TOKYO Notrh Hills Golf Course(旧:太郎門カントリー倶楽部) |
2007年5月10日(木)ラウンド。
初めて訪れました!
正式名称は、「TOSHIN TOKYO Notrh Hills Golf Course」で、オープンは1989年。
このコースは、以前は「太郎門カントリー倶楽部」という名称のコースでした。
2006年9月下旬くらいから、現在のコース名に変更になっています!
元の運営会社「太郎門サービス梶vが経営破綻し、民事再生法の適用を申請。
その後、経営交代して、現在は「トーシン」という、拠点が名古屋にある会社が運営しています。
「トーシン」は、移動体通信(携帯電話などの販売?)、不動産、リゾート、フード、ソフト開発などの事業をしているグループ会社で、ゴルフやホテル事業を、その中の「トーシンリゾート」という会社でやっているようです。
ほかに、
「伊勢高原カントリークラブ」(三重県)→「TOSHIN Lake Wood Golf Club」、「富加カントリー倶楽部」(岐阜県)→「TOSHIN
Golf Club Central Course」、の2コースの営業権を取得し、名称変更して運営。
ここのコース名は、全部ローマ字。
命名には何か意図があるのかもしれませんが、パッと見たところ、見づらい感はぬぐえず、どうも日本のコースとしては、なじまないような気がしますが・・・。
また、この栃木のコースなのに、なんで、”トウキョウノースヒルズ”なのか???
まったく、イメージできません!(^^;
せっかく、コースの入り口に「太郎門」?があるので、「太郎門」の名称を残した方がよかったのでは!?と思ったRYOでした!
いろいろ調べてみたら、このコースが1989年にオープンした時は、「東京北ゴルフコース」という名称だったようです。
当初は、「馬頭ゴルフコース」なども所有していた「愛時資グループ」→(破綻)が経営。
そして、1996年11月から「太郎門サービス」が経営権を引き継いだという経緯があったもよう。
・・・ということは、元々の「東京北ゴルフコース」という名称から、「トウキョウノースヒルズ」という名前に戻しただけみたい・・・(^^;
最近、ゴルフ場の経営破綻、経営譲渡、買収などが非常に多いので、ゴルフコースの名称がやたらに変更されるコースが多くて困ります!(^^;
どのコースがどのコースに名称が変わったのか?わからなくなりますし、当HPでも、コース名変更(現在:○○。旧:○○)などと修正しないといけないし・・・。(^^;
でも、元々どのゴルフコースだったのかなどの経緯を調べるのも、ちょっとおもしろくなってきたRYOでした!(^^;
まあ、そんなことはさておき、ゴルフコースのことを紹介していきましょう!
ゴルフ場入り口に、巨大な”門”があります!→
これが、おそらく、”太郎門”なのでしょう!?
ネットで調べてみましたが、”太郎門”という門が、昔に存在していたわけではなさそうなので、勝手に命名したのだと思われます。
クラブハウスは、瓦屋根の和風建築で大きく、内部も非常にきれいで立派です!
ロビーの天井は高く、ところどころに大理石や高級感のある木などが施されていて、申し分ありません!
ロッカールームもきれいで、ゆったりとスペースがとられています!
パッティング練習グリーンの横には、小滝があり、そこからクリークが流れていてきれいです!
とにかく、クラブハウスは金をかけてある感じで、敷地内にはヘリポートもあることからみても、バブル絶頂期に造られた、高級接待向けゴルフコースだったのでしょう!
さて、実際のコースですが・・・。
初めて訪れたわけですが、かなり残念だった!というのが感想です!
それほど期待していたわけではないのですが、これほどひどいとは・・・(^^;
何がひどかったのか?といいますと、コースコンディションが、ちょっとひどかったです!(^^;
グリーンだけは、まともでしたが、フェアウェイ、ティーグランド、ラフの状態は悲惨なものでした!
