2010年8月20日(金)ラウンド。 初めて訪れました!(^^ 1988年オープンで、比較的新しめのコースなので、”名門コース”というよりも、”高級コース”といったところでしょうか。 ”いわゆる「名門」と言われるようなコースは、レストランのメニューが非常に安い” という傾向があるのですが、このコースは、高かったので、そんなことからも、”高級コース”といった感じ。 GDOや楽天GORAなどのネット予約サイトなどでは取り扱いがなく、通常のビジター料金が、平日¥17000ちょっと、土日祝は¥27000前後で高額なので、ビジターではなかなかプレーできないコースの1つ。 2008年から秋に、日本シニアツアーが開催されているらしく、今年も11月に開催するもよう。 コースに到着すると、瓦屋根の和風のクラブハウス。 中に入ると、2階まで吹き抜けロビーの空間が広々としていて、高級感あり。 クラブハウスをコース側にでると、練習グリーンの奥に大きな池があります。 その池には、和風の端(木製風だが実際はコンクリート)がかかっていて、池の水は、抹茶色で、和式庭園風な感じに造られていて、趣がありますが、コースレイアウトには無関係な池なので、クラブハウス2階のレストランなどからの景観を意識したものといえます。 コース設計は、安田幸吉と川村四郎。 コースは、オーソドックスな林間コース。 概ねフラットですが、多少の起伏があります。 アップダウンがあるとはいえないくらいです。 多少のドッグレッグホールがあり、全体的に距離が長めです。 各ホールは林でセパレートされているため視界は狭く、幅は、それほど広くはありません。 全体的には幅はそこそこくらいといったところ。 OBはところどころにあり。 特設ティーは設置されていないので、あやしい時は暫定球を打つことになります。 ただ、池の場合は、特設ティーがあるところがありました。 ベントの2グリーンで、昔のコースのレイアウトといった感じ。 コウライとベントの2グリーンだったのを、ベントの2グリーンに変えたと思われます。 AグリーンとBグリーンがあり、Aグリーンがメイングリーン。 トータル距離はAグリーン使用が長く、レギュラーティーからの場合、Aグリーン:6609ヤード、Bグリーン:6305ヤード。 今回は、Bグリーン使用でした。 事前に平川CCのWEBサイトを見たところ、もしAグリーン使用だったら、レギュラーティーからでも6609ヤードもあるため、この猛暑の時期に歩きのラウンドなので、かなり厳しい!と思っていたのです。 その時は、フロントティー(6229ヤード)からプレーしようと思っていたところでした・・・。(^^; 各グリーンは円形で小さめ、ほとんどが受けグリーンです。 グリーン面のうねりはほとんどなく、傾斜のみといった感じで、あまり難しくはない印象。 2つのグリーンは、ほとんどが横並びで、その間にバンカーがあるという、2グリーンのコースでよく見られる典型的なレイアウト。 池がらみのホールは少しありますが、コース景観は今一、レイアウトのおもしろさはあまりなく、コースレイアウトとしてはあまりおもしろくはないといった印象。 そのかわり、コースコンディションは、素晴らしかったです! さすが高級コースで、割りと高めのプレー代をとっているコースだけあって、メンテナンスはしっかりとしている!といえます! フェアウェイ、ティーグランドは、”特A”ランクをつけられる状態で、申し分ありませんでした!(^^ グリーンの状態もよかったですが、直前に何かの大会があったらしく、グリーン面に大量のボールマークが・・・。 もちろん、修復はしてありましたが、その部分は茶色く枯れていたり、デコボコが残っていて、ボールが跳ねたりという状態で、り、残念でした。 ラフは、ビッシリ芝が生えていて、長さは5〜7ンチくらい。 それほど長いというわけではないのですが、ボールが浮いている時と、沈んでいる時があり、ラフらしいラフといった感じ。 