2011年8月29日(月)にラウンド。
初めて訪れました。
毎年、夏期恒例の「千葉フェスタ」を利用してのプレーです。
オープンは1961年で、名門?なのかわかりませんが、現在でも料金はそれほど安くはないコース。
とはいえ、最近では、かなり敷居が低くなったようで、「千葉フェスタ」を利用しなくても、GORAやGDOなどのネット予約も可。
立地が、都心から近いところにあることも、料金が高い要因の1つでしょう。
設計は、丸毛信勝という聞いたこともない人。
杉や松などのいろいろな木々にセパレートされた林間コースです。
コースは、コウライとベントの2グリーン。
このコースのメイングリーンは、”コウライグリーン”。
夏期は”コウライグリーン”使用で、”ベントグリーン”は冬期に使用するみたい。
キャディの話では、10月頃まではコウライグリーン使用とのことで、おそらく、5月か6月頃からは、”コウライグリーン”使用と思われます。
全ホール、2つのグリーンは隣り合わせに配置されていて、その間はバンカーかラフ。
よく2グリーンコースでみられる、2つのグリーンの間が”バンカー”というホールは少なく、どちらかというと、”ラフ”が多かったです。
そのため、グリーンを狙うショットの距離が残ってしまった時、ほとんどの場合は、2つのグリーンの間に打っていけば安全ということになり、やさしめのレイアウトのような感じ。
グリーンは、ほとんどが円形か楕円形でやや小さめ。
ポテトチップ状のアンジュレーションなく、ほとんどは平面の傾斜。
バンカーは、グリーン手前にあるところもあったり、グリーン自体が小さめなので、グリーンをはずすとバンカーに入りやすく、そこそこ効いています。
どのバンカーもアゴがしゃくれているため、硬いバンカー(砂があまりない)から、しっかりボールを上げないと、脱出できません!(^^;
池は、パー3で池越えホールが2つあるだけ。
どちらのホールも、特に景観がきれいというわけではなく、あまり印象にも残りませんでした!(^^;
多少アップダウンがあるホールもありますが、全体的には起伏が少なめ。
このコースのプレースタイルは”歩きのプレー”のみしかないのですが、カートなしでも充分にプレーできる範囲です。
全体的に、幅が広めのホールが多く、プレーしやすいといえます。
外周はOBですが、幅が広いので、かなり曲げても、OBやロストボールになることは少ないと思います。
特長的なのは、トータル距離が長いこと。
スコアカードのトータル距離は、レギュラーティーからでも6474ヤードあり、他のコースのバックティー並の距離があります。
ちなみに、バックティーは、6904ヤード、フロントティーは6104ヤード。
フロントティー(レディスティー)は、ほとんどのホールで、フロントティー用のティーボックスが造ってなく、レギュラーティーの5〜10ヤード前方にティーマークが設置してあるだけ。
レディースプレーヤーにとっては、かなり距離が長く、厳しいと思います。
今回は、レギュラーティーからプレー。
この日、RYOはドライバーの調子が悪かったこともあり、どのホールも非常に長く感じました!(^^;
実際、12番は422ヤード、14番は437ヤードのパー4、7番185ヤード(この日のピンは奥で193ヤード)のパー3は、長かったです。
コースコンディションは、全体的に良かったです!(^^
まあ、これくらいの料金のゴルフ場は、しっかりとコースメンテナンスしているので、コースコンディションがいいのですが、このコースも例外ではなく、フェアウェイ、ティーグランド、グリーンとも、さすがにいい芝の状態を保ってしました!
また、フェアウェイの芝はフカフカしていて、ショットは打ちやすいですが、その分、ランがあまりでません。
ラフは、ロストにはならないくらいでしたが、芝がやや伸ばしていて7センチくらい。
バンカーは、砂が表面にあるだけで、下がすぐ泥といった状態でペケ。
砂がけっこうあるところでも、2センチ程度?といった感じ。
もっとちゃんと砂を入れるべき!
キャディの話では、”予算がない”のだとか!