フェアウェイは、雑草だらけ・・・。
カッティングはしているものの、全体の3分の1くらいは雑草なのでは?というくらいの多さ!!
芝があるところでも、密集度が非常に低く、すきまだらけ・・・。
歩いたときのフカフカ感はゼロ。
地面スレスレ(ターフをとらず)にショットしても、地盤の泥がでてくるような状態!
そう、ゴルフ場でない、そこらへんの河川敷のような感じでした!(^^;
ティーグランドは、ほとんど芝がないところが多く、完全な泥のティーグランドが数ホール。
マスター室周辺には、”工事中”との貼り紙があったので、おそらく、いずれは修復するのだとは思いますが・・・。
ラフは、言うまでもなく、ほとんど雑草といってもいいかな?
河川敷の土手にはえているのと同じ”草”でした!はっきりいって・・・。(^^;
ただ、救いは、グリーン。
非常に転がりがよく、状態としてはまずまずでした!
今回は、非常に締まっており(硬い)、
ショートアイアンやウェッジで打ったナイスショットの高いボールも止まらずにこぼれたりしてしたので、苦労しました!
今回は、ボールマークはほとんどつきませんでしたが、以前にやわらかかった時についたと思われるボールマークが、ところどころ残っていたりしたので、”特A”はつけらませんが、芝の密集度が高く、まずまずといえるでしょう!
一部のホールで、グリーンの一部にハゲでているとこるがありましたが・・・。
コース設計は、加藤俊輔。
山あいに造成されていますが、各ホールは、山に対して真横(フラット)に造ってあるところは少なく、けっこうアップダウンがあります。
とんでもないような激しいアップダウンではないものの、打ち上げや打ち下ろしのホールがほとんど。
山岳とまではいきませんが、山岳に近い丘陵コースといったところでしょうか。
レイアウトは、全体的には、幅が狭めのホールが多い印象。
池やクリークがあり、まあまあのホールもありましたが、アップダウンがあるトッリキーなホールもあり、全体的には、今一というのがRYOの感想です!
信号機(実際にはサイレン状の装置)が設置されているホールが、3〜4ホールありました!
多くのホールは、左右どちらかがOBで、その反対サイドが1ペナ。
ほぼ全ホールに特設ティー(プレイング4)あり。
数ホールで、池、クリークがありますが、クリークの水は流れてないところもあり、9番の池などは汚くてペケ!
景観がいいのは、14番くらい。
ただ、印象に残るホールは、9番や18番、14番など、いくつかありました。
グリーンはベントグラスの1グリーンです。
それほど巨大なグリーンではありませんが、小さくはありません!
アンジュレーションもそこそこでした!
ティーマークは、スコアカード上では、ブラック:6719ヤード、ブルー:6352ヤード、ホワイト:6101ヤード、レッド:5409ヤードの4ヶ所。
実際にブラックティーが設置してあったかは未確認。
ホワイトティーからは、距離が短め。
今回は、約半数のホールでスコアカードの位置よりも前方にティーマークが設定されていました!
そのため、今回のトータル距離は6000ヤードくらいといったところかな?
ブルー、ブラックティーからプレーできるかどうかは、未確認。
レストランは、朝は営業してませんでした!
ロビーの端にカウンター(スタートラウンジ?)があり、そこだけが営業。
また、プレー終了後、14時だというのに、レストランは終了!
プレー後もそのカウンターのラウンジのみ営業でした!
おそらく、人件費の節減かなにかで、ほんとに昼食時間の2時間くらい?しか、レストランは開けていないのでしょう!
もしかしたら、土日祝などは開けているかもしれませんが・・・!?
この日は、くもりでしたが、けっこうい蒸し暑かったです。
この日、平日とはいえ、来場組数は10組ちょっとだったようでガラガラ!
プレー中、前後の組をほとんど見なかったですし、プレー終了後の風呂も貸切状態でした!
しかし、驚いたのは、来場者の客層!
