2012年6月追記。 RYOがこのコースをプレーした2003年は、まだ、レーザー距離測定器や、GPS距離計は、まだ普及していませんでした。 その当時、このコースでは、「距離ピタ」という距離測定器が導入されていて、とても新鮮で画期的に思えたのでした・・・。
2003年10月5日(日)ラウンド。 1991年オープン。以前は「北浦ゴルフ倶楽部」という名称でしたが、数年前に破綻し、現在の名称に変わっています。 1995年には、日本シニアオープンゴルフ選手権を開催しているようです。 コースは、北浦(霞ヶ浦の近くで、霞ヶ浦とは分離している)の近くにあり、山の少ない地形に造成されているので、全体的にコース内のアップダウンは少なく、広々とレイアウトされています。 このコースは、非常にオーソドックスなレイアウトといえます。 多少のドッグレッグホールがあるくらいで、各ホール幅は広めで、プレーしやすいコースです。 簡単なコースガイドがカートに積んでありますが、トリッキーなホールはあまりないので、コースガイドを見る必要がほとんどないくらい。 池がらみのホールは、16番パー5もグリーン手前の池と、17番の池越えパー3くらいで、ほかはショットにあまり影響ないところにあります。 そのかわり、バンカーはフェアウェイやグリーンまわりにけっこう多いです(コースのパンフレットに85コと書いてあった!)。 フェアウェイは、真っ平ではなく、多少のうねり(それほどのうねりではなく、少しのダウンヒルとか・・・)があり、砲台グリーンもいくつかありました。 OBは外周くらいで、ほとんどありません。特設ティーもなし。 また、池以外の1ペナエリアはないので、伸び伸びとショットを打つことができるでしょう。 となりのホールへボールがいっても、ノーペナでそのまま打つことができます。 このコースは、比較的新しいのですが、ベントとコウライの2グリーンです。 最近の新しいコースのほとんどは、ベントのワングリーン。 また、2グリーンのコースでも、コウライグリーンをベントグリーンに貼りかえ、ベントの2グリーンにしたり、ベントの1グリーンに改造したりしているコースが多いのですが、なんか、ひさしぶりに、ベントとコウライの2グリーンのコースにお目にかかった!という感じです。 レイアウト的に、ホール形状が末広がりとなったり、グリーンが前後にあると、プレー上じゃまになったりする(使用してないグリーンに乗るろドロップしないといけないので)ので、今一といえます。 この日は、ベントグリーンを使用していたのでよかったですが・・・。 2グリーンのため、それほど巨大グリーンではなく、アンジュレーションもそれほどなかったです。 ベントグリーン使用時の距離は、レギュラーティーからでも、6573ヤードあり、たっぷりあります。 400ヤード以上のパー4が4ホール。 コウライグリーンのほとんどは、ベントグリーンの手前にあるため、コウライ使用時は6232ヤード。 レギュラーティーからプレーしましたが、6500ヤードあるので充分といえます。 バックティー使用に際しては申請必要。 コース内の距離表示は、左のグリーン使用時は左サイドの杭、右のグリーン使用時は右の杭を見ることになります。 おそらくグリーンセンターまでの表示。 カート道路にも、ベントグリーンまでの距離が表示されていますが、セルフプレーでは、残り距離がわかりづらいところもあります。 しかし、このコースでは、「距離ピタ」を配備!! 「距離ピタ」は、今年の5月に”デイスターゴルフクラブ(千葉)” で、初めてみましたが、このコースで、同じものが配備されてました!(^^ 「距離ピタ」 というのは、距離測定装置です。 グリーン方向へ向かってボタンを押すと、”ピッピッ”という音がして、液晶パネルに距離が表示されるのです!! 仕組みは、グリーン奥にパネルが設置してあって、それに反射して戻ってくる音を感知し、距離測定するとのこと。 グリーン奥のパネルと、その日のピンポジションの距離を、「距離ピタ」に入力することにより、パネルとピンの距離の差をを計測し、表示するらしいです!(^^ 「距離ピタ」 があれば、コース内の杭の距離表示などは、まったく不要なのです。 ボールのところからのピンまでの距離を測定できるので、非常に便利!(^^ (GPSを採用しているコースもありますが、カートに配備されているGPSの場合、フェアウェイにカート乗り入れ禁止が多い日本のコースだと、カート道路からの距離しかわからないため、それなら、「距離ピタ」 の方がいいです! キャディーにとっても、正確な距離を教えられるので、うれしい装置でしょう! ただし、200ヤード以上、30ヤード以下の距離は測定できません。 ただ、100ヤード以内で、「距離ピタ」 に慣れてしまい、頼ってしまうと、他のコースへいったときに、困ることになると思いますが・・・。 RYOは、100ヤード以内は、自分の目測を大切にプレーするので、ほとんど使用しませんでしたが、100ヤード以上の距離があるところ、また、ドッグレッグホールなどは非常に重宝しました!