2017年5月14日(日)ラウンド。
はじめてラウンドしました。
1987年オープン。
オープン当初は、「久慈川カントリークラブ」という名称で、その後、経営交代し、2014年から「サンクチュアリ久慈ゴルフクラブ」、そして、さらに経営交代して、2016年6月15日から、現在の「ボボスカントリークラブ 久慈川コース」という名称になっています。
「ボボス(bobos)」とは何?と思って調べてみたら、何語なのか?もよくわからず、いくつか載っていたのですが、ゴルフコースに付けている名前ということを考えると、”ブルジョアの略語で、リッチ層をさすという説もある”のことをいっているものだと思われます。
まあ、日本では、”ボボス”って、ほとんどなじみのない用語なので、ピンときませんが・・・。(^^;
現在の経営は、韓国企業のようです。
韓国で商業ビルや会員制リゾートクラブ等も経営する「ヘイソリア」というグループみたい。
それにより、韓国の人が多く訪れるのか?スタッフに韓国の人がいるのか?よくわかりませんが、トイレの壁や、マスター室前などには、あいさつの言葉を韓国語(ハングル)と日本語で記載されている表が貼ってあったり、レストランメニューにもハングル文字が記載してありました。
日本のコースで、こんなのみたのは初めてでした。
コース設計は、加藤俊輔。
ベントの1グリーンです。
かなりの山の中に造られているわりには、全体的にホール幅はそれほど狭くはありません。
高低差の多くは、ホール間インターバルになっていました。
ホール構成は、OUTがパー5が1つのパー35。INがパー5が3つありパー37。
かなりの山間部に造成されているので、このような構成でしかホールが造れなかったのでしょう。
とんでもない打ち上げの”城攻め”ホールは少なく、ブラインドホールも少なかったです。
また、打ち下ろしホールを多めに造ってあり、フェアウェイも、やや段々を施してあるので、セカンドショット以降を、ものすごい左足上がり、左足下がりといった急傾斜のライから打つこともそれほどないように造られている印象。
そのかわりティーショットでの谷越えも多くありますが、距離の長い谷越えはなく、視覚的にプレッシャーは、ほとんどない谷越えでした。
1つだけ、とんでもないホールだったのが、3番。
ここだけは、ものすごい城攻めホールでした。
グリーンの近くに行くほど、幅が絞られていて、ティーグランドに立つと、”オーッ!”と、思わず声に出してしまうような、ホールでした。
ただ、ティーグランドも高台で、ティーからはグリーンが見えます。
さらに、高低差が1メートルくらいはあるものすごい2段グリーン。
近くで、イノシシ狩り?か何かをしているようで、プレー中に、けっこう近距離から銃声が時々聞こえてくるので、ビックリします。
コースコンディションは、グリーン以外は、残念ながら今ひとつでした。
このコースでは、クレジットカードが使用できません。
オフィシャルサイトには、その旨の記載はなく、ネット予約サイトには記載あり。
”カード端末の不具合により現金のみの清算になります”というような記載があり、ゴルフ場のフロントにも、同様の案内表示がありました。
もう半年前以上前から、ずっと同じ表示です。
”カード端末の不具合”なのであれば、修理すればいい話ですが、いつまでたっても、まったく修理していないのか???修理する気がないのか???
