いますが・・・!???
この日は曇り。
手持ちの温湿度計で、気温27℃、湿度42%。
その後、気温24.9℃、湿度56%→27.7℃、48%。
ちょっと蒸し暑かったですが、この時期としては梅雨の合間で、それほど暑くもなく、ラッキーでした。
以下に記載する距離は、スコアカードに記載されているレギュラーティーからの距離。
ティーマークは、だいたいスコアカード記載の距離のところに設置されていました。
レイアウトは、このコースのオフィシャルサイト(楽天GORA、GDOも同様)に記載のホールレイアウトとは、かなり異なっています。
バンカーの数や配置と形状、池が記載されているのに池がなかったり、めちゃくちゃでした。
レイアウト改造を行ったと思われます。
No.1 □373yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
この日は、340ヤードのところにティーマークが設定。
左サイドはOBで、右は1ペナ、いきなり幅が狭いホール。
左は木々が密集しているところが崖でOB、右はやや土手になっていますが、すぐ1ペナラインがあります。
ややうねりながら、上っています。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先も上り。
写真でもわかると思いますが、フェアウェイの芝が・・・。
泥がかなり露出していて、がっかりでした。
まあ、料金が安いので、ある程度は覚悟していましたが・・・。(^^;
グリーン手前50ヤード付近。
グリーンは、やや砲台形。
オフィシャルサイトのレイアウト図に記載がある、グリーン右手前のバンカーは、実際にはありませんでした。
No.2 □480yard Par 5
やや右ドッグレッグのパー4。
ティーグランドが少し高いですが、すぐ前は低くなっていて、その先はずっと上り。
左はOBで、右は1ペナで、幅はやや狭いです。
ティーグランドのすぐ左前方から少し先まで崖で、その下は谷でOB。
ティーショットで引っ掛けると入る可能性があります。
左の谷には、金網がありましたが、その下が空いているので、土手に落ちた場合は、その下をくぐって金網のしたへ落ちます。
ただ、その下は青杭もあったので、”修理地”の扱いなのかも!?
セカンドショット地点かなり手前付近。
この先も上っていて、この先から、やや左へ曲がっています。
このホールのフェアウェイは、まともな方でした。
セカンドショット地点付近。
この先も上っています。
グリーン奥の土手の上に、目印のポールあり。
セカンドショットとサードショット地点の中間付近。
右サイドも狭く、左へ下がる土手で、その下は、すぐ次の3番ホールがあります。
セカンドショットとサードショット地点の中間あたりの左も、えぐれていて、ブッシュ(OB)があり狭いので要注意。
ここの谷は、こんな感じ。
けっこう深い谷です。
サードショット地点付近。
グリーン手前に、やや縦長のバンカーがあります。
ここも、レイアウト図には、グリーン左手前にバンカーがあるのですが、実際にはありません。
No.3 □157yard Par 3
やや打ちおろしのパー3。
この日は、ピンまで162ヤードでした。
グリーンは、けっこう小さめです。
グリーン周囲には、小さめのバンカーがたくさんあり、囲まれています。
レイアウト図では、9コのバンカーが記載されていますが、そんなにはなかったような???
レギュラーティーの前方のティーグランドは工事中で、泥でした・・・。
工事中のところの芝をロール状に巻いてあり、たくさん積んでありました。
その先とグリーンまでの間は、グレーっぽい色の芝?や雑草がたくさん生えていました。
ティーグランドでは、2番ホールからのボールが飛んできて危険。
さらに、グリーン横左の土手には、2番ホールから落ちてきたボールが、たくさん散乱していました。(^^;
No.4 □364yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
ティーグランドが高く、ティーショットは打ちおろし。
ティーグランド前に谷があります。
左OBで、右は1ペナ。
幅はやや狭いです。
ティーグランド前の谷は、こんな感じ。
全部が谷になっているわけではなく、左側だけですが、正面は陥没エリア。
セカンドショット地点やや手前付近。
フェアウェイは、この少し先までやや上っていますが、その先から下り。
グリーン手前80ヤード付近。
グリーン手前左と、右にバンカーあり。
グリーン左のOBラインが浅いので注意しましょう。
グリーン左手前から撮影。
奥には、かなり低くなっていて、15番ホール?あたりが見えます。
No.5 □287yard Par 4
ストレートで、距離が短いパー4。
ティーグランドは少し高くなっていますが、その先は上り。
左右は土手ですが、幅はやや狭いです。
セカンドショット地点やや手前付近。
写真ではよくわかりませんが、けっこう上っていて、やや”城攻め”といった感じです。
グリーンはやや砲台形。
グリーン面のスロープもけっこうきついです。
No.6 □306yard Par 4
ストレートのパー4。
かなり下っている打ちおろしホールです。
距離は短めのホールですが、幅はやや狭め。
左右は1ペナです。
ティーグランドが、やや左足下がりになっていて、ちょっと立ちづらいホールでした。
セカンドショット地点よりかなり手前付近。
グリーン手前に池があり、レギュラーティーからは250ヤードくらいでした。
セカンドショット地点付近。
かなりの下り傾斜のライとなります。
オフィシャルサイトのレイアウト図には、グリーン左右手前にバンカーがあり、その手前に池みたいな図が描かれています。
また、楽天GORAやGDOのレイアウト図には、2つのバンカーだけで2つの池がないのですが、実際には、どのレイアウト図とも違っていました。
実際には左右手前に2つのバンカーはなく、手前に池があるだけ。
ところが・・・。
この池をよくみてみると、これって、もしかしてバンカー???
