2001年11月19日(月)にラウンド。 2000年チューリッヒ生命ゴルフコースランキングで第3位になった井上誠一設計の名門コース。 林間コースとしては、立派なレイアウトでした!(^^ 各ホールは、すべて大きな松の木でセパレートされています。 10番ホールグリーン近くと16番ティーグランド近くでは、松林のすきまから、すぐ近くに海が見えてるので、GOODな景観!!(^^ しかし、せっかく海に近いのに、ほとんどが林で隠れてしまっているのが残念です!(^^; 林がないと、海風が強い日は大変なことになるのでしょうが、一番海に隣接しているホールだけでも林がなければ、海が一望できて、最高に気持ち良さそうなのに・・!(^^; 林は防風林の役割もあるのでしょうが、海に隣接しているホールだけ林をなくしても、海風で難易度も高くなので、ある意味、それもおもしろいのでは・・・??(^^ →写真の奥は海です! 実際には故意に、古くからあるこの松林をそのまま残して設計したようです。 しかし、”シーサイドコース”だったら、海がもっとよく見えるコースだったらよかったのに・・・と思ったRYOでした! さて、コースですが・・・。 コースはほとんどフラット。 フェアウェイのアンジュレーションはほとんどないといった印象。 ホールの外側は多少傾斜部分があります。 OUTは、ドッグレッグホールやS字形ホールなどがあり、ティーショットのコントロールを要求されるホールが多いという印象。 INは、OUTよりまっすぐで、両サイドも広め!という印象です。 池は少なめです。 5番の短いショートホールで池越え。 ほかの池は2〜3コくらいですが、あまり効いているところにはありません。 むしろ、ガードバンカーがしっかりあり、バンカーの方が効いている!という印象。 RYOは今回1度もバンカーに入らなかったので、それほど効いてないのかな???(^^; 同伴者はたくさん入ってました。(^^; スコアメイクの鍵は、なんといっても林の中に入れないことです。 あたりまえのことですが・・・!(^^; このコースの松林は、けっこう密集していますので、斜め前方にボールを脱出することはほとんど不可能なので、きっちりペナルティーがつくことになります。 OUTは、松の枝がフェアウェイサイドに出てきている木が多いという印象で、ラフに入ると松枝が空中ハザードとなります。 またバンカーは、同伴者によると砂が薄くてその下が硬く、普通のエクスプロージョンショットができずに、脱出が困難になるようですので、注意しましょう!(^^; 今回RYOはレギュラーティーからプレー。レギュラーティーからでも距離がかなり長いので、けっしてやさしいコースではありません! このコースは大洗海岸のすぐ近くなので、強風が吹くとかなり難しいと聞いていたのですが、この日は幸いにも風がほとんどない穏やかな気候だったので、聞いていたほどは難しくは感じませんでした!とんでもなく難しいと聞いていたので、ボロクソのスコアになる覚悟をしていたのですが、そうはならなかったので・・・!まあ、風がなかったのがラッキーだったのでしょう!((^^v もし、海風が強いと、防風林によってプレーヤーは風をそれほど感じず、林の木の高さより上に風が吹いていて、非常に難しくなると思われます。 でも、これって、そこまで風を読むことができない一般ゴルフファーにとっては、とんでもないシチュエーションを強いられることになるといえます。(^^; バックティーからは、さらに距離が長いので、さらに難易度が高くなることででしょう! 今回、あまり難しく感じなかった要因の1つは、ラフがフカフカしていて、けっこう打ちやすかったことがあります。 コウライ芝のラフは密集度が高く、ボールが沈まず浮いた状態になったので、ロングアイアンではけっこう抵抗がありましたが、グリーンまわりからのアプローチが非常にやりやすかったです!(^^ レギュラーティーからでも、距離は全体的にしっかりあります。 400ヤード以上のミドルホールが多く、ショートホールは229ヤードが1ホール、190ヤード前後が2ホール。 グリーンは、ベントの1グリーン。 キャディの話では、数年前に2グリーンから1グリーンに改造したとのこと。 (このコースのオリジナルHPを見ると、元々1グリーンだったと記載してあるのですが・・・) それほど巨大ではありませんが、大きめ。 2段グリーンはありませんが、傾斜がけっこうきついところがあります。 スピードは、普通程度で、下りでもそれほど速くありませんでした。 