2005年8月24日(水)ラウンド。
「千葉フェスタ」を利用し、初めてラウンドしました。
昨日は雷雨、早朝まで雨が残り、翌日は台風の影響で雨の予報。
この日は、ちょうどその合間で、プレーする頃は、雨もあがり、気温は23℃と、奇跡的な涼しさでした!(^^
午後は、少し蒸し暑くなりましたが、気温は25℃(マスター室前の温度計)。
予約時から、猛暑でのプレーを覚悟していただけに、超ラッキーでした!(^^
通常は、メンバー同伴(紹介でもプレーできるかは不明)しかプレーできないような、いまだに敷居の高い名門?コース。
名門コース?なのかと、勝手に想像していたのですが、そうでもないのでかな?
”古さを感じる”という点では、名門なのかもしれませんが・・・。
1977年オープンなので、名門というほどは、古くはないようです。
設計は、”石井朝夫”という聞いたこともない人です。
まず、コースに到着したときの印象です。
コース入口からクラブハウスの間の、樹木などの手入れがしっかりされています。
そして、クラブハウスは、屋根が尖がっていて、壁みたいになっている、かわった形状。
そして、その屋根が、非常に汚れが目立ち、古さを感じました。
そして、7時半くらいに到着したら、駐車場に1台も車がありませんでした!(^^;
平日だったし、天気が悪そうだったし、猛暑もあるので、おそらくメンバーは、ほとんど来ないのでしょう!?
実際にはわかりませんでしたが、全部で10組くらいだったのでは???
クラブハウス内は、けっこう狭く、ロッカールームや風呂など、非常に狭いといえます。
汚くはないですが、豪華さはまったくなく、全体的に古さを感じます。
ドレスコードあり。クラブハウス内に掲示されてました。
ジャケット着用、プレー中のシャツの裾だしは禁止。
ただし夏季は、ジャケットは自由、短パンのハイソックスは、プレーヤーの判断にまかせるとの掲示。
さて、ゴルフコースですが、丘陵コースで、けっこうアップアダウンがあり、平坦なコースではありません。
距離は、レギュラーティー(ブルー)で、6470ヤードと、しっかりとあります。
その後方に、バックティー、前方に、フロントティー、レディースティーがあります。
今回は、レギュラーティーからラウンド。
INスタート。
ティーグランドに立ったとき、狭いと感じるホールは、2〜3ホールくらいで、全体的には、幅は広めだと思います。
しかし、ドッグレッグ、アップダウンなどで、その先がどうなっているのかまったくわからないブラインドホールが、半数くらいあります。
このコースは、キャディー付のみなので、コースガイドはなく、キャディーに聞くしかないわけです。
また、ドッグレッグなどのホール形状のため、ティーグランドで立ちづらいホールが多かったです。
林の中は、ほとんどがOBで、1ペナエリアはありません。
OBでないところは、となりのホールからでも、ノーペナで打てます。
OBや池に入った場合の、特設ティーは、ありません。
池は、ところどころあるのですが、ショット少し影響しそうな池は、13番くらい。
コースパンフレットには、2番ホールには、クリークがフェアウェイを横切っているように記載されてますが、クリークはなかったです。
ティーショットが打ち下ろしで、グリーンへのショットが打ち上げになるホールがけっこう多く、そういったホールのグリーンは砲台形になっています。
シグネチャーホールと呼べるようなホールもなく、全体的なコースレイアウトとしては、あまりおもしろくない!といった印象です。
グリーンは、ベントとコウライの2グリーン。
この日は、ベントグリーン使用でした。
コウライグリーンは、ベントグリーンよりも小さく、ほんとにサブグリーンといった感じだったので、コウライグリーン使用だったら最悪だ!と思いました。
この日は、ベントグリーン使用でしたが、ベントグリーンもそれほど巨大なグリーンではなく、形状は、ほとんどが円形。
グリーン面のアンジュレーション(うねり)は、あまりなく、傾斜があるくらいでした。
2グリーンのため、各ホールのレイアウトは、末広がりになっている、古いゴルフコースの典型な形状。
多くのホールが、2つのグリーンの間にバンカーがあり、7番ホールのような2グリーンをセパレートするように、グリーンの少し手前の真ん中に木があったり・・・。
古臭いレイアウトで、おもしろくありません。
コース内には、楓や桜の木が、けっこうあったので、秋は紅葉、春は桜がきれいな時期があるのだと思いますが、真夏は、あまり花が咲いてなかったこともあり、コース内の景観は、池がところどころあるものの、景観のホールはなく、今一。
また、高圧線の鉄塔が見えるところが多く、コース外の景観を損ねています。
目立った花は、池に水蓮の花が咲いているところがあったくらい。
ただ、コースの入口からクラブハウスまでの間の樹木、コース内の樹木の多くが、蔵王の”樹氷”のような形に、植木屋によってカッティングしてあったり、非常によく手入れされているといえます。