ということからみると、おそらく、”カード端末の不具合”ではなく、経営交代してから、カード会社との契約をしてなく、また、契約する気がないものだと思われます。
カードが一般的に普及している昨今、カードが使用できないゴルフ場は非常に少なく、使用できないゴルフ場は経営が危ういところが多いのですが、このゴルフ場の場合、経営交代から使用不可だとすると、最初から、カード決済可にするつもりがないものだと思われます。
以下に記載する距離は、スコアカードに記載されているホワイト(レギュラー)ティーからの距離。
ティーマークは、だいたいスコアカード記載の距離のところに設置されていました。
ただ、記載の表示距離が正しいかどうかは不明・・・。
No.1 □358yard Par 4
ストレートのパー4。
幅はそこそこですが、左右に崖が迫っているので、やや狭めにみえます。
セカンドショット地点手前付近。
この先、IPフラッグの先に、少し急な下り傾斜があり、その先と段差があります。
グリーン手前が低く、その先はかるい上り。
グリーン右手前から右にかけてバンカーがあります。
右の土手の上には岩がムキ出しに・・・。
右のバンカーは、このように水たまりが・・・。
グリーン奥から撮影。
フェアウェイ右にあった岩が露出していて、こんな感じ。
No.2 □120yard Par 3
ものすごい打ち下ろしのパー3。
ティーグランドが高台にあり、グリーンはずっと下の段。
かなりの高低差があります。
このホールのティーグランドは、人工芝マットで最低。
硬いタイプの人工芝で、ところどころにティーを刺す穴があいているタイプ。
ショートティー以外は、それ以上深くまで刺さらなくて最悪です。
ティーグランドとスコアカードの表示では、120ヤードとなっていますが、ピンポジション表示ではグリーンセンターから「−2」と記載されているのに、レーザー距離計で測定したところ、ピンまで直線距離で145ヤードありました。
打ち下ろし分の距離を換算すると、実質距離は120ヤードくらいだと思われますが、このホールの距離表示って、換算した距離なのでしょうか?どうも不可解。
ほかのホールの距離表示も、いい加減である可能性もあります。
このコースの中では、かなり標高が高い場所にあり、はるか遠くの景色がよくみえました。
ティーグランドからグリーンの段へ降りる際に、かつて使用されていた「ゴンドラ」の残骸が残っていました。
下の段から撮影。
現在はリモコン電磁誘導式乗用カート使用。
カート道路は、急勾配をウネウネと造られていて、リモコン電磁誘導式なので、スピードが出ず安全ですが、もし運転式だったら、年に数回は事故が起きるのでは?というくらいの、急なカート道路でした。
No.3 □385yard Par 4
このホールも、ティーグランドだけが高台にあり、ティーショットはかなりの打ち下ろし。
ティーグランドに立つと、”ドッヒャー!”と声がでてしまうほど、ものすごいホールなのです。
ティーグランド前方から撮影。
ティーショットは打ちおろしですが、下の段からグリーンまでは、かなりの上り傾斜で、グリーンに近づくにつれ、ホール幅がだんだん狭くなっていき、グリーン面もかなりの傾斜があることが、ティーグランドから、はっきり見えます。
セカンドショット地点手前付近。
この先は、”城攻め”です。
ティーショットでナイスショットしても、IPフラッグは、かなり先にありました。
グリーン手前100ヤード地点付近。
ティーショットのランディングエリアは急な上り傾斜なのでランが出ないため、セカンドショットは、けっこう距離が残り、フェアウェイは、やや段々が施されているものの、かなりの左足上がりのライからのショットとなるので、2オンするのは容易ではありません。
急な上り傾斜に加え、左右の幅が狭くなっていて左右にそれたらOBなので、方向性のコントロールが必要であり、キャリーでグリーンまで思いっきり打っていくのは勇気がいります。
グリーンは縦長で、2段グリーン。
この日はピンが奥の段に設置。
グリーン面の高低差もかなりあり、下の段と上の段との高低差は1〜1.5メートルくらいあります。
アプローチでは、上の段までキャリーで突っ込まないと、ボールはしたの段まで戻ってきてしまい、下の段からのパットは、3パットは覚悟しなければなりません。
下の段からの2パットは至難の技といえます。
このコースで、最も難易度の高いホールといえるでしょう。
ある意味、印象に残るホールでした。
No.4 □310yard Par 4
距離は短いですが、印象に残るホールの1つ。
ホール幅したいはそこそこですが、ホールが縦に2段になっていて、左の上の段がフェアウェイで、右の下の段がロングバンカーになっています。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは右の上段ですが、幅が狭いので、ティーショットでそこまで打つ必要はありません。
右のバンカーまで届かない距離、段の手前のこのあたり(レギュラーティーから200ヤード付近)まで打っておけば充分。
このホールの右のロングバンカーにも水たまりが・・・。