底は全部砂地で、非常に浅く、”もしかしてバンカーに水が溜まっただけ?”のように見えなくもありません。(^^;
しかし、グリーン側の縁はゴム貼りだし、近くに、”ボールピッカー(ボールを拾う道具)”が置いてあったので、やっぱり池なのかな???
なんとも、不思議な池?でした!(笑)
左右と手前側には砂が露出しているので、”ビーチバンカー”のようになっていました。
No.7 □311yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
この日は、339ヤードのところにティーマーク設置。
グリーン奥に、巨大な岩がそびえていて、このコースの中の名物ホールといってもいいでしょう。
ティーグランドが高くティーショットは打ちおろしですが、ティーグランド前が低くているだけで、その先は上っています。
右は1ペナで、左はOBですが、幅はそこそこです。
セカンドショット地点手前付近。
オフィシャルサイトのレイアウト図には記載されていない、フェアウェイバンカーが、実際には右に3か4つありました。
この先は、やや上っています。
セカンドショット地点付近。
グリーンのすぐ奥に、巨大な岩石が壁のように露出していて、ちょっと豪快な景観。
印象に残るホールでした。
巨大岩石は、実際には奥からの崖で、岩肌が露出しているような感じ。
「プロゴルファー猿」にでてきた”岩返し(わざとボールを岩にぶつけ、跳ね返らせてピンを狙う必殺技の1つ)”ができそうな岩でした!(笑)
ところどころから、木々が生えてきていました。
No.8 □140yard Par 3
池越えのパー3。
この日はピンまで137ヤードでした。
グリーン手前に池があり、打ちおろしです。
グリーンまわりに4つのバンカーあり。
池の手前から撮影。
景観はまずまずのホールです。
池は、深さ50センチくらいと浅く、水がきれいですが、池底が黒くなっているので、あまりきれいには見えません。
そのかわり、鏡のように周囲の景色が反射します。
No.9 □501yard Par 5
だいたいストレートのパー5。
この日は、520ヤードのところにティーマークが設置されていました。
フェアウェイは、ずっと下っています。
左はすぐ、下へ下がる土手で、その下は18番ホールで1ペナ。
右もけっこう狭く、幅は狭いです。
セカンドショット地点先付近
この先も、けっこうきつい下り傾斜です。
このホールのフェアウェイは、畑を耕した跡みたいな状態で、穴ボコやケバ立っているところもあり、芝もあまりなく、ひどい状態でした・・・。(^^;
サードショット地点付近。
このあたりも急な下り傾斜で、かなりの左足下がりからのショットとなります。
グリーン周囲に4つのバンカーがあり、この芝があまりなく、左足下がりのライから、いかに上手くショットできるかがポイント。
No.10 □391yard Par 4
かるーく右へ曲がっていますが、だいたいまっすぐのパー4。
左サイドが土手になっているので、幅はそこそこ。
途中まではやや下っています。
セカンドショット地点付近。
グリーン手前あたりまでやや下っていて、その先は比較的平ら。
レイアウト図に記載のないフェアウェイバンカーが左右にあります。
グリーン手前80ヤード地点付近。
レイアウト図にあるグリーン左右手前にあるバンカーは、実際にはなく、グリーン左奥にありました。
No.11 □350yard Par 4
この日のティーマークは317ヤードのところに設置。
両側に背の高い木々が立っているので、幅がやや狭そうにみえますが、左奥の土手斜面が広くなっているので、幅はそこそこ。
右サイドはOBです。
ティーグランドの少し前に谷があり、ティーショットは谷越え。
レギュラーティーから100ヤードもあれば越えるので、ティーショットには影響なし。
谷には橋がかかっています。
谷底には、池があり、ダムのように水を堰き止めるコンクリートの壁がありました。
このホールの特設ティー(プレイング4)は、人工芝マットでペケ。
