2006年5月17日(水)ラウンド。曇→ときどき小雨。
プリンスホテルグループの高級パブリックコースの1つ。
1997年に、タイガー・ウッズが初来日したときにプレーしたコースです。
2004年くらいから、女子プロのトーナメントを開催しているようで、2006年も開催するとか・・・。
コース設計は、”堤義明”。かつての西武グループの総裁だった人です。
この人、コース設計に関しては、素人なのでは???(^^;
今回、友人がゴルフフェアで当選した優待券を使用させてもらい、初めて訪れたのでした。(^^
”高級接待コース”だと思っていたのですが、実際に訪れて見ると、”高額パブリックコース”といった方が正しいでしょう!(^^;
クラブハウス内部のロビーあたりはきれいにはなっているものの、屋根はかなり老朽化していました。
しかし、ロッカールーム、ロッカー、風呂、トイレは、古くてお粗末!といった感じ。
とても、”高級接待コース”とは呼べない印象でした。(^^;
さて、肝心のゴルフコースですが、オーソドックスな丘陵コースです。
各ホールは、けっこうアップダウンがあります。
ティーグランドが、少し高台にあり、ティーショットはやや打ち下ろしで、フェアウェイが少し上って、そのあと下っているというような波うっています。
ほとんどが砲台グリーン(それほどの高さはない)で、最後にやや打ち上げ!といったホールがほとんど。
各ホールは、杉などの林でセパレートされていますが、各ホールの横幅は広いホールが多く、OBはありません。
林の中に入った場合は、すべて1ペナ。
谷や池越えのショートホールでは、”前進3打”。ミドルホールでは、池の向こうから1ペナの特設ティー。
といったように、”接待コース”っぽく、スコアが、それほど悪くならないようなローカルルールになっています。
レイアウトは、はっきりいって、つまらないです。(^^;
ほとんどが同じようなレイアウトで、おもしろみはまったくありません!
また、ベントとコウライの2グリーンで、グリーン近辺が末広がりの形状。
フェアウェイの横幅自体も広いのに、グリーン近辺は、さらに広がっている感じです。
今回はベントグリーン使用。
キャディーに聞いてみたところ、時期によっては、コウライグリーンも使用しているとのこと。
この日、コウライ使用でなくて、よかった!!(^^;
距離は、ベントグリーン使用時で、ホワイト(レギュラー)ティーから、6246ヤード(スコアカードの表示)。
ホワイト(レギュラー)ティーがらプレーしましたが、この日は、18ホール中13ホールで、ブルー(バック)とホワイト(レギュラー)の間に、ホワイトのティーマークが設置されていたので、けっこう長かったです。
ところどころに谷がありますが、各ホールは、それほどアップダウンが少なめにレイアウトされています。
ホール間のインターバツにある谷。→
けっこう深く、底に小川が流れていました!
印象に残るホールといえば、谷越えの4番パー3と、名物ホールの17番くらい。
あとのホールは、よく似ているので、ほとんど印象が残りません。
17番ホール。→
また、池が効いているホールは17番くらい。
ほかの池は、ほとんどプレッシャーにもならず、シャンクとかしない限りは、とても入りそうな場所にないので、ショットには影響ないといってもいいでしょう。
18番の左の池が、ほんのちょっとだけ、入る可能性があるかな?といったくらい。
キャディーが一生懸命、池があることを説明していたのですが、”あそこにははいらないでしょう”といった印象でした。
コースコンディションは、ところどころ芝が薄いところがありましたが、全体的には、まずまずといってもいいでしょう。
だた、グリーンは、非常に遅かったです。
全ホールではありませんが、ところどころに、”タイガー・ウッズ・メモリアルフラッグ”が、フェアウェイに立っています。
フルバックティーからの、タイガーの飛距離は、さすがにすごいっ!!(^^
平日だというのに、多くの人が来ていました。
高齢者が多かったという印象。
1番ホール PAR 5 ■508yard □471yard ■378yard
スターティングホールは、いきなりトリッキーなブラインドホール。
ほぼ直角に右にドッグレッグしています。
この日のホワイトティーは、500ヤードの位置に設定。
両サイドは樹木にセパレートされていて、幅が非常に狭く、スタートホールのティーショットとしては、非常にスタートしづらいといってもいいでしょう!