相応のプレー料金とっているのだから、それくらいケチるな!って感じです!(^^;
それにしても、やはり”コウライグリーン”は最低です。
このコースは、大きい山や海が近くにあるわけではなく、黒っぽいところ(逆目)と白っぽい(順目)ところが両方見えて、まだらになっているところがほとんど。
芝目の向きが一定方向ではないのです。
池があるホールでは、キャディによると、”池から順目”という(一般には水の方向へ順目と言われている)し・・・。
また、ゼブラカットになっているグリーンもあり、そこは順目と逆目が交互に縞々になっているわけです。
よーく、芝を見ると、なんとなく、順目か逆目か判別できるところもあるのですが、キャディに聞いてもあいまいで、まだらになっていることもあり、実際にパットしてみないと、芝目がどうなっているのかわからない!状態。(^^;
逆目では、時折”ザザザー”って、音をたててボールが転がり、順目だと、”スー”っと転がります。
3m以内のショートパットでは、距離を合わせて打つと、たいていは、芝目でどちらかに流され、入りません!
思い切って、ガッツっと打つしかないといった感じ。
それよりも、ロングパットは、芝目が一定方向にないのと、傾斜とのからみで、距離感がほんとにわからず、打ってみないろわからなくて、ほんと”つまらない”の極致です!(^^;
キャディーの話では、将来的にも、”ベントの2グリーンにすることはない!”というゴルフ場の方針なのだとか・・・。(^^;
最近は、古い2グリーンのコースでも、1グリーンに改造したり、少なくとも、ベントの2グリーンにするところが多い中、何を考えているのでしょうか?といった感じです!(^^;
昨年訪れた、「平川カントリークラブ」の方が、グレードが高いような印象です。
千代田区くらいからなら、30キロくらいなのではないでしょうか?
しかし、近いところにあるがゆえ、高速道路を降りてから市街地をかなり走行することになるため、距離のわりには時間がかかります。
この日は平日で、16時くらいでしたが、非常に渋滞していて、ナビ通りのルート(首都高・千鳥町IC)で高速まで70分もかかりました!(京葉道路の花輪ICでも同様くらいでしょう)
行きは、早朝6時くらいだったので、同じルートで30分。
ただ、休日でも信号が多いので、30分以上はかかると思われます。
この日は、だいたい曇で、ときどき晴れといった天気。
この時期のプレーは、熱中症になる可能性があるので、天気や気温には気をつかいます。
時折吹く風が、けっこう秋っぽい涼しい風だったので、だいぶ楽でした!(^^
手持ちの温湿度計では、10時頃の日陰で28.7℃、69%、午後の日陰で、30℃、55%。
けっこう湿度があり、蒸し暑かったです。
プレー方式:
キャディー付、歩きのプレーのみ。
セルフプレーはありません。
4バッグ電動手押しカート使用。
コースレイアウト:D
2グリーンで、かつ平凡なレイアウトで、特に印象に残るようなホールもなく、レイアウト自体は、今一。
距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの植木で表示。グリーンセンターまで。
左グリーン使用時は左の植木、右グリーン使用時は右の植木をみます。
ピンポジション表なし。
キャディーに聞けばわかります。
コースガイドなし。
IPフラッグ(吹流し)なし。
コースコンディション:A
全体的には、けっこうよかったです。
フェアウェイ(コウライ):A
やや太いコウライ芝のところもあります。
芝の密集度は高く、ハゲているところや、芝の隙間があるようなところはなく、フカフカで、いい状態でした。
コウライ芝のフェアウェイ。→
ただ、フェアウェイの一部は野芝のところがあったのと、刈り方がやや不均一だったので、”A”としました。
野芝のフェアウェイ。→
芝の密集度は高いですが、カッティングが不均一。→
ところどころに、ちょっと芝が茶色くなっているところあり。→
グリーン(コウライ):C
コウライ芝の状態としては、ハゲているところはなく、まあまあ。
しかし、所詮はコウライグリーン。
芝目の向きが一定ではなく、ボールの転がりは今一なので、”C”としました。
スピードは遅め。
RYOの感覚では、7.5フィート程度といったところ。
逆目の上りラインはかなり遅く、順目の下りラインはやや速めですが、下りでもコウライなので、それほど速くはなかったです。
コンパクションは、やや固め。
コウライグリーン特有で、ボールマークは、まったく付きません!
