2016年1月6日(水)にラウンド。
このコースは、1952年オープン。
以前は、「川崎国際カントリー倶楽部」という名称のメンバーシップコースでしたが、1991年12月末に川崎市へ委譲され、川崎市が運営管理するパブリックコースになり、1992年から、現在の名称に変更されています。
クラブハウスやコース自体は、2016年1月時点でも、川崎市が所有していますが、コース運営は、2013年4月から「東急不動産グループ」に委託しているようです。
「東急グループ」に委託後、クラブハウスを建て替え、2013年10月に新クラブハウスが完成したみたい。
現在でも、川崎市のゴルフ場なので、川崎市民と川崎在勤者に対しては、月に数回開催している「川崎市民デー」にて通常料金よりも安い金額でプレーできるほか、「WEBポイント」なるものがあり、オフィシャルサイトからのWEB予約でポイントが貯まり、割引などもあるみたい。
さて、この「川崎国際生田緑地ゴルフ場」は、「川崎」といっても、川崎駅の近くではなく、川崎市内にあるというだけ。
「生田緑地」というところにあり、駅でいうとJR南武線の「宿河原」駅、小田急線の「生田」、「向ヶ丘遊園」」駅の近くにあります。
車だと、東名高速・東名川崎ICに近いところに位置しています。
そのため、都内城東エリア(世田谷区、大田区)や川崎市からは、最も近いゴルフ場(河川敷コースを除く)の1つといえます。
(地域によっては、「若洲ゴルフリンクス」の方が近いと思いますが)
これまで、都内から近い立地にありながら、料金が高く、現金払いのみ(カードでの支払い不可)で、古いし、2グリーンのレイアウトであることなどから、一度もプレーしたことがなかったのですが、今回、初めてプレーしに行ってみたのでした。
このコースは、川崎市にあり、都内から非常に近い立地にあるということと、日本の中で有名なゴルフ場設計家である「井上誠一」設計コースということが最大の ”売り”。
そのために、川崎市所有のパブリックコースだというのに、プレー料金は強気で、あまり安くははありません。
しかし・・・。肝心のゴルフコースがまともであれば、文句はないところなのですが・・・。
さて、コースですが・・・。
はっきりいって、まったく、おもしろくないコースでした・・・。(^^;
元々、RYOは、”井上誠一”設計のコースは好みでないのですが、それ以前に、ゴルフ場がある地形が問題・・・。
各ホールは、とんでもないアップダウンがあり、かなりトリッキーなコースといえるでしょう。
川崎市だというのに、山岳コース並みのアップダウンがあるのには、ほんとに驚きです。
ただ、各ホールの幅自体は、それほど狭くはなく、概ね、そこそこ〜広めといったところなのが救いといえるでしょう。
このアップダウンがある地形では、どんな設計家が造っても、どうにもならない!ともいえますが、井上誠一本人が、ここの地形を気に入って造ったのだとか・・・。(^^;
実際には、多くのホールが、ティーショットで、ものすごい打ち下ろし。
グリーンを狙うショットが、ものすごい打ち上げという、いわゆる”城攻め”。
また、下って、上って、下って、最後がまた上りといったホールや、ほかにも、フェアウェイが壁のように上り傾斜があるホール、かなり打ち下ろしのパー3などもあります。
そのほか、フェアウェイは、サイドスロープ(横傾斜)になっているところもかなりあり、とにかく、急傾斜のオンパレード。
左足上がり、左足下がり、つま先上がり、つま先下がりなどや、それらの複合した、かなり急な傾斜からのショットがほとんどになるので、はっきりいって、おもしろくありません。
とにかく、このようにアップダウンが激しいため、ドッグレッグしていないホールでも、ほとんどがブラインドホールでした。
また、ティーショットだけでなく、2打目、3打目でも、急傾斜によって先が見えないブラインドも随所にでてきます。
池がらみのホールは1つだけ。
そのかわり、砲台形まわりのバンカーが非常によく効いています。
そのほか、このコースの大きな特徴は、グリーンは、ベントとコウライの2グリーン。
今どき、まだコウライグリーンも残っています。
今回はベントグリーン使用。
夏は主にコウライ、冬は主にベント使用なのかと思ったら、2ヶ月前までは、コウライ使用していたとのことで、こまめに使用グリーンを入れ替えているみたい。
井上誠一設計ということも、このコースの”売り”の1つ。
井上誠一が2グリーンで設計したレイアウトを、1グリーンに改造することは、永久にないと予想されます・・・。(^^;
2グリーンの各グリーンのほとんどが砲台形で、非常に小さいグリーンであること。
井上誠一設計コースで、よくみられるタイプですね。
今回はベントグリーン使用でしたが、グリーンの直径が15ヤードくらいしかないところもあり、大きめのグリーンでも直径20ヤードくらいといった感じ。
グリーン面の傾斜がきついところが多く、オンしてしまえば、小さいこともあり、3パットは少なめになります。
グリーンが砲台形なので、グリーンを狙うショットで、オンするかしないかで、スコアに大きく影響するといえるでしょう。
ほぼ全部のグリーンが、円形が楕円形。
2つのグリーンは隣接しています。
また、2つのグリーンの砲台形の高さが異なるような造りも多くみられました。
そのほか、グリーンのコンパクションが硬いのも、井上誠一設計コースに、よくみられるタイプでした。
グリーン手前には、多くのホールで、深いバンカーやアゴのあるバンカーが待ち受けています。
砲台形なので、バンカーがなくても、グリーン左右や奥は窪んでいます。
その底は芝があまりなく、泥のような状態。
グリーン奥は、OBラインが近かったり、土手状に高くなっているところでは、ラフの芝が深く、ボールが転がり落ちて来ずに、ボールが土手に突き刺さった状態で止まります。
バンカーの砂は表面だけで少ないところが多く、下がすぐ硬い泥。
もっと、タップリ砂を入れてもらいたいもの。
また、バンカーショットでオーバーしたらすぐOBになってしまうところが多いだけでなく、アゴがシャクレているバンカーもあり、バンカーに入っただけで、1ホールで、いわゆる”ビッグイニング(大叩き)”になる可能性を秘めているといえます。
そのため、手前のバンカーに入らないよう、かなり大きめのクラブで打つと、グリーンをオーバーしていたり、奥の土手に突き刺さっていたりして、踏んだり蹴ったり・・・。
小さいグリーンに、砲台形、グリーンの硬さにより、いいショットやアプローチをしても、グリーンからこぼれていることも多々あります。
そのほか、グリーン周囲の傾斜もきついのですが、なぜか、傾斜がきついわりに、傾斜の途中にもボールが止まるため、アプローチも、いろんな傾斜のライ(急傾斜)から打たなくてはならず、方向性や距離感を出すのが難しく、なかなかいいアプローチを打たせてくれません。