セカンドショット地点付近。
この先から、急激なダウンヒルで、右へドッグレッグしています。
サードショット地点付近手前付近。
フェアウェイは、ダウンヒル。
幅は、やや広め。
ベントグリーンは左。
ベントグリーンの左にバンカー。
2番ホール PAR 4 ■375yard □333yard ■313yard
ストレートですが、両サイドは樹木で、やや幅狭めのホール。
この日は、350ヤード。
ベントグリーンは右なので、最後で右へ曲がっています。
3番ホール PAR 4 ■388yard □328yard ■305yard
やや左ドッグレッグのミドルホール。この日は362ヤード。
このホールの幅も狭いです。
セカンドショット地点付近より先は、広くなっていまて、ベントグリーンは左。
4番ホール PAR 3 ■206yard □179yard ■179yard
谷越えのショートホール。
ベントグリーンは右。
距離がしっかりあり、谷は深いので、やや視覚的プレッシャーがあるホールです。
レッドティーも、ホワイトティーと、ほぼ同距離にあるので、飛距離のでない女性ゴルファーには、けっこうきびしいでしょう。
5番ホール PAR 4 ■432yard □384yard ■364yard
ストレートのミドルホール。この日は、417ヤード。
このホールから、少し幅が広めになり、ティーショットが打ちやすくなります。
←フェアウェイ途中の左にある貯水池。
ショットには、ほとんど影響ありません。
この池の奥に、”新武蔵丘ゴルフコース”のホールが見えます。
セカンドショット地点付近。
ベントグリーンは右。
グリーンは、やや砲台形。
6番ホール PAR 4 ■414yard □370yard ■345yard
幅はそれほど広くはないですが、このホールもストレート。
この日は、376ヤード。
セカンドショット地点付近。
ベントグリーンは右。
7番ホール PAR 4 ■385yard □347yard ■324yard
このホールもストレートで、同じようなレイアウトのホール。
この日は369ヤード。
ベントグリーンは右。
8番ホール PAR 3 ■178yard □144yard ■144yard
やや打ち下ろしのショートホール。
ベントグリーンは右。
9番ホール PAR 5 ■523yard □471yard ■367yard
左へカーブしているロングホール。
この日は501ヤード。
奥はのり面((土手)なので、広く感じます。
セカンドショット地点付近から先は、ダウンヒル。
奥にクラブハウス見えます。
ベントグリーンは左。
グリーン手前のフェアウェイの左サイドに池がありますが、フェアウェイの幅が広いので、ほとんど気になりません。
10番ホール PAR 4 ■454yard □401yard ■379yard
ストレートのミドルホール。
この日は379ヤード。
幅は、やや広め。
ベントグリーンは左。
このホールのコウライグリーンは右で、ベントグリーンと離れており、間に樹木があり、かなり砲台形なので、ベントグリーン使用時とは趣が異なるでしょう!
11番ホール PAR 4 ■425yard □370yard ■338yard
やや右ドッグイレッグのミドルホール。
この日は397ヤード。
ティーグランドの芝は、かなりハゲていました!(^^;
ベントグリーンは右奥。
12番ホール PAR 3 ■171yard □149yard ■149yard
ティーグランドが高台で、やや打ち下ろしのショートホール。
ベントグリーンは左。
このホールのティーボックスは、使用グリーンによってクロスしています。
左のベントグリーン使用時は右のティーボックスで、右のコウライグリーン使用時は左のティーボックスを使用することになります。
ところが、この日、右のティーボックスは全面芝貼替え中でグローズ。
そのため、コウライ使用時の左のティーボックスを使用していたのです。
それにより、この日の距離は、なんと96ヤード。
ちょっと、おもしろくなかったです!(^^;
13番ホール PAR 4 ■348yard □304yard ■211yard
ストレートのミドルホール。
この日は328ヤード。
幅はそれほど狭くなく、距離の短いホール。
特長のないホールです。
ベントグリーンは右。
14番ホール PAR 4 ■411yard □372yard ■345yard
ほんの少し右カーブしているミドルホール。
幅は広め。
このホールも、なんのへんてつもない、特長のないホールです。
ベントグリーンは右。
15番ホール PAR 3 ■213yard □175yard ■151yard
打ち下ろしのショートホール。
ベントグリーンは左奥。
この日は190ヤードで、けっこうタフでした!
写真では見えませんが、池が張り出していて、池越えとなります。
グリーンのすぐ手前に池があるわけではないので、視覚的にはプレッシャーになりませんが、距離が長いホールなので、ティーショットで力んでミスすると、池に入る可能性があります。
右のコウライグリーン使用時の方が、池が効くことになるでしょう!
