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箱根湖畔ゴルフコース

2003年8月2日(土)ラウンド。



1964年にオープンした古いパブリックコースです。

しかし、クラブハウスは、改築したのか、リフォームしたのかわかりませんが、けっこう見た目は立派!









8月という真夏の暑い時期、”箱根”は涼しいだろう!?と思い、箱根のコースの中で、この時期、低料金設定(EGOLF予約)のあった、このコースを選択しました!

すぐとなりにある、”箱根ゴルフ倶楽部”は名門コースで、ビジタープレーは難しそう(しかも高額)だし、”大箱根カントリークラブ”はプリンス系ですが激高!
ほかのラウンドしたことのない、”箱根くらかけ”や ”箱根湯の花”よりも、地図で見たら、芦ノ湖に近く、標高が高そうだった!というのも選択理由の1つ。


ようやく梅雨明けし、この日の天気は、曇ときどき晴。
問題なのは、”箱根は涼しいのか?”でした!

このコースの最高地点で、標高782m。
”箱根って、そんなものだったのかー!”
冬は、すごく雪が降るし、寒い印象があり、900mくらいはあるのだと思っていたので、意外と低いのでビックリ!(^^;

軽井沢や山中湖(標高1000m)などほどは、はっきりいって涼しくはありませんでした!(^^;
しかし、それほど暑くはなく、ソコソコでした!
温度計はありませんでしたが、25〜27℃くらいといったところでしょうか?(この日、平地は30℃はあったでしょう!?)
蒸し蒸しはしてなく、カートで走行時にあたる風は、けっこう気持ちよかったです!(^^
超快適とはいえないですが、真夏にしては、まずまずといった気候ではないでしょうか?!


スタート前に、マーシャルに、クドクド5分くらい説明をうけます!(^^;
カートの使用法や、コースガイドの表示法(セルフプレーに慣れているプレーヤーにとってはわかりきってる)など。
また、カート使用時のカート損傷責任は、客側になるとの説明され、同意のサイン(代表者1名)を求められます。
そのほか、指定ホール(ブラインドホール:INは5、OUTは2ホールくらい)では、カートに搭載してあるトランシーバーにて、ティーショットを打っていいかの確認するように・・・とのこと!



さて、コースですが・・・。
OUTは、山あいにレイアウトされていて、山岳コース。
INは、ブラインドホールが多いものの、OUTに比べれば山岳ではなく、丘陵林間コースといったところ。

アップダウンはかなりあるものの、OUTもINも、ホールの横幅はけっこう広いです。


この日は、INスタートで、ホワイト(レギュラー:6124ヤード)ティーよりラウンド。
(ちなみにバックは6488ヤード)


INは3088ヤードですが、パー4は、400ヤード、439ヤードと300ヤード、314ヤード(残りは355ヤード)の長いホールと短いホールの両極端でした。

・・・といった感じで、レイアウトとしては、多少の池もあり、まあまあといいたいところですが、なにしろブラインドホールが多すぎるのと、極端な短いホールがあるのが難点!(^^;
OUTよりはアップダウンは少なめとはいえ、それでも前後左右の傾斜がほとんどで、フラットなところはほとんどありません。

一方のOUTは、1番、2番ホールは、いちばん山すそにあり、山に対して横にレイアウトされているので、けっこうまとも。左右(グリーン方向に対して)の傾斜はけっこうありますが・・・。





10番ホールパー4。
400ヤード。
いきなりブラインドホールです。

ティーインググランドから約200ヤードくらい先が盛り上がっていて、その先から、フェアウェイが下っていて、その先がまったく見えなくなっています。
キャリーで200ヤードくらい飛べば、ボールが転がっていき、グリーンまで残り150ヤードくらいとなります。












←盛り上がりの先は、ダウンスロープ。

しかし、ティーショットでは、前の組がいるかがまったく見えないので、トランシーバーで、セカンド地点から離れたら、”10番ティーショットどうぞ”といった具合に、連絡が必要になります。

こんなトランシーバーでのやりとりが必要なホールがINでは5ホール(どこのホールで連絡要かは、カート搭載のコースガイドに記載されてます)
あります。(^^;
こんなやりとりをするのは、 まるで霧の中でのプレーみたいです!(^^;









11番パー3では、ティーインググランドに人工芝マットを使用しており、ペケ!!

最近、けっこういいコースばかりいっているので、ひさびさにお目にかかりました!(^^;
















12番は、314ヤードのドッグレッグ、パー4。
距離は短いですが、セカンド地点からは打ち上げ。



















14番パー3は打ち下ろしの池越えホールですが、なんと93ヤード(バックでも107ヤード)。

と、かなり短いです!(^^;
グリーン手前はすべて池なのですが、ティーインググランドの前にマウンドがあって、ティーインググランドにたつと、池の右側は隠れてしまいます。


最近、100ヤード以下のパー3にお目にかかったことはなかったので、ちょっとビックリ!(^^;
ピンはけっこう手前にきってありました。









18番は、やや打ち下ろしのパー5。左サイドはOB。

グリーン右手前に池があります。


















1番と2番のこの2ホールは、どちらもパー5。
隣り合わせになっていて、いってかえってくる!といった安易な設計!(^^;


それ以降のホールは、山に対して縦にレイアウトされていて、山に展開してあるので、かなりの打ち上げ、打ち下ろしホール!といった山岳コースといえるでしょう!













