2015年3月26日(木)ラウンド。
埼玉県のこの飯能付近にも、けっこうゴルフ場があるのですが、
このあたりのゴルフコースへ来たのは、今回が初めて!
今回、1グリーンで、比較的新しめであることから、このコースをチョイスしてみたのでした。
オープンは1995年で、コース設計は「ヒラマ測量設計事務所」、監修は日蔭温子。
経営会社の破綻により、2005年からPGMグループのコースとなっています。
ゴルフ場の入口に到着すると、クラブハウスまで、グイグイと山道をかなり上っていきます。
途中にトンネルもあり、ちょっとビックリ。
そう、このゴルフ場は、1つの山に造成されていて、クラブハウスはその山頂にあるのでした。
コースは、OUTが、その山のややなだらかな山頂に造成されている感じで、INは、その山の中腹の傾斜地に、段々畑状に造成されていました。
そのため、OUTは丘陵コースといった感じですが、INは、やや山岳コースといった感じ。
スコアカード記載のトータル距離は、
フルバック(ブラック):6721ヤード、バック(ブルー):6262ヤード、レギュラー(ホワイト):5699ヤード、レディース(レッド):5351ヤード。
レギュラーティーは、5699ヤードしかなく、かなり短いので、実質はフロントティー。
実質のレギュラーティー相当が、バック(ブルー)ティーです。
マスター室に確認したところ、フルバック(ブラック)ティーの使用は申請必要とのことですが、バック(ブルー)ティーの使用は申請不要で使用できるとのことでした。
マスター室のスタッフも、”このコースのレギュラーティーは短いので、バックティーが普通のレギュラーティーですよ”と言っていました。
今回、バック(ブルー)ティーからプレー。
バック(ブルー)ティーのトータル距離は6262ヤードなので、
レギュラーティーにしてはやや長めなのですが、
実際にプレーしたみると、距離が長い印象はまったくありません。
173ヤードと186ヤードの2つのパー3が若干長いのですが、350ヤード以下のパー4が、10コのパー4のうち5ホールあるからです。
今回は、INスタート。
最初に、カートで、グングンと山を少し下っていったところに10番ティーがありました。
INは、先述の通り、山あいに段々畑状にレイアウトされているので、片サイドが土手で、もう片サイドが崖になっていて、左右とのOB。
ただ、土手側は、土手より上に行った場合がOBですが、土手の中腹にボールがあたるとフェアウェイまで落ちてくるので、15番までは、それほど狭くはない印象。
とはいえ、ボールが土手ののり面上部まで行ってしまうとOB。
ただし、運がよければ、OBエリアに跳ね返って、フェアウェイまで落ちてくることもあります。(^^;
ただ、15、16、17番の3ホールは、谷が食い込んでいたり、土手(崖)が迫っていたりで、ブラインドで、かなりトリッキーで狭いです。
ホール間インターバルで、カートでの移動が、ものすごい上り下りがあるものの、各ホールは、ものすごい打ち下ろしの14番以外は、段々畑状に造られているので、ホール内アップダウンは少なめに抑えられてているといえます。
某ネット予約サイトの”クチコミ”では、”INは狭い”との書き込みが多いようですが、16〜18番以外は、それほど狭くはない印象。
先日プレーしたばかりの「太平洋益子コース」の方が、よっぽど狭いホールが多いです・・・。
一方のOUTは、INとはうってかわり、概ね山の山頂?っぽいところに、ゆったりとレイアウトされています。
各ホールは、ものすごい広いというほどではありませんが、やや広めになっているホールが多く、プレーはしやすいといえるでしょう。
7番と9番ホールは、グリーン周囲に池があり、景観もよく、なかなかいいホールでした。
グリーンは、ベントの1グリーン。
全体的に、かなり巨大なグリーンでした。
ポテトチップ状のウネウネしたアンジュレーションではありませんが、ほとんどのグリーンに、傾斜がかなりきつくなっていて、非常に難しいといえます。
グリーンのスピードは、RYOの感覚で9.5フィートくらいで、やや速め。
コンパクションがけっこう硬めで、ボールマークはほとんど付かないくらい。
芝の状態でスピードが速いというよりも、グリーンの硬さで速くしているタイプといった感じ。
傾斜がきついので、下りのラインは、かなり速く、かるくパットしても3メートルくらいは、すぐオーバーしてしまいます。
逆に、上りのパットは、傾斜がきついため、あまり転がりませんでした・・・。