水たまりの奥にボールが入ってしまっていたら、回収不能どころかロストボールの可能性も・・・。(^^;
左の上の段のフェアウェイから撮影。
グリーンは、この段より低いところにあります。
No.5 □340yard Par 4
ティーショットが池越えのパー4。
ティーグランドの前方までいって撮影。
このように池が横切っています。
ティーグランドの右前方を撮影。
池は右までつながっています。
ティーグランドから右側を撮影。
池はけっこう大きく、右後方まで続いていました。
フェアウェイはこの先、上りで、右へカーブしています。
フェアウェイは途中で途切れ(実際には左に細ーいフェアウェイがあるみたい)、陥没していて、ボコボコしたマウンド群があるラフエリアがあります。
かなりの上り傾斜で、やや”城攻め”。
No.6 □255yard Par 4
距離が短いパー4。
だいたいストレートで、幅はそこそこ。
ただ、ホワイトティーから193ヤード地点でクリークが横切っています。
ティーグランドが高台にあり、ティーショットは打ちおろし。
左サイドは陥没していて横切っているクリークが続いています。
ティーショットでクリーク越えを狙っていく方法もありますが、クリークの先の左サイドにはバンカーもあるので、考えどころ。
ロングヒッターであれば、1オンを狙える距離です。
ティーグランド前方までいって、のぞきこんでみると、けっこう深い谷。
谷底には池があります。
ティーグランドから左サイドを撮影。
セカンドッショット地y点手前付近。
距離が短いホールなので、このあたりにレイアップしておけば充分です。
フェアウェイ左のクリークは、水がありません
クリークには、まったく水が流れてなく、残念・・・。
クリークの中は砂利や、雑草。
フェアウェイを横切っているところ。
このあたりは雑草が多く、もしボールが入っても、草が生えていて、石のないところにあれば、打てる可能性もあり。
グリーンの奥には池があります。
グリーン奥から撮影。
奥の池は、ショットにはあまり影響ありませんが、グリーン奥は池へ下っていたので、かなりオーバーしてしまうと池まで落ちるかも!?
No.7 □481yard Par 5
7番になって、ようやく1つ目のパー5。
やや「S字形」になっているホールで、幅はそこそこ。
レッドティー付近から撮影。
レッドティーより少し前方から左を撮影。
底には池がありました。
ティーショットで、よほどド引っ掛けしない限り、ショットには影響ありません。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは、この先、左カーブしいて、その先で右へカーブしています。
フェアウェイの右サイドには、下の段があり、広いスペースがありました。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、途中まで下りで、この先は上っています。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、途中まで下りで、この先は上っています。
この先は、上り。
左土手のラフには、タンポポの花がたくさん咲いていました。
黄色いボールを使用していると、遠くからはボールが見間違うかも!?(笑)
この先、けっこう上っていて、グリーンが砲台形。
フェアウェイの右下のは、岩肌が露出した崖がありました。
グリーン手前50ヤード付近。
グリーン左は、かなり陥没していました。
No.8 □312yard Par 4
かるく右カーブしているパー4。
ティーグランド前に、岩がゴロゴロしているエリアがあり、ティーショットは、このエリア越えとなります。
まあ、50ヤードも打てば越える距離なので、ショットにはほとんど影響ありませんが・・・。
左が広くなっているので、幅はやや広め。
ちょっと、景観的には、印象に残るホールの1つでした。
セカンドショット地点付近。
この先は上っていて、グリーンはやや砲台形。
左バンカーの右にも、岩がありました。
グリーン手前には、グニャグニャ形バンカーが2つあります。
No.9 □160yard Par 3
OUTの最後がパー3となっています。
この日はピンまで147ヤード。
グリーン面はティーグランドよりも高く、打ち上げです。
グリーンは、手前と左、奥から、かなりの砲台形。
グリーン手前から左、奥にかけて陥没していて、ウネウネしたところやマウンド群があり、もしボールを落とすと、やっかいなライになる可能性があります。
グリーン手前のバンカーもよく効いていました。
グリーン右手前から撮影。
グリーンはずすとしたら、右手前のこのあたりが安全。
ただ、グリーン右は、溝のようになっていて、少し窪んでいます。
No.10 □493yard Par 5
左ドッグレッグのパー5。
幅自体は広めです。
フェアウェイは左奥方向への伸びていて、ティーショットでフェアウェイの段まで届かないと、傾斜のラフに止まってしまいます。
右方向は、広くて安全。
セカンンドショット地点かなり手前付近。
ティーショットで右方向へ180ヤードくらいの地点かな?