ここからグリーンまで175ヤード。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは、やや上りで、グリーン手前100ヤード手前あたりにマウンド状に高く盛り上っているところがあり、その先は窪みになっています。
グリーンは砲台形で、グリーン右手前に2つのバンカーがあります。
そのほか、グリーン50ヤード手前付近左にもバンカーあり。
レイアウト図では、これらのバンカーの記載なし。
セカンドショット地点付近の右は、下へ下がる土手になっていて、その下はOB。
OBの外は、深い谷になっていました。
グリーン手前から撮影。
この日のピンは、奥いっぱいに設置されていました。
No.12 □156yard Par 3
やや打ちおろしのパー3。
この日は134ヤードのところにティーマークが設定。
ピンまでは139ヤードでした。
レイアウト図では、グリーン周囲のバンカーが4つですが、実際には、7つのバンカーで囲まれています、
オフィシャルサイト掲載の写真とは、明らかにバンカーの数と形状が異なっているので、改造したと思われます。
グリーンはやや砲台形。
No.13 □502yard Par 5
かるく左カーブしているパー5。
途中までは比較的平らで、幅はそこそこ。
セカンドショット地点付近の右サイド。
右サイドは、けっこう広くなっていました。
なんか、窪んでいるので、池があったようにもみえますが、実際には不明。
セカンドショット地点付近。
ややうねっていますが、比較的平たい方です。
サードショット地点手前付近。
このあたりから、少し下っています。
フェアウェイは、けっこう泥が露出していました。
サードショット地点付近。
グリーン左手前にバンカーあり。
No.14 □350yard Par 4
ストレートのパー4。
右サイドは、下に下がる土手下がすぐOBで、けっこう浅く、幅はややや狭いです。
フェアウェイは、やや下り。
セカンドショット地点やや手前付近。
この先は下り。
グリーンは3つのバンカーで囲まれていて、グリーンは2段グリーン。
No.15 □183yard Par 3
かるい打ちおろしのパー3。
この日は、151ヤードのところにティーマークが設置されていました。
ピンまでの距離も151ヤード。
4つのバンカーに囲まれていて、グリーン左手前のバンカーがよく効いています。
レイアウト図では右手前のバンカーがなく、3つのバンカーだけ。
グリーンは、手前と左から、やや砲台形です。
左手前バンカーは、”逆C”字形で、アメリカンタイプのコースでよくみられる形状。
No.16 □305yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
ティーグランドが高いところにあり、ティーショットは打ちおろし。
幅はそこそこです。
ティーグランド前が低くなっていて、その先は、やや上り。
レイアウト図に記載がない、右にフェアウェイバンカーあり。
フェアウェイ途中から右下の底をみると、水面が藻?に覆われているのか?黄緑色の池がありました。
セカンドショット地点やや手前付近。
フェアウェイは、この先からグリーン手前まで下っています。
グリーン手前100ヤード付近左には、フェアウェイバンカーが3つあり。
これもレイアウト図に記載なし。
レイアウト図に記載のあるグリーン左手前のバンカーはありません。
最後は上っていて、グリーンは砲台形。
グリーン面は、けっこうスロープがきついです。
No.17 □465yard Par 5
左ドッグレッグのパー5。
この日は491ヤードのところにティーマークが設置されていました。
このコースは、ほとんどストレートのホールばかりなので、唯一のドッグレッグホール。
ドッグレッグのコーナーあたりまでやや上りで、幅はそこそこ。
セカンドショット地点やや手前付近。
ドッグレッグを曲がったところ。
この先から、グリーン手前まで、けっこう下っています。
この先、右サイドは上が高い土手が広くなっていますが、左サイドは、内側にえぐれているところがありOBが浅いので要注意。
右の土手裾方向から攻めるのが得策です。
サードショット地点かなり手前付近。
左のえぐれたところの内側には、ロングバンカーあり。
サードショット地点やや付近。