それより、上りが、かなり重い(遅い)!という印象。 ラインが読みづらいところが多いですが、あまり速くなかったので、グリーンが難しい!という印象はありませんでした。 施設に関してですが、クラブハウスは瓦屋根の平屋(1階しかない)で風情を感じさせますが、それほど古くはないのかな?? かといって新しくもないです。リフォームしたのかも不明。((^^; ロビーは広くなく、豪華さはありません。 ロッカー、風呂などは、今一。 ただ、名門コースによくみられるように、レストランのメニューは安かったです。(^^ 驚いたことは、使用カートが「4バッグ人力手押しカート」なのです!(^^; RYOは、これまで国内230コースをラウンドしましたが、電動でない4バッグ手押しカートは、今までで初めて見ました!(^^; それも新しかったので、”こんなの製造しているところもあるんだぁー?”って、思いました!(^^; それに伴い、キャディバッグの重量割増料金がかかります!(^^; まあ、キャディーが4バッグも手押しするのですから、多少かかっても仕方のないところではありますが・・!(^^; (どこかのコースで、電動手押しカート使用にもかかわらず、重量割増を徴収していた、ふざけたコースもありましたが・・(^^; キャディーバッグ10kg以上12kg未満で¥600、12kg以上で¥1000も取られます!(^^; ただ少しばかり良心的なのは、カートにキャディーバッグを積む前にマスター室の前で計量すること。 その場に居合わせれば、余計なものをバッグから取り出させてもらった後に、計量してもらえます。 RYOのキャディーバッグは、この日は軽量タイプでない方を使用し、アイアンがステンレスでただでさえ重く、本数はMAXの14本。 さらに、ボール、レインウェア、虫よけスプレー、ムヒなどのほか、ハワイのバッグタグを大量につけていたりして、12.5kgと予想通り重量オーバー!(^^; この日は雨の心配がないので、レインウェアとボール数個をあわてて出し、再計量。 なんとか、11.4kgに・・。¥600は仕方ないか?といったところ!(^^; みなさんも、このコースへ行く際には、余計なものを降ろし、10kg以下にしていくことをおすすめします!(^^; もし、降ろし忘れた場合は計量する時に、その場にいるようにしましょう! その場にいないで重量オーバーになったときは、スタート前に、キャディーから、重量オーバーのことをていねいに言われることになります!(^^; しかし、重量割増はあまりいただけません!(^^; はっきりいって、RYOのように重いクラブを使用していると、10kg以下には到底なりそうになく、非常に損をした気分になります。 人力手押しカートを使用する理由は、フェアウェイの保護であると思われますが、電動手押しカートを使用していたって、もっとコースコンディションがいいコースもありました。 しかも、このコースのフェアウェイは、ベント芝でなくコウライ芝です。 電動手押しカートにしたって、それほどの差があるとは思えませんので、電動に替えて、重量割増を廃止するのがいいと思います。 キャディーもかなり、大変そうでした!(^^; おそらく、このコースには、”荒天割増”もあることが予想されます!(^^; まあ、RYOは、このコースのメンバーではなく、メンバーになるわけでもありませんので、”余計なお世話”であるのですが・・!(^^; 今どき、時代錯誤と思ったので、ちょっと言わせてもらいました!(^^; (東京ゴルフ倶楽部だって、人力手押しカートではなかったですよ!(^^;
◆プレー方法: 平日でもメンバー紹介がなければプレーできません。 JCBゴールドの月例を、本コースにて開催し、今回、RYOはそれに参加し、プレーすることができました。 ただし、JCBゴールドのゴルフエントリデスクで、”特選コース”として、平日のみ期間限定でプレーできます。 (エントリは、JCBゴールドメンバーに限ります。) ◆プレー方式: キャディー付プレー。 歩きのプレーのみです。(フラットなのでさほど疲れません!(^^ 4バッグ人力手押しカート使用! 電動でない4バッグ手押しカートなのです!(^^; 今までで初めて見ました!(^^; ◆コースレイアウト:B 松の木にセパレートされた林間コース。コース内はほとんどフラットです。 RYOはあまり井上誠一設計コースが好みでないので、それほどいいとは思いませんでした!(^^; 林間コースにしては単調でなく、やさしくもなく、つまらなくもないですので、まあまあといったところ。 ◆距離表示: 松の木に1本や2本のラインが引いてあり、それで表示。グリーンセンターまで。 しかし、それがどこにあるのかわからないところもあるので、キャディーに聞いた方が無難。 ピンポジションもキャディーが把握してるので、的確にキャディーが残り距離を言ってくれました。 ◆コースコンディション:A〜B 全体的には、芝の密度が高く、まずまずといったところ。ティーグランドは今一。 ●フェアウェイ(コウライ):A 芝の密集度が非常んび高く、全体的にフカフカしています。 ●ティーグランド(ベント):B〜D 10番(レギュラーティー)だけコウライ使用。レディースはすべてコウライ。 ほとんどのティーグランドは、ベント芝のターフがとれていて(ショートホール以外でも)ボコボコ。 ほんの数ホールで、それほどターフがとれてないところにティーマークが設置してあり、そこはB程度。 しかし、芝が生えているところでも、なんか足場がデコボコでした!(^^;おそらく、ターフがとれたところに芝が生えたりしたためではないかと思います。 フラットなところはほとんどなく、非常にアドレスがしづらい!という印象です!(^^; ●グリーン(ベント):B 密集度は高く、まずまず。コンパクションはボールマークがしっかりつきましたので、それほど硬くはなく、ボールは止まりました。 スピードは普通程度で速くありませんでした。上りのラインなどは、むしろかなり重かったです。 キャディーがいるのにもかかわらず、ボールマークの修復してないところがけっこうあり!(RYOがたくさん修復しました!(^^ このコースは、メタルスパイク使用を認めており、非常に多くのスパイクマークがあり、ひっかき傷も目立ちました!(^^; マスター室前の掲示によると、最近までメタルスパイクの使用しか認めていなかったようで、最近?ソフトスパイクの使用を認めたみたいです。 しかし、スパイクレスシューズの使用は禁止となっていました! ●ラフ(コウライ、野芝):B〜E フェアウェイに近いところは、コウライ芝で、フカフカしてけっこう打ちやすい状態でB。 その外側には野芝もあったような・・?? 松林に近いところは芝が薄く、林の中はベアーグランド。 また、ティーグランドの脇はほとんど泥。ティーグランドからフェアウェイまでの間のエリアは、ベアーグランドばかりでした! チョロしない限り、ショットには影響のないエリアではありますが、その部分はE。 ●バンカー: グレー色の非常に細かい砂を使用。おそらく、すぐ前にある海岸の砂ではないかと思います。 RYOは今回、バンカーに一度も入りませんでしたが、足場を砂に埋めると、シューズの隙間から砂がいっぱい入ってしまうのでは?というように見えました!(^^; また、同伴プレーヤーの話では、やわらかい砂があるのは表面だけで、すぐ下は泥?なのか、非常に硬い!と言っていました! 普通のエクスプロージョンができないらしいです!(^^; ◆クラブハウス:C 横に大きく1階だけの平屋。屋根が瓦で和風。 ロビーは狭く、ソファーなどの背もたれがある椅子はなく、なんかみすぼらしいです!(^^; 上は屋根まで吹き抜け?といっても1階だけなので、天井は高くないです。 ただ、木の木組みが見えるようになっているだけ。 床は、きれ状ゴム?茶色で線がはいったやつ。かなり安っぽいです。 ◆ロッカールーム:C 床はロビーのとまったく同じ。 普通の蛍光灯を使用していて、古さを感じます。(^^; 全体的に室内が暗いです!(^^; 今一と言わざるをえません!(^^; ◆ロッカー:D ブリキロッカー。 カードホルダーのキーで開閉タイプ。 横幅がまあまあ広いですが、奥行きは今一。 とにかくブリキは安っぽいです!(^^; ◆貴重品ロッカー:なし フロントで貴重品袋。 ◆風呂:C ロッカールームの奥の階段を上り、中2階といった高さにあります。 脱衣所がちょっと狭いです! 浴槽はコーナーにあり、扇形になっていて、窓を大きくとってあり、外は10番ティーグランドがけっこう近く見え、向こうからも見えるのでは? しかし、浴槽がなんか狭い!(^^; 浴槽の中はタイル。浴槽の淵や洗い場の前の台には、白い石(何ていう石か忘れました!(^^;)を施してあります。 5人以上はいると、人と足がぶつかる!といった具合で今一。 あと、お湯は循環していますが、今一臭かったです!(^^; 汚い区民プールなどの足拭きマットのような臭いでした!(^^; 湯加減はやや熱めでペケ。ただ、RYOの気持ちが伝わったかのように、途中で水が自然にでてきて、まずまずになりました!