フェアウェイは、このあたりだと、左が低いサイドスロープなので、つま先上がりのライです。
この先、左サイドはOB。
セカンンドショット地点やや手前付近。
ホール形状自体は左ドッグレッグなのですが、途中に土手やラフがあるため、フェアウェイ形状は逆S字形です。
ティーショットは、この段まで届かないと、手前の土手(急傾斜)につかまります。
サードショット地点付近。
フェアウェイは、この先は下り。
この先はまっすぐ。
グリーン手前80ヤード付近。
グリーン手前が低く、グリーンは砲台形。
手前のバンカーは効いています。
No.11 □370yard Par 4
左ドッグレッグしていて、ティーショットが谷越えのパー4。
フェアウェイは、写真中央のこんもりとした大きな樹木の左から左奥へと伸びています。
ティーショットでフェアウェイがある段まで届かないと、かなりの急傾斜の土手なので、手前に転がり落ちていまい、ヘタをするとOB。
IPフラッグまで210ヤードくらいだったかな!?
フラッグより左へいってしまうと、もっと距離が必要になるため、土手に落ちる可能性があるので要注意。
フェアウェイの段まではキャリーで170ヤードくらい(樹木のすぐ左方向)なのですが、フェアウェイへはやや打ち上げで、フックボールや引っ掛けはNGホールなので、視覚的プレッシャーはかかります。
土手の下は、谷(ブッシュエリア)でOB。
左の谷は、こんな感じ。
セカンドショット地点手前付近。
この少し先までやや上っていて、その先から急な下りになっています。
セカンドショット地点先付近。
この先は、けっこう急な下り傾斜。
サイドは少し上っています。
グリーン100ヤード手前あたりから、左サイドはこのような下へ下がる土手。
底は比較的フラットなスペースがあり、広くなっていました。
No.12 □157yard Par 3
池越えのパー3。
この日は、ピンまで152ヤード。
池は、やや縦長で、グリーンすぐ手前まで伸びているので、視覚的プレッシャーは、少しかかります。
池の縁は、枕木で囲ってあって、景観も悪くはありません。
池の水はダークグリーン色で、透明度はなく、手前の方は藻みたいなのがたくさん浮いていて、あまりきれいではありませんでした。
底はまったく見えないので、ボールは回収不能です。
No.13 □325yard Par 4
ホール形状はだいたいストレートのパー4。
フェアウェイ形状は、S字形。
途中まで下りで、幅は広め。
距離は短めのホールですが、ホワイトティーから220ヤード地点付近からフェアウェイバンカーが斜めに内側に食い込んでいて、よく効いています。
セカンドショット地点手前付近。
この先は、やや上りで、右のフェアウェイバンカーの奥あたりが盛り上がっています。
グリーン手前80ヤード地点付近。
ピンは左にきってあり、グリーン手前のバンカーが効いていました。
No.14 □173yard Par 3
ティーマークはかなり前方に設置してあり、この日はピンまで128ヤードでした。
グリーンとティーグランド間には、たくさんのマウンド群があります。
グリーン手前から左にかけて陥没していて、グラスバンカーのようになっていました。
グリーンは手前から砲台形。
No.15 □445yard Par 4
左ドッグレッグで、かなり距離が長いパー4です。
ドライバーの弾道の高さで、写真中央の丸い木の上は充分に越えます。
フェアウェイは、右手前から左奥へ伸びているので、ティーショットが左へ行くほど、フェアウェイまでが遠くなります。
フェアウェイまで届かないと、ウネウネした傾斜のラフエリアに止まってしまうと、セカンドショットで出すだけになっていまいます。
フェアウェイは、途中まで上り。
谷は、竹やぶを伐採したようなエリアで、枯れた竹が散乱していました。
左の谷。
その左は田園地帯でした。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この少し先から、けっこう下っています。
セカンドショット地点先付近。
フェアウェイは、途中で途切れていて、やや急な下り傾斜はラフエリア。
グリーン手前100ヤード付近。
このあたりが低く、この先は、今度はけっこう上っています。
グリーンは砲台形。
No.16 □536yard Par 5
右ドッグレッグのパー5。
フェアウェイは、右奥方向へ伸びています。
幅はやや広め。
フェアウェイは、やや上り。
ティーグランド左前方に池がありますが、ティーショットにはあまり影響ありません。
ティーグランド右前方は、下への土手。
土手下や、右奥の林はOBです。
セカンドショット地点手前付近。
このあたりの上りは、少しなだらか。
セカンドショット地点先付近。
この先も、右へ曲がっていて、幅が非常に狭くなっているところがあります。
右はOB。
サードショット地点手前付近。
この先も、やや上っています。
グリーン左手前には、マウンド群があるラフエリアで、花道は、グリーン右手前。