フォークは不要です。
写真撮り忘れ。
コウライなので、フェアウェイのいちばん下の写真と同じ感じですが・・・。
ティーグランド(コウライ):A
芝の密集度は高く、いい状態でした。
ラフ(コウライ&野芝):B
概ね野芝ですが、ところによってコウライのラフ、野芝とコウライかミックスされたラフがあります。
ラフの芝は、7センチくらいあり、やや伸ばしていて、ボールが沈むときもあり。
グリーンまわりもラフで、同じくらいの深さでした。
コウライ芝のラフ。→
野芝のラフ。→
ボールはけっこう沈みます。
野芝とコウライ芝が混在しているラフ。→
ここは、けっこう芝が長く、ボールがかなり沈みました。→
バンカー:
濃いベージュっぽい色の砂を使用。
表面の砂粒は粗くはないですが、重い感じ。
それよりも、砂の量が少なく、すぐ下が泥で硬くてペケ。
場所によっては、ほとんど泥のようなところもあり。
クラブハウス:D
クラブハウス外観は、コゲ茶色とグリーム色っぽいペンキで塗装された建物。
屋根は平たい鉄筋?のような建物で、形状も古く、しゃれた感じはまったくありません。
エントランスの天井は、まあきれいにはなっていました。
ロビーはきれいになっていますが、あまり広くはありません。
フロント。→
2階建て。
1階は、フロント、ロビー、売店、ロッカールーム、風呂、トイレ、スタート出口。
2階は、レストラン、ラウンジ、パーティールーム、女子ロッカー。
階段の上から見たフロント。→
ロビーの一角にある売店。→
ロビーの天井は、こんな感じ。
特に、しゃれた感じはありません!
1階フロアの床は、カーペットマット?が敷き詰めてあります。
よくみると、なんか模様になっているようですが、高級感なし。→
2階への階段の床は、ゴム。→
階段上部の天井には、古い感じの照明が吊り下がっています。→
壁は、壁紙が貼ってあり、貼りムラがあるところあり。→
スタート出口をでたところ。→
このあたり、きれいくありません!(^^;
マスター室だったところみたいですが、現在は、宅配便の荷物置き場所みたい。
マスター室は、室内の隅にあります。
スタート出口を出た外。→
つり橋がかかっていて、コースは橋を渡った向こう側にあります。
橋の下は、長細い池がありますが、コースには無関係だし、あまり景観もよくないので、意味なしのような・・・。(^^;
ロッカールーム:D〜E
かなりボロく、きれいではないです。
高級感はゼロ。
天井は蛍光灯むき出し。→
高級感ゼロ。
壁は白ペンキで、汚れが目立ちます。
天井は、貼り材みたいなのですが、あまりきれいでなく、けっこうはがれかかっていて、ペケ。→
床はザラザラのカーペットですが、高級感はあまりなし。
カーペットの汚れもけっこう目立ちました。→
窓や窓の縁は、かなり汚れていました。→
対面するロッカー間のスペースは、そこそこ。
長椅子は木。新しいです。
各ロッカー内にスリッパはなく、この椅子の下に適当に置いてあります。
ロッカー:D
取り替えたようでけっこう新しいです。
扉だけ安っぽい木で覆われているタイプのブリキロッカー。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
そこそこきれいにはなっていますが、幅は狭め、奥行きは、かなり浅くて最低。
扉の裏に中鏡あり。
メンバー用ロッカーあり。→
水色のブリキロッカー。
幅は、一般用よりも狭いです。
かなり使いづらいことでしょう!
各ロッカーにメンバーのネーム入り。
メンバーロッカーの上に、ゴルフシューズがでてました!
3日目前に行った「天城高原ゴルフコース」にもありましたが・・。 片付けろ!っつーの!!(^^;
貴重品ロッカー:あり。
フロントのすぐ前にあります。
カードホルダーのバーコードをかざすタイプ。
風呂:B〜C
最近リフォームしたような感じで、とてもきれい。
床や天井が明るい色になっていることもあり、とても明るい感じがします。
浴室の広さはそこそこ。
浴槽側のサッシは、新しく取り替えたようできれいです。
全面曇ガラスで、外には庭園などはなく、外は見えません。
サウナなし。
浴槽は、”L字形”になっていて、広めです。
浴槽の中は、水色っぽい色の石、浴槽の縁は黒花崗岩。
湯加減は、やや熱め。
ジャグジーなし。
床は、明るい色の石。→
新しく、きれいです。
壁はやや高級感あるタイル。→
色あいも明るく、きれい。
天井は白ステンレスで、汚れはなくきれい!→
浴室内が明るいです。
洗い場のセパレータ:あり。
後からとってつけたような仕切りです。→
洗い場の台と、カラン下部分は、黒花崗岩っぽい石。
カランはプッシュ式。
洗い場側のサッシは取り替えていないようで、けっこう汚いところがありました。
脱衣エリアは、やや狭いです。
そのマットのせいなのか?よくわかりませんが、脱衣所に入ると、臭くてペケ!