スコアカード記載のレギュラーティーからのトータル距離は、ベントグリーン使用時で、5860ヤードと短め。
(コウライグリーン使用時は、6070ヤード)
今回は、レギュラーティーからプレー。
ほとんど、スコアカードの距離のところにティーマークが設置されていました。
ただ、バックティーは、ほとんどのホールで、レギュラーと同じところに設置してあった感じ。
レギュラーティーからは、距離が短めですが、グリーンを狙うショットは、ほとんどのホールでかなりの打ち上げ。
2クラブは大きいクラブで打つことになるので、それほど短くは感じませんでした。
グリーンが小さく、パーオンさせることは難しいですが、オンすれば、3パットはあまりしないので、パーが数多くとれる可能性があります。
逆に、グリーンにオンしないと、砲台形グリーンまわりの窪みや急傾斜、深いバンカーなどにより、ダボやトリ(それ以上)をすぐに叩きやすいと思います。
トータル距離が短めだからといって、アップダウンが激しく、砲台形グリーンに、バンカーも効いているので、けっしてやさしくはない印象です。
コース外に、民家などがあるので、数ホールで、ティーグランドが、鳥カゴ状のネットで囲まれていました・・・。
なんじゃこりゃ!といった感じ。
ティーショットで、ややダフッて、テンプラになったら、上部のネットにボールが直撃する可能性もあります。
その場合は、”無罰で打ち直し”とのローカルルールでした・・・。(^^;
とんでもないのが、15番ホール。
前方が壁のように急傾斜のファアウェイが立ちはだかり、その先が急激な下り傾斜のホール。
ティーショットでは、ドライバー使用禁止で、”180ヤード以下のクラブを使用してください”というローカルルール。
上りの頂上には、目標のポールが立っていて、そこまで180ヤードくらい。
しかし、実際には、かなりの上りのため、もう少しあるでしょう。
とんでもないのが、ティーショットでポールのあたりまで飛ばなかった場合、急な上りかつ右へ下る急傾斜のため、右手前まで戻って落ちてきてしまうこと。
そこには、ネットが張ってあるので、ノーペナですが、その付近にドロップして、結局、ティーグランドから80ヤードくらいの距離のところからのセカンドショットとなってしまうのです。
RYOは、160ヤードのクラブで、ポールの方向へナイスショットしたのですが、キャリーでボールが落ちたところが150ヤードくらいのところだったので、戻ってきてしまったのです。
なんてつまらないホールでしょう。
しかも、このホール。
頂上の先が急激に下っていて先が見えないので、フォアキャディーがセカンドショットを打っていいか合図してくれますが、このホールでは、なかなかプレー進行できないため、大渋滞。
このホールのティーグランドに付いたとき、前に2組のカートがまだ停まっていたのでした。
結局、このハーフのプレー時間は3時間。
このホールが最も詰まる要因ですが、そのほかでも、ほとんどティーグランドに前の組が詰まっていました。
ブラインドホールには、前の組への打ち込み防止用の「信号機」が設置されていたようですが、現在は使用されていませんでした。
ただ、2016年1月現在では、カートにGPSが搭載されているので、前の組のカートまでの距離が確認できます。
そのほか、いくつかのホールで、フォアキャディーが常駐していて、手旗信号(白・・・OK、赤・・・NG)で合図していました。
コースコンディションは、フェアウェイは、この時期としては、まあまあといったところでしたが、最悪なのは、ティーグランド。
な・なんと、全ホールが人工芝でした。
最初は、いくつかのホールだけ?かと思いましたが、最後の最後まで、人工芝でした・・・。
いつからなのか?わかりませんが、東急不動産グループで運営管理しているというのに、ひどいといえます。
全ホールが人工芝だったゴルフ場は、RYOがこれまでラウンドした国内約230コースの中でも、初めてかも!?(^^;
人工芝の下が硬いので、長いティーは深くまで刺さらないので最悪です。
そのほか、今回使用していたベントグリーンは、芝自体も、やや太めのベント芝のような感じで、見るからに、表面がデコボコ。
ボールは、スムースな転がりはしませんでした。
ゴルフ場内には、カラスが非常に多く、カートのコンビニ袋などを狙っています。
カートには、それを防止するためのフタ付小物入れがありました。
この日、平日でしたが、「サンクスデー」という、少し料金が安い設定日だったこともあり、かなりの組数が入っていました。
また、このようにブラインドホールが多いこともあって、プレー進行は遅かったです。
平日だというのに、前半のINは3時間、後半のOUTは2時間40分かかりました。
問題の15番ホールのティーグランドに、前の組が3組詰まっていたので、特に、INはプレー進行が遅いと思われます。
この日は、曇り。
手持ちの温湿度計で、気温8.1℃→9℃、湿度29%。
それほど風はありませんでしたが、一日中陽が出なかったので、寒かったです。
「生田緑地」は、広大な敷地があり、緑が多いだけでなく、この「川崎国際生田緑地ゴルフ場」のほかに、「岡本太郎美術館」、「藤子・F・不二雄ミュージアム」、「日本民家園」、「かわさき宙(そら)と緑の科学館」、「伝統工芸館」、「生田緑地ばら苑」などの施設があります。
また、「ホタルの里」という里山があり、6月下旬頃には、本物の蛍(ホタル)を観ることができるみたいです。
以下に記載する距離は、スコアカードに記載されているレギュラーティーからの距離。
ティーマークは、だいたいスコアカード記載の距離のところに設置されていましたが1ホールでレディスティーのところに設置。。
バックティー(ブルー)は、16ホールで、レギュラーティーと同じところに設置。
レディースティーがレギュラーティーと同じところに設置したあったホールが1ホールあり。
今回は、10番スタート。
No.10 □455yard Par 5
右カーブしているパー5。
セカンドショット地点あたりまでは、途中までは、比較的傾斜がなだらか。
パー3以外の各ホールのティーグランド脇に、このようなレイアウト図がありました。
幅はそこそこですが、右のOBラインが浅いので要注意。。
ティーグランドの30ヤード前方くらいまで、左横と上部に、ネットがあります。
コース外へボールが飛び出すことを防止するための防球ネットです。
ティーショットで、”ド天ふら”すると、上部のネットに当たるかもしれません・・・。(笑)
ただ、ボールがネットに当たった場合は、”無罰で打ち直し”というローカルルールでした。(^^;
上部のネットは、左のネットから2メートルくらい内側にかぶさっています。
コース外へのボールの飛び出しを防止するためのネットとはいえ、ティーグランドから30ヤードくらいまでのところを左へ飛び出すボールは、なかなか出ないのでは???
