2000年3月13日ラウンド 「AMEXのゴルフコースランキング」でも、毎年、15位前後にランクインされている超名門コース。 2000年秋には、日本オープンが開催されます。 コースは、井上誠一設計の林間コース。 全体的にはフラットで、OUTは、フェアウェイにマウンド、多少のアップダウンのあるところが数ホールあります。 池は1つもありませんが、バンカーが多い!という印象です。 フェアウェイバンカーも多く、グリーンはガードバンカーにがっちりと固められています!(^^; また、各ホールは主に松の木でセパレートされていますが、ティーグランド(レギュラー)にたった感じでは、さほど幅が狭いようには感じませんでした。 しかし、ボールが左右に多少ぶれると、木の根元までいかなくても、低い高さにある木の枝がスイングのさまたげになってしまい、ハザードのかわり(脱出するだけ・・)になってしまいます!(^^; グリーンは砲台系が多く、グリーンを少しはずしただけで、バンカーへの吸いこまれるようになっています。 ガードバンカーはけっこう深いものが多く、手強いです!(^^; ショートすると元のバンカー、オーバーすると反対側のバンカーにはいる!ような設計が印象的!(^^; そして、砂の質が、少し黒っぽい砂で、かなりしまっていて重く感じました。 また、砂の下が固く、SWのバンスが、はねかえされるとところもあり、私としては難しかったです!(元々バンカーは得意でないのですが、今回は本当にバンカーにやられました!(^^;) OBはコースの外周のみで、かなり曲げても、そこまではなかなかいきません(しかし林の中です!)。 ボールがとなりのホールへいっても、ノーペナでそのまま打つことができます!(林の上越えか、間を抜くかですが・・) したがって、林の木は、けっこう高いのですが、ドライバーの弾道で、越えてしまう高さです。 どうせなら思いっきり、となりのホールのフェアウェイまで抜けていまった方が、ショートアイアンで林越えができるでしょう!(^^ またホール内は林と別に、要所に杉などの木が配置してあり、それを避ける方向へ打てないと、次のショットはスタイミーになってしまいます。 さすが、井上誠一だけあり、ただの林間コースではなく、味のある設計だと思いました!(^^; グリーンは、ベントとコウライの2グリーン。 今回はベントを使用していました!(^^ グリーンは非常にしまっていて固く、ボールマークはほとんどつかない程度でした。 大きさは巨大グリーンではなく、適度なアンジュレーションがあります。 全般に非常に速く、難しいと思います。 また、ウェッジの距離の弾道でも止まらずに、奥まこぼれてしまいました!(^^; アプローチでも止まらないので、手前から攻めるのが鉄則!という気がします! レギュラーティーからプレーしましたが、レギュラーからのTOTAL距離が6522ヤードと、しっかりあります。 残り距離表示は、フェアウェイの両サイドに小さい木で、199、150、200ヤードを示し、ベントとコウライの2グリーンですが、使用グリーンのサイドにある植え込みでみます。 グリーンセンターまでの表示で、だいたい距離表示は正確!だと思います。 ピンポジション表はありませんが、だいたいのホールは見とおしがいいので、見れば手前か奥か、目でわかると思いますが、キャディーに聞くといいでしょう。 ピンは、通常より長い(35インチパター×2+シャフト)です。 グリーンの奥、サイドに、見えないバンカーがあるホールもありますので、バンカーの位置はキャディーに確認するといいと思います。 コースコンディションは、ラフはフカフカでしたが、フェアウェイは、時期的に薬(肥料)をまいているらしく、黒っぽく、少し薄かったです。 ティーグランドはフカフカなホールがわずかありましたが、砂を入れているホールが大半でした。 1ホールだけ、洋芝のティーグランドがありました。 グリーンのコンディションはまあまあでした。 都内から非常に近いので、このコースは、会員権がけっこうなお値段だけであることがうなづけます。 コース入り口の右側には一般住宅があり、あるホールのすぐ脇には、小学校がありました。