コースコンディションは、全体的には、非常にいい部類だと思います。
ティーグランド(コウライ)は、均一にカッティングされ、完璧。
フェアウェイも、均一にカッティングされ、ディボットもほとんどなく、芝が薄いところやハゲているところはなく、非常にいい状態でした。
ただ、コウライ芝だけでなく、ホールによっては野芝だったり、コウライ芝と野芝が混在しているところがありました。
とはいえ、ほとんどフカフカした状態なので、ショットは非常に打ちやすかったです。
ただ、グリーンは、今一。
やや黒っぽい泥が透けているところが目立ち、全体的にやや芝が薄い印象。
ボールの転がりは、まあまあでしたが、スピードは、速くはなく、普通といたっところでした。
10番ホール。パー5。
INのスタートは、いきなり、左へ直角にドッグレッグしているホール。
ティーショットは、やや打ち下ろし。
右サイドが狙い目です。
←セカンドショット地点付近。
セカンドショットからは、打ち上げになり、この先から、直角に近く左へドッグレッグしてます。
ティーショットで左サイドに運んでしまうと、3オンが困難に。
2グリーンのため、グリーンに近づくと、非常に幅が広くなっています。→
INのコースコンディションは、野芝が少なく、ディボット跡もほとんどなく、きれい。
11番ホール。パー4。
ほとんどストレート。
このホールも、ティーショットが打ち下ろしで、その先がやや打ち上げ。
グリーンの近くは、まさに末広がり。
両サイドがのり面(土手)になっていて、やや幅が狭めなホール。
レイアウト的には、まったくおもしろくないホールといえます。
写真の左にある木のように、コース内には、丸く刈り取られた”樹氷”のような形をした木がたくさんあります。
植木屋が、しっかり手入れしていました。
12番ホール。パー4。
ここもブラインドホール。
レギュラーティーから406ヤードと長め。
最初は真っ直ぐですが、その先で右へドッグレッグ。
ティーグランドの前には、池がありますが、ショットには、まったく影響なく、ほとんど意味なし。
セカンドショット地点の先から、右へドッグレッグしているだけでなく、急激な下りになっています。
ティーショットで、250ヤードくらい飛ばないと、グリーンが見えません。
ベントグリーンは右側で、バンカーは右サイドだけ。
コウライグリーンは、直径10mくらいで非常に小さく、コウライグリーン使用時は、最悪といえるでしょう!
ここも、コウライグリーンのエリアが、まったく無駄でジャマなスペースとなっていて、最低。
13番ホール。パー4。
ティーグランドの左に池がある、ストレートのホール。
ティーグランドのすぐ右に、林が壁のようにあるので、非常に立ちづらいホールです。
池は、ドチョロ引っ掛けしない限り、入ることはないですが、その先の林はOB。
右の壁が非常に気になり、狭く見えるので、引っ掛けやすくなっています。
いいレイアウトのホールだとはいえません。
14番ホール。パー4。
ティーショットは、やや打ち下ろし。
距離は、レギュラーティーから325ヤードと短く、ただ真っ直ぐのホール。
幅はけっこう狭いです。
15番ホール。パー3。
池越えのホール。
レギュラーティーから183ヤード。(この日のティーマークは160ヤード。)
グリーン面は、ティーグランドより、少し高いかな?
1オンしないと、砲台形グリーンで、打ち上げのアプローチとなります。
池越えでも、ホールの景観としては、あまいいとはいえません。
16番ホール。パー5。
やや左に曲がっているホール。
左サイドはOB。
17番ホール。パー3。
この日のティーマークは、155ヤード。
ここも、ティーグランドの前方が下がっていて、グリーンが高い位置になっているホール。
ベントグリーンは、左奥。
1オンしないと、砲台形グリーンのアプローチを残すことになります。
砲台形なので、左のバンカーは、深くなってます。
18番ホール。パー4。
ほとんど真っ直ぐ。
フィニッシングホールとしては、なんのへんてつもないホールといえます。
1番ホール。パー5。
なだらかなS字形のホール。
ティーショットは、やや打ち下ろし。
サードショット地点付近は、フラットで広いです。
2番ホール。パー4。
やや右へカーブしていて、距離が421ヤードと長めのホール。
コースパンフレットのコーズの全体図には、ティーグランドの前方に、クリークが描かれていましたが、実際にはありませんでした。
3番ホール。パー4。
ほとんど真っ直ぐで、右サイドに木が、ちょっと気になるホール。
フェアウェイの左サイドには、クロスバンカーがあります。
4番ホール。パー3。
このショートホールも、ティーグランドとグリーンの間が窪んでいます。
2つのグリーンの間(手前)に、バンカー。
ベントグリーンは、たしか左だったかな?忘れました。(^^;
5番ホール。パー4。
ティーショットは、やや打ち下ろし。
右はのり面(土手の中腹より上はOB)、左は木が数本あり、その左は、たしかOBだったかな?
