2010年11月14日(日)ラウンド。 はじめて訪れました!(^^ 1986年にオープンし、緑営グループ(いわゆるスプリングス系)のコースで、「妙義スプリングスカントリー倶楽部」という名称でしたが、緑営グループの経営破綻により、2004年からアコーディアゴルフグループとなり、現在の「妙義カントリークラブ」という名称になりました。 緑営グループのゴルフコースは、コース名に「○○スプリングス」という名称をつけていたとおり、グループコースのほとんどの風呂が温泉がありました! 以前は、この「妙義カントリークラブ」にも温泉があったのだと思いますが、現在は温泉がありません! ただ、併設の「妙義グリーンホテル」には、温泉があるようです。 遠くから、この山の上にある11階建ての巨大な「妙義グリーンホテル」がよく見え、非常に目立ちます! 以前から、このホテルが目についたこともあり、このコースに一度は行ってみようと思っていたのですが、実際に訪れたのは経営が変わった後になってしまったのでした・・・。(^^; さて、コースですが・・・。 コース設計は、吉崎満雄 という人。 コースに到着までに、けっこう山を上っていき、ゴルフコースは山に造成してあります。 クラブハウスからコース側に出ると、正面に、ギザギザした山頂の形状が特徴的な妙義山がそびえています! そして、眼下にはゴルフコースが広がっていて、けっこう雄大な景色。 各ホールは、山あいに、段々畑状に造られていて、山にあるコースのわりには、ものすごい打ち上げや内下ろしのアップダウンはありません!各ホールのインターバル(乗用カート)で、高低差を吸収しています。 そのかわり、各ホールは、幅がやや狭めのホールが多いという印象。 ほとんどのホールが左右どちらかがOBで、どちらかが1ペナです。 また、ほとんどのホールに特設ティーが設置されていて、OBの場合はプレイング4、池の場合はプレイング3というローカルルール。 ベントの1グリーンで、グリーンの大きさはそこそこ。 グリーン手前の花道が広く、バンカーがほとんど効いていないホールが多かったです。 池越えのホールや、クリークがあるホールがいくつかあり、レイアウトとしては、多少変化があります。 しかし、半数以上の池やクリークの水が空っぽで、底の石が露出していて、コース景観を台無しにしてます! そのほか、水がある池の水が汚く、ゴミみたいなものも浮遊していて、ほんとにコース景観美はペケ!! また、水がない池やクリークは、ボールが入っても拾えるのですが、底や縁の石にボールが跳ね返ってでてくることもあります。 多くのホールの幅が狭めとはいえ、1ペナの場合、ローカルルールでフェアウェイのセンターにドロップしてプレーできます!(^^; そのほか、OB杭の手前にフェンスやネットが設置してあるところもけっこうあり、ボールが傾斜を転がり落ちたような場合は、そのフェンスにひっかかってセーフ(ノーペナ)。 スコアカードでは、レギュラーティーのトータル距離が6438ヤードなのですが、この日は、ほとんどのホールで、スコアカードの距離よりも前方にティーマークが設定されていて、実質は6000ヤードくらいでした。 そのため、各ホールで大叩きすることが少なく、いいスコアがでやすい!といった設定です。 特に、レディースティーのトータル距離が4649ヤードなので、あまりにも短いといえます! そのため、仲間の女性の多くが、大幅に自己ベスト更新したのでした!(^^; コースコンディションは、全体的には今一。 フェアウェイは、葉の大きさが大きめのコウライ芝で、芝と似た紫色の葉のものがかなり混入していて、そのほか茶色くなっている部分と混在して、まだら。 泥が露出しているようなところはありませんでしたが、芝の密集度が少ないところ、雑草もはところどころにありました。 ティーグランドの芝は野芝に近いような、かなり太い芝で、芝の密集度も少なめ。 人工芝のところが2ホールありペケ! グリーンは、芝の密集度が少なめで黒っぽい泥が透けてみえるところも多く、今一。 未修復ボールマークが非常に多く、グリーン表面はけっこうデコボコでいていて、ボールがポコポコ跳ねていました。 スピードは、やや速めでしたが、練習グリーンは、けっこう速くて9.5フィートくらいあった感じで楽しみにしていたのですが、実際の本グリーンは、そんなに速くなく、せいぜい8.5フィートといったところで、ガッカリ! 練習グリーンは、本グリーンと同じスピードにしてもらいたいもの。 番の池越えのパー3のグリーン手前の石垣には、顔の彫刻が・・・。 なんか、怖い・・・。
