2003年6月29日(日)ラウンド。 男子プロトーナメント「サン・クロレラクラシック」を開催している、比較的新しいコースです。(2001年〜2003年まで開催。) ※2004年から2012年は小樽カントリー倶楽部にて開催されています。 コースは、石狩川の河川敷にあります。 とはいっても、海がけっこう近いこのあたりは、河川敷の敷地面積が非常に広く、川は全然見えないところにあります。 河川敷といっても、レイアウトは、行ったりきたりのばかりのストレートな単調なものではなく、多少のドッグレッグ、池、バンカーなどを配置してあるので、それほど単調ではありません。 フラットな敷地にレイアウトされているわけですが、各ホールは、うねり(スロープ)を施してあり、それほど平らではありません。 コース内に樹木が植えられているものの、まだ非常に小さく、全体的に見通しがいいといえます。 晴れていれば、雪が残っているような山々が見え、景観がいいらしいです。 コース設計はピート&ペリー・ダイ。 (ペリー・ダイは、ピート・ダイの弟) しかし、”ピート・ダイ設計といった感じがしないコース!”といってもいいでしょう! RYOは、ピート・ダイ(ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社)設計コースは、以下のコースをラウンドしています。 ピートダイゴルフクラブ VIPコース ピートダイゴルフクラブ ROYALコース ザ・カントリークラブグレンモア 新・西山荘カントリー倶楽部 きみさらずゴルフリンクス ルアナヒルズカントリークラブ(オアフ島) ビッグアイランドカントリークラブ(ハワイ島) (ピート・ダイ設計) ヴィレッジクラブ大子ゴルフコース ゴールデンレイクスカントリークラブ オリムピック・スタッフ・カントリークラブ 都賀ゴルフコース (ダイデザイン設計) これらをラウンドしているRYOですが、このコースは、フェアウェイのうねりやマウンド群、2段フェアウェイ、ロングバンカーやウッドバンカーはほとんなく、ピート・ダイ(ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社)設計コースの特徴は、ほとんどないといえます。 グリーンは、OUTは、ほとんどポテトチップ状でない素直なグリーンで、INに少しうねりのあるグリーンがあるくらい。 ピート・ダイ(ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社)設計コースでよくみられる「ポテトチップ状グリーン」がないのです。 なによりも、ピート・ダイ(ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社)設計コースの名物でもある”アイランドグリーン”もなければ、池越えホールも1つもないのはビックリ! 池は、すべてフェアウェイの両サイド(または片サイド)にあります。 ほかに池やクリークもありますが、ホールとホールの間にあったりして、全くレイアウトと関係ないところにありました。 ←たとえば、このクリークのように、ショットにはまったく影響のないところにあります。 特長があったといえば、バンカーの中に木が立っていたところがあった!ことくらい。 というように、ピート・ダイ(ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社)設計コースの特長があまりないので、ほかのピート・ダイ(ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社)設計コースを想像してラウンドすると、少々拍子抜けする方もいることでしょう!?(^^; ブルー:6400ヤード、ホワイト:5900ヤード。 スタート時キャディーが、ブルーかホワイトのどちらかプレーするか尋ねてきますので、どちらでもプレー可能。 今回はブルーからプレーしました。 ブルーの後方にブラックティーもあります。 コース内の距離表示は、各ホール内スプリ ンクラー。 グリーンフロントエッジまで。 その日のピンポジション表は、キャディーが持っています。 コースの外周はOBですが、それ以外はOBなし。 となりのホールへいっても、そのままノーペナで打てます。 