左へ飛び出すとしても、もっと先でしょう!???(^^;
ティーグランドは、このような人工芝。
このホールだけ?かと思ったら、なんと、このあと。全部のホールのティーグランドが人工芝だったのでした・・・。
ティーグランドの左、ゴルフ場の外には、「岡本太郎美術館」があり、岡本太郎作の巨大オブジェがみえました。
この写真では、よくわかりませんが、樹木の奥に、青色の巨大な人間のような形をしたオブジャがあるのでした・・・。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先、ややうねりながら上っていて、右が低いややサイドスロープ。
サードショット地点手前付近。
このあたりより先は、さらにサイドスロープがきつくなっていました。
セカンドショットで、フェアウェイの左に打ったとしても、ほとんどボールは右へと転がり落ちることでしょう。
サードショット地点付近。
かなりのつま先さがりのライからのショットを強いられます。
グリーン手前80ヤード付近。
ベントグリーンは右。
グリーンは右から、かなりの砲台形。
いや〜!グリーンは小さいです。
この先のホールも、ほとんどのグリーンがかなり小さかったのでした・・・。(^^;
グリーンの右を撮影。
グリーン右は、こんな急傾斜になっているので、右にはずすと、下の方まで転がり落ちる可能性が高く、トラブルになります。
No.11 □375yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
2つのグリーンは、実際には、ほとんど真横に並んでいる(グーグルアースで確認)ので、このレイアウト図は、古いのか?アバウトなのか???
いずれにせよ、けっこういい加減な図なので、ホール形状は参考程度にし、カート装備されているGPSを見た方がいいでしょう。
ティーグランドが、かなりの高台にあり、すぐ前から急な下で、ティーショットは打ちおろし。
幅はそこそこ。
フェアウェイは、途中から、今度は、急傾斜な上りが待っています。
このホールのティーグランドも人工芝。
セカンドショット地点付近。
ティーショットのランディングエリア付近は、急な上り傾斜で受けていて、ティーショットでのランがほとんど出ず、あまり距離がでません・・・。
フェアウェイは、この先、さらに急な上り傾斜の”城攻め”。
このあたりからでも、ピンの先が少し見えるだけ。
ベントグリーンは左で、写真の左奥の樹木のちょっと右あたりにあります。
そのため、フェアウェイ左からだとグリーンは狙えない可能性大。
急傾斜の上、右のコウライグリーン手前から撮影。
ちなみに、もう1つの「コウライグリーンは、全ホールで着色されています。
ピンがかなり長かったです。
3メートルくらいはあるかな!?
このようにピンが長いから、セカンドショット地点から、なんとかピンが見えたのでした。(^^;
No.12 □395yard Par 4
右ドッグレッグのパー4。
ブラインドホール。
なんか、非常につまらないホールでした。
最後が末広がり形状で、ベントグリーン(右)の場合、セカンドショットでグリーンがほとんど狙えないホールだったのでした。
ティーグランドには、たくさんに看板が・・・。
「ブラインドホールなので、前カートが270ヤード以上離れたことを確認してから打つように」
「打ち込み注意」
「左側に民家あり。注意してお打ちください」
などなど、多くの注意看板が・・・。
前の組への打ち込みは、気をつけさえすれば防止できますが、左の民家への打ち込みは、いくら注意したって、ヘタな人に言っても無駄でしょう!?(^^;
ティーグランドが高く、すぐ前から急な下りです。
途中は、少しフラットなところがありますが、その先は、ものすごいも上り傾斜となっています。
幅自体ははそこそこ。
写真中央付近の木が立っているあたりが盛り上がった土手があるので、その先に前の組がいると、まったく見えません。
たしかに、”打ち込み”には注意が必要。
このホールも、またまた人工芝。
セカンドショット地点手前付近。
このあたり、写真ではよくわかりませんが、とんでもない急傾斜です。
ベントグリーンは右で、右の崖の奥にあります。
セカンドショット地点付近。
このあたりまでくると、先ほどよりは上り傾斜がゆるくなるものの、この先も上り。
ここまできて、右の崖の少し左に、ようやくピンの先端が見えるくらい。
ティーショットのランディングエリアは、急な上り傾斜でランはでないので、よほどのロングヒッター(キャリーで250ヤードくらい)でないと、ティーショットでこのあたりまではこないでしょう。
ということは、1つ上の写真のあたりからセカンドショットを打つことになり、ピンは見えないどころか、グリーンすら狙えないので、セカンドショットは刻むことになります。
なんてつまらないホールでしょう・・・。
グリーン手前100ヤード付近。
このあたりまでこないとまともにグリーンを狙えません。
グリーンは。かなり盛り上がっていて、超砲台グリーンでした。
ほんと、つまらんホール!!!
No.13 □160yard Par 3
打ち下ろしのパー3。
この日は、レディースティーの115ヤードの位置にティーマークが設置。
ベントグリーンは右下。
どっつひゃー!!!
グリーン小さすぎ!!
ある意味・・印象に残るホールでした。(^^;
ここも、やはり人工芝。
110ヤードの距離から見て、こんなに小さいとは・・・。
もしかして、RYOがこれまでラウンドしたコースの中で、最も小さいグリーンかも???
ショートコース(パー3だけのゴルフコース)では見たことがある大きさですが・・・。
もし左右グリーンの間にボール落ちたら、グリーンオンするかな?
急傾斜の勢いで、グリーン右下まで落ちてしまうかも???