16番ホール PAR 5 ■601yard □560yard ■528yard
右ドッグレッグで、けっこう距離のあるブラインドのロングホール。
この日は583ヤード。
ティーグランド右前方に見える池。
池の奥は17番ホールグリーンです。
16番のショットには、まったく関係ありません。
セカンドショット地点付近。
この先はダウンヒル。
サードショット地点付近。
ベントグリーンは左奥。
ベントグリーンとコウライグリーンの間にバンカーがあり、そのバンカーの中に木がはえています。
17番ホール PAR 4 ■450yard □403yard ■378yard
このコースの名物ホール。
グリーンまわりが、後方から突き出た半島状になっていて、グリーンの手前と左右は池になっています。
この日は408ヤード。
ティーショットは、打ち下ろし。
右は、ややのり面(土手)。
グリーンは、左の木の方向ですが、その方向へティーショットを打つとラフに入ります。
よほどのロングヒッター(キャリーで270ヤード以上)でなければ、ドライバーで打っても池まで届くことはないと思います。
この先も、池までダウンヒル。
距離がけっこう長いホールなので、ティーショットをナイスショットしても、飛距離が230ヤードくらいだと、セカンドショットで180ヤードくらい残ります。
しかも、セカンドショットは、かなりのダウンスロープ(左足下がり)のライになるので、セカンドショットは、かなりタフです。
残り距離と、ライによって(傾斜、ラフなど)によって、池の手前にレイアップするかどうか、状況判断が重要になります。
セカンドショット地点付近。
左のラフに落ちると、ランがでないので、200ヤードくらい残ってしまうことも・・。
2グリーンの上、グリーン手前や、まわりのラフは広いので、”アイランドグリーン”のような感じがありません。
ベントグリーンは右。
池は、けっこう深かったです。
18番ホール PAR 5 ■534yard □485yard ■461yard
ほんの少し左ドッグレッグの最終ホール。
このヒは511ヤード。
幅は、そこそこ広い方。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、ダウンヒル。
サードショット地点付近手前。
フェアウェイの右サイドに池、左サイドにも池があります。
セカンドショットを大きいクラブで打つときは、注意したほうがいいですが、幅が広いので、サードショットでは、ほとんど気になりませんでした。
ベントグリーンは左。
←左サイドの池。
スロープがきついので、落ちると池まで落ちてしまいます。
◆プレー方式:
キャディー付&歩き でのラウンドのみ。
セルフでのプレーはできません。
4B電磁誘導式リモコンカート使用。
乗用カートはありません。
◆予約:
パブリックコースなので、誰でも予約可。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに数字の書いたプレートが立っています。
両サイドをまっすぐ結んだラインで、グリーンセンターまでの表示。
ピンポゾション表はありません。
キャディーが教えてくれます。
ピンは、少し長めのタイプを使用。
◆コースレイアウト:D
似たようなホールが多く、はっきりいっておもしろくはありません。
2グリーンで末広がりの形状も今一。
各ホールは林にセパレートされていますが、ほとんどのホールの横幅は広く、距離はそこそこありますが、やさしめのコースという印象。
◆コースコンディション:A〜B
●フェアウェイ(コウライ):A〜B
太い種類の芝を使用。
野芝とコウライの中間くらいの3ミリくらいの太さありました。→
野芝みたいでした!
状態としては、”A”くらいできれいなところと、やや芝が薄い”B”くらいのところが、ところどころにあり。
野芝のようにかなり太い芝でしょう!→
●グリーン(ベント):A〜B
ベントグラスにしては、やや太い種類の芝を使用。
状態としては、きれいでAですが、かなり遅かったので”A〜B”としました。
マスター室前の表示では、スティンプメーター:8.5フィート、苅高:3.8ミリと掲示。
雨が降る前でも、非常にスピードが遅く、感覚としては、せいぜい7フィートくらいといった印象。
特に上りは、ほんとに遅かったです。
コンパクションは普通くらい。ボールマークが少しつく程度でした。
●ティーグランド(コウライ):C〜E
芝が薄めのところが多く、全体的には”C”といったところ。
ホールによって、ハゲているところがありました!→
●ラフ(野芝):C
芝と芝に隙間があるところが多く、”C”。
●バンカー:
ややグレーっぽい色の砂を使用。
◆クラブハウス:C
外壁の下の方はレンガを使用しているので、汚れや古さは目立ちませんが、屋根がかなりボロくみえました。
1階建ての平屋で、敷地面積は狭いです。
フロント、ロビー、売店、レストランが、狭いところに密集。
プロショップの脇にある休憩コーナー。→
◆ロッカールーム:D
靴をぬいであがるタイプ。
非常に安っぽいカーペーットが敷いてあり、ルーム自体も狭く、高級感はまったくなし。
風呂の脱衣所も兼ねています。
◆ロッカー:D〜E
ブリキロッカー。
紙のカードを扉の裏に差し込むタイプの電子ロック式。紙カードが差し込まれ済。
プリンス系のコースに見られる、青、赤、黄色、緑の4色のブリキロッカーです。
幅、奥行きとも、非常に狭く、最悪!
