2007年10月25日(木)ラウンド。 初めて訪れました!(^^ ”霞南”は、”かなん”と読みます。 以前は、「利根ゴルフ倶楽部」という名称のコースでしたが、2006年の夏くらいに経営がかわり、現在の名称に変更されています。 霞ヶ浦周辺のコースは、”霞”の文字が使用されているコースが多いのですが、ここも、霞ヶ浦の南にあるということで、この名称になったもよう。 この周辺のコースは、東関道、常磐道からも、ICを降りてから、けっこう時間がかかるところなので、RYOもまだ行ったことがないコースも残っています。 このコースも例外ではなく、以前の「利根ゴルフ倶楽部」という名称が、”河川敷コース?”のイメージがあったからか、ノーマークでした!(^^; 名称が変わったことで、”こんな名称のコースあったっけ?”ということから、調査してみたところ、比較的新しめだし、1グリーンのコースで良さそうだったので、今回行ってみることにしたのでした! コースは、1988年オープンで、設計は加藤俊輔。 1992年に、ニチレイインターナショナル、1996年に、東レジャパンクイーンズといった、USLPGAツアーのトーナメントも開催しているようです。 今回、東関道・大栄ICから行きましたが、コースまで40分弱かかり、けっこう遠い!という感じです。 さて、コースに到着すると、クラブハウスを見てビックリ! もっと、新しくてきれいなイメージでいたのですが、外観がかなり朽ちていて、古くなった感があります! さらに、エントランスの上部には蜘蛛の巣が・・・!あらら・・・!(^^; ロビーなど内部はきれいでしたが・・・。 しかし、ロッカールームの床のカーペットは汚れが目立ち、古くなった感は否めません!(^^; まあ、そんなことはさておき、肝心のコースですが・・・。 コースは、ベントグラスの1グリーンで、アメリカンタイプといってもいいでしょう! 丘陵林間コースで、アップダウンもそこそこあります。 林の木々は赤松がけっこうあったみたい。 バンカーや池、ドライクリーク、グラスバンカーなどがあり変化があるので、けっこうおもしろいレイアウトといえます。 INには、ちょっと狭くてトリッキーなブラインドホールがいくつかありました。 ちょっとプレーすづらいのは、1番と10番。 どちらも、距離が短く、幅も狭く、ティーショットでドライバーを使いづらいホールなのです。 スタートホールとしては、ちょっと今一。 グリーンはホールによって巨大なところもありますが、それほどポテトチップ状ではなく、グリーン面のアンジュレーションは少なめです。 印象に残るのは2番。 打ちおろしで、幅が広々としていて、右に池があり、景観がいいホール。 グリーン前をロングバンカーが横切っている11番。 17番の難しいパー3。 ちょっと残念だったのは、コースコンディション。 何故か?フェアウェイが真冬の状態のように、芝が薄めでベターっとしていたのです。 ローラーで全部つぶしているかのような・・・。 まだ、全体の9割5分くらいは緑色なので、枯れるには早い時期。 先週は千葉のコースでしたが、全部緑色でフカフカだったことを考えると、ちょっといただけません! まあ、真夏の時期だったら、もうちょっとフカフカしていたのかもしれませんが・・・。 ティーグランドも、ハゲているようなところもあり、今二。 グリーンは、芝の密集度が少ないところがところどころあったものの、ボールの転がりがよく、まずまずでした!(^^
◆プレー方式: キャディー付歩きプレーのみ。電動手押しカート使用。 セルプレー、及び乗用カートはありません。 ホール内は、そこそこのアップダウンがありますが、ホール間インターバルが長いところはそれほどなく、ものすごい上りのところはベルトコンベアがあるので、歩きでもなんとかプレーできます。 ◆予約: メンバーシップコースですが、現在はGSTARTなどのネット予約サイトにて予約可能。 今回はGSTARTにて予約。 ◆コースレイアウト:A アメリカンタイプで、なかなかおもしろいです! ◆距離表示: フェアウェイのセンターに、鳥の形のプレートで表示。 グリーンエッジまで。 エッジからの距離はキャディーに聞きましょう。 ただ、キャディーが持っていたピンポジション表は7分割のものだったみたいなので、キャディーがだいたいの距離を言ってたような・・・! 同伴の友人がキャディーに聞いていたところを、スコープで測定したら、ずれがあるホールもあったので・・・。 ◆コースコンディション:C ●フェアウェイ(コウライ):C やや太いタイプの芝を使用。 全体的に芝が薄め。芝がベターっとしていて、フカフカ感はほとんどありませんでした! ローラーでつぶしているような感じで、地盤が硬く、真冬のフェアウェイのよう。 すでに、ところどころ、芝が茶色く枯れたようになっているところもありました! このあたりは、もうけっこう朝晩冷えるのか?もう枯れているのかもしれませんが、まだ10月なのに・・・。 ●グリーン(ベント):B 全体的にはまずまずでしたが、芝の密度が少なく下の地盤が黒っぽく透けているところ、ツギハギしてあるところ、少しハゲているところがあり、”B”としました。 コンパクションは、やわらかめ。ボールマークがしっかりとつきました。 スピードは、やや速め。 転がりは非常によかったです。 RYOの感覚では、8.5〜9フィートくらいといった感じ。 ●ティーグランド(コウライ):C〜D ホールによって、”B”くらいのところもありましたが、1番ホールなどハゲているところもあり、全体的には”C〜D”としました! ●ラフ(野芝):B〜C ところどころ、けっこう深いところあり。 芝が少ないところもあり、:”B〜C”としました。 ●バンカー: ベージュっぽい砂のところと、白っぽい砂のところがあり。 バンカーによって、砂が少ないところあり。 ◆クラブハウス:B〜C 外観自体は立派で、できた当時は立派な建造物だったのでしょう。 現在は、かなり古びた感が否めません。 エントランスの屋根はさびていて、蜘蛛の巣がはっていて、ペケ! 内部は、まあきれいです。 ロビーは、2階まで吹き抜けで天井が高く、広々とした空間。 ロビーの奥はガラス張り。 床のカーペットもややフカフカできれい。 2階建て。 1階は、フロント、ロビー、売店、ロッカールーム、トイレ、風呂、スタート出口。 2階に、リビングスペース、レストラン、コンペルーム。 ロビー奥のスタート出口手前の席が禁煙ではないので、ロビー中がかなり煙くなっていました!(^^; ◆ロッカールーム:C ロッカールーム自体は、やや狭め。 天井は平凡。 向い合うロッカー間のスペースは広いです。 椅子はなく、ロッカーの下部に階段状の椅子タイプ。 床はモスグリーンの全面カーペットですが、フカフカ感が既になく、シミなどの汚れが目立ち今一。 ◆ロッカー:C 扉の表面のみ木製で中はブリキ。 カードホルダーのキーで開閉タイプ。 幅は広めですが、奥行きは狭く今一。 ロッカー上部に棚がないので、ちょっと使いづらいです。 扉の裏に鏡なし。 ◆貴重品ロッカー:なし。 フロントで貴重品袋にて預けます。 ◆風呂:B〜C 浴室はあまり広くありません。 まわりに洗い場があり、中央に浴槽があります。 窓の外は庭園はなく、外から見えないように木が植えてあり、外の景観は見えません。 浴室の床は石っぽい。 壁は高級感のある30センチ四方くらいのタイル。 洗い場のセパレータと台、浴槽の縁が花崗岩。 天井はステンレス???きれいになっていました。 湯加減は、まあやや熱めで今一。 ジャグジーあり。 サウナなし。 洗い場のセパレータ:あり。 ハブラシあり。 ◆トイレ:C きれいにはなっていますが、今一。 床は全面カーペットですが、安っぽいタイプ。 全洋式で全ウォシュレット使用。 ハブラシあり。 ◆レストラン:C まあ普通といったところ。 奥の席は禁煙席となっていて分煙していますが、セパレートされているわけではないので、けっこう煙かったです。 窓の外は、パッティング練習グリーン、18番ホール奥の池がみえ、まあまあ。 今回は昼食付プラン。 無料で食べられるメニューは、¥1260 分まで。 それ以上の料金のものは、差額要。 今回は、生姜焼き膳を注文。 味はまあ普通でしたが、肉は3枚でちょっと少なめ。 生ビール:¥680。 小や中などのサイズがなく一種類。グラスビールで350mlくらいと小さめ。 ◆練習場:あり。 11打席。 205ヤード。 左と奥はネット。 やや打ちおろしで、両側はすり鉢状。 人工芝マット使用。練習球(1ピースボール)使用。 30球、¥310。 ◆スタッフの応対: ●キャディー、風呂番:A 感じがよかったです。 ●レストランスタッフ、フロント:B まあまあ。 マスター室は誰もいなくて、クローズされています! 練習場にいるスタッフは、研修生かわかりませんが、若い男性スタッフ。非常に無愛想でした。 ◆キャディー:A 非常に感じがよく、しっかりと仕事をこなし、GOODでした!(^^ ◆料金: ¥12000(平日、昼食付、キャディー付、歩き、4バッグ、GSTART予約) キャディー付で、昼食付のことを考えると、高くはないといえます。 JCBカードが使用できませんでした!(^^; VISAとマスターカードのみ使用できます。 日本のゴルフ場で、JCBが使用できないところは、この5年はお目にかかったことがありません!(^^; JCBカードを使用している方は注意しましょう! ◆特記事項: コース内売店には、キャディーへの”心付け”にするための洗剤などの券?が、おもむろに販売されています。 今どき、感じよくないです!(^^; ロゴマーク入りのボールマーカーは製造していません! 無印のマーカーでした!(^^; 今後も造る予定はないとのこと。 それくらい造れっ!つーの!!! ◆アクセス: 東関道・大栄ICから、35〜40分。 常磐道からだともっとかかると思われます。 ICを降りてから、けっこう遠いです! 利根川の橋を渡るせいもあり、直進的な道路がなく、かなりルート的に遠まわりする感じ。 ナビでは、ICから右周りの国道ルートが選択されますが、コース案内版やコースで配布地図は左まわり。 行きは左まわりで行ってみましたが。距離的に近くなりそうですが、けっこう狭い道路を通ることになります。 帰りは右まわりで帰りました。。国道51号中心に通るので道はわかりやすく、走りやすいです。 ただ、時間帯によっては渋滞するのかも?
★総合評価:B せっかくレイアウトはまずまずなのに、コースコンディションが今一で、今回は”B”としました。 コースコンディションがよければ、充分に”A”をつけられます。 クラブハウス内カーペットの汚れ、エントランスの蜘蛛の巣はなんとかしてもらいたいもの。 改善を期待しています。