ほとんど真っ直ぐですが、非常に狭いホールです。
6番ホール。パー5。
左ドッグレッグで、やや幅が狭めのホール。
右はOB。
7番ホール。パー4。
まっすぐですが、グリーンの手前、2グリーンの真ん中に木があります。
2つのグリーンの間にバンカー。
昔の2グリーンのコースによく見られる、典型的なレイアウト。
つまらないレイアウトで、あまりいただけません。
8番ホール。パー3。
フラットなショートホール。
ベントグリーンは、右側。
2つのグリーンの真ん中と、両外側にバンカーがあるだけの、つまらんホール。
9番ホール。パー4。
まっすぐで、ティーショットは、やや打ち下ろしのホール。
ティーグランド近くの両サイドにある木が、圧迫感を与えています。
◆プレー方式:
キャディー付、歩きのみのプレー。
4B電動手押しカート使用。
◆予約:
メンバー同伴のみプレー可。
メンバー紹介でもOKかな?
通常、それ以外のビジタープレーはできませんが、今回、「千葉フェスタ」にてプレー。
◆距離表示:
各ホール両サイドに、小木でグリーンのフロントエッジまでを表示。
キャディーに残り距離を聞いていたので、はっきり確認しませんでしたが、2グリーンなので、左右の小木は、グリーンのあるサイドのものを見るのだと思います。
フェアウェイのセンターにプレートもありますが、小さくて見つけづらいです。
フロントエッジからのピンまでの距離は、キャディーがもっているピンポジション表で確認。
◆コースレイアウト:D
2グリーンで、古いコースのレイアウトの典型。
2つのグリーンの間にバンカーがあったり、2グリーンを分けるように、グリーンの手前真ん中に木があったり・・・。
ホール形状は、末広がりになっているので、今一。
ドッグレッグやアップダウンによって、ブラインドになっているホールが約半数(パー3以外で)。
変化はありますが、レイアウトとしては、全然おもしろくない!といった印象。
◆コースコンディション:A
全体的には、けっこういいといえます。
●フェアウェイ(コウライ、野芝):A
芝は、均一にカットされていて、非常によく手入れしてあるので、”特A”としたいところ。
ディボットはほとんどなく、全体的にフカフカしていて、非常に打ちやすいです。
ただ、ホールによって、野芝が混在していたり、ほとんど野芝のフェアウェイもあり、”A”としました。野芝のフェアウェイ。→
雑草や、芝が薄いところはありません。
また、朝まで雨が降っていたのですが、カジュアルウォーターはほとんどなく、水はけはいいといえます。
●グリーン(ベント):B〜C
転がりはまずまずでしたが、芝の間に黒っぽい泥が透けているところがけっこうあり、やや薄めで、”B〜C”といったところ。→
コンパクションは普通程度。普通にボールマークがつきました。
未修復のボールマークは、ほとんどありませんでした。
スピードは、やや遅め。 マスター室前に、8.5フィートと掲示してありました。
下り傾斜のラインでは、やや速かったですが、上り傾斜のラインでは、かなり重くて遅めの印象。
●ティーグランド(コウライ):特A
ハゲているところ、芝が薄いところはなく、均一にカットされていて、申し分ありませんでした。
ディボット跡もほとんどありません。
●ラフ(コウライ&野芝):A
野芝がほとんどですが、一部、コウライや、混在していました。
それほど伸ばしてはなく、3〜5センチくらいに、均一にカッティングされていて、ラフの状態としては、いい方といえます。
ほんの一部、薄いところもあり。
●バンカー:
ややグレーっぽい色の砂を使用。
◆クラブハウス:C〜D
外観は、屋根が壁までつながっているようなデザインですが、その壁にかなり古くなって汚れが目立ち、年季がはいっているように見えます。
2階建て。ロビー、ロッカールームなど、全体的に狭いです。
内装は、壁など、一部リフォームしているようなところもありましたが、天井、天窓などは、古くて、汚れが目立つとこあり。
1階は、フロント、ロビー、売店、レストラン。
2階は、ロッカールーム、風呂。
2階の踊り場に、こんな像がありました。→
◆ロッカールーム:C
ロッカールーム自体は狭いです。
床のカーペットも古くて安っぽいタイプ。