かなりの打ちおろしなので、その分に距離換算が難しく、クラブ選択に迷います。
2つのグリーンの間手前に、小さなバンカーあり。
右グリーンの右と奥は、ものすごい急傾斜があり、ボールはさらに下(10メートルくらい下)へボールへと転がり落ちます。
ひどいホールだ・・・。(^^;(苦笑)
これって、左上にあるコウライグリーン使用の場合、右下にはずしてしまったら、とんでもらいアプローチになりますね・・・。(^^;
グリーンの大きさをレーザー距離計で測定してみたら、縦15ヤード、横12ヤードくらいでした。(^^;
No.14 □345yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
ここもブラインドホール。
ティーグランドすぐ前から、急な上り傾斜があり、その先がまったく見えなくなっています。
注意の看板はありませんが、GPSで前カートの確認要。
ティーショットは打ち上げ。
幅自体はそこそこ。
ここも、もちろん人工芝。
セカンドショット地点付近。
上の段まで上ると、ようやくグリーンがみえてきます。
この先しばらくは、比較的フラット。
グリーン手前120ヤード?付近。
この先は、下りです。
ベントグリーンは左で、グリーン左から砲台形。
No.15 □260yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
幅は、やや狭いです。
パー4にしては、280ヤードしかなく、ストレートではあるのですが・・・。
な・なんと!”ドライバー使用禁止!”の看板が・・・。
しかも、”飛距離180ヤード以内のクラブ使用”と、使用クラブを制限するローカルルールのホールがあり最低。
”ドッヒッェー!!なんじゃこりゃ〜!!”
ティーグランドに立つと、目の前のフェアウェイが壁のようになっていました!
写真ではよくわかりませんが、ほんとに壁のようになっているのです。
しかも、フェアウェイは、左から右へ下がる急なサイドスロープ。
左の頂上にはフォアキャディが常駐してました。
RYOは、5アイアンを選択。
フェアウェイ左へ打ったボール(約160ヤード弱)は、ナイスショットしたのにもかかわらず、ボールは、急傾斜で手前に戻ってくるではありませんか!
しかも、さらに右下へと転がり落ちたのです・・・。
アンビリーバブル!!!(怒)
←ここも人工芝。
右下の底には、ネットが張ってあり、ボールはそこに引っかかっていました。
結局、ティーグランドからの距離は80ヤードくらいしか飛んでいなかった感じです・・・。ひどすぎる!!
ネットにクラブが当たらないところへドロップ(傾斜でボールが止まらないので、2回ドロップし、3回目が落ちたところにプレース)。
しかし、そこからのショットは、またとんでもない超打ち上げとなり、超左足上がり、超つま先下がりのライなので、出すだけを余儀なくされます。
セカンドショット地点手前付近。
キャリーで、このあたりに落ちても、ボールが止まることはないでしょう。
RYOのように、右下まで転がり落ちることでしょう。
(夏で芝がフカフカしてたら止まる可能性ありますが)
セカンドショット地点付近。
この写真。カメラを傾けて撮影しているわけでありません。
ティーショットで180ヤード打ったとしたら、はたして、ボールはこのあたりで止まるのでしょうか???
キャリーで180ヤードくらいで、このあたりでは???
どれくらいの距離を打ったら、どれくらいのポジションになるのか?まったく見当もつかず、初めてのラウンドでは、まったく対処できないホールといえます。
しかも、フェアウェイは、このようなとんでもない急なサイドスロープ。センターにボールが止まることはまずないでしょう。
左いっぱいに打って、右いっぱいに止まるかどうか?ヘタすると、右のラフ、さらに下まで転がり落ちる可能性もあります。
目印のポールあたりから撮影。
ここから100ヤードくらいかな?
この先は、こんどは、急激な下り傾斜になっていました。
ベントグリーンは左。
このあたりまできた、やっとグリーンがみえました。
左サイドには急傾斜の土手があり、ピンはその先に設置してあり、ピンは先のフラッグが、土手裾にわずかにみえるだけ。
このあたりも、サイドスロープがかなりきつくなっています。
グリーン手前80ヤードくらい。
ここで、グリーン全体がやっとみえました。
このあたりは、かなり急な、つま先下がり&左足下がりのライです。
グリーン手前にはバンカーが横たわっていました。
バンカーは砂が少なく、すぐ下が泥で硬くて最悪。
また、グリーンは奥から砲台形。
グリーンオーバーしようものなら、ボールはけっこう下まで落ちてします。
いや〜!それにしても、ひどいホールだ!!
笑ってしまいますね・・・。(^^;
ここも、ある意味、印象に残るホールだったのでした。(笑)
No.16 □145yard Par 3
打ち下ろしのパー3。
ティーグランドが高台にあり、打ち下ろしです。
先ほどの13番ホールに似ていて、ベントグルーンは右の下の段。
ティーグランドからの高低差は、13番ほどはないですが。
ティーグランドのすぐ前は谷(ブッシュ)で、陥没しています。
その先は、急激な上りで、グリーンは砲台形。
ティーショットは谷越えですが、ショットには影響ありません。
グリーン右は急な傾斜で、けっこう下までボールが落っこちます。
「後続組がティーグランドに待機している場合、全員がグリーンオンしてから安全な場所に退避して、後続組を先に打たせてください」と記載した看板あり。
実際には、打たせない方が進行が早いのですが、このゴルフ場は慢性的にプレー渋滞で詰まっている可能性が高いと思われます。
ここも、やっぱり人工芝。
いいかげんに、しつこいですね・・・。(^^;
このあとのホールも全部人工芝だったので、もうやめます。(笑)
ティーグランド前の谷は、このようなブッシュ。
左右グリーンの間は、このように陥没していました。
左グリーン下の急傾斜にボールが落ちたり、右グリーン左にはずすと、ここにボールが落ちます。
ここは、芝がほとんど生えてなく泥みたいな状態でした。
砲台グリーンに向かっての、SWでのアプローチは困難なライなので、パターで転がし上げるしかありませんでした・・・。
No.17 □480yard Par 5
やや右ドッグレッグしているパー5。
比較的フラットな、このコースでは珍しいまともなホール。
ただ、最後は少し上っています。
ティーグランドのすぐ前に池があり、ティーショットは池越え。
池越えは30ヤードくらいなので、視覚的プレッシャーにもならず、ほとんどティーショットに影響なし。
せっかく池があるホールなのですが、池は水が濁っていて、きれいではないし、ここからの景観美はゼロ。
このホールの左のラフエリアの一部だけ、このように明らかに色が違う芝が生えていたところがありました。
これは着色ではないので、洋芝だと思われます。
とはいっても、生え方がまばらなので、意図的とは思えませんが・・・。
セカンドショット地点やや手前付近。
この少し先、左サイドに池があり、やや内側に食い込んでいます。
ティーグランドから220〜240ヤード地点あたりなので、ティーショットでは要注意。
フェアウェイ左にある池。
池は小さく、深さは10センチ程度で浅いです。
水はやや透き通っていますが、底はグレーの泥で、あまりきれいではありませんでした。
池の奥(グリーン方向)へクリークが伸びています。
しかし・・・。