左がえぐれているところ。
このあたりのフェアウェイ幅は、かなり狭くなっています。
ロングバンカーは、グニャグニャ形でした。
左のえぐれ部分。
かなりの急傾斜です。
5メートル下くらいにネットがあり。
右サイドも深い谷があり、11番ティーの前にあった橋が、かなり下にみえます。
No.18 □369yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
右サイドは土手なので、幅はそこそこですが、土手でない部分(フェアウェイ)はけっこう狭いです。
かなり下っていて、打ちおろし。
セカンドショット地点付近。
かなりの左足下がりのライからのショットとなります。
グリーン手前100ヤード付近。
グリーン右から奥にかけて池があり、左手前から左にかけてはバンカーがあります。
下りで、ライが悪いところからのコントロールが必要。
グリーン奥にはバンカーがあり、”ビーチバンカー”になっていました。
とはいえ、あまりきれいではなかったですが・・・。(^^;
ここの池も、非常に浅く、深さ50センチくらい。
水自体はやや透き通っていますが、底の色が汚いので、あまりきれいな池ではない感じ。
このコースの池は、全部、このように浅い池なので、安全面ではいいといえます。
◆予約:
メンバーシップコースのようですが、ほとんどパブリックコース同然なので、ネット予約サイトなど、誰でも予約可。
今回は、楽天GORAにて予約。
◆プレー方式:
セルフプレーのみ。
4人乗り電磁誘導式リモコンカート。ガソリン式。
カートには、ボールピッカーなし。
カートにメッシュのシートカバーなし。
◆コースレイアウト:D
1グリーンなのですが、幅が狭いホールが多く、アップダウンがありますが、ほとんとストレートのホールで、レイアウトとしては、今一といえます。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。
グリーンセンターまで。
ピンポジション表あり。
カートのハンドルに挟んであります。
グリーンセンターからの距離が+−で記載。
簡易コースガイドあり。
カート前方に、吊り下げられています。
レイアウト図が途中で切れていて、ティーグランドからでなく途中からの図でした。
IPフラッグ(吹流し)あり。
レギュラーティーから220ヤード付近。
◆特設ティー:あり。
ほとんどのホールに特設ティーが設置されています。
OBの場合はプレイング4、1ペナの場合はプレイング3で、”特設ティーからプレーしてください”という強制的ローカルルール。
1ペナのときも、特設ティー使用だったとは、気づきませんでした・・・。
◆コースコンディション:
●フェアウェイ(エルトロ):E
実際にRYOがみたところ、太さが3ミリくらいありました。
野芝よりは細く、コウライ芝との中間くらいといった感じでした。
このコースのオフィシャルサイトには、フェアウェイとラフは、”エルトロ芝”と記載。
調べてみたら、改良型の”野芝”で、日本の野芝をカリフォルニア大学で改良した新種の芝のとのこと。
この”エルトロ芝”という種類は、RYOも初めて知りました。
ほかのコースでも、3ミリくらいの太さがあった芝のところは、この芝だった可能性があります。
多くのところが、このような芝の密集度が少なくところでした。→
このように、芝があまり生えてないところも、非常に多い状態。→
このように、泥が露出しているところも、かなりありました。→
いたるところに、このような状態のところがあります。→
泥の面積か多いせいか、水ハケが悪いところも多く、カジュアルウォーターのところもけっこうありました。
花道や、バンカーの周囲もこのような泥のところがあり、こうしたライから、いかに上手くアプローチができるか?という状況になります。
だいたいは、こんな状態だと思っておいたほうがいいでしょう。→
7月というハイシーズインに、こんな状態ということは、いかに、メンテナンス経費をかけていないかは明白。
プレー料金が安くしているから経費をかけられないのか?それとも、経費をかけてないからプレー料金を安くしているのか?
