2008年10月19日(日)ラウンド。
初めて訪れました!(^^
1993年オープン。 このコースは、以前は「プレスカントリークラブ」という名称でしたが、2008年4月から、現在の名称に変更されました!
当初は、褐Q馬プレスカントリークラブ”で経営していたようですが、1999年に取引先の”新潟中央銀行”が破綻したことにより大幅な赤字となり、2003年に民事再生法を申請。潟戟[サムという不動産系会社の潟戟[サムリサーチに営業譲渡されたようです。
「レーサム(Raysum)」っていう名称は、”光の束”といったような意味?・・・そんなしゃれた名称をコースに命名したのかと思ったら、買収した会社名からきているみたい・・・。(^^;
”スパリゾート”という名称をつけたのには、2008年3月に天然温泉を掘り、スパトリートメント施設を設け、”ゴルフをプレーしてスパを堪能する!”といった施設になったようです!
2008年5月に、男子プロトーナメントである「日本プロゴルフ選手権」を開催したことが、知名度アップに結びついているといえるでしょう!
さて、コースですが、なかなかいいコースでした!(^^
群馬県には、RYOがまだラウンドしたことのないコースがけっこうあるのですが、まだいいコースが残っているな〜!と思いました!(^^
コース設計は、デニス・グリフィス社。
外国人設計コースだけあって、ベントの1グリーンのコースです。
丘陵コースで、全体的にそれほど狭いホールはなく、アップダウンも激しくなく、オーソドックスといえるでしょう!
池がらみのホールは、4番、7番、18番の3ホールで、そんなに多くはありません。
おそらく、このコースのシグネチャーホールともいえる4番と18番の池は、けっこう効いています!
また、バンカーはそこそこありますが、他の外国人設計コースに比べると、そんなに効いている印象はありませんでした!
OBエリアはけっこうありますが、コースが狭くないホールが多いので、あまり気になりませんでした!
特設ティー(プレイング4)が、多くのホールで設置されていました。
ほとんどのホールは、ティーグランドから見ると、けっこう幅が広めなので、それほど視覚的プレッシャーにはならないので、伸び伸びとドライバーで打つことができると思います。
しかし、問題なのは、フェアウェイの幅がけっこう狭いこと。
自分としてはけっこういいティーショットが打てたと思っても、それのほとんどがラフに入っていたのでした!(^^;
フェアウェイに立っている吹流しが狙い目なのですが、フェアウェイが左右にカーブしていたり、フェアウェイの傾斜の影響もあるのかもしれません。
ラフはそれほど長くないのですが、ボールがスッポリと沈むことが多く、けっこう苦労しました!(^^;
またラフからのショットがまたラフに入ったりして、アプローチもほとんどラフからといった状況となり、参りました!(^^;
この後記述しますが、ラフからのショットはボールが止まりづらく、さらに苦心したのでした!(^^;
トーナメントのなごりで、フェアウェイ幅を絞ったままなのかもしれませんが、フェアウェイキープがスコアメイクの鍵といえます!
グリーンは大きいですが、巨大というほどではありません!
2段グリーンなど、もちろんアンジュレーションはありますが、ウネウネのポテトチップ状グリーンではないです。
スピードは、やや速めで、RYOの感覚では9.5フィートくらいといった感じ。
ただ、グリーンの地盤がかなり締まっていて、ショットは止まりませんでした!
グリーンの硬さのためショットはアプローチはなかなか止まりづらいのですが、パットはそんなには速くなかったという印象です。
コースコンディションは、全体的ははけっこう良いといえるでしょう!
フェアウェイの芝の密集度はそこそこ高く、概ねフカフカしていました。
ただ、先週ラウンドした、群馬県のレイクウッド・富岡コースの方がもっとフカフカしていて状態がよかったです。
(ティーグランド、ラフ、グリーンの状態もレイクウッド・富岡コースの方がよかった)
ボールマークは少しつきましたが、フォークを刺すとけっこう締まっている!といった感じでした!
また、100ヤード以内のショットで、自分としてはいいショットが打てた時も、ボールが止まらず、奥までこぼれてしまうことが多かったです。
ほか、アプローチで転がした場合も、スピンがすぐにほどけ、なかなか止まりませんでした!