クリークには、まったく水がなく、ただの泥の溝となっていました。
残念・・・。
このクリーク、けっこう奥まで伸びていました。
以前、
”ゴルフ場内の小川にホタルの幼虫を放流して、年何度か?夜にゴルフ場一般開放してのホタル観賞会を開催”
というような記事をみた記憶があります。
ゴルフ場内で、それらしいことができる小川といえば、ここだけだったので、ここで開催していた?と思われます。
計画があっただけで、実際に開催していたのか不明ですが・・・。
しかし、現在(2017年)では、ググっても、それらしき記事は一切掲載がないので、もう既に頓挫したのでしょう。
ホタルを育成するためには、清流が必要でしょうから、ゴルフ場内で維持するのは難しかったのでしょうかね・・・。
清流が流れていれば、このホールは、けっこういいホールだったでしょうから、残念です。
ただ、同じ「川崎生田緑地」敷地内の「ホタルの里」というところでは、現在でも、ホタルが観賞できるようです。
グリーン手前50ヤードあたりまでは続いていました。
サードショット地点付近。
この先は、やや上っていて、右のベントグリーンは砲台形。
グリーン手前から撮影。
18番ホールまでのカート道路途中には、大きな池があり、噴水がでていました。
No.18 □345yard Par 4
このホールもブラインドホール。
ティーグランドが高台にあり、ティーショットは打ち下ろし。
また、ティーグランド前に池があって、池越え。
左サイドが土手になっていて、幅自体は広め。
真ん中に数本の木が立っていますが、池のすぐ先にあり、高台からの打ち下ろしなので、問題なく越えていけます。
左土手と、それらの木々で、先が見えないので、カートのGPSで、前の組のカート位置の確認要。
この池は、先ほどの噴水がでていた池です。
ちょうど噴水越えとなります。
けっこう大きい池のですが、ティーショットを打つ場所からは、あまり見えないので、視覚的プレッシャーは、ほとんどありません。
ティーグランドの先端から見ると、池は、こんな感じ。
ただ、池越えは50ヤードくらい?なので、ティーショットに影響ないといってもいいでしょう。
セカンドショット地点付近。
この先は、やや上りで、グリーン近くで、さらに上り傾斜がきつくなっていきます。
ベントグリーンは左。
グリーンは超砲台形です。
グリーン手前のバンカーがあり、よく効いています。
バンカーは2つありますが、左右グリーンの手前に1コずつ配置されていました。
No.1 □435yard Par 5
左ドッグレッグのパー5。
ティーグランドが高台にあり、ティーショットは打ち下ろし。
幅は広めです。
途中までけっこう下っていて、その先は、かなり上ってします。
OUTのティーグランドも1番ホールから人工芝でした。
人工芝のすぐ横は、ほとんど芝が生えてなく、泥のようになっていました。
すべてのホールが、このような泥みたいな状態になってしまい、全て人工芝に変えたのかもしれません。
ティーグランドの左から左前方にかけて、陥没したスペースがありました。
ティーマークが設置されている人工芝のところは、ここより右にあるため、無関係なエリアとなっていました。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、2段階で、上っていて、やや”城攻め”。
サードショット地点付近の左にみえる池。
18番ホールのティーグランド前を横切っていた池です。
サードショット地点付近。
ベントグリーンは左。
左右グリーンの間にバンカーがあります。
グリーンは砲台形。
No.2 □355yard Par 4
ホール形状は、だいたいストレートですが、ベントグリーンは左なので、最後は少し左に曲がっている形状。
幅はそこそこ。
人工芝のティーグランドは、右端に設置されていて、ティーショットは立ちづらくなっていました。
フェアウェイは、上って、下って、また上っています。
すべてのティーマークが、同じところに設置されていました。
セカンドショット地点手前付近。
このあたりまで上っていて、この先は下り。
フェアウェイは、左が低いサイドスロープとの複合傾斜。
セカンドショット地点付近。
グリーン少し手前まで下っていて、最後は上り。
ベントグリーンは左の下の段。
No.3 □280yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
途中の上り傾斜がきつく、先がみえないブラインドホールです。
ティーグランド前は陥没していますが、その先は上り。
右サイドは土手ですが、幅は、やや狭め。
ベントグリーンは右の土手裾の奥方向にあります。
ティーグランド前の陥没エリア。
ティーッショットには影響ありませんが、けっこう陥没していました。
セカンドショット地点手前付近。
この先は、かなり急な上り傾斜で、さらに左が低いサイドスロープ。
このあたりからだと、グリーンはまったくみえません。
セカンドショット地点付近。
このあたりまでくると、ピンの先端が少しみえます。
左のベントグリーンは、写真中央ちょっと左の”もみの木?”方向。
グリーンは砲台形。
No.4 □360yard Par 4
右カーブしているパー4。
途中までやや下っていて、その先は上り。
幅は広めです。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは、この少し先で、急激に右カーブしていますが、障害物がないので、このあたりからでも、まっすぐグリーン方向へ狙うことができます。
セカンドショット地点付近。
右サイドが広いと思ったら、右は陥没エリアになっていましたが、下の段もフェアウェイになってました。
ただ、急傾斜のライで、かつグリーンがまったく見えなくなるので、ティーショットは上の段に運びたいところ。
陥没エリアより右はOB。
陥没エリアとの境界に木が立っています。
ベントグリーンは右。
No.5 □390yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
上って下ってまた上るというジェットコースターのようなホールです。
幅は広め。
セカンドショット地点付近。
ここまで、”カタッカタッカタッ”と、コースターが上っていき・・・。
ここからは、”ギューン”と、一気に急傾斜を下りおりて、またそのあとに、また”ゴーッ”と、上っていく!そんなアップダウンが激しいホール。
セカンドショット地点先付近。
グリーン手前100ヤード地点付近。
この先は、急激な上りで、”城攻め”。
グリーンは砲台形。
2つのグリーン手前に3つの深いバンカーあり。
No.6 □100yard Par 3
やや打ち上げのパー3。
ベントグリーンは左。
左グリーンの手前にはバンカーもなく、距離も短いので、なんのへんてつもないホールでした。
ショートコース(パー3コース)にあるようなホールみたい。
No.7 □316yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
左サイドには、民家があるようです。
ここも、看板にて、”注意してお打ち下さい”と、いくら書いてあっても、いくら注意しようが、左に行く人は左に行ってしまうでしょうから、あまり意味ないような・・・。!?(^^;
な・なんと、このホールのティーグランドは、トンネルのように、左右と上にネットがかかっていたのでした・・・・。
ティーグランドに、こんなネットがかぶさっているゴルフ場は、前代未聞!