キャディーもいたのでロストボールになることはありませんでしたが、ロストになってもおかしくない状態。 また、ショットする時、ボールが沈んでいる時はかなり食われるし、浮いている時は、クラブがボールの下をくぐってしまい、フェーズの上部に当たってしまったり、ジャストミートするのが難しかったです。 フェアウェイの状態がよいだけに、ラフにボールが入ると”0.5ペナルティー”くらいといった感じ。 フェアウェイキープの重要性を思い知らされます。 OB時に特設ティーが存在しないこととか、このような状態のラフとか、本当は、これが、ゴルフの王道!! 最近は、フェアウェイの芝の状態が薄く、ラフの芝が短く、ラフからのショットの方が打ちやすいようなコースも多い傾向があります。セルフプレーが増えているため、ラフが長いボールを探す時間がかかりプレー進行が遅くなることを懸念してのラフのセッティング。
連日35度を超える、2010年猛暑の夏。 毎年、千葉フェスタの時だけは、猛暑の中の過酷なラウンドを覚悟していたのですが・・・。 この日は、たまたま、その狭間にあたり、超ラッキー。 気温は、クラブハウス前の温度計で、28℃。 天気も時々陽が射すくらいの曇。 ただ湿度は60%あったので、少し蒸し暑かったですが、風も少しあって、今年の夏では、最高の天気に恵まれたのです! この週の月曜火曜などは、36度以上の猛暑だったことを考えると、曇で気温が30℃以下にちょうどあたるなんて、ほんとに奇跡的でした!(^^v おかげで熱中症にもならずに、無事に1ラウンド完走!(^^ この日は20組とのことでした。 我々はスタート時間が10時近くで遅かったこともあり、プレー中は、前後の組だけでなく、となりのホールなどでも、ほかのプレーヤーをほとんどみかけず、貸切気分! 昼食時のレストランでも、2組しか見ず、プレー後の風呂も空いていました! 暑い時期なので、多くのプレーヤーが早めのスタートだったと思われます。 。 それにしても、夏の時期とはいえ、かなり空いていたので、倒産しないことを祈っています・・・。(^^;
プレー方式: キャディー付のみ。 基本的には、歩きのプレー。 4バッグ電動手押しカート使用。 希望すれば、乗用カートを借りることができますが、一人¥4200の追加料金がかかります。(メンバーは¥2100) また台数に制限あり。 予約: メンバーシップコースで、ネット予約サイトなどでは、予約できません。 メンバー同伴か紹介が必要。 今回は 「千葉フェスタ」 にて予約。 月に1度(火曜日)に、ゲストサービスデーというのがあり、もしかしたらビジターの予約ができる可能性があります。(コースに問い合わせてみてください) コースレイアウト:D 1988年オープンでそれほど古くないコースなのに、2グリーンで昔のコースでよく見られるようなレイアウト。 円形で小さめで、ほとんどが横並びのグリーンで、2つのグリーン間にバンカーがある!というレイアウトです。 印象に残るようなホールはあまりなく、おもしろみはないので、”D”としました。 距離表示: フェアウェイの両サードに表示あり。 残り100ヤードは小さな植木、150ヤードは林の中の木にペンキで2本線。 グリーンセンターまで。 そのほか、フェアウェイにあるスプリンクラーヘッドにも距離表示がありましたが、これはグリーンエッジまで。 ピンポジション表はなし。 キャディーに聞いてください。 コースコンディション:特A〜A 全体的には、非常に良い状態でした! フェアウェイ(コウライ):特A 芝の密集度がよく、均一にカッティングされていて、フカフカで素晴らしい状態でした!(^^ ディボット跡がほとんどなく、ハゲているようなところ、雑草もなし。 ほんの一部、芝が茶色く枯れているところがあったくらい。 グリーン(ベント):B 芝の密集度はよく、状態としてはよいと思います。 ただ今回は、直前にあった何か大会の影響で、大量のボールマーク跡がついていたので、”B”としました。 