さすがに、急傾斜のところには、カップがきられていませんでしたが、多くは、急傾斜にかかったりするような影響があるポジションにきられていました。
そのため、急傾斜にかかったラインからだと、アプローチやロングパットは、なかなか寄りません。
アプローチでボールを上げていくと、グリーン面が硬くてボールが止まらず、グリーン奥にこぼれてしまったりすることもしばしば。
また、手前からランニングアプローチで攻めると、急傾斜で距離感がつかめないといった感じ。
ひどいところでは、ピンまで40ヤードくらいあるグリーン手前10ヤードあたりから、フィーリングで打ったランニングアプローチが、急傾斜のために戻ったり、横に流れたりして、グリーン外まで出てしまうこともありました。
そりゃ〜ないでしょう!(^^;
そのあたりからのアプローチは、ピンのそばまで行って確認しにいかないし、急傾斜と、それに伴う、戻ったり、横に流れる度合いをわかっていなければ、いくらなんでも、ちょっと寄せるのは無理!といった感じ。
仲間の3人は、下りのロングパットで、ボールがグリーンからこぼれてしまうことも・・・。
そんな具合になってしまうグリーンだということを知らないと、かなり厳しいグリーンだといえるでしょう。
さらに、時期的なものもありますが、フェアウェイやラフは、フカフカ感ゼロで硬く、アプローチを打つことが難しいライだったので、なおさら難しかったです。
グリーンからパターでアプローチしても、急傾斜で距離感が出せずに、寄りゃしませんでした・・・。
パットについては、横からのラインは、それほど曲がらない感じでしたが、下りだとかなり速いので、カップインしないと3メートルくらいは平気でオーバーしてしまい、3パット多発となったのでした!!!(^^;
少し狭いINからのスタートにするか?広めのOUTからのスタートにするか?難しいところ。
特設ティーあり。(プレイング4)
INは、14番以外全ホールに設置されています。
ティーグランドには、”特設ティーから打ってください”と半強制ローカルルールの掲示ですが、スコアカードには、”打つことができる”の選択ローカルルールになっていました。
OUTは、なかったと思ったのですが、スコアカードには3、5番にあるようなことが記載。
トータル距離:6262ヤードのブルーティーからでも、距離が長い印象はないので、コース自体は難しくはないのだと思いますが、グリーンが先述のとおり難しいので、あまりいいスコアは期待できないかもしれません。
コースコンディションは、グリーン以外は今一。
3月末という、あまりよくない時期なので、こんなものといえばこんなものなのでしょうが・・・。
フェアウェイは、フカフカ感ゼロで硬く、ディボット跡もとても多く、泥が露出していたところもあり。
ティーグランドは、芝があまりない状態。
ラフもベターとしていました。
ただ、グリーンの状態は、まずまずでした。
とてもユニークなのが、クラブハウス。
全体が空中に浮いているように2階に造られていて、近代的?な、建物です。
1階部分には、駐車場やマスター室、ゴルフバッグ保管室と、トイレがあります。
フロントなど、ほかのすべての施設が2階にあり、エスカレーターで上がっていきます。
クラブハウスに入るのに、エスカレーターで上るところは、RYOも初めて。
2階は、プロショップ、レストラン、ロッカールームなどが、別々の棟に分かれていて、ロビーや廊下などはありません。
フロントは、プロショップの中にあり、プロショップのキャッシャー(清算所)がフロントで、外国のゴルフ場のような方式。
日本のほかのゴルフ場のようなフロントとは、まったく違うタイプといえるでしょう。
また、レストランやロッカールームは、別棟なので、その間の通路は、屋根はあるもののほとんど外と同様。
この日の朝は冷え込んでいたので、かなり寒かったです。
また、別棟のロッカールームの中は、エアコンはいちおう効いていましたが、エアコンの吹き出し口のあるところが少し暖かかったものの、あとはかなり寒くてペケ。
レストラン入口右手前にあるトイレは、エアコンがなく、外と同様の気温で、寒くて最低でした・・・。
(真夏は逆にクソ暑いでしょう)
ロッカールームの中に、小トイレがありましたが・・・。
とにかく、ほかのゴルフ場では見たことがない、変わった造りのクラブハウスでした。
さらに、驚いたのは練習場。
エスカレーターを上った右側、そう2階にあるのです。
ゴルフ場に到着したときに、ネットが見えたので、練習場であることは想像がつきましたが・・・。
仲間の1人が、到着後にエスカレーターを上っている途中、
