2011年11月6日(日)にラウンド。
「緑野カントリークラブ」は、「みどりの」という名称なのかと思っていたら、実は「みどの」という名称だったのでした・・・!(^^;
知らないと誰も読めないですよね〜!(^^;
この「緑野カントリークラブ」は、1990年にオープンした、以前「日東興業グループ」だったコースで、「日東興業」の経営破綻により、アコーディアグループに・・・。
コース設計は、加藤俊輔。
初めて訪れましたが、なかなかいいコースでした!(^^
コースは、丘陵コース。
山あいに造成されていますが、ホール間のインターバルで高低差を吸収しており、各ホールの激しいアップダウンはありません!
池がらみのホールが多い印象で、けっこうおもしろいレイアウトといえます。
幅はそれほど狭くなく、トリッキーな感じはなかったです。
OUTは、グリーン手前の大きなバンカーが、よく効いていて、INは、グラスバンカーと池が多い!といった印象です。
レギュラーティーからプレーの場合、いくつかあるドッグレッグホールにおいて、250ヤード以上飛ばすようなロングヒッターは、まっすぐ方向へ打つと突き抜けてしまうホールなので、距離を落としてティーショットするか、ドッグレッグのコーナーを狙っていくか、の選択を迫られることになるでしょう!
ドライバーで230ヤード以内の飛距離のプレーヤーは、IPフラッグ(吹流し・・・レギュラーティーから230ヤード)方向へ普通に打っていくことができます。
グリーンは、1グリーンで、超巨大なものが多いです。
ピンポジションとオンした場所によっては、40ヤードくらいのロングパットを打つことになることも・・・。
そのわりに、ポテトチップ状ではなく、うねりはあまりありません!
傾斜の横からのラインでも、それほど曲がることはなく、ラインは読みやすく、距離感だけしっかり合わせればいいので、やさしめだと思います。
ほとんどのホールに特設ティーが設置されています。
OBはプレイング4、池はプレイング3。
ローカルルールでは、”特設ティーから打つことができる”とあり、特設ティーからのプレーを強制されてはいません!
ちょっと問題があるのは、5番のパー4。
このホール、レギュラー(ホワイト)ティーからの距離が、なんと262ヤードしかありません!
実は、バック(ブルー)ティーからの距離でも312ヤードしかないのですが、バックティーからは、深い谷越え。
レギュラーティーは、その谷の先にティーマークがあり、レディースティーみたいな扱いになっているのは、ちょっといただけません!
しかも、そのティーグランドは人工芝なので、一時的に前方にティーマークが設置してあるだけなのか?と思ったら、なんと、スコアカードに掲載されているのは、この人工芝のティーマークのところではありませんか!!!
いくらなんでも、262ヤードのパー4というのは、おもしろくありません!
レギュラーティーも、バックティーと同じところに設置するべきです。
谷越えホールになるとはいえ、特設ティー(プレイング4)も設置されているので、進行にも支障をきたさないように思うのですが・・・。
とにかく、なんとかしてもらいたいものです。
この日は、レギュラーティー(ホワイト)からプレー。
距離は、スコアカード上は、トータル6310ヤード。
ただ、この日は、前方にティーマークが設定されているホールが4ホールあり、実質は6200ヤードくらいといった感じでした。
ちなみに、レディースティー(レッド)ですが、スコアカードではトータル5435ヤードですが、実際、ほとんどのティーマークはスコアカードの距離よりもかなり前方に設置されていたので、実際は4600ヤード程度だと思われます。
スコアカードのレッドティーの距離のところには、グリーン色のフロント(シニア)ティーが設置されていました。
コースコンディションは、全体的にはまあまあ。
フェアウェイとティーグランド、ラフの状態はよかったですが、グリーンの芝の状態が今一だったのが残念。
グリーンは、ボールの転がりはよく、スピードもそこそこありましたが、芝の密集度がやや少なく、ボールマーク跡の芝か枯れてしまっていて黒くなっているところが多く、今一でした。
しかし、3ホールのティーグランドで人工芝を使用していたのは大減点!
人工芝のエリアは広いことから、臨時に使用している感はなく、常時使用している感じです。
ちゃんと天然芝にしてもらいたいもの!