アコーディアグループのコースって、料金を、ロッカーフィー別にしているところが多く、なんか、少しでも安い料金にみせかけようとしている姿勢がうかがえます! ロッカーフィー込に料金表記にするべき! しかも、アコーディアWEBサイトの料金には、ロッカーフィーが別であることは表記されていない! ロッカーを借りない人もいるのかもしれませんが、借りないと車に着替えなどの荷物を置かないといけないので、非常に不便であるということを考えると、もし借りない人がいるとしたら、地元のお風呂に入らないで帰るというような人くらいだと思われます。 多くのアコーディアグループコースが、この手法! ちょっと考え物です! レストランでは、つまみ類の品数が非常に充実! テーブルにつくと、のったつまみが10品くらいのつまみが乗ったワゴンがまわってきます。 今回、昼食休憩時間が、なんと1時間半! これも、昼食時間を長くとって、レストランでの収入を増加させる手法のような気がします。
この日の天候は曇。 風もなく、気温も19〜20℃くらいはあったでしょうか? ぜんぜん寒くなく、半袖でもプレーできそうくらいでした!(^^
プレー方式: キャディー付とセルフプレーの選択制。 4人乗り乗用カート使用。運転式。 ガソリン式で、非常にガソリンくさかったです! カートでフェアウェイ乗り入れOKです。 この日は、乗り入れできました。 だいぶ楽といえば楽なのですが、日本ではついクセで、カート道路を走行してしまいます・・・。(^^; また、4人乗りカートは、乗り入れできても、1人1人のボールのところまでつけるわけにいかず、それほど便利でないです。 ボールピッカー(池のボールを拾う器具)装備なし。 予約: メンバーシップコースですが、ネット予約サイトなど、誰でも予約可。 アコーディアグループなので、実質パブリックといっえもいいでしょう! 今回は 、アコーディアWEBサイト&電話 にて予約。 コースレイアウト:C やや幅が狭めのホールが多く、左右がOB、1ペナが近いです。 池やクリークはそこそこあるのですが、水ないところが多いのは大減点! 変化はありますが、あまりおもしろくはないといった印象なので”C”としました。 距離表示: カートからピンまでの距離、前のカートまでの距離が表示されます。 簡易コースガイドが積んであります。 ピンポジション表なし。 ピンフラッグの色で、赤(手前)、白(真ん中)、青(奥)を表示のみのアバウト。 フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。グリーンセンターまで。 フェアウェイセンターに吹流しあり。 レギュラーティーから約230ヤードくらいだと思いますが、ほとんど前方にティーマークが設定されていたので、200〜210ヤードくらいでした。 後ろの組から打ち込まれる可能性があるので、ティーマークを前方にする場合は、吹流しの場所を変更するべき! コースコンディション:C 全体的にはまあ普通といったところ。 フェアウェイ(コウライ):C フェアウェイはコウライ芝なのですが、紫色の葉(芝なのかは不明)や、茶色く枯れたものが混在していて、まだら! 芝の密集度は、それほど高くもなく、そこそこといったところ。 ややフカフカしているところもありましたが、ほとんどはベターっとしていて、スレスレに素振りをすると泥が露出する感じ。 芝がハゲていたり、泥が露出しているようなところはあまりありませんでしたが、タンポポなどの雑草がところどころにあり。 グリーン(ベント):B〜C 芝の密集度は今一。 