すぐ右上で、
ドライバーでボールを打つ音がごう音が聞こえて、おったまげていたのでした・・・。(^^;(笑)
ボールマークは、PGM共通マーカー。
スコアカードの1面は裏表広告。スコアカードによって、ブリジストンやフットジョイなど別の広告でした。
この日は快晴。
ただスタート時は風は冷たく、気温8℃。寒かったです。
午後は、陽射しが暖かで、気温は13℃でしたが暖かくなりました。
この日、平日でしたが、かなりの組数が入っている感じでした。
昼食時のレストランには、人がいっぱい・・・。
以下に記載する距離は、スコアカードに記載されているバックティー(ブルー)からの距離。
ティーマークは、だいたいスコアカード記載の距離のところに設置されていました。
No.10 ■324yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
ティーグランドが少し高く、やや打ちおろし。
幅はやや狭く、右サイドの崖下はOB。
ただ、左サイドは土手になっていて、ボールが土手の傾斜に落ちた場合はフェアウェイまで落ちてくるので、幅が狭いわりには、実質の幅はそれほど狭くない感じです。
左土手の上はOB。
フェアウェイ中央230ヤード付近にバンカーがあるので、距離によっては、バンカーに入る可能性あり。
やや下りで距離が短いので、280ヤードくらい飛ぶ人は、グリーンまで打ち込んでしまう可能性があるので注意しましょう。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは、やや下り傾斜です。
グリーンすぐ右が右下へ落ち込んでいるので、右にはずすとすぐOBのようにみえます。
この日は、ピンが右端に設置してあたっため、余計に右が狭くみえました。
グリーン手前100ヤード付近。
グリーン近くまで行くと、グリーン右にこぼしてれも、少しスペースがあり、すぐにOBというわけではありませんでした。
No.11 ■186yard Par 3
かるい打ち下ろしのパー3。
この日はピンまで180ヤード。
距離がけっこうあり、右は序目がやや食いこんでいてOBもあるので、要注意。
グリーン右手前にバンカーあり。
グリーン面の傾斜がきついです。
No.12 ■397yard Par 4
ほんのだけ少し右カーブしているパー4。
右サイドは樹木が張り出しやや圧迫感があり狭くみえてOBですが、左サイドは土手で広くなっているので、幅はそこそこ。
左土手の上まで行ってしまうとOB。
セカンドショット地点やや手前付近。
この先、かるく上っています。
No.13 ■523yard Par 5
右カーブのパー5。
ティーグランドが高台にあり、ティーショットは打ち下ろし。
右サイドの土手が迫っていて、その先も右はOB。
左サイドは土手ののり面があるので、幅はそこそこ。
セカンドショット地点手前付近。
この先は、やや上っています。
サードショット地点手前付近、
サードショット地点付近。
グリーン右手前に大きなバンカー、左手前に小さなバンカーがあります。
次のホールへは、左写真奥の坂道をカートでグングンと上っていきます。
←看板が反射してよくみえませんが、「峠の茶屋」と書いてあります。
←乗用カートが導入されるまで使用されていたと思われるゴンドラのレール。
ものすごい急傾斜・・・。
中央奥に写っているのが13番グリーン。
←「峠の茶屋」。
13番グリーンから、かなり上った小山の頂上にあります。
No.14 ■141yard Par 3
超打ち下ろしのパー3。
「峠の茶屋」がある小山の頂上付近からの打ち下ろし。
(前の組が、グリーンにオンしたあとに、ティーショットを打たせてくれたため、撮影し忘れていました)
左写真の梅の花の左下に写っているのが14番グリーン。
25ヤードとなると、実際の見た目は、かなりの打ち下ろしなので、実質距離がどれくらいなのか?距離判断が難しいところ。
見た感じでは、141ヤードから15ヤードくらいマイナスといったところでしょうか!?
これだけの高低差があると、高低差換算機能付きのレーザー距離計でないとわかりません!(^^;
レーザー距離計で測定したところ、ティーグランドから、この日のピンまでの直線距離が128ヤード。
この場合、高低差が25ヤードとわかっているので、後から三平方の定理で計算してみたら残りの辺の距離は、約125.2ヤード。
だいたい15ヤードマイナス換算で合っていたのでした!(^^v
クラブ選択がポイントになります。
グリーンオーバーするとOBなので要注意!