カート道路が工事中のところがけっこうあり、砂利状態のところがあり。
そのほか、タイヤが通る部分だけをレールのように残し、そのまわりが掘り返されて陥没しているところがけっこうあり、脱輪したら危険と思われる状態のところも・・・。
乗用カートは、現在は運転式ですが、カート道路やカートを見ると、以前は電磁誘導式リモコンカートとして運用していたもようです。
それを、運転式に変更したようで、カート道路を新たに舗装しているみたい。
近年、「運転式」→「電磁誘導式リモコンカート」に変更しているゴルフ場は多いのですが、逆に、「電磁誘導式リモコンカート」→「運転式」に変更しているところはみたことありません!
プレーヤーにとっては、あまりに速度の遅い「電磁誘導式リモコンカート」だったら、「運転式」の方がいい場合もあるのですが、このコースの場合は、ちょっと別!!!
ホール間インターバルの間に、かなりの急傾斜の坂があったり、かなり深い谷の横の狭い橋を、カートで通らせているのです。
はっきりいって、ここはかなり怖いし、危険と思われるので、運転式カートでの運用ではほんとに危ないのでは???
このカートが原因かは不明ですが、この谷の脇に、”花とお酒などのお供え物”が置いてあった!と仲間が話してました!(RYOは、それがあったのを気づかなかったのですが)
この狭い橋があるところに手前に、「信号機」があり、最初は、ブラインドホールで前の組が通過して打ってもいいかを合図する目的の信号だとばかり思っていたのですが、実は、その狭い橋を、対面からのカートも通過するので、そのための「信号機」だったのです。
これって、「信号機」に気づかずに橋を渡りはじめてしまったら、当然、どちらかがバックしなければならないわけで、超危険!!!
そのほか、驚いたのは、ベルトコンベア(急斜面があるところで、次のホールへ移動する際に、人が乗る動く歩道のこと)の上に鉄板を敷いて、その上を乗用カート(運転式)を通らせていたのにはビックリ!!
かなりの急傾斜で幅が狭いので、けっこう怖いです!
また、この日、雨が降っていたので、重量のあるカートがスリップして落っこちないか!?ということもあり、怖かったです!
また、あまり運転に慣れていない人だって、当然いるわけで・・・。(乗用カートは運転免許証がある人が運転することになっていますが、”ペーバードライバー”の人だっているし、高齢者もいるし・・・)
客の安全性を重視するなら、このコースに限っては、「電磁誘導式リモコンカート」で運用したほうがいいと思ったRYOでした!
クラブハウスは、和風の建物でとても立派です!
内部も高級感があり、ロビーはゆったりとした広さがあり、とてもきれい!
しかし、せっかくのロビー前スペースは、例のごとく、”アコーディアグループ”でみられるのと同様、ウェア、クラブなどのゴルフ用品が、これでもか!というほど陳列されており、高級感ある空間を台無しにしているといえます。
フロントカウンターの上や、フロントのすぐ前、奥のリビングスペース前、レストラン入口前まで、広々とした1階のロビースペースのほとんどに、商品が陳列されていて、雰囲気を最低にしています!
レストランルームの奥には、なんと「能舞台」が・・・。
こんなのがあるところ、見たことがありません!(^^;
ずっと前には、お昼時に、実際に「能」や「太鼓」などの舞台が披露されていたとのこと。
おそらく、「日東興行」時代のバブルの頃のことでしょう!
「アコーディア」になったら、やるはずないですが・・・。
現在でも、ゴルフ場貸切でイベントをやる際は、このステージを利用することがあるのだとか・・・!?(レストランスタッフの話)
でも、イベント主催側が費用をだし、アコーディアでだすことはないのでしょう!
仲間の何人かの話では、”アコーディアのコースにしては良いコースでビックリした!”とのこと。
やはり、”アコーディアグループ”のゴルフコースは、”けっこうボロい”というイメージあるようです・・・。(^^;
このコースのように、「日東興業グループ」だったコースは、元々、けっこう高級コースだったので、習志野CCや花生CC、ツインレイクスCCなど、クラブハウスが立派で、いいコースもあるのです・・・。
しかし、そのグループでなかったコースの中には、そうでない、ボロいと思われるコースもがたくさんあるのも事実・・・。
仲間の女性の話によると・・・。
女性用浴室で、4つしかないドライヤーを4人で同時に使用したところ、脱衣所?のブレーカーが落ちた!らしいです!(^^;
ドライヤーは、ワット数が少ないタイプで、なかなか乾かなかった!とも言ってたので、ブレーカーが落ちる危険があるため、ワット数が少ないドライヤーを使用しているとも考えられます。
それにしても、ブレーカーが落ちるなんて、考えられません!(^^;
女性ゴルファーが増えた昨今、早急に対応してもらいたい!と、思います!