そのため、ボールの転がりは今一。ポコポコとボールが跳ねたりしてました。 スピードは普通といったところ。 下りのラインはそこそこ速めでしたが、上りは遅め。 RYOの感覚では、8.5フィートといったところ。 コンパクションはやややわらかめ。ボールマークがしっかりできるました。 1ホールだけグリーンのカラーが、ハゲているところがあり。 ティーグランド(コウライ):特A 芝の密集度は申し分なく、ハゲているようなところもなく、素晴らしい状態。 ラフ(コウライ&野芝):A ファーストカット部分はコウライ芝。 ホールによって、ファーストカット部の近いところはコウライ芝のラフでした。 それより外側は野芝。 けっこう均一にカッティングされていて、よく手入れされています。 芝がないとことやハゲているようなところは、あまりありません。 長さは5〜7センチくらい。 芝がまいところや、ハゲているようなところは、あまりなし。 バンカー: ややグレーっぽい色の砂を使用。 ちょっと重めの砂でした。 砂の下の地盤はちょっと硬め。 クラブハウス:A 外観は、瓦屋根の和風建築。 けっこう新しめできれいです。 エントランス天井もクモの巣などはナシ。 2階建て。 1階は、エントランス、フロント、ロビー、プロショップ、ロッカールーム、トイレ、スタート出口。 2階に、レストラン、リビングエリア、パーティールーム、風呂。 ロビー前が2階まで吹き抜けで天井が高く、広い空間となっています。 クラブハウス室内は、木を基調としていて、和風な雰囲気で落ち着き感あり。 壁には、絵画があります。 ロッカールーム:A 室内自体、けっこう広いです。 ロッカーがたくさんあり、ロッカールーム入口に、ロッカー番号を書いたマップが・・・。 床のフカフカカーペットは非常にきれい。 室内照明は暗めで落ち着き感あり。 天井は平凡。 対面するロッカー間のスペースは、そこそこ。 長椅子は幅が広く、クッション性が高いタイプで、GOOD。 ロッカー:A 木製ロッカー。きれいです。 カードホールダーのキーで開閉タイプ。 幅は、奥行きとも、まずまず。 扉の裏に大きな鏡あり。 貴重品ロッカー:あり。 フロントの正面にあります。 風呂:B ロッカールーム入口に階段があり、2階にあります。 ちょっと不便。 まあきれいですが、まあまあといったところ。 浴室の広さは、そこそこ。 浴槽内は、やや高級感ある10センチ四方くらいのタイル。 浴槽の縁、床は、黒っぽい石で高級感あり。 天井は黒ステンレス。 外は、やや庭園風ですが、今一。 わざわざ2階にあるわりには、たいした景色は見えません。 洗い場のセパレータ:なし。 シャワー、カランの水の出が非常に悪く、ペケ! シャンプー、コンディショナーが別タイプで、香りがよく、ちょっと高級感のある感じでした。 サウナあり。 ジャグジーあり。 湯加減は、やや熱め。 温度計では41度でしたが、この時期、外が猛暑なことを考えると、もっとぬるい方がいいです・・・・。 それよりも、浴室内の温度が熱くてペケ! まったく換気してなく、浴室に入るとサウナのごとく蒸し暑かったです。 脱衣エリアの広さはそこそこ。 床はゴザヤツ。 天井は平凡。 洗面台は石っぽいのに埋め込みタイプ。 ハブラシあり。 ドライヤーに、大きな台座がくっついていました!(^^; 盗難予防なのか??? 冷水機あり。 女性用浴室も同様に2階にあり。 階段がロッカールームから一旦ロビー前を通らなくてはならないところにあり面倒とのことでした。 ただ、パウダールーム(個室)があり、内部は好評でした。 トイレ:C きれいにはなっていますが、床は全面ゴムで今一。 照明は暗めで落ち着き感をだしています。 トイレエリアの真ん中に、花あり。 個室は6つ。そのうちの2つは和式。 残りは洋式で全ウォシュレット使用。 仕切りは木で落ち着き感あり。 便座シート、便座クリーナーあり。 洗面台は、石っぽい台に埋め込みタイプ。きれいです。 うがい薬あり。 ハブラシなし。 