(^^ ”反射パネル” を設置すれば、よいだけなので、GPSより、導入費用がかからないような気がするので、もっと、多くのコースで導入されると便利なのですが・・・。(そのかわり、かなり過保護となり、多くのゴルフファーに、目測で距離を見る能力が養われなくなる!という弊害があるかも?(^^;) コースコンディションは、概ね良好。 一部、フェアウェイにちょっと雑草があるところがありましたが・・・、フェアウェイ、ティーグランドは、いい状態で充分合格点。 しかし、グリーンは、エアレーション中で、穴ボコあり、砂を入れている状態で残念でした!(^^; デコボコしていてボールの転がりは非常に悪く、かなりスピードも遅かったです。 また、砂のためと、芝をあまり刈っていないようで、コウライグリーンのような感じ。 曲がりそうで曲がらないところや、その逆もあり、苦労しました。 ”北浦” が近くにありますが、OUTのほんのわずかなところから、ちょっと見えるだけ。 プレー進行は非常によく、前後半のハーフとも、2時間15分くらいでした。 この日、珍プレーがありました!(^^ 6番や8番のグリーン近くに、小さな松の木があるのですが、同伴プレーヤーのボールが2度、その松の上に乗っかってしまったのです。!(^^; 1コは枝の上で発見されて、”アンプレヤブル!”、もう1コは、”ロスト”でした!(^^;
◆プレー方式: セルフプレーとキャディー付の選択制。 4人乗り乗用カート(ガソリン式)使用。カート道路のみ走行可。 ◆コースレイアウト:C 非常にオーソドックスなレイアウト。 池がらみホールは少なめ、バンカーはしっかり配置されているという印象。 おおむねフラットな地形にレイアウトされていて、全体的に幅が広いホールが多く、プレーしやすいです。 ベントとコウライの2グリーンは、今一。 ◆コースコンディション:A〜D ●フェアウェイ(コウライ):A 全体的にフカフカでGOOD。ところどころ雑草が生えているところあり。 一部ディボット跡が目立つところがありました。 ●グリーン(ベント):D 今回は、エアレーション時期だったためD。 穴ボコと砂がはいっていて、転がりは非常に悪く、デコボコ状態。 スピードも遅かったです。コンパクションはボールマークがしっかりつくくらいの、やわらかめ。 そのため通常は、どうなのかは不明!(^^; フェアウェイやティーグランドの状態から想像すると、期待はもてます。 ●ティーインググランド(コウライ):A (→写真) 概ねGOOD! 一部、薄めのティーあり。 ●ラフ(野芝):B まあまあ。 ●バンカー: 直径2ミリくらいの小砂利の砂です。 コースパンフレットに、”高萩砂”って、書いてありました! 目玉にもなりやすく、やや重いタイプでした。 ◆クラブハウス:A 新しめで、きれいでまずまず。 レストランフロアには、像や絵画などがあります。 ◆ロッカールーム:B きれいです。床は全面カーペット。 ◆ロッカー:A 木製ロッカー。 カードホルダーのキーで開閉タイプ。 幅、奥行きとも広くてGOOD。 シューズ入れが2段になっていて使いやすいです! ◆貴重品ロッカー:あり。 カードホールダーを差し込んで、干支を入力するタイプ。 ◆風呂:B 浴槽の形状はオーソドックシな長方形。 浴室の床や浴槽内は、赤っぽい花崗岩。 浴槽部分はちょっと出窓風になっていて、天井がガラス張りで明るいです。 また浴室の天井のてっぺんも開閉式になっていて、浴室内に熱がこもらないようになっています。 窓の外はちょっと庭園風。 サウナあり。水風呂なし。 ジャグジーあり。 湯加減はちょっと熱めでした。 洗い場のセパレータあり。 幅がゆったりとってあって使いやすい! ハブラシなし。 ◆トイレ:A 非常にきれいです。 床は全カーペット。 全ウォシュレット。 ハブラシなし。 ◆レストラン:B 室内自体はきれい。 ひれかつ&かにクリームコロッケセット。¥1600。 味はまあまあ。 ほか、石焼びびんば、稲庭うどんセットなどがありました。 生中:¥680。 アイスオーレ:¥400。 アクエリアス(500mlペットボトル):¥300。 ◆練習場:あり。 見なかったので詳細不明! 250ヤード。 人工芝マットで、 25球¥250。 アプローチ、バンカー練習場あり。 ◆従業員の応対:C まあ普通です。 風呂番のスタッフは、非常に愛想、感じがいいおじさんでした!(^^ ◆料金: ¥16000(日曜、セルプレー、税別) ◆特記事項: カードでの支払いはできません!(おそらく破綻してから・・) 現金のみです!(^^; 事前に問い合わせていたので問題はなかったですが、RYOとしては、カードの使用できないのは、ペケ!(^^; ◆アクセス: 東関道・潮来ICから約30分。
★総合評価:B 非常にオーソドックスなコースで悪くないです。 コースコンディションもまずまず。 しかし、印象に残るホールがないことと、今回はグリーンがエアレーション中だったので、”C”としてもいいのですが、エアレーション期間中でなければ、グリーンの状態が悪くないと予想されるので、”B”としました。 これくらいの料金なら、まあまあといえるでしょう!