2012年6月3日(日)にラウンド。
以前から行ってみたいと思っていたコースの1つでしたが、初めて訪れました!(^^
このコースは「宍戸国際カントリークラブ・静コース」→「宍戸ゴルフクラブ・静コース」と名称が変わり、その後2004年11月から、現在の「静ヒルズカントリークラブ」となっています。
オープン当初は「富士開発グループ」というところが経営していましたが2002年に経営破綻し、その後「森ビルグループ」となっているようです。
2012年現在、男子プロの「日本ゴルフツーア選手権」が開催されている「宍戸ヒルズカントリークラブ」とは姉妹コースで、1987年にオープン。
当初は、各ホールにティーグランドとグリーンが2つずつある、いわゆる「2ウェイシステム」のコースだったようで、誰の設計だったのか?は不明ですが、2005年に中島常幸プロによる設計で改造されたもようで、現在はティーグランドもグリーンも各ホール1つ。
中島常幸のこのコースの設計コンセプトは・・・。
「すべてのホールにドラマがあるように。すべての人が楽しめるように設計しました。雄大なこのリゾートコースを、ぜひあなたも味わってみてください。」
(1)各ホールにストーリー性やドラマ性を持たせたい。日本一の素晴らしいコースにしたい。
(2)コースを難しくするか、楽しくするかを、ゴルファー自身が選べるようにする。
(3)ギャラリーが観戦しやすいように、ギャラリーの視点から見たロケーションを考える。
※「静ヒルズカントリークラブ」オフィシャルWEBサイト より抜粋。
さて、コースですが・・・。
1グリーンのアメリカンタイプのコースでした。
丘陵林間コースといったところですが、フェアウェイは適度な起伏があるものの、全体的にそれほどアップダウンはありません。
ブラインドホールはそれほどなく、トリッキーなホールがなく、幅が狭いホールはあまりないので、プレーしやすいコースといえます。
ところどころにOBがあるホールがありますが、それほど気にならなかったです。
ホールによって、特設ティー(プレイング4)あり。
特徴は、バンカーがけっこう多く、ところどころにある池もよく効いているという印象。
また、特徴的な印象に残るようなホールもいくつかあるので、飽きさせないレイアウトだと思います。
そして、最大の特徴はグリーンアンジュレーション。
2段グリーン、3段グリーン、をはじめとして、ほとんどがうねりのあるポテトチップ状グリーンです。
手前から奥へ下っているグリーンや、中間が窪んでいるグリーンや、まんじゅう形グリーンなど、ホールによってさまざまな起伏。
ピンポジションによっては、あらゆる難しさを設定できることでしょう。
今回も、けっこう難しいところにピンが設定されているところがあり、けっこう苦労しました!(^^;
さらに、グリーンのスピードもやや速めで、コンパクションがやや硬めだったので、アプローチショットは止まらないし、仲間の多くも四苦八苦したようでした!(^^;
でも、おもしろかったですが・・・!
ティーマークは、ブラック:7212ヤード、ブルー:6391ヤード、ホワイト:6050ヤード、レッド:5412ヤードの4ヶ所。
今回はホワイトティーからプレーしましたが、トータル6050ヤードで、短めのホール多いので、それほど難しくはない!という印象ですが、
池やバンカーにはまらないことがスコアメイクのポイントといえるでしょう。
ほとんどのホールで、スコアカード表示の距離のところにティーマークが設置されていました。
印象に残るホールは、まず6番パー5。
グリーン手前
100ヤード付近から、広いフェアウェイのセンターに縦長のロングバンカーがあるホール。
それから11番パー4。
ティーグランドに立つと、正面奥にビーチのような白い砂の壁が横たわってるようにみえるホール。
そして、12番パー3。
グリーンの中に、小さなバンカーがあるホールです。
それぞれのホール詳細は↓をご覧くださいね!(^^
コースコンディションは、せっかくグリーンの状態がよかったものの、フェアウェイとティーグランドの芝の状態が今一だったのはちょっと残念でした。
前日のウェザーニューズのピンポイント予報では、この日の降水確率は70%で、9時から15時くらいまでは雨マーク。
さすがに雨を覚悟していたのですが・・・。しかも気温は18度と寒そうなくらい。
当日、現地まで行ってみると、まったく雨が降りそうな気配はなく、薄陽が刺し込んできました!