多くのグリーンで、地盤の泥が黒く透けてみえるところがあり。 スピードは、やや速めでしたが、表面があまり滑らかでなく、少しボールが跳ねてました。 練習グリーンはけっこう速かった(RYOの感覚で10フィートくらい)でしたが・・・。 本グリーンはそれほど速くなく、8.5フィートくらいといったところ。 コンパクションは、やわらかめ。ボールマークがしっかりできるます。 ティーグランド(コウライ):D〜E コウライ芝なのかわかりませんが、3ミリくらいの太さの野芝のような芝でした。 均一にカッティングされてなく、芝が少ないところもあり、あまりよい状態とはいえません。 また、2ホール人工芝のティーグランドがありペケ! ラフ(野芝):B ラフの芝は長くなく、ラフの方が、フェアウェイよりフカフカしていて打ちやすかったです! 枯葉がかなり散乱していて、ボールを探すのに苦労します。 バンカー: グレーっぽい色の砂を使用。 砂は粒が細かいタイプ。 クラブハウス:C〜D 外観は、赤茶色の三角屋根で、横長の建物。 コース側から見ると、真ん中に時計台があり、完成した頃はちょっとシャれた感じだったことと思われます。 現在は、外観、内装とも、かなりくたびれていました。 2階建て。 1階は、エントランス、フロント、ロビー、プロショップ、休憩ルーム、ロッカールーム、風呂、トイレ、スタート出口。 2階に、レストラン、リビングエリア、パーティールーム。 エントラス天井は、あまりきれいでなかったです。 ロビーは雑然とした感じで、入ってすぐ右にフロントがあります。 フロントは、なんかちらしなどがたくさん置いてあり、狭く感じます。 豪華さや高級感はありません。 内部のほとんどが壁紙を貼ってあり、ちょっとはがれているところなどあったり今一。 スタート出口手前の左に、休憩ルームがありました。 休憩ルームはソファーろかがあるわけではなく、雑誌などが置いてあり、ほんと、ただ休憩するところといったスペース。 人がいたので、写真撮影できませんでした!(^^; 清算は、自動清算機。 ただ、1基しかなかったので、混んでたらどうなるのか??? ロッカールーム:D まず、ロッカールームの入口が、超安っぽい事務用セパレータになっていてペケ! 入って左手前だけメンバー用なのか?木製ロッカースペーズが1/4くらいあり、カーペットもややきれい(ビジター用のとこより少しきらいなくらいで高級感のあるカーペットではないです。 残りの3/4のビジター用は、カーペットは全面敷いてありますが、超安っぽい固いタイプで、汚れも目立ちペケ! 天井はコンクリートで、配管がムキ出しのところもありペケ! ロッカールームのいちばん奥の部屋(倉庫?)と上部がつなかっていて、客から見えるところに、いろんな倉庫に入れるべき不要物があるのは、見栄えが悪く最低! 対面するロッカー間のスペースは、そこそこ。 長椅子は木製で、新しい感じ。 スリッパは、各ロッカーごとになく、長椅子の近くにあるスリッパを共用方式。 足りなくなることはなかったですが・・・。 ロッカー:E グレーのブリキロッカーで最低! カードホルダーのキーで開閉タイプ。 幅も奥行きも狭く、中もきれいではありませんでした。 ロッカーキーで開閉タイプ。キーにはICタグがついています、カードホルダーなナシ。 幅は今一。奥行きは、かなり浅くて今一。 扉の裏に小さな鏡あり。 ロッカーフィー¥210。 表記料金にはロッカーフィーが含まれておらす、借りる場合は¥210かかります。 借りない場合はロッカーフィーがかかりませんが、チェックイン時に、ロッカー不要と言わない限りは、料金とられます。 こんなブリキのボロいロッカーなんだから、タダにしろ!ってーの!!! 貴重品ロッカー:あり。 玄関を入ってすぐ左にあります。 電子式でなく、アナログダイヤルで4桁の数字をセットして、キーで締めるタイプ。 キーをなくしたら最悪! 風呂:D 窓の外は、ゴルフコースと、妙義山がよく見えて、景観はまずまず! 浴室の広さはそこそこ。 浴槽は2つにわかれていて、片方が熱めで、片方がぬるめになっているのは、気がきいています。 