←このホールのティーグランドだけ、全面人工芝でペケ。
No.15 ■324yard Par 4
やや左カーブしているパー4。
距離は短めですが、幅がやや狭く、右にフェアウェイバンカーがあり、左のフェアウェイバンカーは中央まで食いこんでいます。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは、この先けっこう上っています。
No.16 ■371yard Par 4
このホールからの2ホールは、狭いホールが続きます。
右カーブのパー4。
右サイドの土手(OB)が壁のように迫っていて、左サイドもOB。
ティーグランドすぐ左下が谷(OB)になっていることもあり、余計に狭く感じます。
ティーショットのランディングエリア付近がみえないブラインドホールなので、このホールには「信号機」あり。
ティーショットで、やや右方向のショートカットを狙うのはリスクがありますが、右サイドは、こんな崖になっていたので、運良くボールがこの面に当たっていれば、フェアウェイに落ちています。
セカンドショット地点手前付近。
この先は、下っています。
セカンドショット地点付近。
グリーン左にバンカーがありますが、この日はピンが右手前にきってあったので、今回バンカーは、あまり効いていませんでした。
No.17 ■336yard Par 4
やや左カーブのパー4。
右サイドは崖(OB)が迫り、左サイドは樹木(OB)が食い込み、ここの狭いホール。
その上、ランディングエリア付近がよくみえないので、ティーショットでプレッシャーがかかります。
ティーグランドからはまったく見えませんが、左の樹木を越えてしまうと、すぐとなりのホールがあるので、左へ打球が飛んだ場合「ファー」と叫ぶように看板があります。
でも、完全に視界がさえぎられていて、隣のホールがあるようには、まったくみえません!(^^;
セカンドショット地点手前付近左サイドは、このような崖(ブッシュ)があり、その奥に、となりのホールがみえました。
セカンドショット地点手前付近。
この先は、急な下り傾斜。
グリーン手前が低く、かなりの高低差がある砲台形グリーン。
左右手前の2つのバンカーが深く、よく効いていました。
グリーン左が、かなり低なっていて、グリーン左へはずすとOBエリアまで転がり落ちる可能性があるので、注意が必要です。
このコースの名物の1つなのだと思いますが、グリーン右に巨大な岩があります。
仲間の1人が打ったボールが、この岩にあたり、”岩返し※”になっていました!(笑)
ただ、グリーンオンせず、右バンカーの手前まで跳ね返っていましたが・・・。(^^;
※「岩返し」
マンガ「プロゴルファー猿」の主人公「サル」の必殺技の1つで、意図的に岩にボールをぶつけ、跳ね返して、ピンに寄せる(カップに入れる)ショットのこと。
グリーン奥から撮影。
これはこれで、おもしろいです。(^^
No.18 ■516yard Par 5
左ドッグレッグのパー5。
左サイドは崖下でOB、右サイドも崖が迫り、やや狭く見えます。
ただ、右の山裾の先、フェアウェイ右サイドは広くなっているので、実質は、幅はそこそこ。
ただ、右サイドの圧迫があり、ティーショットが立ちづらかったです。
ティーグランドが高く、ティーショットは打ち下ろし。
セカンドショット地点手前付近。
右は土手がありますが、すぐ上はOB。
左もすぐOBで、この先の両サイドは狭くなっています。
サードショット地点付近。
カート道路のすぐ左はOBなので要注意。
グリーン面はかなりの傾斜があり、グリーン10ヤード手前からのランニングアプローチがピンに向かって転がっていったのですが、なんと戻ってきて、グリーンの右手前まで落ちてしまったのです。
ひどい・・・。そりゃないでしょう!(^^;
No.1 ■405yard Par 4
右へややカーブしているパー4。
このホールは、けっこう距離が長め。
右サイドは土手があり、その上まで行ってしまうとOBですが、幅自体は広め。
途中から下っていて、その先はみえないブラインドホールです。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは、この先下りで、右へカーブしていきます。
グリーン手前100ヤード付近。
グリーン左に大きなバンカーあり。
OUTは、INに比べたら、全体的に幅が広めでプレーしやすいといえます。
No.2 ■173yard Par 3
比較的フラットなパー3。
この日は、スコアカードのレギュラー(ホワイト)ティーの位置:145ヤードのところに、ティーマークが設置されていました。
グリーン左手前には、昔池があったのかも?と思わせるような大きな窪みがあります。
グリーン奥にバンカーがあり、その奥はすぐOB。
No.3 ■500yard Par 5
かるいS字形のパー5。
ティーグランドの右前方が少し谷のようになっていますが、その先は広くなっていて、幅は広めです。