プレーを開始すると、雨どころか、青空ものぞき、晴れたのでした!(^^
気温は24℃。ちょっと暑いくらいで、さわやかで最高の天候に・・・。
予報が、いい方へハズレたのですが、ほんとに予報はあてになりませんね〜!(^^;
No.1 □348yard Par 4
スタートホールは、右ドッグレッグのパー4。
幅はそこそこで、途中からやや下りになっています。
右サイドには、18番ホールの池が見えますが、この1番ホールではほとんど関係ありません。
セカンドショット地点付近。
ドッグレッグのコーナーあたりです。
フェアウェイ右サイドにバンカーあり。
この先がやや下り傾斜になっています。
グリーン手前から見たところ。
グリーン左右と奥にバンカーがあります。
このホールのグリーンはやや縦長で、中間くらいが窪みになっていて低くなっています。
この日のピンは手前(窪みの少し手前)に設定してあり、ピンの奥が下っているのが見えてしまい、手前からのアプローチが突っ込んで打てませんでした!(^^;
No.2 □285yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
パー4にしては、かなり距離が短めです。
ティーショットでは、両サイドが左右の樹木で挟まれているので、やや狭めです。
スコアメイクするなら、確実にフェアウェイキープできるクラブ選択が賢明でしょう!
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、ティーグランドから途中までやや下りですが、このあたりから、やや上り。
グリーンは、やや砲台形になっています。
No.3 □367yard Par 4
ストレートのパー4。
幅は、やや広めです。
セカンドショット地点付近。
このあたりからグリーンまで、やや上りです。
グリーン手前100ヤード付近。
グリーンは右サイドから超砲台形で、グリーン右には深いバンカーが・・・。
ピート・ダイが設計したような形状といえます。
グリーンを狙うショットでは、どうしてもこの右バンカーが目に入るため、やや左から攻めたいところ。
グリーン面は、中央付近が高くなっている、いわゆる「まんじゅう型」。
ナイスオンしたと思ったボールが、奥まで転がってしまってしまいます!(^^;
No.4 □130yard Par 3
グリーン手前から右にかけて深いバンカーが横たわる、バンカー越えのパー3。
距離はそれほど長くないですが、バンカーが視覚的プレッシャーを与えるホールです。
バンカーの深さは、人の身長より高く、2mくらいはあるかな???
ここも、ピート・ダイ設計コースによくありそうなレイアウト。
安全に、グリーン左手前の花道方向を狙うか、それほど距離が長くないので、しっかりとバンカー越えで狙っていくか?攻め方も考えどころ。
No.5 □322yard Par 4
かるく左へドッグレッグしているパー4。
幅は広めで、ティーショットは打ちやすいホールです。
セカンドショット地点付近。
ドッグレッグのコーナーあたりです。
グリーンは写真中央の円錐形の木々の左奥にあります。
その木の右奥は、6番ホールのティーグランド。
グリーンは縦長で、ひょうたん形。
ひょうたんの窪み部分にあたる中央部が低くなっていて、この日のピンは、手前に設定してありました!
距離は短めのホールですが、ボールがオンしたポジションによっては3パットしやすいグリーンといえます。
No.6 □503yard Par 5
右へかなりドッグレッグしているパー5。
この6番になって、ようやくパー5がはじめて登場。
このコースで印象に残るホールの1つです。
幅は広めですが、右サイドのコーナーには、赤杭(ハザード)が見えるので、やや左めから攻めたいところ。
←フェアウェイ右コーナーのハザード。
こんな谷になっていて、けっこう深くまで続いていたので、ティーショットでショートカットを狙わない方が無難です。
セカンドショット地点付近。
やや左サイドから見たところ。
この少し先から、急激に左へ折れ曲がっています。
この先、幅は広いのですが、フェアウェイの中央に縦長のバンカーがあり、フェアウェイが左右に分かれていました!