同伴プレーヤーも同様の感じ。
これだけグリーンが硬めだと、アマチュアレベルのショットでは、けっこうきつかったです!(^^;
特に、ラフから打つショットは、ほとんど止まらない感じでした!(^^;
不思議なのは、先週のレイクウッド富岡コースでは、ラフの芝もまだ緑色だったのですが、1週間後のこのコースでは、ラフの芝の色がかなり茶色くなっていました!地理的には、少しこちらのコースの方が北に位置しているとはいえ、同じ群馬県のコースで、わずか1週間でこんなに違うとは・・・。(^^;
このコースが”売り”にしているのは、「スパグリーン」という施設。
ゴルフのプレー後に、ボディトリートメント、フェイストリートメントや、アロマセラピーなどでリフレシュできるというもの。
こうゆうのって、”エステ”のこと???違うとしたらどう違うの???(^^;
男性はあまり縁がない?施設のようにも思えますが、女性にとっては、ゴルフ場にこのような施設があるとうれしいのかな???
もちろん、この施設を利用するのには、ゴルフとは別料金かかるわけですが、「ゴルフスパ」という、ゴルフ&スパトリートメントがセットになったプランがあります。
男性ロッカールームからも、この「スパグリーン」へ続く入口がありました!
そのほか、ロッジ、ゲストハウスという宿泊施設もあります。
友人の一人がロッジに宿泊したのですが、クラブハウスからちょっと離れたところにあって、ロッジは4人部屋。
建物はあまり新しくなく、部屋も、そんなにきれいくなかった!と話してました!
ただ、到着した夜は外が真っ暗で何もわからなかったらしいですが、朝になったらコースが目の前に見えて気持ちよかったらしいです!
ほかに、「ゴルフヴィラ」という会員制の別荘もあり。
これはタイムシェアの貸別荘です。
プラチナ会員が760万円、ゴールド会員が360万円で購入し、プラチナ会員は年間20日、ゴールド会員は年間10日利用(宿泊)できるというもの。
ただ、年会費無料ですが、宿泊には利用料として2名で\12000。
そのほか、10年間メンバー料金\6500で2名までプレーできるという特典があります。
(レーサムWEBサイトより)
そういえば、「スパ&ゴルフリゾート久慈 (旧:久慈ガーデンゴルフクラブ、その前:久慈大洋ゴルフクラブ)」も、同じようなヴィラがありましたが、ここも似たようなシステムです!
17番ホールの脇にありましたが、外から見たところ、新しく建てた感じで、きれいでした!
とはいえ、金銭的にかなり余裕がある人たち以外には、あまり縁がないでしょう!?と思ったRYOでした!(^^;
2007年10月からテレビ東京で放映されていた「LOVE GOLF」というゴルフ番組で、”ゴルフをプレーしない奥さんや赤ん坊、幼児を同伴してプレーできる”というプランを紹介していて、ゴルフ場経営がいくら厳しい(RYOの予想)としても、そんな苦肉の策をする???と思い、ド肝を抜かれたコースが、たしか「プレスカントリークラブ」だったと思います。(^^;
番組の中では、3歳くらいの幼児がゴルフコース内をかけまわり、おもちゃのパターでグリーンで遊んだりしていて、その幼児が疲れてしまうと”帰る〜”と泣き叫んでいたのでした・・・。いくらなんでも、ゴルフボールが飛んできたり、クラブを振る時に近づいてきたり、コースには池などもあり危険なわけで、”そんなゴルフ場はとんでもない!!”と思ったので、印象に残っているのです。
やはりその頃(2007年)は経営破綻していたのですね!?(^^;
しかし、レーサムになってからは、そんなプランは消滅したと思われます・・・。
まだこのコースは、この年(2008年)に開催された「日本プロゴルフ選手権」一色。
スコアカードの表紙やパンフレットの中身、そのほか、各ティーグランドの横に、ホースのレイアウトとトーナメント時の距離を表示した大きな看板などがありました。
またフェアウェイには、石川遼プロなどのドライバーショットのポジション表示もありました!
クラブハウス2階には、トーナメントの写真や選手のサインボードなどが展示。
この日の天気予報は曇りでしたが、一日中晴れで、ちょっと暑いくらい!(^^
でも、さわやかで快適!もちろん半袖でプレーできました!
気温は24度くらいだったのでは?
プレー方式:
キャディー付とセルフプレーの選択制。
4人乗り電動電磁誘導式リモコン乗用カート使用。
スピードはやや遅め。電動式なので走行はスムースです。
予約:
メンバーシップコースですが、GDOなどのネット予約サイトなどから予約可。
今回は、直接電話で予約。
コースレイアウト:A
全体的に幅が広めでトリッキーさはなく、1グリーンで、まあまあといえます!(^^
コース内景観として、それほどきれいなホールがないのが残念ですが、非常にプレーしやすいおもしろいコースだという印象です。
距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。グリーンセンターまで。
フェアウェイ中央に吹流しあり。レギュラーティーから230ヤード地点。
スコープで測定しませんでしたが、レギュラーティーのティーマークがスコアカードと異なる距離のところに設定してあるホールもあったので、すべてのホールが230ヤードあるのかどうかは不明。
カートにコースガイドが積んであります。
ピンポジ表もカートに搭載。グリーンセンターからプラスマイナス表示。
そのほか、ハンディGPS装置”ウォーカーロング”が、カートに積んでありました!