RYOがこれまでプレーした約430コースの中でも初めてみました。(^^;
民家への打ち込み防止用ネットだと思われるので、民家に打ち込むことはないと思われます。
ネットではなく、本当の”トンネル”になっていたら、マンガ「プロゴルファー猿」に登場する”洞窟の中のホール”みたいで、おもしろかったかもしれませんが・・・。(笑)
ティーショットの”天ぷら”や、ソケット(シャンクのような球筋ボール)が出たら、間違いなく、ボールがネットに当たるでしょう!
ネットに当たったら、ここもノーペナで打ち直しし。
まあ、普通にドライバーでナイスショットすれば、弾道的に、ネットには当たらないと思いますが、”天ぷら”ぎみのショットになると、ネットに当たるでしょう。
信号機が設置されていましたが、カバーがしてあり、使用されていませんでした。
途中まで、やや上っていて、その先は、少し下り、その先はやや上っています。
ティーグランドからグリーンは見えるのですが、最初の上り傾斜と、左土手の先に、前の組が見えないので、打ち込み注意。
GPSで確認しましょう。
セカンドショット地点付近。
この少し先まで下っていて、その先は上り。
ベントグリーンは右で、超砲台形。
手前のバンカーが効いていました。
No.8 □500yard Par 5
右カーブしているパー5。
ブラインドホール。
真正面奥に、大きなビル(マンション)が見えます。
このホールのティーグランドにも、、トンネル状の鳥カゴネットがかぶさってました。
なんともいえないですね・・・。(^^;
幅はそこそこ。
フェアウェイは、途中からまでやや上りで、その先が急激に下っています。
前の組がみえないので、GPSでの確認要。
ティーグランドすぐ前は陥没していますが、ティーショットには影響ありません。
セカンドショット地点付近。
この少し先で、急激に下っています。
この先、右サイドは広くなっていますが、S字形になっていて、右の樹木が内側に食い込んでいるので、そこへボールが行ってしまうと、フェアウェイに出すだけになってしまいます。
サードショット地点手前付近。
この先右へ曲がっていて、S字形の窪み手前あたり。
ここより右からだと、グリーンがまったくみえません。
サードショット地点付近。
この先は、急劇な上り。
グリーンは右奥で、グリーン砲台形。
グリーン奥には、マンションが・・・。
こんな近くにマンションなどのビルがみえるのは、都会の川崎市のゴルフ場ならではの景観ではあります。
グリーン左には、フェンスがあり、その奥には、けっこう近くにマンションが建っています。
No.9 □160yard Par 3
INスタートだと、最終の9番ホールがパー3になるので、ちょっと今一です。
打ち上げのパー3。 この日は、ピンまで156ヤード。
ベントグリーンは右。
ティーグランドから右前は、陥没していて、その前は急激な上り。
右グリーン手前には、バンカーが横たわっていました。
バンカーより手前の陥没エリアには落とすのは禁物。
◆予約:
パブリックコースなので、誰でも予約可。
ネット予約サイトなどの取り扱いはありません。→特定の時期だけ、GDOや楽天GORAで予約できる場合あり。
オフィシャルサイトからのネット予約か、予約専用番号への電話予約となります。
◆プレー方式:
通常はキャディー付のプレー。
特定日(セルフデー)や、特定時期(夏期など)に、セルフプランあり。
◆乗用カート:
4人乗り乗用カート使用。
電気カート。
電磁誘導式リモコンカート。
スピードはやや遅め。
GPS装備。
カートから、その日のピンまでの距離が表示されます。
ホールレイアウト、前のカートまでの距離、ポイントまでの距離を表示。
雨天時のメッシュ状シートカバーあり。
ボールピッカー装備なし。
◆コースレイアウト:E
2グリーンで、グリーンは小さく、砲台形多。
アップダウンが激しすぎて、おもしろくありません。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。
右グリーン使用ホールは、フェアウェイ右の表示杭、左グリーン使用ホールは、フェアウェイ左の表示杭をみます。
グリーンセンターまで。
ピンポジション表、コースガイドなし。(GPS装備なので不要)
IPフラッグ(吹流し)ナシ。
使用してるピンが長いです。
パターx2+シャフト。
ホールによって、パター4本分くらいの長さのピンもあり。
ほとんどが、打ち上げのホールなので、長いピンを使用しないと、フラッグが見えないためでしょう。
◆特設ティー:あり。
ほとんどのホールに設置されています。
”プレイング4にてプレーしてください”という、強制ローカルルール。
ホールによって、ロストボールの場合も、特設ティーからプレイング4でプレーとのローカルルールあり。
◆コースコンディション:
●フェアウェイ(コウライ):B-
緑色っぽい塗料で着色されています。
だいた11月末くらいに着色していると思われるので、かなり色が薄くなっていて、着色してないよりはマシっていう程度。
芝の密集度はそこそこで、ややフカフカしているところもありますが、ベターっとしているところもあります。
1月という時期を考えると、芝の状態としては、まあまあといったところ。
時期的にこのような状態だと、ディボットがとれやすいので、未修復ディボット跡が、けっこう多かったです。
グリーンまわりや、バンカーの周囲は、このような、ほとんど泥みたいな状態のところが、けっこうありました。→
●グリーン(ベント):C-
芝の密集度はそこそこで、遠めに見るとまあまあな芝の状態にみえます。
実際には、やや太めの芝が使用されており、みるからに表面はデコボコした感じ。
ボールは、スムースな転がりはしませんでした。
ただ、グリーン面の傾斜がきついところが多く、下りのラインはやや速く、上りのラインは、かなり遅かったです。
マスター室前の掲示では、この日のスピードは8.0フィート。
実際のRYOの感覚でも、8.0フィートくらいで、遅めでした。
マスター室前の掲示では、この日のスピードは8.0フィート。
実際のRYOの感覚でも、8.0フィートくらいで、遅めでした。
ただ、グリーン面の傾斜がきついところが多く、下りのラインはやや速く、上りのラインは、かなり遅かったです。
とはいえ、横からのラインは、それほど曲がりませんでした。
グリーン上のボールが下のラインにつけば、それほど難しくはない印象。
とはいえ、下りのラインでも、ぜんぜん転がらないとこがあったりして、ベントグリーンといっても、ラインよりも傾斜の距離感が重要視されるグリーンでした。
コンパクションは、硬め。
ボールマークが少しだけ付くくらい。
●ティーグランド(コウライ):E
ティーグランドは、全ホール人工芝(砂入り人工芝)で最低。
全ホールが人工芝だったゴルフ場は、これまで記憶にありません。
メンテナンスの怠慢で泥みたいな状態になり、すべて人工芝を敷き詰めたのでしょう。
通常のプレー料金は、あまり安くはないのに、人工芝は、ひどい!といえます。
”打ちっぱなし”のゴルフ練習場じゃないんだから・・・。
ちゃんと、天然芝を育成してもらいたいものです!(怒)
人工芝は、完全に埋め込まれて貼ってあるので、一時的なものではありません。
再び天然芝に戻すことが、まずないと思われます。
人工芝は、砂入り人工芝で、テニスコートや野球場などで使用されているようなタイプ。フィールドターフかな?