このように、耕した跡のような、穴ボコだらけのところも・・・。→
エアレーションの穴ボコだろうと思いますが、穴ボコが大きいし、放置状態。
この状態では、客を入れるベキではないのでは?というほどのひどさ。
雑草も、生えているところもありました。→
こんな雑草が生えていたところもあり。→
ところどころに、このような、ちゃんと芝の密集度が高めのところあり。→
芝の葉が太く。あまりカッティングしてないので、セミラフみたい。
このような芝が生えているところは、一部分でした。→
少なくとも、全面的にこれくらいの芝の状態にしてもらいたいものです。
フェアウェイ全体がこれくらいの状態になれば、コースのアクセスが悪くても、もっと集客できると思います。
●グリーン(ベント):B
芝の密集度はまずます。
芝がハゲているようなところはあまりなく、芝の状態としてはまあまあでした。
スピードは、それほど速くはありませんが、遅いというほどでもありませんでした。
RYOの感覚では、8〜8.5フィートといったところ。
ボールの転がりはまずまず。
コンパクションは、やわらかめ。
ボールマークが、かなりつきます。
多くは未修復で、RYOは各グリーンで5コくらいは修復しました。
●ティーグランド(エルトロ?):B〜C
フェアウェイの芝が、”エルトロ芝”とのことで、ティーグランドの芝も、おそらく同じ芝だと思われます。
フェアウェイの状態に比べたら、まともな状態でした。
ホールによって、けっこうきれなところもありますが、芝があまりないところもあり。
芝の密集度が高く、状態がよかったところ。→
ここは、芝のカッティングはやや不金一でしたが、芝の状態がよかったところ。→
これくらいの状態にできるんだから、フェアウェイもちゃんとメンテナンスしてもらいたいものです。
ただ、ホールによっては、このように、芝があまり生えてなく、状態が悪かったところもあり。
●ラフ(エルトロ、ウィード):D
ラフは、エルトロ芝と雑草(ウィード)。
フェアウェイよりは、泥が露出しているところが少なくマシですが、雑草がかなり多いといえます。
ラフは、それほど伸ばしていませんが、ほとんど手入れしてない感じなので、場所によって、芝が生えているところと、あまりないところがあります。
土手(斜面)は、雑草だらけで、キノコもあり。
芝が生えていたところ。→
ちゃんとカッティングされているわけではないので、長さは不均一。
カート道路の近くなどは、あまり芝は生えていません。→
ラフには、このように雑草もたくさん。
場所によっては、雑草がボウボウのところも。→
ひどい・・・。
ラフには、こんなキノコがたくさん生えているところがありました。→
また、別の種類のキノコも・・・。→
●バンカー:
ややグレーっぽい色の砂を使用。
表面の砂粒はそこそこ。
ところどころに小砂利が入っているところもあり。
なによりも、砂が少なく、すぐ下が泥。
雨の後ということもあり、ほとんど泥バンカーに近い状態でした。
◆クラブハウス:B-
比較的新しめなので、外観、内部とも、きれいです。
ただ、建物としては、簡易的なものなので、高級感はありません。
2階建てですが、全体的に、ちょっとこじんまりとコンパクトにまとまった感じ。
外からみると、3階みたいなところもありますが、フロアはなかったので、飾りだと思います。
屋根は瓦で、壁は白壁。
エントランス上部は、やや汚れあり。
9番グリーン付近からみたクラブハウス。→
エントランス、レストラン外の軒下には、燕の巣が大量にありました。
クラブハウス内のロビー。→
写真奥がフロント。
そのすぐ前に荷物置き棚があります。
ロビー部分は、それほど広くありませんが、フロント前部分は2階まで吹き抜けになっていて天井が高いので、ちょっと広くみせています。
写真すぐ右のところにソファーが並べてあるリングエリア。
フロントすぐ左がこじんまりとした売店。
フロント前の天井は、こんな感じ。→
1階は、エントランス、フロント、ロビー、リビングエリア、ロッカールーム、風呂、トイレ、スタート出口。
2階は、レストラン、小トイレ。
パーティールームはなかったような???