この2年、RYOは、奇跡的に雨に降られたいたかったのですが、この日の午後、とうとう雨が・・・。
大雨でなかったので、なんとかレインウェアを着ずに、傘だけでプレーできたので、よかったですが・・・。
気温は17℃で、湿度は100%。
なんとか半袖でプレーできました!
近くの山や、コース内の木々が、少し紅葉していて、きれいでした!
プレー方式:
セルフプレー、キャディー付のプレーの選択制。
4人乗り乗用カート使用。運転式。ガソリンカート。
予約:
パブリックコースなので、ネット予約サイトなど、誰でも予約可。
アコーディアサイト、GDO、GORAなどから、ネット予約できます。
コースレイアウト:A〜B
1グリーンで、全体的に幅は狭くなく、プレーしやすいです。
池がらみのホールが多く、変化があるので、A−としました!(^^
距離表示:
フェアウェイ両サイドに、100、150、200ヤードの表示。グリーンセンターまで。
グリーン手前50ヤード地点のフェアウェイセンターに、50ヤードの埋め込みプレートあり。
ピンポジション表なし。
ピンフラッグの色(青・・・奥、白・・・真ん中、赤・・・手前)で表示。
コースガイドあり。
カートに簡易ガイドが積んであります。
IPフラッグ(吹流し)あり。
レギュラーティーから230ヤード地点。
レーザースコープで測定しましたが、だいたい230ヤードでした。
ホールによって、ティーマークが前方に設置してあったり、ドッグレッグホールでそれより短いところあり。
コースコンディション:B
フェアウェイの状態はよかったですが、グリーンの状態が今一で、ティーグランドに人工芝があったので”B”としました。
フェアウェイ(コウライ):A〜B
芝の密集度はまずまずで、ハゲているところ、雑草はほとんどなく、状態はよかったです。
ただ、全体的にはあまりフカフカしてなく、ベターっとした感じだったので、"A-"としました。
アイアンで地面スレスレ素振りをすると、ちょっとだけ泥が出るくらい。
場所によっては、ややフカフカしているくらいのところもあり。
野芝のラフに比べると、けっこう緑色だったので、すでに少し着色していると思われます。
グリーン(ベント):B
芝の密集度が今一。
また、ボールマーク跡が芝がなく黒くなってしまているところが大量にあり、芝の状態は今一で。
ところどころに、芝の隙間から泥が見えるところあり。
とはいえ、ボールの転がりはよかったです。
ボールの転がりはよかったので、”B”としました。
スピードは、やや速めといったところ。
RYOの感覚では、8.5フィートといったところ。
マスター室前の掲示では、8.5フィートとなっていたので、RYOの感覚と合っていました!(^^v
ボールの転がりはよく、上りのラインでも、スーっと転がります。
コンパクションは、やややわらかめ。
ボールマークがしっかりつきます。
ティーグランド(コウライ&人工芝):B〜F
3ホール人工芝のところがありペケ(F)。
それ以外のところは、芝の密集度もまずまずで、ハゲはなく、”B”。
ラフ(野芝):B
泥が露出しているところや、芝が少ないところはあまりなく、”B”。
けっこう均一(5センチくらい)にカッティングしてありました。
バンカー:
グレーっぽい色の砂を使用。
表面の砂粒は粗くもなく、細かくもなくといったところ。
やや重い感じでした。
クラブハウス:A
和風のクラブハウスで、外観は瓦屋根。
全体的に大きく、立派です!
2階建て。
ロビーの天井は2階まで吹き抜けで高く、和風の照明が・・・。
ロビーが奥まで広がっており、とてもゆったり広くなっています。
しかし・・・。
ロビー全体の2/3くらいに、商品が陳列されていて、高級感のあるゆったりとした空間を台無しにしていてペケ!
1階は、エントランス、フロント、ロビー、リビングスペース、ロッカールーム、風呂、トイレ、売店、レストラン、パーティールーム、スタート出口。
2階は階段の下に「メンバーズラウンジ」と看板があり、立ち入り禁止。
パーティールームみたいな感じですが・・・!?
ロッカールーム:C
ロッカールーム自体は、それほど広くはない感じで平凡。
床は、全面フカフカ感のない安っぽいカーペット。
壁は
天井は平凡で、蛍光灯ムき出し。
半分は節電で消燈していて、やや暗いです。
対面するロッカー間のスペースは、やや狭いです。
長椅子は人工皮。
ロッカー:D
ブリキロッカー。
扉が木目調のブリキ。
暗証番号で開閉タイプ。
一度開けるたび、暗証番号を入力しなければいけないタイプで、面倒!