←フェアウェイを左右に分断している、中央のロングバンカー。
実は、この少し手前にラフエリアがあり、フェアウェイはいったん途切れていました。
セカンドショットでは、左右どちらのフェアウェイを狙うか、正確にコントロールしたいところです。
漠然と真ん中に打っていくと、まんまとロングバンカーにつかまるので、注意しましょう!(^^
サードショット地点付近。
左サイドのフェアウェイ右、ロングバンカーのすぐ左から見たところ。
このロングバンカーは100ヤードくらい?あるのかな???
細長くて、グリーンのすぐ手前まで伸びています。
このバンカーの中からのショットは、ショートするとバンカーtoバンカーになりやすいので、できれば避けるべき。
この先、フェアウェイは、やや上りです。
←グリーン左サイドにあるバンカー。
バンカー自体は、あまり深くありませんが、奥が枕木で縁どられている、いわゆる”ウッドバンカー”。
こんなところも、ちょっと、ピート・ダイ設計コースと似た雰囲気がありました。
No.7 □411yard Par 4
左カーブのパー4。
幅は広めですが、距離はけっこう長いです。
右サイドにOBがありますが、ほとんど気になりませんでした。
このコースのこれまで(6番まで)より、いちばん幅が広いホールなので、ティーショットは打ちやすいです。
セカンドショット地点手前付近。
ティーグランドからグリーン手前付近まで、やや下っています。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイは、この先も下り。
グリーン手前がいちばん低くなっていて、最後が少し上りです。
グリーンは2段グリーン。
No.8 □175yard Par 3
かーるく打ち上げのパー3。
距離はけっこう長めです。
左右にバンカーもあり、注意が必要。
No.9 □428yard Par 5
だいたいストートのパー5。
パー5にしては、非常に距離hが短いホールです。
右サイドにOBがありますが、幅はそこそこ。
途中までゆるやかに下っていて、その先はやや上り。
セカンドショット地点手前付近。
フェアウェイ左右にバンカーがあるので、ティーショットで入れたくないところです。
セカンドショット地点やや先付近。
ロングヒッターでなくても、2オンを狙えないこともない距離なのですが、実は、グリーン手前には池があるのです。
このあたりから、ゆるやかな上りになっていて、セカンドショットでオンを狙うと完全に池越えとなるため、リスクを伴うことになります。
池には噴水がでてきました!(^^
正面奥に見えるのは、併設の「静リゾートホテル」。
サードショット地点付近。
池の左サイドから見たところ。
セカンドショットをレイアップする場合は、距離が長くないホールなので、しっかりとコントロールして池の左へ運べれば、それほど難しいホールではないと思います。
池の縁(グリーン側)は板貼りになっていて、やや視覚的プレッシャーをあたえています。
中央に見えるバンカーは、グリーン奥にあるバンカー。
グリーン左サイドから見たところ。
グリーン左サイドから、やや砲台形。
←グリーン左にもバンカーがあるのですが、サードショット地点からはまったく見えません!
池を避けてグリーン左にはずすと、このバンカーにつかまります。
グリーン面は池方向(この写真の奥はすぐ池)へかなり下っているので、このバンカーや左サイドからのアプローチショットは、細心の注意が必要となります。
ボールの落とし場所が手前ギリギリくらいでないと、池まで落ちてしまうのでした!(^^;
No.10 □456yard Par 5
やや左カーブのパー5。
幅は広めなので、後半スタートのティーショットは打ちやすいです。
ゆるやかな上りのホール。
セカンドショット地点付近。
この先も、ゆるやかに上っていて、幅は広いです。
サードショット地点付近。
グリーンの左右にバンカーがありますが、それほど距離が長くないパー5なので、やさしめです。
No.11 □358yard Par 4
ストレートのパー4。
このコースで2つ目の印象に残るホール。
ティーグランドに立つと、正面奥に、ビーチのような白い壁?が目に入ってきます!