No.17 □305yard Par 4
ここの印象に残るホールの1つ。
幅はやや狭め。
左の土手裾先はスペースがありセーフですが、かなりの傾斜の下への土手なので、そこへ落とすと、グリーンがまったく見えない上、グリーン近くに池があるので、2オンを狙うのは非常にリスクを伴います。
距離が短いホールで、右に池があるため、フェアウェイ幅はそれほど広くはないので、ティーショットは慎重に打つ必要があります。
グリーン手前から撮影。
グリーン左、カート道路の奥には大きな池がありました。
5番ティーグランド前と、6番グリーン奥にあった池と同じ池です。
No.18 □475yard Par 5
右ドッグレッグのパー5。
ティーグランド前に谷かあり、ティーショットは谷越え。
幅はそこそこ。
谷越えは100ヤードくらい?なので、ティーショットにはあまり影響ありません。
ティーグランドから前方を撮影。
谷といっても、ティーショットの延長戦上は、急傾斜の草ボウボウエリア。
左下に池があります。
ティーグランドの左から、左奥へと池が伸びています。
先ほどの17番グリーン左にあった池です。
セカンドショット地点付近左サイドから撮影。
この先、右へ曲がっています。
フェアウェイは、この先やや上り。
セカンドショット地点先付近。
フェアウェイは、この先この先も上っています。
サードショット地点付近。
グリーン手前でフェアウェイが途切れ、少し陥没したラフエリアになっていました。
グリーンは砲台形で、2段グリーン。
この日は、手前の段のしたにピンが設置されていました。
グリーン奥に、ホテル棟がみえます。
◆予約:
メンバーシップコースですが、パブリックコース化しているので、ネット予約サイトなど、誰でも予約可。
今回は、「楽天GORA」で予約。
◆プレー方式:
セルフプレー、キャディー付のプレーの選択制。
料金プランでは、セルフプレーのみですが、オフィシャルサイトをみると、キャディ付も頼めるみたい。
◆乗用カート:
4人乗り乗用カート。
電磁誘導式リモコンカート。
ガソリン式だったかな???
◆コースレイアウト:B
1グリーンのコースで、各ホール幅はそこそこ広めのところが多く、悪くはありません。
かなりの打ち上げや打ち下ろしホールは少なめでした。
印象の残るようなホールもいくつかあったので、”B”としました。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。
グリーンセンターまで。
ピンポジション表あり。
カートのハンドル部に装着。→
簡易コースガイドあり。
カートに積んであります。→
IPフラッグ(吹流し)あり。
ホワイトティーから230ヤード地点付近。
◆特設ティー:あり。
多くのホールに、OBの場合の「プレイング4」として設置されています。
”特設ティーよりプレイング4にてショットして下さい”の強制ローカルルール。
そのほか、”1ペナエリアに入った場合は、ボールが入ったと思われる地点から2クラブレングス以内にドロップできる”というローカルルールあり。
◆コースコンディション:
●フェアウェイ(コウライ&野芝):D+
全体的に、芝の密集度は少なめ。
磁場の状態は良くありませんでした。
基本的にはコウライ芝だと思うのですが、かなり野芝も混入。
雑草もけっこう生えていて、お世辞にも、いいとはいえない状態。
前日、雨がけっこう降ったようですが、カジュアルウォーターまでのところはなく、スタンスをとると、足元がジワーっとグシャグシャしていて水が、なんとかにじみ出ないくらいでした。
これは、いい状態の方であったところ。→
ところどころ、フカフカしているところがあるくらいで、ベターっとしているところが多い印象。
このように、芝が少ないところがほとんど。→
ディボッド跡もたくさんあり、ほとんど未修復でした。
芝が少ないフカフカしてない状態なので、余計にディボットができやすくなっています。
このように、さらに芝が少なく、泥の露出面積が多いところもあり。→
●グリーン(ベント):B
グリーンの芝の密集度は、そこそこあり、芝の状態としては悪くはありませんでした。
ただ、未修復ボールマークは大量にありました。
スピードは、やや遅め。
RYOの感覚では、8.0フィート程度。
上りのラインは、かなり遅かったです。
コンパクションは、やや硬め。
ただ、そのわりには、雨の後のせいか?ボールマークは少しつきました。
●ティーグランド(コウライ&野芝):D-
野芝のところもかなりあり。
芝の密集度は少なく、泥が露出しているところも目立ち、状態としては、あまりよくありませんでした。
芝があまりないところは、けっこうデコボコしていました。
2番ホールは、硬いタイプの人工芝を使用していてペケ。→
ショートティーでないと、それ以上深く刺さりません。
●ラフ(野芝&雑草):D
野芝で、ところにより、そこそこ芝が5センチくらい伸びていて、ボールがみつかりづらいこともあり。