(^^; 洗い場のセパレータなし。 シャワーは、プッシュボタン式で自動に止まるタイプ。今一。 となりの洗い場との感覚が狭い! ジャグジーあり。 サウナなし。 ハブラシなし。 ◆トイレ:D 古いタイプ。床はゴム。ナフタレン?大量に吊り下げてあり臭い。 洗面台が昔のタイプで、洗面台と洗面台の間が離れていて、物を置くことができず今二。 トイレ(大の方)自体が古くて今一。洋式は全ウォシュレット。和式もあり。 うがい薬あり。 ハブラシなし。 ◆レストラン:B 外は少しホール?見える程度。あまり景色はよくありません。 レストラン自体は、きれいです。 カツサンド¥700。味は普通。 ほか、お刺身定食?の刺身が非常に美味しそうでした!(^^; カレーライスが¥700で、全体的には安いといえます。 ◆キャディー:A 非常にいいキャディーでした!(^^ 残り距離の指示などは的確で、しっかりとした仕事をこなし、余計なことは言わず、”これぞキャディー”というようなお手本キャディーといえます。 ○○さん!ありがとうございました!(^^ ◆練習場:あり。 270ヤードくらいはありました。15打席くらい。 実行マット。打席はゴムマット。 24球で¥200。コース球使用。 ◆アクセス: 北関東自動車道・水戸大洗ICから10分くらい。 三郷からの高速料金:¥2800。
★総合評価:A コースコンディションはよく、レイアウトもまずまずで、けっこういいコースです!(^^ コース内から海があまりよく見えなかったのは残念です。(^^; アメリカンタイプのレイアウトが好みであるRYOとしては、”特A” ではなく、”A” としました。 RYOがラウンドした井上誠一設計コースの中では、輪厚の次によかったです。 林間コースなら、RYOの好みでは、”太平洋クラブ御殿場コース”の方が好きです!
【RYOのちょっと言いたい!】 チューリッヒ生命ゴルフコースランキングについて・・・ アメックスランキング時代から、 第1位:広野ゴルフ倶楽部(兵庫) 第2位:川奈ホテル(静岡) 第3位:東京ゴルフ倶楽部(埼玉) 第4位:霞ヶ関ゴルフ倶楽部(埼玉) 第5位:大洗ゴルフ倶楽部(茨城) というように、トップ5は、ほとんど定番です!(^^; せいぜい、この中でちょっと入れ替わりがある程度。 2000年に、大洗ゴルフ倶楽部が、第3位:東京ゴルフ倶楽部(埼玉) 第4位:霞ヶ関ゴルフ倶楽部(埼玉)を抜いて3位ということになっていました。 これらのコースは、毎年、何かが変わるというわけでもないと考えられるので、なんで入れ替えが発生するのかは、わけのわからないところ。(^^; そもそも、このランキングの評定の方法が、わけわからん方法ですが・・(^^; たしか、評価委員選任が50名くらい?AMEXメンバーから50名?募集(チューリッヒになってからは不明)して、レイアウト、コンディション、難易度、施設、サービスなどで点数をつけ、合計ポイントで順位を決めているようですが、委員の全員が、すべてのコースをラウンドしているはずはないので、合計ポイントの意味がわからないと思うのです。 特に募集した委員は、広野GCなどのコースには行ったことがない人が多いと考えられるのに、1位になるのも不思議! まあ、このランキングでトップ50位のコースは、さすがに、どこもそれなりのコースではありますが・・・。 だいたい、広野や東京、霞などのメンバーの人たちが、ロペ倶楽部やジュンクラブなどのパブリックコースへ行くとは思えませんし・・!(^^; 同じ人物が、あらゆるコースをラウンドしてみないと、ほかとの比較ができないはずなのです。 たとえば、河川敷コースしか行ったことのない人であれば、その人にとって、その河川敷コースの中で一番いいコースがNO.1になるわけです。 これは極端ですが、そのような人が委員(たしかAMEXの募集では、年に○ラウンド以上する人というくらいの制限でした) になったとすれば、そうゆうコースに点数が入るわけです。 ですので、委員の多くが、広野、川名、東京、霞、大洗といった名門コースにしかいかないような人であることが考えられます。 RYOは、これらのランキング上位のコースでは、東京、大洗をラウンドしました。 たしかに、どちらもそれなりにいいコースでしたが、北海道クラシック(毎年、チューリッヒランキングでは10位前後)よりもランクが上とは、どう考えても思えません!もちろん、個人の好みによるのですが・・・。(^^; ・・・と思うRYOでした!(^^;