人工芝の間には隙間があるので、ティーは、刺すことができます。
ただ、地盤が硬く、長めのティーは、ある程度の深さまでしか、刺さらないところは、かなりペケ。
人工芝の周囲は、泥みたいになっていて、ほとんど芝が生えていないところもありました。→
●ラフ(野芝):B
ややフカフカしているところは、フェアウェイより打ちやすい状態。
時期的には、あまり伸びていませんでした。
●バンカー:
バンカーの砂は、グレーっぽい色(一部、少し白っぽい砂のところもあり)で、細かい砂なのですが、砂の量が少ないところが多く、下がすぐ硬い泥。
もっと、タップリ砂を入れてもらいたいもの。
◆クラブハウス:B-
クラブハウスは、2013年に建て替えたようなので、新しくて非常にきれいです。
坂を下りた下の段にクラブハウスがあります。
坂の手前の、ゴルフ場ゲートの看板。→
建物自体は、ちょっと簡易的でシンプルな建物で、公共施設の建物のような感じ。
エントランスから見ると1階の平屋ですが、コース側からみると3階建て。
エントランスの屋根は、ひさし部分がは2mくらい?しかありませんでした。
クラブハウス入口の扉は、緑色で、近代的な感じです。
コース側から見たクラブハウス。→
このように、こちら側から見ると3階建て。
3階がエントランス、フロント、ロビー、リビングエリア、売店、小トイレ。
2階が女子ロッカー、小トイレ、レストラン、休憩エリア。
1階が男子ロッカールーム、風呂、トイレ、休憩エリア、スタート出口。
フロントとロビーは、新しいのでとてもきれいです。
自動清算機あり。
カードでの支払い可。
ロビーの天井は、木貼り。
落ち着きがあり、きれいです。
3階のリビングスペース。
全館禁煙です。
リビングエリアには、同じ東急グループのハワイ島の「マウナラニリゾート・サウスコース(正式名:フランシス・イイ・ブラウンゴルフコース・サウスコース)」のパネルが展示されていました。
RYOが最も好きな、最高のゴルフコースです。
3階にある売店。→
3階から撮影した階段部。
階段の正面や右あたりは、ガラス張りになっていて、はるか下のゴルフコースまで展望でき、かなりの高さがあるので、ちょっと怖いくらい。
階段は、けっこう簡易的な素材って感じ。
エレベーターあり。
スタート出口や男子ロッカーは1階なので、さすがにエレベーターが設置されていました。
エレベーターも新しいのできれい。
エレベーター内には大きな鏡あり。
1階スタート出口手前の休憩アリア。
簡易的なテーブルと椅子ですが、きれいです。
2階にある休憩エリア。→
2階にも、ソファーやテレビがあるスペースがあります。
◆ロッカールーム:B-
クラブハウス1階にあります。
ルーム自体は、あまり広くはないです。
新しいのできれいですが、シンプル。
高級感はありません。
カーペットはザラザラしたタイプ。
あまりフカフカしてないタイプで高級感はないですが、新しいのでシミや汚れもなくきれいです。
天井は平凡。→
壁は壁紙。→
まだきれいです。
対面するロッカー間のスペースは、そこそこ。
長椅子は、人工皮のクッションタイプで、役所などにありそうな、少し安っぽいタイプ。
ロッカールームの端は、片面が壁になっていました。
◆ロッカー:B-
木製ロッカー。
木が安っぽい感じ。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
新しいのできれいです。
幅は狭く、奥行きも浅め。
扉の裏に、長細い大鏡あり。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントの右奥にあります。
フロントからはみえません。
カードホルダーに埋め込まれたICチップをかざすタイプ。
◆風呂:B-
浴室は、こじんまりしていて、やや狭いです。
ただ、新しいのきれい。
浴槽は長方形で、角の1つがカットされている形状。
浴槽の縁は、黒っぽい石。
浴槽内は、15センチ四方くらいのタイル。
まだ新しいの、タイルの隙間の汚れは、それほど目立ちません。
ジャグジーなし。
サウナなし。
浴室の床は、薄茶色っぽう15センチ四方くらいのタイル。→
今のところきれいです。
浴室の天井は、木か、木目調ステンレス。
新しいので、汚れはなく、きれいでした。
浴室の壁は、15センチ四方くらいの光沢ありのタイル。
ちょっと安っぽい感じ。
隙間など、今はきれいです。
洗い場のセパレータなし。
シャンプーとコンデショナー別々タイプ。
脱衣エリアは、狭いです。
洗面台は、プラスチックみたいな台に埋め込みタイプ。
新しいのできれい。
ハブラシなし。
床はゴザっぽいヤツ。
天井は平凡。
脱衣エリアの壁は、壁紙かな!?