昼食時、レストランで、3組くらいみかけたのですが、とんでもない格好のオヤジが・・・。
1人がTシャツ(裾だし)かと思ったら、もう1人はTシャツにブルージーンズ(もちろん裾だし)!(^^;
とてもゴルフをしにくる格好ではなく、ビックリ!!
それを注意できないゴルフ場側も・・・困ったもの!
まあ、平日とはいえ、これだけガラガラだと、どんな格好の人が来場していても注意できないの???といった感じさえします!(^^;
ここって、まだメンバーもいるでしょうに・・・!?
バブルの頃、高額な会員権を購入したメンバーは、きっと泣いているでことでしょう!?(^^;
法人会員のみだったのかもしれませんが・・・。
さらに、驚いたのは、このコースでは傘が有料だということ!(^^;
カートには傘が積んでなく、マスター室で有料でレンタルしているのです!
料金は、¥215。
今まで、傘が有料のコースなんて、お目にかかったことありません!!(^^;
これには、さすがにビックリです。
RYOは、日傘兼用の”MY傘”を常備していますが、大部分の人は持っていないでしょう!?
もし、ラウンド中に急に雨が降ってきたらどうするの???
雨が降りそうな日は、プレー開始前からレンタルしていないと、ズブ濡れとなってしまうではありませんか・・・!(^^;
傘を有料にするなんて、サービス悪すぎ!
プレー料金に含めてでも、別料金にすべきではないでしょう!
”MY傘”を持っている人は持参しましょう!
No.1 □367yard Par 4
かるーく左カーブしているパー4。
左は1ペナで右OBで、幅はそこそこ。
フェアウェイは、やや上りです。
セカンドショット地点手前付近。
この先もやや上り。
グリーン右手前にバンカーがあります。
No.2 □301yard Par 4
やや右ドッグレッグのパー4。
左は1ペナ、右はとなりのホールで、幅は広めです。
フェアウェイは、ここもやや上り。
距離が短いので、やさしめのホールといえます。
セカンドショット地点付近。
この先も、やや上り。
グリーン左手前にバンカーがあります。
写真の右バンカーは、グリーンよりかなり手前にあるので、ティーショットを右の土手裾狙いのショートカットすると入りやすい位置にあると思われます。
グリーンは、やや砲台形。
No.3 □361yard Par 4
左カーブしているパー4。
この日は、310ヤード地点にティーマークが設定されていました。
左はOBで、右は2番ホール。
幅はそこそこ。
フェアウェイは下りです。
セカンドショット地点付近。
左へ曲がったところあたり。
この先も下っていて、両サイドにバンカー群があります。
No.4 □543yard Par 5
右カーブしているパー5。
左OB、右アペナで、幅は狭いホールです。
かなり下っています。
セカンドショット地点付近。
この先、急激な下り。
その先から右カーブして、両サイドは狭いです。
サードショット地点付近。
この先は、やや上り。
グリーン右手前にバンカーあり。
No.5 □130yard Par 3
右が土手(崖状に下へ下がっている)のパー3。
この日は、ピンまで118ヤード。
右1ペナで、左はOB。
距離は短めですが、視覚的プレッシャーがあるホールです。
No.6 □332yard Par 4
ものすごい打ちおろしで、トリッキーなパー4。
この日は、300ヤード地点にティーマークが設定されていました。
左右OBで幅は狭く、急な下り坂です。
←レイアウト図の看板によると、高低差は40mとのこと。
ティーグランドからの写真撮り忘れ。
←とんでもないのが、”200ヤード以下のクラブでティーショットをお願いします”という掲示のあり、使用クラブを制限させられるホールで、大減点!!