ロビーの床や階段は、全面、このようなカーペット。
シミなどはなく、きれいでした。
◆ロッカールーム:B-
ロッカールームは、靴をぬいで上がるタイプ。
実は、お風呂の脱衣エリアとロッカールームが兼用になっています。
そのため、床は全ゴザで、お風呂の際は、ロッカーで脱衣して浴室へ。
ロッカールーム自体の広さは、ややこじんまり。
ロッカールームと浴室の脱衣エリアを兼用にすることで、コンパクトを実現しているといえます。
これはこれできれいだし、風呂に入るときに便利だし、着替えはロッカーで鍵がかけられるので機能的ともいえます。
壁は壁紙。→
天井は平凡。→
ロッカーの上にサーキュレーター(小型扇風機)がのっかっていました。
エアコンも、もちろんありますが・・・。
床は全面ゴザ。→
対面するロッカー間スペースは、そこそこ。
長椅子は、表面が人工皮のタイプ。→
ちょっと安っぽいですがきれいです。
◆ロッカー:B-
木製ロッカー。
新しめなので、きれいです。
ただ、木は、外側内部とも、安っぽい感じ。
幅はそこそこで、奥行きはけっこう浅く今一。
ボストンバッグを立てないと入りませんでした。
扉の裏に鏡なし。
4桁のアナログダイヤルの鍵で開閉タイプ。→
開閉のたびに、4桁数字をダイヤルしなくてはならないので面倒です。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントの斜め左前にあります。
◆風呂:B-
普通にきれいです。
浴室の広さは、そこそこ。
外は、やや庭園風。
浴槽は、やや扇形状の形。→
湯加減は、ぬるめでグッド。
ジャグジーなし。
サウナなし。
浴槽の縁や中は花崗岩できれいです。→
浴室の壁は、やや模様があり、光沢のあるタイル。→
やや高級感があり、きれいです。
浴室の床は、石状のもの。→
きれいです。
浴室の天井はザラザラ壁。→
きれいでした。
多くのゴルフ場の浴室天井はステンレスなので、このタイプは珍しいです。
洗い場のセパレータなし。
シャンプーとコンディショナーは、別々タイプでした。
脱衣エリアは、ロッカールームと兼用で、洗面台は、浴室側の壁面にあります。
洗面台は、ちょっと少なめ。
ハブラシなし。
洗面台は石っぽいヤツに埋め込みタイプ。
きれいです。
天井は平凡。
ロッカールームと同じ。
壁は壁紙。→
ちょっと汚れているところはありましたが、めくれているところはなく、きれいでした。
床はロッカールームと同じゴザ。→
◆トイレ:C
きれいになっています。
高級感はありません。
洗面台は、石っぽいヤツに埋め込みタイプ。
きれいです。
ハブラシなし。
壁は30x10くらいの縦タイルで、ちょっと安っぽい感じ。→
床は全面黒ゴムで今一。→
天井は平凡。→
トイレエリア。→
個室は9つだったかな?
仕切りは、安っぽいオフィスのパーティションで使用されるような木。
全洋式で全ウォシュレット使用。
◆レストラン:
クラブハウス2階にあります。
レストランの写真撮影し忘れました・・・。
レストラン室内はきれいです。
窓の外は、18番グリーン付近がよくみえます。
レストランが禁煙だったか未確認。
プレー終了後は、クローズされていました。
今回、昼食付プラン。
すべて1300円均一で、昼食付プランでは、そのメニューも追加料金なし。
とても良心的といえるでしょう。
今回、「ハンバーグプレート」を注文。写真右上。
ハンバーグとエビフライ、サラダ、スープ付で、味もまずまずでした。
仲間が注文した「秩父荒川ごちそう膳」。→
”そば”に、焼いた鮎がセットになっていました。
仲間が注文した「冷やし中華」。→
そのほか、チャーシューメンかつけ麺(水餃子、サラダ付)、角切り豚肉の辛味味噌炒め(ホイコーロー)、ハヤシライスシーフードカレー、チキン南蛮膳、つけ汁そば膳など。
生ビール:600円(税別)
◆練習場:なし。
パッテッング練習グリーンのみあります。
◆スタッフの応対:B
フロント、マスター室前のスタッフ応対はまずまず。
電話の応対もよかったです。
フロントスタッフが、男性スタッフだけでした。
なんか、珍しい・・・。
◆料金:
8600円(日曜、消費税、ゴルフ場利用税込、昼食付)。
楽天GORAでの、早割り、コンペプラン料金。
安いです。
◆特記事項:
特になし。
◆アクセス:
関越道・花園ICから約55分。
花園ICから、有料のバイパス経由で55分かかりました。
バイパスは2キロくらいしかないので、420円。高い・・・。
また、バイパスは、ETCもカードも利用不可で現金のみなので、非常に不便。
所沢から下道で1時間半。
行きは、練馬から下道で、2時間ちょっとくらいかかりました・・・。(^^;
帰りは、花園IC経由で練馬まで、やや渋滞があり、2時間半くらい。
”陸の孤島”といってもいいでしょう。
飯能を通っていく下道は、普通のゴルフ場ではあまり通らないような雰囲気の川沿いの道を通っていくので、ちょっとしたドライブ気分。(笑)
★総合評価:D-
1グリーンですが、コースの幅の狭さや、アップダウンはともかく、とにかくフェアウェイの芝の状態が悪すぎ。
この料金なので、ある程度予想していたし、怒ることもないですが、フェアウェイの芝を、もうちょっと整備してもらいたいものです。
グリーンの状態はまずまずだったのが救い。
また、アクセスが悪く、けっこう遠いのも難点・・・。
近隣の人で、ちょっと練習がてらの人であれば、安いので、ある程度楽しめるかもしれませんが・・・。
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