ぬるめの方の湯加減は、まずまずでした。 床は7センチくらいのタイルで、タイル間の隙間の汚れが目立ちます。 天井は木にしろペンキを塗ったような感じで、あまりきれいとはいえないです。 壁は20センチ四方くらいのタイルで、いたるところにヒビが入っていました。 また、洗い場の下の方に、塗装がはがれていたりしているところもあり、今一。 浴槽の縁は赤花崗岩。 浴槽の中は7センチ四方のタイルで今一。 立って浴びるシャワー2基のうち、1基は使用不能、もう1基は、お湯がでずにペケ!! シャンプー&&リンス、ボディーソープは、安っぽい感じ。 洗い場のセパレータ:なし。 カランはプッシュ式。 サウナなし。 ジャグジーなし。 脱衣エリアの広さは、やや狭く今一。 床はカーペットみたいなタイプでしたが、臭くはなかったです。 天井は平凡。きれいではない。 壁は壁紙で、汚いです。 脱衣棚に、貴重品ロッカーあり。 洗面台は、木の台に埋め込みタイプ。 木の台なんて珍しい・・・。 ハブラシなし。 トイレ:D〜E あまりきれいではありませんでした! トイレに入ると、ちょっと臭いし・・・。(^^; カベは1センチ四方くらいの超安っぽいタイプのタイルで古くさい。 床は全面ゴム。 個室は8つのうち4つが和式! 洋式は全ウォシュレット使用。 今どき、半分が和式のとこなんてみたことないです!(^^; ほとんどの人が洋式を使用するため、洋式個室はすぐ満杯になりペケ!!! 個室の仕切りは、超安っぽい事務室のセパレータに使うようなヤツでペケ! ハブラシなし。 まあ、このグレードではあるわきゃないですが・・・。(^^; インフル対策のうがい薬あり。 洗面台は、木製の台に埋め込みタイプ。 木の台ははじめてみたかも? この木の台が、塗装を塗りなおした塗りムラだらけで、きれいにはみえません! レストラン: クラブハウス2階にあります。 窓の外は、妙義山が見えてまずまず! レストラン室内は、きれいです。 禁煙かどうか未確認。 カツカレーを注文。: カツは薄くて味も今一、カレー自体もあまり美味しくなかったです! はっきりいってハズレでした!(^^; 友人が注文した、煮込みハンバーグ・・・美味しそうでした! また、石焼ビビンパを注文した人は、美味しかったといっていました。 練習場:あり。 クラブハウスから、山の下の方へけっこう降りたところにあります。 けっこう遠いばかりでなく、戻るときの上りが大変! カートを貸してほしいものです。 右が何番ホールかと隣接しているため、アイアンのみしか使用できません! したがって、ゴムティーなし。 スタッフの応対:B〜D ゴルフ場では、支配人のような感じのスタッフと、練習場へ行く途中ですれ違ったのですが、しっかりと挨拶をされて、気持ちがよかったです! また、クラブハウス内のスタッフの挨拶も、しっかりできていました!(^^ しかし、コース到着時に、車からクラブを降ろすスタッフが誰もいなかったり(自分でバッグを下ろし始めた後、慌ててでてきた)しました。 そのほか、予約確認など電話応対はペケ! 電話で10分くらい待たせたあげく、わかりません!とか、なんか、感じが悪かったです。 料金: ¥11800(日曜日、昼食付、セルフプレー、税込、ただし、ロッカーフィー¥210別) ロッカーを借りると、¥12010。 アクセス: 上信越道・松井田妙義ICから約15分。
総合評価:C 1グリーンのコースなのですが、やや狭いホールが多く、コースレイアウトは今一で、あまりおもしろさはありません! 水のない池やクリークは、汚さが目立ち、大減点です! コースコンディションも今一。 人工芝のティーグランドはペケですが、それ以外のコースコンディションは悪いというほどではなかったので、”C”としました。 ただ、”D”に近い”C”といったところ。 ロッカールームやお風呂などの設備も今一でした。 ちゃんと池やクリークにきれいな水を入れて、コースコンディションをよくすれば、いいと思います。 ただ、料金が安さを考えたら、こんなものでしょう!