まあ、幅が狭く、距離が短いので、ドライバーでは打たないでしょうが、使用クラブを制限するのはペケ。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイは、この先も下っていて、左へ下がっているサイドスロープ。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、うねりもあり、けっこう傾斜がきつくなっています。
フェアウェイ左サイドから、グリーン左、左奥にかけて、クリークがあり。
←左のクリーク。
せっかくのクリークですが、残念ながら水がなく、雑草が生えていました!(^^;
←グリーン左横のクリークも、水なし。
景観美もありません。
No.7 □346yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
この日は、329ヤード地点にティーマークが設定されていました。
右サイドは土手で、ボールが落ちてこなかったら1ペナ、左はOBで、幅はかなり狭いです。
ティーグランドが少し高く、ティーショトはやや打ちおろし。
セカンドショット地点付近。
この先は、比較的平坦で、最後がやや上り。
グリーン左手前にバンカーが3つあります。
No.8 □149yard Par 3
谷越えのパー3。
この日は、ピンまで135ヤード。
谷と左サイドはOB。
右は土手ですが、それより右はOBです。
ティーグランドがやや高く、少し打ちおろし。
←ティーグランドが全面泥で、最低でした!(^^;
No.9 □478yard Par 5
かるい右カーブのパー5。
この日は、468ヤード地点にティーマークが設定されていました。
このコースの名物ホールといってもいいでしょう!
左右OBですが、幅はそこそこです。
ティーグランドすぐ前方は谷で、ティーショットは谷越え。
フェアウェイ中腹が少し高くなっていて、その先は下りで、先は見えません。
セカンドショット地点右サイド付近。
グリーン手前100ヤードくらい?手前に、池が横切っているので、セカンドショットは、池越えを狙うか、手前に刻むか選択することになります。
フェアウェイは、この先やや下り。
サードショット地点付近。
池はU字形になっていて、クリークのようにフェアウェイを横切り、グリーン右サイドまで続いています。
そのため、フェアウェイはU字形の池に囲まれていて、半島状になっているので、幅が狭く、セカンドショットでこの半島に刻むのもやさしくはありません。
サードショット地点付近から、やや左前方をみたところ。
左側には、石垣の橋がかかっていて、池は左奥で少し内側に食い込んでいます。
←グリーンの右を見たところ。
池の水は、ダークグリーン色で、透き通ってなく、あまりきれいではなかったです。
プレー前にコースのパンフレットを見たら、グリーン右からは滝が流れ落ちている写真が掲載されていましたが、ただの石垣の壁になっていて、まったく、水を流してないといった感じ。
←グリーン左の橋の先あたり。
グリーン左も池が2段になっているので、水を流していれば、上の段から下の段へ滝となって流れ落ちていたのでしょう!
現在はその滝にあたる部分が草ボウボウだったので、まったく流していないようです。
池の水位も低く、チューブが露出してしまっていて、水も汚く、景観が台無し!
残念です!
滝を流し、きれいな水を入れれば、非常にきれいなホールでしょうに・・・。
No.10 □341yard Par 4
だいたいストレートですが、フェアウェイはやや逆C形になっているパー4。
フェアウェイは下りで、ティーショットは打ちおろし。
左は林、右はOBで、幅はそこそこ。
セカンドショット地点付近。
この先もやや下りです。
グリーン手前に大きなバンカーがあり、フェアウェイはバンカー右からまわりこんでいます。
グリーン左と奥にもバンカーあり。
No.11 □438yard Par 5
ストレートのパー5。
山に段々畑状に横にレイアウトされていて、フェアウェイは比較的平坦ですが、波つようなうねりが施してあります。
左右はとなりのホールですが、幅はやや狭いです。
パー5にしては、かなり距離が短いので、サービスホールといえます。
←フェアウェイは芝が少なく、こんなに泥が露出していました!(^^;
セカンドショット地点付近。
この先も、フェアウェイはうねっています。
サードショット地点付近。
グリーン手前に、2連バンカーあり。
←グラスバンカーがありましたが、芝があまり生えてなく、アンダーリペア(修理地)となっていました!(^^;