芝が生えてしっかり生えているところもありますが、芝の密集度が少ないところもあり。
タンポポやクローバーなど雑草が、大量に生えていました。→
タンポポの球状のタネが、遠くから見るとボールと見間違いました!(^^;
クローバーもたくさん生えています。→
●バンカー:
やや白っぽいグレー色の砂を使用。
表面の砂粒はそこそこ。
夜中まで雨だったようなので、かなりグシャーっとしていて、重い状態。
かなり水ハケが悪いところが多く、多くのバンカーは水たまり。
もし、ボールが入ってしまうと、回収不能やロストボールになる可能性あり。
◆クラブハウス:B
全体的に大きく、立派な建物です。
ただ、外観は、コンクリート部分に雨シミが目立ち、老朽化しているようにみえます。
できたばかりの頃は、けっこうシャレていて、素晴らしいクラブハウスだったことでしょう。
外観は、高級感あるタイル貼り。
クラブハウス棟は2階建て。
1階は、エントランス、フロント、ロビー、リビングスペース、売店、ロッカールーム、風呂、トイレ、スタート出口。
2階は、レストラン、パーティールーム、リビングスペース、小トイレ。
クラブハウス棟の右は、2階の渡り廊下みたいなところでつながったホテル棟。→
ホテル棟は3階建てで、なんと、プールまでありました。
ホテルはけっこう部屋数も多そうなのですが、稼働率はどうなのでしょうか???
せっかくいろんな施設が整っているのですが、立地が遠いということもあり、維持費を考えると、経営が心配です。
そのうち、今のオーナーは売却してしまうのでは?と、懸念されます。
ホテル棟にあるプール。→
せっかくプールがあるのですが、利用する人はどれくらいいるのでしょうか?
コース側からみたホテル棟。→
3階建てで、部屋数はけっこうありそうです。
フロントとロビー。
けっこう高級感があり、きれい。
1階にある売店。→
クラブハウス自体が大きいので、このように広いスペースがありました。→
ロビーの天井は、2階まで拭きぬけで、カマボコ型。
そのほかにも、2階は斜めの天井になっていたりして、シャレています。
2階のリビングスペース。→
かなり広く、落ち着いています。
リビングスペースの中央部には、囲炉裏?みたいなのもあり。
2階には、バーカウンターがありました。→
そっか。ホテルが併設されているからあるのですね・・・。
スタート出口を出たところの天井は、塗装めくれあり。→
コース側の外には、段々になった池みたいな造りがありシャレた感じ。
ただ、一部水が抜いてあるみたいで、残念。
クラブハウスがあるところは、ゴルフ場の敷地の中で、最も標高が高いと思われるところにあるので、遠くが見渡せます。
かつて使用していたゴンドラのなごりもあり。→
◆ロッカールーム:B
ロッカールーム自体の広さは、けっこう広め。
きれいです。
床は、全面カーペット。
ややフカフカ。
汚れやシミは少しありましたが、概ねきれいでした。
壁は、ザラザラ壁。
天井は平凡。
対面するロッカー間のスペースは、そこそこ。
長椅子は、ロッカーの下部にくっついているタイプ。
◆ロッカー:B
木製ロッカー。
きれいです。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
幅はそこそこ、奥行きはやや広め。
内側の木は、ちょっと安っぽい感じ。
なんか、シミもありました。
扉の内側に鏡なし。
◆貴重品ロッカー:あり。
あったと思いますが、場所など忘れました。(^^;
◆風呂:B
浴室の広さはそこそこ。
浴槽は、ちょっとかわった形状でした。
浴槽内は花崗岩。
高級感あります。
外は、庭園とかはなく、ただの雑木林。
浴室の床、壁、浴槽の縁は、赤っぽい花崗岩。
ジャグジーなし。
湯加減は、やや熱めで今一。
天井は白ステンレス。
やや汚れあり。
壁の上部は、木(ひのき?)貼り。
落ち着いた感じがあり、きれいです。
ただ、木の香りはしません。
洗い場のセパレータなし。
リンスインシャンプー使用。
サウナあり。
ちゃんと稼動していました。
ただ、水風呂はありません。
脱衣エリアの広さは、そこそこ。
脱衣棚は、それぞれにボストンを置くスペースあり。
床はゴザ。→
脱衣エリアの天井や壁は木貼り。→
落ち着き感があります。
洗面台は、高級感あり、きれいです。
洗面台は、花崗岩に埋め込みタイプ。
ハブラシなし。
◆トイレ:C
クラブハウスが立派なのに、トイレは高級感なく今一でした。
天井は平凡。
壁は、15x10センチくらいのタイル。
ちょっと安っぽい感じ。
床は全面、グレーっぽい色のゴム。→
洗面台は、石っぽいヤツに埋め込みタイプ。
洗面台はそこそこきれい。
ハブラシなし。
ただ、フロントに言えばもらえるみたい。→
トイレエリア。→
壁や床が安っぽいので、高級感なし。
「韓国語のあいさつ」表が、壁に貼ってありました。→
個室アリアは、斜め方向にありました。→
個室は6つ?