途中まで少し下り。
セカンドショット地点付近。
この先は、やや上っています。
サードショット地点付近。
左手前にバンカーがありますが、手前の花道は広く、ほとんど気になりません。
No.4 ■350yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
幅は広めです。
セカンドショット地点付近。
この先、やや下り。
この日は、ピンがかなり奥にきってありました。
グリーンは手前から奥へ下っていて、すごく手前にオンしたボールが、かなり転がっていき、ベタピンでバーディーになったのでした。(笑)
No.5 ■392yard Par 4
右へ大きくカーブしているパー4。
左サイドは土手ののり面もあり、幅は広いです。
セカンドショット地点付近。
この先で大きく右へカーブしていき、やや上りです。
No.6 ■148yard Par 3
だいたいフラットなパー3。
グリーン右にバンカーがあり、手前にはウネウネしたところがあります。
No.7 ■499yard Par 5
右カーブしているパー5。
このホールの幅はそこそこ。
セカンドショット地点付近。
この先もかるく右へカーブしていきます。
サードショット地点手前付近。
この先はかるい下り。
サードショット地点付近。
グリーン手前80ヤードくらい?から、フェアウェイ左に大きな池があり、内側に食い込んでいて、よく効いています。
池の右に花道がありますが、幅が狭いので、サードショットで距離を残してしまうと、池が効いてくる上、花道に刻むにしても神経を使うことになります。
池の手前はバンカー。
池とグリーンの間にもバンカーあり。
池の手前には噴水が出ていました。
錦鯉がいましたが、水自体は、あまりきれいではありませんでした。
池の横の花道付近。
この日のピンは右手前でしたが、左奥に設置したあると、難易度もかなり上がることでしょう。
7番グリーンは、クラブハウスの近くにあり、2階のレストランからもよくみえます。
←グリーンからみたクラブハウス。
No.8 ■315yard Par 4
8番は、7番ホールから折り返し方向にあります。
右ドッグレッグのパー4。
幅は広め。
ただ、右へかなりドッグレッグしているため、ティーショットが右サイドへ行ってしまうと、フェウェイバンカーや、樹木が邪魔になったりして、セカンドショットが難しくなるので、フェアウェイ左半分が狙い目。
セカンドショット地点付近、右サイド。
縦幅が狭く、やや右奥へ伸びる形状。
グリーンは右から砲台形で、手前から右奥にかけてのバンカーが非常によく効いています。
この日はピンが右奥に設置してあったので、このあたりからのアングルだと、難しい状況になっていました。
このホールは、グリーンの縦幅が短い上、グリーン奥にみえる樹木が、グリーンをこぼしたら、すぐOBであるかのように見え、手前のバンカーと合わせて、非常に視覚的プレッシャーがかかるセカンドショットとなるのでした。
奥がすぐOBそうなので、手前のバンカーにも入れたくない心理が働くのです。
グリーン左手前30ヤード付近。
これより左からのアングルが、狙いやすくなっていました。
←グリーンの奥。
実際には、グリーンの奥はOBはなく、しかも幅もスペースもあったので、奥を怖がることはなかったのでした!(^^;
No.9 ■362yard Par 4
やや右ドッグレッグのパー4。
フラットで幅は広めです。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先から右へ折れています。
ドッグレッグのコーナーには、グリーン手前に池、その手前にバンカー。
右ドッグレッグで、セカンドショットはフェアウェイ左半分からの方が狙いやすいアングルですが、このあたりからのアングルでも、バンカーと池越えでグリーンを狙えます。
この池は、グリーン奥と、先ほどの16番グリーン左の池とつながっていて、奥にクラブハウスがみえ、なかなかきれいな、いいホールです。
このコースのシグネチャーホールといってもいいでしょう。
池のこちら側にも、噴水が出ていました。
◆予約:
メンバーシップコースですが、ネット予約サイトなど、誰でも予約可。
今回は、「じゃらんゴルフ」にて予約しました。
◆プレー方式:
セルフプレー、キャディー付のプレーの選択制。
◆乗用カート
4人乗り電磁誘導式リモコンカート。
シートのメッシュカバーあり。
ボールピッカー(ボール拾う器具)の装備なし。
スタート前に、プレーヤー全員のサイン(署名)を求められます。
通常は事故などの免責なのですが、ここは、リモコンカートなので事故の危険はまずありませんので、リモコン紛失時に賠償する承諾のサインみたいです。
代表者一人にサインを求めるところはあっても、全員にサインを求めるところは珍しい・・・。
◆コースレイアウト:C