脱衣棚は3段で、同じ縦列に、ほかの人が使用していると、かなり狭くなります。
また、各棚にはカゴがありますが、ボストンを置くスペースがなく、使いづらいといえます。
◆トイレ:C
新しいのきれいですが、高級感はナシ。
洗面台は、安っぽい木みないな台においてあるタイプ。
洗面器は、四角形。
ハブラシなし。
うがい薬あり。
床は全面、グレーっぽい色のゴム。
天井は平凡。
壁は、塗装壁。
1階のトイレは、迷路みたいになっていて、小便エリアと個室の一部が、変な配置で並んでいました。
小便エリア。→
小便エリア対面にも個室あり。
個室は、全洋式で、全ウォシュレット使用。
便座クリーナーあり。
個室の扉や仕切りは、やや安っぽい木。
新しいのできれい。
◆レストラン:B
クラブハウス2階にあります。
当たらしのできれいですが、あまり広くはない感じ。
全面禁煙です。
レストランの外は、テラス席がありますが、丸テーブルが小さく、椅子は2コずつ置いてないので、いい時期でも、昼食をテラスでとる感じではなく、たんなる球形エリアみたいな感じ。
テラスも禁煙。
メニューは全体的に高めです。
「熱々麻婆豆腐」:1620円。
「天ざるそば・天ざるうどん」1566円。
「国産うな重」3240円。
「ビーフカレー」:1296円。
「ロースカツカレー」:1728円。
「五目あんかけラーメン」:1404円。
「クリームパスタ」:1404円。
「すき焼き膳」1944円。
など。
生中(一番搾り):702円。
ジョッキは大きめ。
「季節の天ぷらとマグロのたたき膳」1728円を注文。→
おいしかったです。
仲間が注文した「高座豚かつ煮膳」1728円。→
仲間が注文した「チキンのトマト煮ランチプレート」1620円。→
仲間も、それぞれ美味しかったとのことでした。
◆練習場:あり。
クラブハウスから少し離れています。
練習場までの途中に、柑橘系の実がたくさん成った木がありました。
左右奥上がネットの鳥カゴ。
約25ヤード。
人工芝マット使用。
ゴムティーは、かなり高いヤツのみ。
通常高くティーアップする人以外は、高すぎて使えません。
6打席。
使用球は、コース球と練習球のミックス。
1コイン:20球。100円。
現金100円をマシンに直接入れるタイプ。
◆スタッフの応対:B
清掃スタッフなど、きちっと挨拶し、東急運営で、しっかり教育されています。
コース内の芝借り?か何かの騒音を鳴らす機器で作業したいたスタッフは、コース内打とうとしている人がいるにもかかわらず、おかまえなしに、騒音を鳴らしていました。
◆料金:
1月の平日サンクスデー:10700円(セルフ、税込)。
3バッグ割増なし。
カード使用可。
以前は、プレー代は前金制の現金払い、レストラン利用料金も別途現金での支払い方式で、カードでの支払いは一切できなかったようですが、東急グループの運営になってから、レストランを含めたプレー料金も後払いになり、各種カードも使用できるようになったみたいです。
都内から非常に近く、有名な井上誠一設計であることで、プレー料金も安くはありません。
ただ、都内などの近隣からだと、高速道路料金がゼロで、ガソリン代も少なく、交通費が、あまりかからないことを考えると、それほど高くはないのかもしれませんが・・・。
◆特記事項:
駐車場が、クラブハウスと離れていて、とにかく不便。
近くの有料パーキングを利用します。
クラブハウスのエントランスに車をまわすと、ゴルフ場スタッフが無料パーキングのカードをくれます。
パーキングに入庫時、そのカードを挿入。
そのカードが、すぐに出てくるので、受け取り、車の中に保管とのこと。
出庫の際に、そのカードを入れると、無料となります。
駐車場は、ゴルフ場利用者以外も利用しているので、入口のゴルフ場クラブハウスに近いところはすでに満車。
ずっと奥まで行かないと駐車できませんでした。
そのため、クラブハウスからは、さらに遠くなり、ほんと面倒でした・・・。
ゴルフ場のクラブハウスは、右写真の右奥への道路の奥の奥。
駐車場入口は、写真左奥への道路を進んだ左側。
ちょっと黄色いヤツが見えるところです。
つまり、車を駐車場に入れる場合、ここまで戻ってきて、そして、駐車場へいれなければなりません。
当然、プレー前の車を駐車した後、また、プレー後の車をとりにいく際は、かなりの距離を歩くことになります。
このような、普通の有料パーキングです。→
「生田緑地ゴルフ場前駐車場」という名称。
練習場へ行く手前の右手に、わけのわからない形状で赤茶色した石製のオブジェのようなものがありました。→
その右下に石プレートがあり、川崎市へ委譲された際の「モニュメント」とのこと。
その石プレート。→
内容は、
「当ゴルフ場は、故井上誠一氏の設計による関東地区でも稀に見るユニークなレイアウトを誇り、川崎国際カントリークラブとして過去四十年余に亘り終始着実なる運営実績を積重てきましたが、去る平成三年十二月末日付にて同倶楽部より川崎市へ委譲引継が行われました。
今後更にこ掛替えのないコースを一人でも多くの地域市民が福祉健康施設として末永く大いに活用されるよう期待致すべく、このモニュメントを建立いたします。」
◆サービス:
ホカロンが無料サービスでした。
◆アクセス:
生田緑地内にあります。
カーナビでは、東口駐車場から入り、緑地内を突っ切って行くルートでしたが、緑地内は通行できません。
生田緑地の北側の専修大学がある方の入口から行く必要があります。
★総合評価:D-
なにしろ、コース内のアップダウンが激しく、ほとんどがブラインドホール。
全体的に、幅はそれほど狭くはないですが、山岳コースみたいな傾斜だらけです。
2グリーンの各グリーンは、ほとんどが砲台形で、グリーンは非常に小さく、はっきりいって、おもしろくありません。
まあ、アップダウンがものすごく、”なんじゃこりゃ!”というホールのオンパレードで、ある意味おもしろいともいえますが・・・。(^^;
それを、”おもしろい”と思って、楽しむしかないでしょう。
そのほか、ティーグランドが全ホール人工芝なのが最低です。
せっかく都内から近い立地にあり、クラブハウスが新しくきれいになったのに、これだけコースレイアウトがおもしろくないと、もう二度と行くことはないでしょう。
都心から近く、交通費がほとんどかからない!ということ以外は、はっきりいって、いいところがなく、プレー料金も安くないので、行く価値はありません。
近いので、”怖いものみたさ”で、行ってみたい方は、チャレンジしてみましょう!(笑)
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