全洋式で全ウォシュレット使用。
個室の扉は木。
ややコゲ茶色で少し高級感ありますが、個室の扉間や、仕切りは、昔の公衆トイレにあったような安っぽいコンクリート壁。
◆レストラン:B
クラブハウス2階にあります。
天井が斜めで、シャレていました。
禁煙だったか?未確認。
今回は、昼食付きプラン。
メニューに、ハングルでも記載されていました。
スンドゥブ(キムチ丼)、ネグトロ丼、日替り定食、とりそば、とりうどん、塩ラーメン、ソースカツ重、とんかつ御膳など、ほとんどのメニューは追加料金ナシ。
ステーキ:追加料金1000円。
とんかつ御膳を注文。
追加料金なし。
豚肉は1センチくらいの厚さがありまずまずでしたが、脂身がまったくない部位で今一でした。
また、カツの衣も端がカリカリしていて硬く、今一。
そのほか、とんかつソースでなく、ウスターソースしかないのはペケ。
仲間が注文した、海鮮丼?→
これも追加料金なしだったと藻います。
仲間が注文したステーキ(追加料金1000円)。→
美味しそうでした。
◆練習場:
クラブハウスから、けっこう遠いです。
20打席くらい。
約200ヤード。
マスター室でコイン?
30球:370円。
打席があるところが高く、すぐ前方はえぐれた谷。
左右と奥は山。
打ち下ろしですが、奥の山まで200ヤードくらい。
人工芝マットはボロボロで、スタンスをとるゴム部分はデコボコ。
打席によっては、まともな人工芝マットもあり。
◆スタッフの応対:B
フロントスタッフは、会計時に、ていねいに明細に間違いありませんか?と言ったりして、とてもていねいな応対でした。
◆料金:
9400円(日曜、セルフプレー、税込、昼食付)
楽天GORAのコンペプラン料金。
5月の日曜で、昼食付で、この料金は安いです。
ただ、高速道路のICから、かなり遠いので、これくらいの料金でないと、なかなか集客が難しいのでしょう。
◆特記事項:
併設ホテルあり。
ツインルームのほか、シングルルームもあり。
宿泊プランもあるみたい。
オフィシャルサイトをみると、プールのほかに、麻雀ルーム、スカッシュコートがあるみたい。
そのほか、テニスコートやジムもあるみたいですが、サイトに「準備中」と記載があり、使用されてないのかも?
グーグルアースをみたら、駐車場の奥にテニスコートらしきものが写っていましたが、使用されてなく廃墟と化しているっぽいです。
◆アクセス:
常磐道・水戸北スマートICから、約40〜45分。
高速道路のICからは、けっこう遠いです。
★総合評価:C-
山あいに造られているわりには、全体的に各ホール幅は狭くなく、とんでもないアップダウンのホールは少なく、1グリーンで、印象に残るようなホールもけっこうあり、レイアウトとしては、悪くはありませんでした。
グリーン以外のコースコンディションは今一だったのは残念。
コースコンディションが悪かったので、今回は”C-”としました。
コースコンディションが良ければ、レイアウトは悪くないだけに、”B+”くらいはつけられるのに・・・。
コースコンディションがよくなることを期待します。
高速道路のICからは、けっこう遠いですが、プレー料金は安いので、コストパフォーマンスはまずまずといったところ。
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