そこそこきれいにはなっていますが、幅は狭く、奥行きも浅くてペケ。
扉の裏に小鏡あり。
元「日東興業グループ」のコースにしては、ロッカールーム、ロッカーとも高級感なく今一。
例のごとく、アコーディアグループなので、ロッカーフィー別で別途320円とられます。
それにしても、このブリキロッカーで、別料金徴収するとは・・・といった感じ。
いいかげんに、ロッカーフィー込の料金にするべき!
貴重品ロッカー:あり。
フロントの正面にあります。
数が少ないので、足りなくなったら、たぶん、フロントの貴重品袋だと思われます。
風呂:B
浴室の広さはそこそこ。
浴槽は長方形でまあまあ広いです。
浴槽、浴槽の縁、浴室の床は、赤花崗岩で、きれい。
天井はステンレス。きれいです。
外は和風の枯山水風の庭園で灯篭がありましたが、あまり手入されている感じではなく、きれいではなかったです。
ジャグジーなし。
湯加減は、熱めでペケ。
洗い場のセパレータ:なし。
シャンプーはリンスインシャンプー。
(女性用はコンディショナーと分かれていたらしいですが、業務用っぽいヤツで誰も使用してなかったとか・・・)
サウナなし。
脱衣エリアの広さは、そこそこ。
床はカーペットっぽいヤツ。
カーペットの床によくある、カビ臭い異臭が少しあり、ペケ。
天井は平凡。
洗面台は花崗岩に埋め込みタイプ。
きれいです。
ハブラシなし。アコーディアになってしまっては、あるわけないか・・・。(^^;
トイレ:C
きれいにはなっていますが、今一。
壁は、高級感ある石ですが、床は全面黒いゴム。
ややゴム臭いです。
個室は6つ、全洋式で全ウォシュレット使用。
便座シートあり。
ハブラシなし。
レストラン:A
クラブハウス1階の左奥にあります。
天井は高く、和風の照明が垂れ下がっていて、とてもきれいです。
窓の外は、9番グリーンとその周囲の池が見え、景色はまあまあ。
分煙になっていたような???
未確認。
昼食時間は1時間とってあり、ましたが、注文してから食事がでるまで、少し遅いです。
そして、食事がくるまでの間に、つまみのワゴンがまわってきて、すすめられます。
おそらく、アコーディアの作戦でしょう!
食事付プランでしたが、1250円のメニューまでで、それ以外は追加料金。
追加料金なしは、ビーフカレーとカツサンドだけ。
あとは、追加料金が320円〜620円のものがほとんど。
サーロインステーキを注文(追加料金620円)。
値段のわりに、肉が今一。
ソースは美味しかったですが、肉薄くて、やや小さめ。
味は普通といったところ。ファミレスのサービスステーキ並でした。
仲間の話では、パスタや、まぐろ丼などは、美味しかったとのこと。
練習場:あり。
クラブハウスからは、けっこう遠いです。
マスター室でサインしてコイン。
50球、315円。
正面奥に山の壁(崖)があり、そこへ向かって打ちます。
その壁の面が、打席に対して斜めなので、ちょっと違和感があります。
11打席。
約100ヤード。
崖の上部には220ヤードの標識がありますが、レーザースコープで測定したら直線で180ヤード。
上部にあるので、そこにボール当たるくらいだと、220ヤードくらいになるにかな???
練習球使用。1割くらいコース球が混在。
バンカー、アプローチ練習場あり。
スタッフの応対:C
まあ、普通といったところ。
料金:
14000円(日曜、昼食付、コンペ料金)
GDOのプランでは、15000円(昼食付)
15000円でも、コストパフォーマンスは、けっこういいと思います。
しかし、ロッカーフィーが別で、320円。
アコーディアは、いいかげんにロッカーフィー込料金表示にしてもらいたいもの。
また、昼食はメニューのほとんどが追加料金なので、会計の際、当初の料金よりも多くとられ、損した気分になります。
特記事項:
アクセス:
上信越道・藤岡ICから約15分。
総合評価:B
レイアウトは、池がらみのホールが多く、けっこうおもしろいです。
コースコンディションは、フェアウェイはよかったものの、グリーンの状態が今一で、人工芝使用のティーグランドが3ホールあったので、”B”としました。
グリーンの芝の状態がもっとよく、人工芝がなければ、”A”としたところですが、残念です。
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