←グリーン左手前から見たとところ。
グリーンは、やや砲台形。
No.12 □185yard Par 3
池越えの印象に残るホールの1つ。
この日は、ピンまで190ヤードでした。
ティーグランドが高く、かなりの打ちおろしで、手前から左にかけて大きな池が広がり、非常にいい景観です。
池は1ペナで、右がとなりのホール。
距離が長く、視覚的プレッシャーもあるので、やさしくはありません。
←下の段のレディースティー付近からみたところ。
池の右縁は、砂利が敷きつめてあります。 グリーンと池の間には、いびつな形状のバンカーがあり。
No.13 □416yard Par 4
左ドッグレッグのパー4。
フェアウェイは上りで、ティーショットは打ち上げ。
左サイドはOBですが、幅はそこそこ。
ティーグランドからの写真撮り忘れました。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、けっこううねりながら上り。
グリーンは50ヤードくらいある縦長で、奥が高くなっている2段グリーンです。
No.14 □484yard Par 5
逆S字形のパー5。
右OB、左は1ペナで、幅は狭いです。
最初はやや上り。
ティーグランドからの写真撮り忘れました。
←セカンドショット地点付近。
この先、右へ曲がっています。
サードショット地点付近。
フェアウェイは、この先、右から回り込むように左へ曲がっています。
写真手前のバンカーは、グリーンから50ヤードくらい?は手前にあります。
グリーン左手前と右手前にバンカーあり。
グリーン手前が少し低く、グリーンはかるーい砲台形。
No.15 □386yard Par 4
右ドッグレッグのパー4。
この日は、393ヤードのブルーティーの地点にティーマークが設定されていました。
信号機が設置してあるブラインドホール。
左右OBで、幅は狭いです。
まっすぐ突き抜けるとOBなので、要注意。
フェアウェイは途中まで少し盛り上がっています。
セカンドショット地点付近。
ドッグレッグのコーナーあたり。
この先の左サイドは1ペナ。
この先から右へ曲がり下っていて、グリーン手前が低く、グリーンは砲台形。
バンカーはありません。
No.16 □138yard Par 3
打ちおろしのパー3。
この日は、ピンまで118ヤードでした。
グリーンは、やや縦長で幅が狭め。
グリーン右が低く、右サイドから砲台形で、右にバンカーがあります。
グリーン左サイドが土手で、土手裾へ打っても落ちてくるので、左から攻めるのが得策。
No.17 □354yard Par 4
やや右カーブしているパー4。
左奥には池があり、左サイド1ペナで、右はOB。
幅はやや狭いです。
ティーグランドが高く、ティーショットは打ちおろし
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、馬の背のように中央やや左あたりが高くて、左右が低くなっています。
フェアウェイは縦(ティーとグリーン方向)に2段になっていて、中央やや右あたり真ん中がラフエリア(うねりがあり、つま先下がり)。
このあたりは、かなり右下へ下がっているサイドスロープです。
グリーン右サイドはかなり低く、右サイドから超砲台形。
グリーン右下と手前にバンカーがあります。
セカンドショット地点付近。
右下のフェアウェイはかなり低くなっているので、セカンドショットは打ち上げになるため、当然、上の段からのセカンドの方が狙いやすいです。
←このあたりが平坦で狙いやすいく、ティーショットではこの付近に運びたいところですが、奥へ突き抜けると池なので、飛距離に気をつける必要あり。
No.18 □352yard Par 4
かるく逆S字形になっているパー4。
このコースで印象に残るホールの1つ。
グリーン手前に池があり、池から続くクリークがグリーン左奥へかけてあるホールです。
最初に右へ曲がっていて、左の土手が迫っており1ペナ、右の林でOBなので、幅が狭いです。
レギュラーティーから240ヤードくらいで池に届くので、ロングヒッターは注意が必要。
セカンドショット地点かなり手前付近。
フェアウェイは比較的平坦。
池は、グリーン手前全体に広がっているので、セカンドショットは池越えとなります。
セカンドショット地点左付近。
池の左にフェアウェイがありますが、幅が非常に狭いので、ここを狙うことは無謀。
←池の左から見たところ。
グリーン右にバンカーあり。
←グリーン奥のクリーク。
ここには、ちゃんと水がありました!