オフィシャルサイトによると、「砂丘バンカー」とめいめいされているようです。
右サイドがOBで、幅はやや狭め。
セカンドショット地点付近。
フェアウェイ左サイドから見たところ。
ティーグランドからグリーンまで、やや上りです。
←フェアウェイ右サイドのグラスバンカー。
窪みになっていてラフになっています。
この右がOB。
OBラインはけっこう浅いので、ティーショットは右へ出さないように注意が必要です。
グリーン手前、70ヤード付近。
遠くから見ると、バンカーがグリーン手前にあるのか?奥にあるのか?よくわからないところがあるのですが、バンカーは、グリーン奥にありました。
「砂丘バンカー」は、白い砂で壁のようになっていて、緑の芝の色とのコントラストが映え、印象に残るホールといえます。(^^
グリーン面は3段グリーン。
手前から左奥へ下っていて、セカンドショットの着地点がグリーン手前でも、ボールは左奥まで下り落ちてしまっていたのでした!(^^;
オフィシャルサイトによりと、このグリーンは「エレベーターグリーン」と呼んでいるようです。
No.12 □174yard Par 3
このコースのシグネチャーホール。
3つ目の印象に残るホールです。
この12番パー3は、グリーンの中にバンカーがあるホールなのです!(^^
事前に、そのことを知人から聞いていたRYOは、このホールをいちばん楽しみにしていたのでした!(^^
距離がスコアカード通りの174ヤードあれば、けっこう難しいホールなのですが、この日はティーマークが前方に設定してあり、ピンまでの距離は147ヤード。
ティーグランドとグリーンの高さはだいたい同じくらい。
グリーン右手前に窪みがあり、右手前から右サイドにかけて、やや砲台形になっています。
この日のピンポジションは、バンカーのやや左奥。
けっこう、バンカーが気になる位置でした!(^^
ワクワクしながら、グリーンまでいってみると・・・。
バンカーは円形で、大きさはせいぜい直径2メートルくらい。
それより、このバンカー、やけに浅いではありませんか!!!
なんだよこれっ!
バンカーのまわりは、カラーのようになっていて、ほんの少し盛り上がっていますが、バンカー自体の深さはせいぜい5センチ程度で、中はほとんど平らでした!
これって、もしバンカーにボール入っても、パターで簡単に出せますし、バンカーの後方にボールがあったとしても、パターでバンカーを転がして横断できてしまいます!
なぁ〜んだ!つまらない!!!
はっきりいって、期待ハズレもいいとこでした!(^^;
ハワイ島の「フアラライゴルフクラブ」のように、グリーンの中にあるバンカーは「ポットバンカー」じゃないとおもしろくありません!
オフィシャルサイトのコースガイドには、「直径3mのポットバンカー」と記載してあるので、もしかして、後から埋めて浅くしてしまったのかも???
そうだとしたら、なんでそんなことするんですかね〜!?(怒)
期待していただけに、かなりガッカリしたRYOでした!(^^;
グリーンは巨大で、手前から上り。
左手前に1オンしたRYOでしたが、上り傾斜がかなりきつく、打ちきれずに、あえなく3パット・・・。(^^;
No.13 □428yard Par 4
だいたいストレートのパー4。
距離がけっこう長いホール。
幅はそこそこで、グリーンまで、かるく上っています。
セカンドショット地点付近。
グリーンは手前からやや砲台形で、グリーン左手前から左にかけて、バンカーがあります。
グリーン面の傾斜がきつく、花道のある右手前がいちばん低くなっています。
No.14 □475yard Par 5
かるく右カーブしているパー5。
※ティーグランドからの写真、撮影し忘れ・・・。(^^;
幅はそこそこですが、右サイドにはOBがあります。
←セカンドショット地点付近。
サードショット地点付近。
パー5にしては、ここもそれほど距離が長くないホールですが、グリーンの手前やや右サイドに池があり、よく効いています。
池の手前の縁はビーチバンカー。
グリーン左手前には花道がありますが、距離的にサードショットは短い距離になるため、どうしてもピンをデッドに狙いにいくでしょう!