床はゴザっぽいヤツ。
洗面台の下付近にはマットが敷いてあります。
壁は木貼り。
天井は平凡。
洗面台は、ベニアの木みたいなヤツに埋め込みタイプ。
ハブラシなし。
浴室用貴重品ロッカーがあります。
トイレ:D〜E
臭いです。
個室は5つ、全洋式で全ウォシュレット使用。
個室の仕切りは、安っぽいパーティションに使われているようなベニアのような木で、ペケ!
床は全面ゴムで、ゴム臭いのとミックスされた変な臭さ。
天井はザラザラなタイプで、きれいでないです。
エアコンも黄ばんでて汚なかったです。
壁は安っぽい7センチ四方くらいのタイル。
タイル壁の上部分。
黄ばんでて、汚いです。
洗面エリアはやや狭め。
ハブラシなし。
洗面台は、石っぽいたつに埋め込みタイプ。
レストラン:B
クラブハウス2階にあります。
室内は、きれいになっていますが、まあそこそこ。
窓の外は、特にたいした景色はみえません。
2階のレストラン手前にラウンジあり。
ドリンクなどのメニューを注文できます。
レストラン、ラウンジとも禁煙、分煙はしてないので、場所によっては煙くてペケ!
メニューは、全体的には安くはないです。
まぐろのづけ丼:¥1360 を注文。
どんぶりの大きさのわりに、どんぶりが浅くなっていて、ごはんが2センチくらいしか入っていませんでした。
がっつり食べたい人は、かなり少ないでしょう!
まぐろは、ただの赤身で、たいしておいしくありませんでした!(^^;
練習場:
クラブハウスから、ちょっと遠いです。
練習場の小屋でサインして、ケースごと受け取る方式。 25球:¥210
打席数数えるの忘れましたが、20打席くらいあったかな?
約180ヤードで、フラットです。
人工芝マット使用。
練習球使用。
アプロート練習場あり。
ただ、打席(天然芝)から打つタイプで、40ヤードくらい。
バンカー練習場あり。
スタッフの応対:B
出迎えスタッフ、フロントの応対は、まあまあ。
どのスタッフもしっかり挨拶していて、感じはよかったです。
ただ、マスター室にいたスタッフは、無愛想でした。
キャディー:C
けっこう年配のキャディーで、可もなく不可もなく、普通でした。
料金:
¥12500(千葉フェスタ料金。税込、平日、キャディ付、昼食なし)
この時期の通常料金は、このコースのWEBサイトによると、
月金は¥18000(キャディ付、昼食付)、火水木は¥22200。
土日祝は¥34800(キャディ付)
と、かなり高額です。
ただ、GDOでは、¥16500(夏期、平日、キャディ付、昼食付)
(GORAの9月の平日価格は、¥15500(平日、キャディ付、昼食付))。
GDOの土日祝は、¥31500(キャディー付、昼食なし)もします!(^^;
いずれにせよ、ネット予約の方が安いのでお得。
特記事項:
駐車場に屋根付あり。
ただ、屋根の支柱はパイプで屋根は安っぽいプラスティックみたいなヤツ。
ドレスコードあり。
シャツの裾だし禁止。
夏期のハーフパンツ使用時は、くるぶしの隠れるソックス使用など。
アクセス:
首都高:千鳥町ICから、約35分。 帰りは70分かかりました!
市街地を通るため、信号は多く、渋滞があるため、都内から近いところにあるわりには、時間がかかります。
東関東道・千葉北ICを利用したほうが時間短縮できると思いますが、かなりの遠回りになる上、高速代(750円)がかかるので、考えどころ。
ICとしては、京葉道路・花輪ICの方が近いです。
ただ、京葉道路花輪IC付近は、必ず渋滞するので、自宅の場所によって、ルート選択となります。
総合評価:C
レイアウトは、2グリーンで、印象に残るようなホールはほとんどなく、今一。
料金が安いコースではないだけあって、コースコンディションは良かったです。
ただ、夏期はコウライグリーン使用で大減点。
コースコンディションがよかったので、”B”としたいところですが、メイングリーンが”コウライグリーン”ということもあり、”C”としました。
ベントグリーンになれば、”B”といったところでしょうか。
クラブハウスは古くて、高級感はありません。
おそらく2度と訪れることはないでしょう!(^^;
都内から近いところにあり、高速代、ガソリン代があまりかからないところはいいところですが、高速降りてからの時間がかかるので、実際には、それほど近くは感じませんでした!(^^;
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