5番ホールのティーインググランドが、このコースの最高地点で、標高782mの看板がありました!




















4番、5番のホールのティーインググランドと、4番ホールグリーンからのみ、芦ノ湖をちょっとだけ見ることができ、非常にいい景観!


















5番は、ものすごい打ちおろしのパー4です。

正面遠くの山にロープウェイなども見えます!


















6番は、すごい打ち上げの、いわゆる”城攻めホール”。

セカンドショットでは、かなりの打ち上げになりますので、距離感が難しいです。

















9番ホールは、ティーインググランドが非常に高い位置にあり、ものすごい打ちおろしのパー4。

やや右にドッグレッグしていて、やや左サイド正面には、池があります。

18番ホールプレー時に、正面の山にスキー場のゲレンデのようなホールが見えたのですが、このホールでした!(^^;












OUTの林の中(レイアウトに無関係なところ)に細ーいクリークがありましたが、水が流れてませんでした。

グリーンは、数ホール2グリーンのところもありましたが、基本的にベントの1グリーン。

OB、1ペナエリアもけっこうあります。
ホールによって、特設ティー(前進4打)設定あり。

アップダウンが多いため、ピンが長いもの(35インチパター×2+シャフト)を使用していますので、距離感には注意が必要。

ホール内の売店は無人で、廃墟のよう。
ドリンクは、マスター室で販売しているので、先に購入しておく必要があります。


INでは時折、”ギャー!!!”といった絶叫が聞こえてきました!(^^;
確認しませんでしたが、おそらく近くに、絶叫マシン(カラカラといった音も聞こえたので、たぶんジェットコースター)があるのでしょう?
静かなゴルフコースの中に、よく響いてくるのです。
パットやショットを打つ瞬間に、”ギャー!!!”という音が聞こえると、なんともやりにくいものです!(^^;



コースコンディションは、ペケ!でした。
グリーンは、まあまあだったものの、フェアウェイはひどいものでした!(^^;
(遠目には、きれいそうに見えるのですが・・・)

フェアウェイは、ブルーグラス系の洋芝使用。
しかし、あまりに芝の密集度が低いです。
はっきりいって、芝の量が少ない!といえます。
INは、ほとんど芝と芝の間がすきまだらけです。
OUTの方が、INよりはまとも。

さらに、ディボット跡が非常に多いです。
洋芝なので、ターフがけっこうとれるので、ディボット跡ができるのは仕方ないのですが、ほとんど、目土(目砂)していないところが多く、スッポリと深さ3センチくらいのディボット跡に、何度もボールが入ってしまい、まいりました(RYOはノータッチでプレーするので・・・)!(^^;





ティーインググランドは、まあまあのところもありましたが、人工芝マット使用しているところや、芝がかなりないところもあり、よくはありません。


ラフは野芝で、INは、芝のすきまが多いところや雑草が多かったですが、OUTはまあまあ。
1、2番のラフは、密集度がたかく、しかもけっこう伸びていて、ボールがスッポリと入ってしまい、探すのが大変でした。
おそらく、けっこうロストボールになることでしょう!
(同伴の友人はロスト。ほかにボールをたくさん発見しました)










スコアカードのローカルルールに、”スルーザグリーンで6インチOK”と記載。
まあ、このコースコンディションでは記載されているのもうなづけます!(^^;

ノータッチでプレーするプレーヤーにとっては、そんなローカルルールなくてもいいので、メンテナンスをしっかりしてほしい!と思うことでしょう。












◆プレー方式:
 セルフプレーかキャディー付の選択制。
 乗用カート使用。 5人乗りカートと2人乗りカートがあります。
 前半のラウンドは2人乗りカートは電気カートで静かで快適でしたが、後半から5人乗りカートはガソリン式に取り替えられて、ボロくて最低!
 ディボットボトル(目土用の砂入れ)搭載。
 トランシーバー搭載。
 ソフトタイプのクーラーBOXもついていて、スタート前に氷を入れてくれます。


◆予約:
 パブリックなので、誰でもプレーできます。


◆コースレイアウト:D
 OUTは山岳で”D”。
 INは”C”としたいところですが、ブラインドが多すぎるのと、短すぎるホールがあるので”D”としました。
 

◆コースコンディション:D
  全体的には”D”といったところ。

 ●フェアウェイ(ブルーグラス系洋芝):D
  非常に芝の密度が低く、すきまの泥が露出しているところが多い。
  特にINは、目土されていないディボットが非常に多くペケ!
  OUTはINほどではありませんでしたが、あまりいい状態とはいえません。