そこで、あまりフカフカしてないライからのショットを力んでしまうと、お池にはまることになるので、注意しましょう!(^^
RYOは残り50ヤードくらいから、2発池ポチャしてしまったのでした!(^^;
No.15 □138yard Par 3
グリーン手前から右奥にかけてクリークがあるパー3。
オフィシャルサイトによると、オーガスタナショナルゴルフクラブの12番ホールをイメージしたホールなのだとか・・・。
グリーン手前に小さなバンカーがあり、奥にもバンカー。
距離は、それほど長くありませんが、とてもきれいなレイアウトのホールです。
池は浅く、水はけっこう透きとおってきましたが、藻?かなんかが浮いていて、あまりきれいとはいえませんでした!(^^;
←グリーン右奥のクリーク。
奥は高くなっていて、小滝みたいになっていますが、水はほとんど流れていませんでした!(^^;
残念・・・。
No.16 □315yard Par 4
ストレートのパー4。
ティーグランドの左サイドから前方にかけて池があり、ティーグランド周囲の視界がひらけていて、きれいな雰囲気があるホールです。
ゆるやかなのぼりで、幅はそこそこですが、右サイドはOB。
距離が短いホールなので、やさしめのホールといえます。
←レッドティーは、デベソ状に池に突き出していて、池に囲まれた感じになっています。
セカンドショット地点付近。
グリーン手前に小さなバンカーがあります。
オフィシャルサイトによると、「富士山」をイメージしているらしく、グリーン手前のバンカーが噴火口で、グリーン面は富士山型のように中央部が高くなっているみたい・・・。
実際には気づきませんでしたが・・・。(^^;
No.17 □359yard Par 4
フェアウェイ形状は、ややS字形になっているパー4。
フェアウェイ右サイドに池があり、きれいな景観のホール。
概ねフラットで、幅は広いです。
ティーショットでは、右の池だけは避けるショットが必要。
そんなに狭くないので、視覚的プレッシャーは、それほど感じませんでした!
右の池はけっこう大きく、視界が広くなっているので、気持ちがよいホールでした!(^^
セカンドショット地点付近。
グリーン手前左にも池があります。
ティーショットをフェアウェイ左サイドに打った場合は、セカンドショットが池越えになると思いますが、フェアウェイ右サイドからの場合、
右手前の花道が広いので、あまり気にならないと思います。
グリーン右手前にはバンカーあり。
この日のピンはグリーン右にあり、グリーン奥のカラーからかるくパットしたボールが、その傾斜でボールがグリーンの外まで出てしまったのでした!(^^;
とにかく、それくらい傾斜がきつかったです。
No.18 □368yard Par 4
フィニッシングホールは、左カーブしているパー4。
途中までやや下りで、最後は少し上り。
幅は広いので、気持ちよくティーショットが打てるホールです。
←ティーグランドの左から左前方にある池。
ショットには、ほとんど影響ありません。
ブラックティーからプレーする場合は、池越えになるのかな?といった感じ。
セカンドショット地点付近。
この先、フェアウェイグリーン右からグリーン手前、そして右にかけて、大きな池があります。
グリーン左手前は花道がありますが、ピンがよほど左サイドに設定されているか、フェアウェイのかなり左サイドからでない限り、セカンドショットは池越え。
残り距離や、ライなどの状況によって、レイアップするか判断することになります。
池のいちばん手前あたりと、奥のグリーン近くが内側に食い込んだ形状になっています。
また、花道は池方向へ傾斜しているため、花道にボールが落ちた場合は、ボールが池まで転がり落ちる可能性があるので、注意が必要です。
グリーン手前80ヤード付近、左サイドのラフから見たところ。
このアングルからだと池越えにはなりません。
グリーン手前50ヤード付近、フェアウェイ右サイドから見たところ。
池の奥(グリーン側)の縁は、板貼り。
グリーン奥には、円形バンカーが2つあり。
グリーン奥には、赤っぽい屋根と白壁のクラブハウス(左の低層棟)とホテル(右の高層棟)が見えて、いい景観のホールでした。
◆予約:
メンバーシップコースのようですが、現在は誰でも予約可。
コースへの直接予約のほか、GDOや楽天GORAなどのネット予約サイトでも予約可能です。