汚くはないですが、天井も低くて今一。
建物自体が古い感じ。
◆ロッカー:D〜C
ブリキロッカー。
ロッカーの扉だけ木製で、ちょっと豪華そうですが、実は中身はブリキ。
幅はまずまずですが、奥行きはちょっと浅いです。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
椅子が、古いタイプ。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントの正面にありました。
◆風呂:D
脱衣所、浴室とも、狭いです。
いかにも、古い浴室といった感じです。
浴槽の淵、洗い場の台などは、白い石にリフォームしたような感じできれいにはなっています。
浴槽内も、リフォームしたようで、きれいですが、5センチ四方くらいのタイルを使用で、今一。
天井の上部は、カビなどの汚れあり。
浴槽は角が丸い長方形で、浴室の中央にあります。 洗い場のセパレーターはなく、となりの間隔が狭いです。
浴室から外の景色が見える窓はなく、いかにも、昔の造りといった感じ。
浴室内に入ると、少し変な臭いがしました。
冷水機ありましたが、あまり冷えてない。
体重計はデジタル式ですが、台がグラグラしていて、ボロい。
湯加減は、ぬるめで、非常にGOODでした。
しかし、途中で風呂番が入ってきて、”ぬるいでしょ?”と言って、こちらが”ちょうどいい”と言っているのにもかかわらず、熱湯をドボドボと入れ始めました!
どうゆう神経してんだ???
ちなみに、時間が早いかったのと、この日、非常に空いていたので、風呂は貸切状態でした。
サウナなし。
ジャグジーなし。
洗い場のセパレータ:なし。
ハブラシあり。
◆トイレ:D
洗面台は古く、壁はタイルで、高級感はまったくなく、古いです。
床は全面ゴム。トイレのセパレータもない。
すべて洋式で、全ウォシュレット。
ナフタレン臭い。
ハブラシあり。
◆レストラン:C
クラブハウス1階にあります。
レストランの室内はきれい。
高級感はなく、普通といったところ。
メニューが、ほとんど非常に高ものばかりです。
”名門”と呼ばれるコースの多くは、メニューが安いのですが・・・。
(・・という意味でも、まだまだ”名門”とまではいえないのでしょう)
サーロインステーキ:¥2800、刺身定職:¥2300、カツ丼定食:¥1500など。
ほとんどのメニューの料金が高かったので、今回は仕方なく、ビーフカレーを注文。
ビーフカレーは、¥1050(税込)。生中¥620。
味は、今一。業務用缶詰カレー、レトルトカレー並みといった感じ。肉片は2キレ入ってましたが、いい肉でない感じで、あまり美味しくありませんでした!(^^;
(最近のレトルトカレーって、もっと美味しかったりして・・・!??? ^^;)
◆練習場:あり。
250ヤードくらい。11打席。
やや打ち下ろし。グリーンのようなものがあり、ピンも立ってます。
人工芝マット使用。 練習球使用。
打席のゴムがデコボコのところあり。
ティーのゴムがボロボロのものあり。
¥25球:¥300(税別)
バンカー、アプローチ練習場あり。
◆スタッフの応対:C
まあ、普通といったところ。
◆キャディー:B
今回ついたキャディーは、やや年配の方でしたが、無難に業務をこなし、余計なことも言わず、まずまずでした。
感じのいい方でした。
◆料金:
¥11150(税込・平日、キャディー付き、千葉フェスタ特別料金)。
◆特記事項:
特になし。
◆アクセス:
東関道自動車道:成田ICから約20分。
★総合評価:C
コースコンディションはいいものの、コースレイアウトは、おもしろくなく、2グリーンも減点。
クラブハウスも今一 なので、”D” にしたいところですが、コースコンディションがよかったので、”C”としました。
ただ、桜や紅葉の時期は、コース内の景観が、きれいかもしれませ!?。
その時期であれば、もっと印象がいいのかもしれませんが、ビジターは、そんな時期には、このコースには入れてくれないので、なんともいえませんが・・・。(^^;
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