ゴミ箱がサビサビで、かなり汚い。 2階のトイレも同様の造り。 ただ、2階のトイレにはハブラシあり。 レストラン: クラブハウス2階にあります。 レストラン室内は、 天井は高く斜めで和風な感じ。 外側が下までガラスなので、外光が差し込み、明るくきれいです。 窓の外には、練習グリーン、その奥に大きな池があり、景観はまずまず。 禁煙席あり。 禁煙タイムはなく、分煙式。 メニューは全体的に高め。 焼肉重:¥1850 を注文。 肉の味はまあまあでしたが、肉は薄く、ごはんも少かったです。 生大: ちゃんとした大きい大ジョッキを使用していました。 小でも、グラスではなく、よそなら中として使用しそうなジョッキ。 練習場:あり。 クラブハウスから遠く、けっこう歩きます。 普通の街中にあるような練習場。 道路をはさんだ奥にあり駐車場もあるので、ゴルフプレーヤー以外の、一般での利用できそう。 2階建てで、左右奥がネット。 各打席に、プリペイド入れたり、ティーの高さを調整できるマシンがあり。 →すべてブチ壊れていて朽ち果てていました。(^^; 23打席。160ヤード。 人工芝マット使用。 30球:¥300。 練習球使用。 練習場でサインしてコインもらいます。 使用しているのは1階打席のみで、2階はクローズされていました。 人工芝マット打席の先方に、きれいな芝の打席あり。 シニアプロの試合で使用させるのでしょう。 アプローチ&バンカー練習場あり。 これが普通の打ちっぱなし練習場と、クラブハウスをはさんで反対側にあり、非常に不便。 クラブハウスからでも、けっこう距離があります。 また、そこへ行くまでに藪に覆われたようなところを通るのですが、大量のブヨなどがいて、最低! 練習場自体は、けっこう広さもあり、いいアプローチ&バンカー練習ができます。 グリーンは2つ。小さいです。 グリーン面は、芝をあまりカッティングしてないので、転がりまでチェックした練習は不可。 ここには、備え付けの練習ボールがあり(無料)ますが、右端の隅にあるので、あることすらわからないかも? コース球でしたが、割れていたり、欠けていたりするものもあり、かなりボロいボール。 その練習場ボールは、全部回収して戻さなければいけないので面倒です。 アプローチ用ボールは、回収せずそこらへんにあった方が、前後の練習者にとっては便利だと思うのですが・・・。 スタッフの応対:B 全体的にまずまずでした。 キャディー:A 今回ついてくれたキャディーは、しっかりと仕事をこなし、余計なことも言わず、非常に感じがよくいいキャディでした!(^^ ペットボトルの水1本をサービスあり。 食塩(熱中症予防用)もカートに積んでありました。 特記事項 ドレスコードは、けっこう厳しいです。 入退場時はジャケット着用(夏期を除く)、サンダル不可などはあたりまえです。 男性のショートパンツはハイソックス着用。 ポロシャツの裾だしは禁止です。 料金: ¥12860(千葉フェスタ利用。平日。キャディ付) 夏期で、千葉フェスタ利用だったので、これくらいの料金ですみました。 通常のビジター料金は、平日:¥17330、土日祝:¥26780〜¥27300(平川カントリーWEBサイトより)。 平日でもけっこう高いです・・・。(^^; 月一度のゲストサービスデー(火曜)は、¥13000(冬期と夏期)〜¥14000(キャディー付)。 (ゲスト(ビジター)のみで予約できるかは不明なので、問い合わせ要) アクセス: 千葉東金道路・中野ICから約5分。 ICから、すぐ近くです。 IC降りてから、近すぎるため、コンビニは1つもありません!
総合評価:B コースレイアウトとしては、2グリーンの古いレイアウトで、あまりおもしろくないので、また行ってみたい!というコースではないので、”C”といったところなのですが、コースコンディションは素晴らしく、クラブハウスのグレードも高いので、”B”としました。 高速道路のICから非常に近いのは便利です。