通常、1台¥525くらいで有料レンタルしているゴルフ場が多いのですが、ここは無料!
RYOは初めて使用してみたのですが、まず、この装置自体がけっこうデカくて重い!
そして、残り距離の表示がでるのが遅かったり・・・。
また、残り距離はグリーンセンターまでの表示なので、結局ピンポジ表を確認する必要があり、けっこう面倒という印象!
さらに、RYOが持っているレーザースコープで測定した距離と比べてみても、ピンポジ表の距離を+−しても誤差あり。
レーザースコープ愛用者にとっては、あまり利用価値がないです。
ただ、スコープを所持していなかった友人の多くは、”便利だった”とのことなので、無料貸し出しはいいサービスといえるでしょう!(^^
コースコンディション:A
全体的には、けっこういい状態といえます。(^^
フェアウェイ(コウライ):A
芝の密集度はそこそこ高く、概ねフカフカしてました!
ほんの少し雑草(クローバー)が混入しているところがあり、芝が薄めのところが少しある程度。
グリーン(ベント):A〜B
芝の密集度はそこそこでしたが、表面がケバケバ?という感じで、ボールの転がりは今一といったところでした!(^^
ボールが少し跳ねるような感じ。
マスター室前には、刈高:4.2ミリ、スティンプ:9フィート、コンパクション10(やわらか)と掲示。
コンパクション10という数字がどれくらいなのか?RYOはわかりませんが、10がやわらか???
RYOの感覚では、やわらかどころか、やや硬めだったという印象。
ボールマークは少しつきましたが、フォークを刺すとけっこう締まっている!といった感じでした!
スピードは、9フィートという掲示でしたが、RYOの感覚では、もうちょっと速く、9.5フィートくらいはあったのでは?といった感じです。
ティーグランド(コウライ):A〜B
状態としては、まあまあといったところ。
ラフ(コウライ、野芝):B
フェアウェイに近い付近がコウライ芝のところあり。ほかは野芝。
ところどころに雑草が混入していました。
また、芝が薄いところや、ハゲているところも少しあり。
ラフの芝はそれほど伸ばしてはいませんでしたが、だいたい5〜7センチくらいの長さ。
まれに浮いた状態になることもありましたが、ほとんどスッポリとボールが沈んでしまいました!
バンカー:
グレーっぽい色の砂を使用。
少しやわらかい感じでした!
クラブハウス:A〜B
外観は横長で敷地面積が大きい感じ。けっこうきれいです。
駐車場までカートで送迎してくれるため、あまりよく外観を見れませんでした・・・。(^^;
2階建て。
1階は、エントランス、フロント、ロビー、ラウンジ、ロッカールーム、風呂、トイレ、スタート出口。
2階に、レストラン、パーティールーム、リビングスペース。
ロビー奥のラウンジの上あたりが2階まで吹き抜けになっていて天井が高くなっていました。
ラウンジスペースはけっこう広く、大型テレビなどがあり、くつろげるようになっています。
ホットコーヒー:¥400。
片側に、喫煙エリアがあり、煙吸い取りマシンが設置されていました!
そのほか、ノートパソコン(VAIO)が2台置いてあり、”ご自由にお使いください”というコーナーも。
ロッカールーム:B
靴をぬいであがるタイプ。
床はゴザっぽいヤツ。
ルーム内の広さはそこそこ。
スパ施設へいくための出入口がありました!
ロッカー:B
木製ロッカー。木は少し安っぽい感じで高級感はナシ。
幅はそこそこ、奥行きは今一でした。
扉の内側に鏡あり。
ロッカー内上部の棚は、ちょっと高さが狭かったです。 カードホルダーのキーで開閉タイプ。
貴重品ロッカー:あり。
ラウンジの端にあり、フロントからは死角になっています。
フロントスタッフに聞かないと、どこにあるのかわかりません!