 ●グリーン(ベント):B
  まあまあ。なんとか合格点といったところ。
  山なので、ベント芝とはいえ、やはり多少芝目が効いていました。
  山頂に鉄塔がある山へ向かって順目。
  コンパクションは、少しやわらかめ。ボールマークはしっかりつきます。
  スピードは、普通といったところ。

 ●ティーインググランド(ブルーグラス系洋芝、人工芝1):C〜D
  Bくらいのところもありましたが、全体的には”C〜D”。
  非常に芝の密度が低く、泥露出しているところが多いです。
  13番パー3のティーインググランドは、人工マット使用で大減点!(これはE)(^^;

 ●ラフ(野芝):C〜B
  INは雑草やすきまが多く”D”、OUTは”B”のところもある。

 ●バンカー:
  砂がほとんど入っていない、砂の下すぐが泥のバンカーあり。



◆クラブハウス:B
 改築したのか?オープンが古いコースなのに、外観はけっこう立派。
















◆ロッカールーム:B〜C
 床はカーペットで、まあきれいですが、けっこう狭め。
 何故か?ロッカールームが塩素臭くて、まあCといったところ。
 朝の掃除で消毒液でもまいたのかな?(^^;

  
◆ロッカー:D
 木目調ブリキロッカー。
 幅、奥行き狭く使いづらい。
 カードホルダーのキーで開閉タイプですが、ロッカーが開かなくて最低!!
 RYO以外にも数名、同様にロッカーが開かない人たちがいて、係員を呼んでいました!
 そしたら、ロッカーキーが、上下どちらでも差し込めてしまうため、逆に差し込んだ場合は、開きません。
 キーの差込口が、もう完全に”バカ”になっているのです!(^^;
 キーの山がある側を上にしないと開きません。







◆貴重品ロッカー:あり。
 フロント、ロビーのあるフロアである1階にはなく、なぜか地階(斜面にクラブハウスが建造してあるため、
入り口、フロントは1階で、スタート(マスター室)出口は地階。)の出入口脇にあります。
なんか、”貴重品ロッカー荒し”が多い昨今にしては、けっこう不安な場所といえます。



◆風呂:B
 浴槽が半円形です。
 浴槽内は、3センチ四方くらいのサイズのタイルを使用。
 今のところはそれほど汚れていませんが今一。
 
 せっかく”箱根”というところにあるのだから、温泉であってほしかったです!
 
 
 湯加減は普通といったところ。











 サウナ、ジャグジーなし。

 洗い場のセパレータなし。



 ハブラシなし。









◆トイレ:B
 床は、洗面エリア:カーペット。それ以外:ゴム。
 和式1、洋式4。洋式は全ウォシュレット。
 ハブラシなし。


◆レストラン:B
 メニューに、寿司ランチがあり、上にぎりなど数種類ありました。珍しい。
 サラダバー無料サービスはうれしいです!(^^

 鉄火丼:¥1500
  まぐろは赤身で、味は今一。
  ご飯の量も少なく、にしサラダバーがなかったら、けっこう少ないと思います。
  
 ビーフカレー:¥1480
 生小:¥300
 生中:¥650



◆練習場:あり。
 200ヤードくらい。
 打ち上げ。
 10打席。
 人工芝マット使用。
 駐車場の奥にあり、クラブハウスからは少し遠いところにあります。

 25球¥400 高い!










◆料金:
 ¥18300。(EGOLFにて予約)(土曜、セルフプレー、税別)
 (ちなみに、日曜だと、さらに安い¥16900)

 通常料金はこの時期の土曜のセルフプレー料金は¥24000。
 コース直接予約や、他のサイト(GSTART、GORAなど)からの予約では、¥24000でしたが、何故かEGOLFでは、約¥6000も安い設定!断然お得です!(^^
 あまりにも料金格差があるので、掲載ミスではないかと疑ってしまいました!(^^;
 念のため、EGOLF予約時の確認メールをプリントアウトして持参しました。

 チェックアウト時の料金の請求は、案の定、¥24000になっていました(予想通り)!(^^;

 フロントスタッフに、”EGOLFで予約したら¥18300でしたが・・”旨を伝えると、すぐに快く変更してくれて、ホッ!(^^
 迅速で、感じよく応対してくれたので、なんのトラブルもなく、よかったです!(^^


◆従業員の応対:B
 まあまあ。


◆特記事項:
 チェックイン時に、住所や名前をかかなくてもいいみたいです。
 名前を聞かれ、スタッフがパソコンで確認して終わりでした。


◆アクセス:
 東名高速:御殿場ICから20分くらい。
 ICからは、そんなに遠くないという印象です。



★総合評価:D
 箱根という立地で、夏は平地よりは多少涼しいでしょう!
 しかし、コースコンディション、レイアウトからすると、残念ながらDといったところです。(^^;
 コースメンテナンスをよくして、温泉でもひけば、多少ランクアップするでしょうが・・・。(^^;













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