OUTは、そこそこの幅もあり、比較的フラットで、16番、18番と池がらみホールもあり、”B”といったところ。
INは、山あいに段々畑状に造成され、幅がやや狭め。15〜17番は、けっこう狭くてトリッキーで、”D”といったところ。
総合的に、”C”としました。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。
グリーンセンターまで。
ピンポジション表あり。
カートのハンドルに装着。
簡易コースガイドあり。
レイアウト図は、かなりアバウト。
カートに積んであります。
IPフラッグ(吹流し)あり。
ホールによって、ブルーティーから210〜235ヤードくらい。→
◆コースコンディション:D
グリーンの状態はまずまずでしたが、フェアウェイ、ティー、ラフの状態は、あまり良いとはいえない状態でした。
時期的なものもありますが、同時期でも、もっといい状態のゴルフ場があるので、今回は”D”としました。
●フェアウェイ(コウライ):D+
芝がベターっとしていて、フカフカ感ゼロ。
3月末という時期的なことを考えると、”こんなもの”ともいえますが、オンシーズンになったら、いい状態なのか?は不明。
PGMグループなので、過度の期待は禁物。
芝が生えてなく、ほとんどが、このような泥が出かかった状態。→
硬いライからのショットやアプローチを打つことになり、ある意味難しいです。
スレスレに素振りすると、地盤の泥が出る状態。
そのため、ディボットができやすく、修復、未修復を含めたディボット跡がたくさんありました。→
●グリーン(ベント):B+
芝の密集度はそこそこで、芝の状態としては、まずます。
芝が短く、ボールは、少しポコポコ跳ねて転がる感じ。
コンパクションが硬めで、ボールマークはほとんど付かないくらい。
スピードは、やや速め。
RYOの感覚では、9フィートくらいといったところ。
ただ、傾斜がきついところが多いので、下りのラインは、11フィートくらい?というほど、かなり速かったです。
芝の状態よりも、コンパクションの硬さでスピードを速くしているタイプといった感じでした。
●ティーグランド(コウライ):D+
ほとんどのホールの芝が非常に少なめで、ベターっとしていて、泥に近い状態。
芝のフカフカ感はゼロ。
14番ティーは、全面人工芝でペケ。→
●ラフ(野芝):D
ラフも、フカフカ感がなく、ベターっとした状態。
この時期、ゴルフ場によっては、ラフの芝が生えていて打ちやすいところもあるのですが、ここでは、それもなく、フェアウェイとあまりかわらず硬いいところが多かったです。
●バンカー:
やや白っぽいグレー色の砂を使用。
表面の砂粒はやや粗め。
砂自体はやわらかめですが、すぐ下が茶色っポい泥のようなところが多かったです。
砂を薄めにとるとホームランしやすく、少し深めにとると脱出できないようなバンカー砂でした。
◆クラブハウス:B
クラブハウス全体が、空中に浮いたように2階にあり、非常に変わった形状の建物です。
2階建て。
2階に、プロショップ(フロント)、ラウンジ、ロッカールーム、風呂、トイレは、レストラン、パーティールーム。
1階部分は、駐車場やマスター室、ゴルフバッグ保管室と、トイレ。
ロッカールームやレストランなどが、それぞれ棟にわかれていました。
駐車場からクラブハウス入口に行く途中に撮影。
エントランスの2階部分から付きだしたところには、ネットが・・・。
これって、もしかして???
建物自体の外観は、少し古くなったようなところもありますが、そこそこきれい。
1階部分はこんな感じ。→
写真中央の小屋みたいなところは、ゴルフバッグ保管所。
宅配便の受付や、帰る際のゴルフバッグの受け取りをするところ。
おもしろいのは、2階に上がるのにエスカレーターがあること。→
これまで国内400コース以上に訪問しているRYOも、入口がエスカレーターのところは、初めてかも???
エスカレーターは上り専用で、クラブハウスから出る際は、階段です。
エスカレーターから上部を撮影。→
ガラス張りの天井になっていました。
2階のレイアウト図。→
フロントや、ロッカールーム、レストランなどが、それぞれの棟にわかれているので、位置関係が記されていました。
エスカレーターを上がった正面にあるプロショップ。→
フロントは、プロショップ内にあります。
フロントは、プロショップのキャッシャー(清算所)兼用でで、外国のゴルフ場のような方式。
日本のほかのゴルフ場のようなフロントとは、まったく違うタイプです。
上写真のレイアウト図には、「フロント、ロビー」と記載されていますが、この中は、プロショップ(売店)だけで、ロビーはありませんでした。
プロショップの外に、椅子がありました。
プロショップ。→
まあ、ほかのゴルフ場と同様の売店です。
キャッシャーは、この写真の反対側。
2階の各棟は、廊下のようになって、つながっています。
屋根部分はありますが、全部外同様で、この時期、風が吹きっさらしで、寒かったです・・・。