◆プレー方式: キャディ付、歩きのプレーのみ。 ◆予約: 今回は「JCBゴールド会員月例会」としてプレーできました。 通常は、平日、休日とも、メンバーの同伴がないとプレーできないと思います。 参加賞:JCBギフト券¥1000分。 ◆コースコンディション:B グリーンはよかったですが、芝も茶色いシーズンですし、メンテナンス中であったので、こんなものでしょうか。 夏頃までには、きっとフカフカになるのでしょう!? ●フェアウェイ(コウライ):C 冬期だったこともあり、あまり状態はよくありませんでした。 しかも、薬(肥料)をまいていたようで黒っぽくなっていて、芝は少し薄かったです。 ●グリーン(ベント、コウライ):A 今回はベントを使用。 グリーンの状態はまあまあでした。 ●ティーグランド(コウライ):B 1ホールだけ、洋芝のティーグランドあり。 ●ラフ(野芝):A この時期なのに、多くのところがフカフカしてました。 ◆コースレイアウト:B 林間コースとはいえ、戦略性があり、難易度も高いと思います。 池はゼロ、バンカーが多い。 ◆コース景観:B 林でセパレートされているので、コース外の景観はほとんど見えません。 各ホールの景観は、松林が重厚な感じがして、名門コースを思わせます。 ◆クラブハウス:C 中は汚くありませんが、かなり建物自体は古いです。 バブリーな感じのクラブハウスではありません。 コース側からみたクラブハウス。→ フロント。→ プロショップは、こじんまりとしていて、2000年日本オープン開催記念グッズをたくさん販売していました。 ◆ロッカールーム:C メンバー用が1F、ビジター用はB1。風呂は1Fにあります。 なにしろ、けっこうロッカーをつめて配置してあるので、かなり狭いです。 古いルームですが、きれいにしてありますので、汚くはありません。 ◆ロッカー:C〜D 木目調ブリキロッカー。 電子ロックはついていました。 奥行き、横幅とも広くありません。 1Fのロッカーはグレーのブリキロッカーでした。 ◆貴重品ロッカー:あり。 ◆風呂:C 1Fのロッカールームを入って、すぐ左側に風呂入り口の小さなドアがあるのですが、よくわからずに、さがしまわってしまいました!(^^; 脱衣所の広さはまあまあで、きれいにしてあります。 浴室は、洗い場の台、床、浴槽の縁はリフォームしてあり、大理石。 壁、浴槽の中は、古いタイルのままで今一。 浴槽のタイルは黒くなっていました。 真中に浴槽があって、コの字型に洗い場。 サウナ、ジャグジーなし。 湯加減。42度(温度計あり)で、けっこう熱い! マッサージ機なし。 ハブラシなし。 ◆トイレ:C 古いですが、きれいにはしてあります。 全部ウォシュレット。 ◆キャディー:B 今回ついてくれたキャディーは、けっこう若く、仕事内容も申し分なく、まあまあでした。 ◆従業員の応対:A すべての従業員の応対は、さすがに非常によかったです。 けっこう年配の従業員が多く、入り口にはチョウネクタイをした人がていねいに、出迎えをしていました。 どの従業員も、きちっとしたあいさつをするので、気持ちいいです。 ◆レストラン: 非常に安いです! A:豚ロースしょうが焼 ¥900。 Aを注文。当然ライス付のセットだと思ったら、ライスは別で、別途¥200徴収されてました!(^^; 味はまあまあ。 B:えびフライ:¥950。 C:タンシチュー:¥970。 ほか、カレーライスは:¥750。 名門コースは、やはり、”食事が安い!”という傾向があるようです。 ◆練習場:あり。 200ヤードくらいで15打席?くらいありました。 右側の方はアイアンのみ。 奥にはバンカー練習場あり。 パッティンググリーンはコンディションまあまあ。 ◆料金: ¥25200(税込)(内訳:キャディフィー¥4080、貸ロッカー¥200を含む) 別途:JCB月例会参加費¥3000(カード請求) ◆アクセス: 東関道、千葉北ICから約10分。 都内から非常に近いです。 大森からわずか50分でした。
★総合評価:B コースは、名門コースの雰囲気があります。 今回はコンディションが今一つの時期のラウンドだったこと、クラブハウスを含めた総合的快適性は感じなかったこと、RYOは林間 コースが特に好きなわけでないこともあり、”B”としました。 こ うゆう井上誠一設計の戦略的林間コースが好きな人でしたら、きっと、もっといい評価なのでしょう!? なにはともあれ、今回、このコースでラウンドする機会がたまたま、あったわけですが、今回が最初で最後のラウンドになる可能性が高いです!(^^;