特設ティーは、たぶんなかったと思います。 コースで使用している芝は、全面洋芝。 グリーンはベントグラス。 そのほかは、ブルーグラス系です。 コースコンディションは、OUTは、非常に素晴らしかったのですが、INは、今回、フェアウェイに砂がまいてあり今一。 しかも、その砂は、砂というよりも5ミリくらいの小砂利。 アイアンやウッドには傷がついてしまうでしょう!(RYOは古いクラブなので気になりませんでしたが・・・) この砂がなければ、フェアウェイは非常にいい状態なのですが・・・。 グリーン、ティーインググランドはGOODでした。 ラフは、やや伸びていて、3センチから5センチくらい。 朝までの雨による水分を含み、ショットやアプローチで、けっこうクラブがつっかかり、普通には振り抜けないくらい。 9番は、ストレートなパー4。 正面にクラブハウス。 フェアウェイ左サイドに木がたっていて、その右には池があります。 幅が広いので、池はそれほど気になりません。 ほか、16番ホールは、209ヤードのパー3。 ティーインググランドの少し先から、グリーンにかけて、左サイドにロングバンカーがあるホール。 18番パー4。 フェアウェイ左サイドに池、その少し奥にフェアウェイからグリーン右サイドにかけて池があり、クラブハウスが正面に見えるきれいなフィニッシィングホール。 ピンがグリーン右いっぱいにきってあれば、多少、池越えになるかな? (トーナメントでは、右いっぱいにきってもらいたいものです。) クラブハウス前(コース入り口側)には、たくさんの花が植えられていました。 この日は、1日中雨の予報でしたが、ほとんど雨に降られることなくラッキーでした!(^^ しかも風もほとんどなし。 このコースは、海、川に近いことから、風が強い日が多いことも予想され、強風の場合はかなり難しくなると思われますが、 風がなければ、ピート・ダイ設計コースの中では、やさしいコースなのだと思います。
◆プレー方式: 1ラウンドスループレー。 キャディ付プレーのみ。 歩きプレーのみ。乗用カートなし。 4B電動手押しカート使用。 ◆コースレイアウト:B ピート・ダイ(ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社)設計コースにしては、印象があまり残らず。 ◆コースコンディション:A ●フェアウェイ(ブルーグラス系):特A〜B OUTはディボットもあまりなく特A。 INは砂利みたいな砂がまいてありB〜Cといったところ。 ●グリーン(ベント):A 転がりもよく、GOOD! ●ティーインググランド(ブルーグラス系):A なかなかGOODでした! ●ラフ(ブルーグラス系):A〜B 場所によっては、雑草あり。 ●バンカー: グレーの砂使用。 ◆クラブハウス:A 新しく非常にきれいで立派です。 ◆ロッカールーム:A きれいで申し分なし。 床は全面カーペット。 ◆ロッカー:A 木製ロッカー: カードホルダーのキーで開閉タイプ。 幅、奥行きとも広めでGOOD! ◆貴重品ロッカー:あり。 ◆風呂:A 見たところ、非常にきれいでした! 実際に入浴してないので詳細は不明。 サウナあり。 ジャグジーあるか不明。 洗い場のセパレータあり。 ハブラシあるか未確認。 ◆トイレ:A きれいでした。 たしか床はカーペット? 全ウォシュレット。 ハブラシなし。 ◆レストラン:A クラブハウス2階にあり、9番、18番グリーンとその横の池がよく見えいい景観。 新しいので非常にきれいなルーム。 全体的に料金が安いです。 豚丼:¥900。 を注文。美味しくてGOOD!(^^ ◆練習場:あり。 人工芝マット使用。 ◆従業員の応対:B まずまず。 ◆キャディー:C 特に良くも悪くもなく、まあ、普通のキャディー。 聞きもしないのに、ラインを言ってしまうのはペケ! ◆料金: ¥24000(キャディー付、日曜、ビジター、税別) 今回は、メンバー同伴プレーフィー:¥13920(税別)にてプレー!(^^
★総合評価:A コースコンディションはけっこう良かったですが、ピート・ダイ(ペリー・ダイ、ダイ・デザイン社)設計コースにしては、印象に残るホールが少なく、INのフェアウェイに砂が入っていたので、今回は、”A”としておきました。