数年前までは、土日祝のビジターの2組以上の予約はNGでしたが、現在は可能になっています。
◆プレー方式:
セルフプレー、キャディー付のプレーの選択制。
数年前までは、キャディ付プレーが基本となっていて、キャディが不足した時のみセルフプレー可でしたが、現在は選択可能に。
乗用カートは、4人乗り電磁誘導式リモコンカート。スピードはそれほど遅くはなく、そこそこです。
◆コースレイアウト:A
1グリーンのアメリカンタイプのレイアウトで、グリーンアンジュレーションがすごく、池やバンカーもよく効いていて、なかなかおもしろいレイアウトといえます。
◆距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。グリーンフロントエッジまで。
この日、レーザースコープを忘れてしまったので、表示が合っているか不明。
スコープを持っていた友人は、合ってなかった!と言ってました!(^^;
そのほか、スプリンクラーヘッドにも距離表示あり。→
ピンポジション表あり。
フロントエッジからの距離を表示。カート前方上部に貼りつけてあります。
簡易コースガイドあり。
カートに積んであります。
ホールによって、IPフラッグ(吹流し)あり。
レギュラーティーから230ヤード付近。
◆コースコンディション:B+
グリーンの状態は良かったですが、フェアウェイやティーグランドの状態は今一だだったので、全体的には”B+”としました。
●フェアウェイ(コウライ):B-
時期的に、いちばんいい時期なのですが、それほどいい状態とはいえませんでした。
やや芝の密集度が少なめでフカフカ感はあまりなく、ちょっと硬い感じ。
そのため、地盤が削れてしまうことが多くなり、未修復のディボット跡も目立ちました。
プレー料金からみたグレードを考えると、まあこんなものなのでしょうが、ちょっと残念です。
フェアウェイの状態が良くなれば、もっと素晴らしいコースになるのですが・・・。
そのほか、ところどころに、芝がハゲて泥がちょっと露出しているところがありました。
●グリーン(ベント):特A-
芝の密集度が高く、ハゲているところ、雑草混入などもなく、とともいい状態でした。
ちょっと、未修復ボールマークがあるところがありましたが・・・。
スピードは、やや速め。
ボールはスムースに転がり、おもしろかったです。
RYOの感覚では、9〜9.5フィートといったところ。
コンパクションは、やや硬め。
ボールマークがちょっと付くらいで、アイアンやアプローチショットはあまり止まりませんでした。
多くのホールで、カラー部分やその近辺に、芝がなく泥が露出していおるところが目立ち、残念でした。
ひどいところは、カラーのほぼ全部が泥だったところも・・・。→
改善を期待します。
●ティーグランド(コウライ):B〜C
そこそこくらいのところもありましたが、ホールによって芝の密集度が少ないところもあり今一でした。
ちょっと芝の密集度が少なめだったところ。→
そこそこくらいの状態のところ。→
●ラフ(コウライ野芝):B〜C
状態としてはそこそこ。
場所によって、芝があまりないところもあり。
それほど長く伸ばしてなく、ボールを見つけづらかったり、ボールが沈んでショットに影響するようなことはなし。
グリーンやバンカーの周辺など、ハゲているところがあるのはペケ。
●バンカー:
やや白っぽい色の砂を使用。
砂粒はやや粗め。
◆クラブハウス:B
クラブハウス外観は欧風?のオレンジっぽい色の瓦屋根に、白い壁のちょっとしゃれた建物。
ただ、年月を積み重ねているのでやや古くなってきている感もあります。
1階の平屋ですが、地階あり。
1階は、エントランス、フロント、ロビー、小リビングスペース、プロショップ、レストラン、パーティールーム、トイレ。
地下1階には、男女ロッカールームと風呂。
内部はきれいです。
ロビーの天井はややで高めで、広さはそこそこ。
フロント。→
ロビー上部の天井。→
一部がガラス貼りになっていて、外光が射してました。
エントランス方向をみたところ。→
入り口近くに、リビングスペースがありますが小さめです。
床は全面、ちょっと赤っぽい色のカーペット。
ややフカフカ。
フロント正面付近に、地下に下りる階段が・・・。
階段脇には、キャディバッグを並べてありました!