←グリーン左奥から見たところ。
クリークは、左からグリーン奥まで続いていて、グリーンの半分を取り囲んでいます。
←使用していたグリーンの100ヤードくらい?左奥の上の方に造っていたグリーン。
まだ、完成していないようでしたが、いずれ、このグリーンに変更するのでしょうか?
もし、このグリーンにするなら、距離的にパー5にするか、ティーグランドを前方に移動するしかないような気がします。
それよりも、現在使用しているグリーンが、せっかく池とクリークに半分囲まれている、景観のいいレイアウトのホールなのに、このグリーン変更する意図がわかりません!(^^;
それとも、併用するつもりなのでしょうか???
まったく意味不明です。
◆プレー方式:
セルフプレーとキャディ付の選択制。
4人乗り乗用カート。
電動式。
電磁誘導式でも使用できるタイプでしたが、現在は手動運転で運用しているようです。
フロントでのチェックイン時に、代表者が、カート使用時の注意を一読させられ、サインを求められます。
◆予約:
メンバーシップコースですが、ネット予約サイトなどで誰でもプレー可能。
GSTARTにて予約しましたが、最初のプレー予定日が大雨だったため、電話にてプレー日を変更してもらいました。
◆距離表示:
未確認。
各ホールのティーグランドに、簡易コースガイドの看板あり。
フロントにて、ウォーカーロング(携帯コースナビ)のレンタルあり。有料:¥530。
◆コースレイアウト:C
1グリーンで、池やクリークもそこそこある、ややアメリカンタイプのレイアウト。
ただ、幅が狭いトリッキーなホールも多いのが残念。
◆コースコンディション:D
グリーンだけはまともでしたが、フェアウェイ、ティーグランド、ラフはひどい状態でした。
●フェアウェイ(コウライ):D〜E
いちおうコウライ芝のフェアウェイなのですが、全体の1/3くらい雑草がなのでは?というくらい混入していて、ひどい状態でした。→
はっきりいって、あまりメンテナンスされていない!といえるでしょう!
芝(草)が生えているところでも、密集度が非常に低く、隙間だらけ。→
かなりハゲていて、泥が露出しているところがほとんど。
全体的に芝の量自体がが少ないといった感じです。
雑草以外に、野芝もかなり混入。
かなり雑草が混入しています。→
ゴルフ場でない、そこらへんの河川敷のような感じ!(^^;
芝の状態がよかったところは、ほんのわずか。→
このようなところでも、歩いたときのフカフカ感はゼロ。
地面スレスレ素振りをすると、地盤の泥がでてくるくらい。
少し離れてみると、このような感じで、芝があまり生えてないのです。→
フェアウェイのところどころが、アンダーリペア(修理地)。
修理地と、そうでないところの状態はほとんどかわりません。
芝をはがして、貼りかえたところなのか?貼ったところも芝がついてないのか?わかりませんが、荒れた畑のような状態・・・。→
雑草が元気良く生えています。
●グリーン(ベント):A
グリーンだけはまとも。
芝の密集度もよく、状態としてはまずまずでした!
ボールの転がりもよかったです。
スピードはやや速めで、RYOの感覚では8.5フィートくらいといったところ。
コンパクションは、かなり硬め。
ボールマークはほとんどつきませんでした。
ショートアイアンやウェッジで打ったナイスショットの高いボールも止まらずにこぼれたりしまうくらい。
以前にやわらかかった時についたと思われるボールマーク跡が、ところどころに残っていたりしたので、”A”としました。→
ただ、一部のホールで、グリーンの一部分がハゲていたところがあり。
●ティーグランド(コウライ):C〜F
ティーグランドは、ほとんど芝がないところが多く、完全な泥の”F”状態のティーグランドが数ホール。→
あまりにもひどい状態のところが多かったです。
マスター室周辺には、”工事中”との貼り紙があったので、おそらく、いずれは修復するのだとは思いますが・・・。
いくらなんでも、もっとちゃんと芝の手入れしてから、客を入れろよー!といった感じ。(^^;
中には、これくらい芝がちゃんと生えている”Cくらいのところがあり。→
これでも、芝の密集度は少なく、フカフカ感はありませんが、少なくとも、全ホール、これくらいの状態にしてもらいたいものです。
上記の各ホールの写真をみれば、あまり状態がよくないことがおわかりになるでしょう!