夏は逆にクソ暑いことでしょう。
この外の廊下部の一部にある喫煙エリア。→
レストラン入口の左手前です。
レストランと反対側の棟に、ロッカールーム棟があります。→
ロッカールームの入口。→
ロッカールームへ向かう途中の壁に、ショップ商品のショーケース。→
ロッカールーム側からみたプロショップがある棟。→
プロショップ出口からみて左斜め前、エスカレーターを上がって右側に、リビングスペースあり。
プロショップやロッカールームなどと、別棟にあります。
たぶん禁煙です。
ここは、床がカーペットで、とてもきれいな部屋で、奥のほうには、大きな壷が飾ってありました。
そのほか、絵画や花も飾ってあり、静かで落ち着いた場所です。
この壷があるスペースの両側には、「メンバーズルーム」あり。
誰一人いませんでした・・・。
上のルームとは反対側には、テレビ、ゆったりしたソファーがあり、テーブルには、”煎餅”が置いてありました。
これは、レストラン入口を入って、左側にあるラウンジ。→
入口にロープが張ってあり、クローズされていました。
クラブハウス2階から階段を降りた正面に、パッティング練習グリーンがあり、その奥には、7、9番グリーンと、その周囲の池がみえます。
パッティング練習グリーンから見た9番グリーン。→
◆ロッカールーム:B-
ルーム自体の広さはそこそこ。
ロッカールームの奥(浴室の方)に、小トイレがあります。
高級感はありませんが、まあきれいです。
ロッカーや長椅子が、場所によって、いろいろな配置があります。
天井は平凡。
蛍光灯ムキだし。
壁は壁紙で、一部、汚れや穴ボコがあったところあり。→
床は、少し安っぽい感じの、フカフカしてないカーペット。
長椅子は、クッションがあるタイプ。
対面するロッカー間スペースは、広めです。
ロッカーキー紛失時の賠償の貼り紙あり。→
ロッカーキーを紛失した場合は、3000円とられるので要注意。
ロッカーキーは、カードホルダーに装着されていますが・・・。
◆ロッカー:B-
木製ロッカー。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
きれいです。
中はベニアっぽく、ちょっと安っぽい感じ。
幅はやや広め、奥行きはそこそこ。
扉の裏に大鏡あり。
扉の裏に、ドレスコードの注意事項の記載あり。→
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントのすぐ横にあります。
◆風呂:
浴室の広さは、やや広め。
浴槽は、長方形。
ジャグジーなし。
湯加減は、少し熱めでペケ。
2階にあるのですが、浴槽の外は崖がみえるだけで、いい景観ではありません。。
浴槽内は、やや高級感ある感じの7センチ四方くらいのタイル。
きれいです。
浴槽の縁は、赤っぽい花崗岩。
壁や床は、赤っぽい色などの石っぽいヤツで高級感あり。
天井は木か合成樹脂???
浴槽側の天井はきれいしたが、中央部の天窓のあたりや、洗い場の上部などは、汚れが目立つところあり。
洗い場のセパレータはガラス製。
カランはプッシュ式。
コンディショナーは別々のタイプ。
シャンプーを含め、やや高級感あるタイプを使用。
サウナあり。
平日でしたが、ちゃんと稼動していました。
水風呂あり。
浴室専用の貴重品ロッカーあり。→
脱衣エリアは、やや狭い感じ。
床はゴザっぽいやつ。→
壁は塗装かな?→
一部、少し汚れあり。
天井は平凡。→
塗装の塗りムラ?あり。
洗面エリア。→
まあ普通にきれいです。
洗面台は、プラスチック台?みたいなのに埋め込みタイプ。
ハブラシあり。
休憩スペースあり。→
マッサージ機、血圧計あり。
◆トイレ:C
2階のロッカールーム奥と、レストラン入口手前右、そして1階と3ヶ所にあります。
レストラン入口手前右にあるトイレ。→
それほど広くはありません。
そこそこきれいです。
ただ、外と同様のところにあり、エアコンはなく非常に寒かったです。
夏は、逆にクソ暑いのは確実。(^^;
床は全面ゴムで今一。→
洗面台は、赤花崗岩に埋め込みタイプイで高級感あり。→
ハブラシあり。
そのほか、うがい薬、除菌スプレー、消毒液あり。
天井は平凡。
壁は、15センチ四方くらいのところと、ベニアのような木貼り。
小便エリアの壁は、やや高級感ある意思っぽいヤツ。→
個室は3つくらい。
全洋式で、全ウォシュレット。
除菌クリーナーあり。
ロッカールーム奥の小トイレ。→
個室は1コだったかな???
洋式でウォシュレット。
こちらにも除菌クリーナーあり。
ここの壁は、20センチ四方くらいの、ややザラザラして光沢がない少し高級感あるタイプのタイル。→
ここのトイレの床もゴム。→
洗面台は、プラスチック?台みたいなのに埋め込みタイプ。→
ここのトイレには、ハブラシなし。
1階にあるトイレ。→
2階のトイレより広いです。
ここも外と同等の気温。
個室は3つくらいかな?