古くて汚くはないので、”E”にはしませんでしたが・・・。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントの左前方にあり。
プリントアウトされてくる指定番号を入力するタイプ。
◆風呂:D〜E
浴室は、ロッカールームとくっついています。
洗面エリアの壁はタイルで、洗面台は古いタイプを使用していて最悪。→
浴室は狭く、浴槽は細長い長方形。
浴室の床は、丸くて小さいサイズのタイルを使用していて、浴槽も小さいタイル。
非常に安っぽく、昔の古い銭湯のような感じ。
浴室の外は池があり、庭園風。チョロチョロとした滝があり、まずまず。
湯加減は、まあ普通。
洗い場のセパレータ:壁側の列はあり。→
真ん中の列は、セパレータなし。→
サウナなし。
ジャグジーなし。
ハブラシなし。
◆トイレ:E
床、壁とも安っぽいタイルを使用していて、洗面台も古く、トイレ内は臭くて、最悪!
個室7つのうち、3つは和式。
洋式はウォシュレット使用。
ハブラシなし。
◆レストラン:E
ロビーのすぐ奥にあり、パーティションで区切っただけといった感じ。
室内はきれいにはなっていますが、非常に狭くて、食堂みたい。
テラス席みたいなのがありましたが、汚く、使用してないもよう。→
メニューは、麺類が多く、全体的に高額です。
極上とんかつ定食、特上うな重:¥2450。
ビーフカレー:¥1370、カツカレー:¥1680。
生中(435ml):¥700。
カツカレーを注文。→
カツ、カレーともまずくて、最悪!!
どこかのスキー場の食堂や、立ち食いスタンドの”まずいカレー”といった感じ。
これで、¥1680というのは、ふざけんな!と言いたい!!
麺類のメニューが多く、カレーのライスも少ないことから、高齢者向けのメニューといった感じ。
友人が注文した角煮定職?→
肉が少ないと言っていました!
◆練習場:あり。
約270ヤード。11打席。
全体がすり鉢状になっていて、打席が高台にあります。
人工芝マット使用。
黄色で固いタイプの練習球(1ピースボール)を使用。
25球、¥525。高すぎ!!
◆スタッフの応対:B
まあまあといったところ。
◆キャディー:B
今回ついたギャディーは、可もなく不可もなくで、まあまあといったところでした。
◆料金:
優待券(グリーンフィー無料券)を使用して、総額¥13515。
グリーンフィーが無料で、こんなに高いの?
2サムでプレーしたのですが、キャディフィーが2倍(2人分)とられていて、キャディフィーだけで、¥8820。
ふざけんな!!って感じ。せいぜい、普通、割増は¥1500〜¥2000アップくらいでしょ!?
さらに、ロッカーフィーを¥315とられてて、最悪!!
2006年の通常4月〜6月の料金(キャディ付)
平日:¥23100、土曜:36700、休日:¥33600。
いや〜!はっきりいって、高すぎ!!(^^;
◆特記事項:
スタートホールで、連続写真と集合写真を撮影しています。
連続写真のみ:¥1890。
集合写真と両方で¥2200だったかな?
プロショップに、試打クラブがありましたが、なんと有料!
1本:¥525 でした!
試打クラブで金とるとこなんて、はじめて見た!!(^^;
駐車場に屋根付あり。→
メタルスパイクシューズ使用禁止。
◆アクセス:
圏央道:狭山日高ICから15分くらい。
関越道:川越ICからでも20分くらいかな?
練馬からだと、
★総合評価:C
コースは、似たホールが多く、2グリーンで、レイアウトは、まったくおもしろくないので”D”としたいところですが、コースコンディションは、まずまずで、それほど、アップアダウンが激しかったり、トリッキーというホールは少なかったので、”C”としておきました。
ただ、コストパフォーマンスに関しては、このコースで、この料金では、はっきりいって高すぎ!
この料金を払うのなら、ほかのもっといいコースにいったほうがいいでしょう!
コースが飯能市内にあるので、この近辺に住んでいる人たちにとっては、非常に近いので、いいのでしょうが・・・!?
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