●ラフ(野芝、雑草):C〜D
ラフは、ほとんど雑草といってもいいかな?
はっきりいって、河川敷の土手にはえているのと同じ”草”でした!→(^^;
とはいえ、野芝も生えています。→
ただ、芝の密集度は少なめで、隙間がけっこうあります。
ただ、フェアウェイほど、泥は露出していないので、マシですが・・・。(^^;
グラスバンカーらしきところも、”芝(草)”があまり生えてなく、修理地に・・・。→
少し離れてみても、河原に生えているような雑草だらけ。→
●バンカー:
ややベージュっぽい色の砂を使用。
やわらかめでした。
ただ、いくつかのバンカーで、あまり砂が入ってなく、雑草が生えていたところあり。→
◆クラブハウス:A
ゴルフ場の敷地入り口にある大きな門。→
江戸時代とかにあったような”門”を彷彿させる和風の門で、とても立派です。
おそらく、これを”太郎門”と命名し、以前のゴルフ場名として付けられていたように思われます。(←RYOの想像ですが・・・)
クラブハウスは、瓦屋根の和風建築で、横長で大きく、内部も非常にきれいで立派です!
エントランス。→
2階建てで、由緒ある”造り酒屋?”を思わせるような建物。→
立派な瓦屋根、白壁で、落ち着いた雰囲気の外観です。
横に大きすぎて、建物全体の写真が撮れませんでした!(^^;
エントランス前の敷地。→
広々としたスペースがとられており、庭園風。
ロビーの天井は高く、空間が広くなっています。
ところどころに大理石や高級感のある木などが施されていて、申し分ありません!→
床は、全面カーペット。
2階建てで、地下1階。
1階は、フロント、ロビー、リビングスペース、ラウンジ、売店。
地階に、ロッカールーム、風呂、スタート出口。
2階と中2階があり。
レストランとパーティールームだったと思います。
天井は、高くてこんな感じ。→
リビングスペース。→
ロビーの一角にあるラウンジ。→
この日は、朝とプレー後は、レストランはクローズされていて、このラウンジしかやっていませんでした。
14時でレストランは閉っていたので、レストランは、昼食時間のみオープン。
壁には、大きい石が使用されていたり、ステンドグラスもあり、高級感があります。→
クラブハウス内には、こんなレトロな電話も・・・。→
パッティング練習グリーンの横に流れていたクリーク。→
奥に小滝がありました。
砂利が敷き詰められていて、きれいです。
◆ロッカールーム:A
ロッカールームは、全体的に広く、きれいです。
豪華な感じのルームではありませんが、向かい合うロッカー間のスペースがゆったりととられています。
床はフカフカのカーペット。
ソファーのような椅子もあり、とても広くて使いやすくてグッド!
対面するロッカー間スペースも、非常に広くゆったりとしていて、申し分ありません!(^^
そのほか、ソファーの前には、靴紐を結びやすくする足置き台がありました!こんなの初めて!(^^
◆ロッカー:特A
木製ロッカーで、カードホルダーのキーで開閉タイプ。
きれいで、幅、奥行きとも広くて、非常に使いやすくGOOD!
◆貴重品ロッカー:
カードホルダーを差込み、根丑寅・・・などの干支を入力するタイプ。珍しいです。
フロントの正面にあり。
◆風呂:B
浴室はとても広く、きれいです。
浴槽は浴室のコーナーにあり、L字形。L字形の奥は両面ガラスで、外光が入り、明るくなっています!