こうゆうとこ、多いですよね・・・。(^^;
この写真の左奥へずっとすすむと、ホテル棟へ続いています。
階段上部の天井。→
照明なのか?わかりませんが、細いものがつらら状に垂れ下がっていました!
レストラン前付近。→
写真右の格子扉みたいなところがレストランです。
写真の左側(壁)にパーティールーム。
壁の一部は、こんな石垣のところもあって、ちょっとしゃれています。→
ロビーの一角にあるプロショップ。→
スタート出口を出たところから見たクラブハウス。→
外から見ると、けっこう横長です!
マスター室前付近から見たコース。→
9番、18番グリーンと、その周囲の池がみえていい景観。
◆ロッカールーム:B
広さはそこそこ。
きれいになっています。
床は全面赤っぽい色のややフカフカカーペット。
天井は平凡で、蛍光灯はムキ出しタイプ。
ロッカーの番号案内表示版がライトで光るタイプで、ちょっと高級感がある感じでした。
壁の一部は、こんな壁のところも・・・。→
対面するロッカー間のスペースは、そこそこ。
長椅子は木。
平凡なタイプです。
◆ロッカー:C
扉だけ木製ですが、中はブリキ。
カードホルダーのキーで開閉タイプ。
きれいにはなっていますが、幅、奥行きとも、やや狭めで今一。
扉の裏に中鏡あり。
ロッカールーム入ってすぐ右に、メンバー用?ロッカーあり。→
壁際の一列だけですが、ここのロッカーだけ、幅が広いタイプでした。
◆貴重品ロッカー:あり。
フロントの右前方にあります。
◆風呂:B〜C
浴室の広さはそこそこ。
浴室に窓があり、ちょっと庭園っぽいのがありましたが、庭園と呼べるほどのものではなく、外の景観はみえないといった感じ。
まあ地下ですからね・・・。
しかし、掘ってあるのか?左側の窓からは外光が・・・。
サウナなし。
浴槽は、長方形に半円形がドッキングした形状。
浴槽の縁、赤花崗岩できていですが、浴槽内は5センチ四方くらいのタイルで今一。
ジャグジーなし。
湯加減が熱くて最低!
浴槽横にあった温度計は、43℃になっていました!
風呂番は何考えてんだ〜???