ここのトイレの床もゴム。
洗面台は、石っぽい台に埋め込みタイプ。→
ハブラシなし。
うがい薬あり。
◆レストラン:
クラブハウス2階にあります。
窓の外は、1番ティーや7番、9番グリーンがみえます。
レストラン入口、→
レストランの部屋自体は、やや狭い感じ。
混雑したら、となりも開放するのかと思ったら、そこはラウンジみたいなので、レストランとしては使用しなさそう。
混雑時には、満杯であふれてしまうんでないの???
朝の時点で、レストラン内は喫煙可。
分煙もナシ。
ランチタイムは禁煙かも?ですが、未確認。
天井は、傾斜していて、中央が高くなっていて、ちょっとシャレた感じ。→
2階にあり、コース側がみえて、外の景観はまずまずです。
パッティング練習グリーンと、その奥は7番と9番グリーンとその周囲の池がみえます。
こちらは、1番ホール。→
今回は昼食付プラン。
1410円のメニューまで追加料金なし。
追加料金ナシのメニューは、ビーフカレー、ハヤシライス、うどん、そば、ヤキソバだけ。
ダブルチーズハンバーグを注文。
1510円で、追加料金100円。
海老フライ2コもに、ひかれて注文しました・・・。(^^;。
味はまあまあでした。
仲間が注文した「オマール海老と帆立貝のフレンチDON」。→
鉄人シェフプロデュースのスペシャルメニューの1つ。
ほかのゴルフ場では、みたことがないメニューでひかれましたが・・・。。
ほかにも、料理の鉄人プロデュースメニューがいくつか。
どれもけっこうおいしそうでした。
ほか、
国産牛のペッパーステーキ丼:1910円
国産豚ロース極匠カツカレー:1510円
など。
ソフトドリンクは、有料ですがドリンクバーのような飲み放題のフリードリンク制。
生ビールは、一番搾り。
ジョッキの1/4くらい泡で、注ぎ方がペケでした。
◆練習場:
あり。
クラブハウス入口のエスカレーターを上がったすぐ右にあります。
なので、クラブハウスにドッキングしているので、激近!(笑)
距離は30ヤードで、わずか3打席。
左右奥はネットで、天井はかなり低い鳥カゴタイプ。
24球で240円。
フロントで申し込み、フロントでボールが入ったケースを受け取ります。
こんな練習場なら無料にしてもらいたいもの。
そのほか、1階のエントランス前に、素振りエリアがあります。
10番ティーに行く途中のカートがその前を通過するのですが、そこで素振りをしている人がいて、ボールを打とうとしているのか?と思い、ビックリしました!(^^;
◆スタッフの応対:A
フロント、マスター室前のスタッフなど、良好でした。
◆料金:
11500円(平日、セルフプレー、昼食付、税込)
「じゃらんゴルフ」のプランで予約料金。
この時期の平日料金にしては、安くはないです。
オンシーズンになると、平日セルフ昼食ナシで500〜1000円アップ。
飯能や所沢、八王子あたりの人なら、かなりアクセスが良く、立地的には、都心からも、距離的に近いところにあるので、かなり強気の料金設定といえるでしょう。
◆ドレスコード:
あり。
プレー中のシャツの裾だし禁止。
襟付きシャツ着用など、その他は、一般のゴルフ場と同様。
ハーフパンツ着用時は、ソックス着用とありますが、ハイソックスとの記載はなし。
◆特記事項:
自動清算機あり。
PGMグループなので、Tポイントカードでチェックイン可能。
Tポイントが付与されます。
◆アクセス:
中央道八王子経由で、圏央道を利用で青梅ICルートで行きました。
圏央道・青梅ICから約25分。
帰りは、ナビに表示されてない新しい道路を通ったら15〜20分くらい。
圏央道の開通により、横浜方面からの人も、アクセスがよくなったといえるでしょう。
帰りは、中央道で調布の先が渋滞。
★総合評価:C
OUTは悪くないレイアウトなのですが、INがちょっとトリッキーなホールがあるのは今一。
今回は、時期的にコースコンディションが今一だったので、”C”としました。
オンシーズンが、どれくらいの状態になるのか?は不明。
プレー料金は、けっして安くないので、RYOは、また行くことはないでしょう。
ただ、このコースへのアクセスが良い人にとっては、けっして悪くはないコースなのだとは思います。
今回のゴルフ場の混雑ぶりからしても、地元の人?にとっては人気があるコースなのかな???
|
|
|
|