ただラウンジのカウンター(コーヒー販売)の真横にあるので、ラウンジカウンターにスタッフがいれば安心です。
風呂:A〜B
ロッカールームの奥と脱衣エリアがつながっています。
脱衣エリアは狭く、カゴがありますが、ロッカールームでそのまま脱衣しても平気な感じ。
脱衣エリアの床はロッカールームと同じゴザ状。
貴重品ロッカーあり。
洗面台の数が少なめで、その対面は、ドライヤーと鏡だけの洗面台のないエリア。
これは男性風呂ではあまり見ないタイプですがけっこう便利かも?
ハブラシなし。
そのかわりモンダミン(別メーカーの)あり。
浴室は、それほど広くはありません。
壁や床は石っぽいヤツ。
浴槽は、長方形っぽいヤツで平凡な形。
浴槽内や縁は花崗岩ぽい石。
洗い場のセパレータ:あり。
洗い場のカランはプッシュ式。
ここの風呂は温泉!!(^^
「秋間温泉 あるばとろ湯」と命名されてました!”アルバトロス”をもじったの???(^^;
2008年3月に掘ったらしいです。
その時に露天風呂も造成したのだと思います。
露天風呂は、ちょっとお池のような感じですが・・・。(^^;
お湯は、ちょっと茶色っぽい色したタイプ。
ナトリウム、塩化物質を主成分とした温泉のようです。(パンフレットより)
そんなにスベスベするような感じもなく、無臭でした。
RYOの印象では、色や湯の感触は、千葉県の白子温泉の泉質に似ている感じ。(成分が似ているかは未確認なので全く違うかも?)
(パンフでは、同質の温泉は、熱海や那須塩原温泉などとのこと)
湯加減は、それほど熱くなく、まずまずでした。
内湯は入らなかったので確認しませんでしたが、内湯も温泉だと思います。
内湯にジャグジーあったか未確認。
そのほか、露天風呂の奥に、サウナと水風呂の棟があります。
おそらく2008年に造成したのでしょう!
トイレ:C〜D
床は全面ゴムで、カベはタイル。あまりきれいな感じがしません。
個室は7つあり、全洋式で全ウォシュレット。
ハブラシあり。
レストラン:A〜B
レストラン室内はきれいです!
2階にありますが、パッティング練習グリーンがメインで見えて、コースはあまり見えないかな!?
今回、昼食、1ドリンク付プランでした。
昼食は¥1600まで。それ以上のものは差額割増です。
1ドリンクは、ソフトドリンクのみで、ビールは不可。
ソフトドリンクは¥600のものでもOKなのに、グラスビール¥480がNGなのは・・・!?
グラスビールとか、生中なら差額でOKにしてくれればいいのに・・・・。
ただ、1ドリンク付分のソフトドリンクは、プレー終了後に振り替えてくれました!
メニューは、¥1600以内のものは、メキシカンチキンカレーセット:¥1600と、や麺類、パスタ類などのみ。
牛フィレ肉のステーキ重セット:¥2000(今回は差額の¥400)を注文。
友人がネットの口コミ情報でこれがおすすめと書いてあったというので、つられてこれを注文!
しかし、味はまあまあといったところで、¥2000にしては、今一でした!(^^;
友人が注文していた「上州豚の生姜焼きセット:¥1800」、「イクラの彩色丼ぶりセット:¥1800」の方が美味しそうでした!(^^;
練習場:あり。
クラブハウスのエントランス側にあります。
あまりとおくないので便利。
打席が高台にあり、かなりの打ち下ろし。
横幅は広めです。
15打席くらい。250ヤードくらいかな?
屋根付です。
人工芝マット使用。
30球、¥420(税込)。
ボールは、コース球だったような・・・。!?
スタッフの応対:A
出迎え時スタッフ、フロントスタッフなど、非常に感じがよかったです。
驚いたのは、到着時も帰りも、駐車場の車のところまで、カートで送迎してくれます!
これは初めてでした!(^^
非常に気の利いたサービスだと思います!(^^
料金:
今回は、コンペ特別料金で¥15000(昼食、1ドリンク付)でした。
通常は¥18000(昼食付)。
特記事項:
ペットを預かってくれるサービスがあるようです。(レーサムWEBサイトより)
アクセス:
関越道・前橋ICから約25分でした。
高崎ICからでも距離はさほどかわらないようですが、前橋ICからのほうがスムースなようです。
しかし、帰りは市内が渋滞(日曜なのに)していて、前橋ICに入るまで1時間近くかかりました!(^^;
総合評価:A
全体的にレイアウトはまずまずで、コースコンディションもけっこういいといえます!
コストパフォーマンス的にみても、まあいいほうではないでしょうか!(^^
ただ、グリーン表面のケバケバがなくなれば、もっといいと思います。
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