床は、石っぽいヤツ。→
天井はステンレス。
サビやカビもなく、きれいでした。
洗い場のセパレータ:あり。
シャワーはハンドル式でしたが、カランはプッシュ式。
シャンプーとコンディショナーが別。
ボディーソープとシャンプは、据え置き型ボトルに入っていましたが、コンディショナーだけチューブ状のタイプで、誰かの忘れ物?なのかと思ってしましました!(^^;
脱衣エリアの広さは、そこそこ。
床はゴザっぽいヤツ。
天井は平凡。
洗面台は、安っぽいプラスチックみたいなヤツに埋め込みタイプ。
ハブラシあり。
※写真は、お昼に真っ暗だったので撮影できませんでした!(^^;
女子浴室は、入ってすぐパーティーションに区切られたシャワーがあり、奥には、すごく小さな浴槽があった?ようです。
脱衣ルームは、パーティションで区切られたパウダールームが4つくらいあり、きれいだったとのこと。
◆トイレ:C〜D
地下1階のロッカールームのフロアにトイレがないのは不便。
きれいにはなっていますが、トイレ内はやや臭く、今一。
床は全面ゴム。
壁は20センチ四方くらいんのタイルで、今一。
天井は平凡ですが、汚くはありません。→
個室は6つ。個室の扉が曲面になっていて、各個室はやや狭く、なんか、旅客機のトイレみたいな感じもしました。
全洋式で全ウォシュレット使用。
汚物が詰まっているところもあったし・・・。(^^;
タオルはペーパータオルが主。
普通の布のフェイスタオルもありましたが、数が少なく、隅っこにちょこったあっただけでした。
洗面台は、安っぽいプラスチックみたいなヤツに埋め込みタイプ。
※写真、撮影し忘れ・・・!(^^;
ハブラシあり。
ほか、うがい薬あり。
◆レストラン:B
室内は、広さもあり、きれいです。
レストランは1階ですが、外に9番、18番グリーンとその周囲の池が見えるので、外の景観はまあまあ。
禁煙、分煙、喫煙タイムなど未確認。
天井は高く、ちょっとロッヂ風。→
昼食付プランは、1500円の品まで追加料金なし。
美明豚ロース焼き塩麹タレ:1500円 を注文。
豚肉と塩麹タレは、美味しかったです!
ただ、付け合せは、今一でした。
友人が注文していた冷やし中華。→
味は普通だったとのこと。
ほか、和牛カルビスタミナ重(1800円)、ビーフカレー(1300円)など。
瓶ビール(中)(スーパードライ)を注文したら、ぜんぜん冷えてなくて最低でした!(^^;
朝食バイキングあり。
9時30分まで。
バイキングとドリンクバーのセットで、1280円。
ドリンクバーのみは、420円。
ドリンクバーのみ利用。
ジュースは、トマトジュースのほか、野菜ジュース?と、ざくろ?のジュースみたいなのでした!(^^;
◆練習場:あり
クラブハウスからけっこいう近いところにあります。
マスター室でサインしてコインをもらいます。
約260ヤード。
フラットで、幅はそこそこです。
30球:240円。
人工芝マット使用。
コース球使用。
屋根付打席と屋根なしの打席の両方あります。
屋根付き→
屋根なし打席エリアは、右上部にあり、右サイドは壁のような土手が迫っているため、右端打席は狭く感じます。
左サイドにある屋根付打席にほうが打ちやすいかも?
屋根付は12打席くらい、屋根なしは9打席くらいでした。
アプローチ&バンカー練習場あり。→
けっこう広めで、30ヤードくらいは打てるかな?
でも、実際には人がたくさんいるので、あまり長い距離は打てませんが・・・・。
珍しくアプローチ練習グリーンの芝もしっかり手入れされていました。
ただ、アプローチを打つグリーンまわりの野芝は、芝の密集度が少なく、多くのところが泥のようなライからの練習になります。
◆スタッフの応対:B
まあまあといったところ。
◆料金:
今回はコンペパック利用。
組数が多かったので、さらに割引してもらい、15800円(昼食、1ドリンク付)でした。
◆特記事項:
「静リゾートホテル」という併設ホテルがあり、プール、テニスコートやパー3コース(9ホール)、岩盤浴、バーベキューガーデンといった施設があります。
ホテル棟。→
クラブハウス棟のとなりにあり、渡り廊下でつながっています。
マスター室前で販売しているペットボトル:315円、缶は180円。
◆アクセス:
常磐道・那珂ICから約10キロ。
ICから15分くらいです。
★総合評価:A
コースレイアウト的には、けっこうおもしろく、狭くてトリッキーなホールもなく、グリーンもおもしろかったですが、今回は、グリーン以外のコースコンディションが今一だったのがちょっと残念で、”A”としました。
コースコンディションが改善されれば、”特A”になりうるコースなので、またいつか訪れたいと思います!(^^
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