外は庭園ではなく、山が見えるだけで景観はたいしたことありません。
浴室の床、浴槽の縁、セパレーターなど、赤っぽい花崗岩を使用。
浴槽内は、大きな石っぽいヤツで、非常にきれい!
全体的にはきれいですが、ステンレスの天井に、白っぽいカビみたいなのあり。
その浴槽と別に、浴室中央に6角形のジャグジー槽あり。→
浴室内の温度が高く暑すぎてペケ!
浴室に入るやサウナのようでした!(^^;
さらに、湯加減も熱くてペケ!!
ジャグジー槽は、L字槽よりほんの少し温度が低かったですが、それでも熱くてペケ!
洗い場のセパレータあり。
サウナなし。
脱衣所エリアは、けっこう広く、きれいです!→
脱衣所の床はゴザ。
ハブラシなし。
バブル期なら、ハブラシもあったのでは???
脱衣棚は、壁に埋め込まれたボックス状のロッカーで、貴重品入れるような引出しあり。
ただ、引出しの鍵はなく使用できませんでした!(^^;
◆トイレ:D
ロッカールームの近くになく、スタート出口の横にあり、ちょっと離れていて不便!
トイレルームが、ナフタレン臭などで、非常に臭くてペケ。
壁は、20センチ四方くらいの、ちょっと安っぽい感じのタイル。
洗面台も今一。 ハブラシなし。
床は全面、黒い色したゴム。→
クラブハウスの立派さから考えると、トイレだけは、かなりレベルが落ちるといえます。
小便エリアも、今一です。→
個室は全洋式で、全ウォシュレット使用。
個室の仕切りだけは、大理石っぽいヤツで、少し立派でした。
◆レストラン:B
クラブハウス2階にあり、横長で、とても広いです。
ルームはきれいです。
メニューは、全体的に料金は安め。
とんかつ定食を注文:¥1280。→
カツの肉は、1センチくらいと厚くてまずまずでしたが、豚肉の味自体は、今一でした。
ほか、ハンバーグ:¥1280 など。
◆練習場:あり。
クラブハウスからちょっと遠いです!
14打席、170ヤードくらい。
人工芝マット使用。
左右ネットで囲まれています。
やや打ち上げ。
28球:¥420。
この日は、キャンペーンとのことで40球でした。(同料金)
ボールは、コース球だったかは未確認。
バンカー、アプローチ練習場あり。→
ほとんど手入されてない感じ。
パッティング練習場。→
◆スタッフの応対:A〜C
●フロント:A
フロントの男性スタッフ、応対よかったです!
●マスター室前にいたキャディー:A
キャディかな?非常に感じがよく、GOODでした!
●マスター室:B
まあまあ。
●レストランスタッフ:C
普通。
◆料金:
¥8000(平日、税込、セルフプレー、昼食別)
平日とはいえ、けっこう安いです!
きっと、バブルの頃は、非常に高かったのでしょうが・・・。(^^;
◆特記事項:
駐車場の多くは屋根付。→
コース敷地内にヘリポートもあるので、バブルの頃は、代議士?なども来場するようなバブルコースだったのかな???
そのほか、”特別室”という、和室と洋室の部屋や、個室風呂もあるみたい。
まさに接待向け!(^^;
コース内の茶屋も和風です。→
傘が有料だったのは、さすがのRYOも初めてでビックリしました!(^^;
◆アクセス:
栃木ICから10分くらい。
ICから、けっこう近いといえます。
★総合評価:D
コースレイアウトは全体的に狭めホールが多く、トリッキーなホールもあり今一。
それよりも、グリーン以外のコースコンディションが最低!!
クラブハウスが立派なだけに残念でした!
平日料金は安かったですが、このコースコンディションでは、さすがに、もう行く気がしないので”D”としました!(^^;
少なくとも、コースコンディションの復活を希望します。
|
|
|