2003年9月7日(日)ラウンド。 どこかのコースをオープンする前に太平洋クラブが買い取ったらしく、コース自体は、けっこう新しいです。 どこかのサイトのコースガイドでは、1999年オープンとなってました! 設計はゲーリー・プレーヤー。 コース内に、アップダウンは少ないですが、全体的には、コースはやや狭くて短め!といった印象です。 グリーンはベントの1グリーン。 レイアウトで気になったところは、2グリーンを1グリーンに改造しているため、グリーンまわりの形状が非常に不自然になっているところです。 当初2グリーンで設計していたのを、太平洋が買い取ってから1グリーンに改造したのか? オープンしてから改造したのか?は不明ですが・・。 ゲーリー・プレーヤーが設計時に2グリーンで設計したとも考えにくいので、けっこう不思議!^^; そのためほとんどのホールで、グリーンの左右どちらかに、以前グリーンがあったと思われる広いスペースがあり、フェアウェイかラフが広がっているのです。 (←の写真は3番。グリーンは右サイドですが、その左側に以前グリーンがあったと思われるエリア(フェアウェイ)がある。) 18番など、いくつかのホールは、2つのグリーンをくっつけた巨大グリーンになっていますが、それ以外は、くっつけるには、無理があったのでしょう!?^^; そんなドッキングしたグリーンは巨大で、2段グリーンなど、アンジュレーションもけっこうあります。 それ以外のグリーンは、ポテトチップ状ではなくオーソドックス。 フェアウェイは、うねりや傾斜が施してあるところもけっこうあります。 非常にわかりづらかったのが、コース内の距離表示。 各ホールフェアウェイ両サイドに、100、150、200yの杭がありますが、左右の距離がかんりずれているところがあるのです。 それを結んだラインだとしても、納得いかないような表示も・・・。 2グリーンであったときの距離表示(左グリーン使用時は左の杭、右グリーン使用時は右の杭)ではないか?という感じもします。 特に、どうしても納得いかないのは18番。 2グリーンをドッキングしたようなのですが、ひょうたん型で、元左グリーンだった方が左奥、元右グリーンが右手前になっています。残り距離表示は、左サイドの表示が100yで、その右サイドにある表示杭は150y。 不可解でした!^^; ほかにスプリンクラーにも距離が表示してあるので、それを見た方がいいですが、少ないのでなかなか発見できません!^^; 1番は、ストレートで、横幅もけっこう広いパー4。 出だしだけ、少し絞られて見えますが、その先は広めです。 全体的に、こんな感じのホールが多いのかと思ったら、ホールが進むにつれ、だんだん狭いホールがでてきました!^^; 5番は池越えのパー3。 グリーン左サイドまで池が広がっています。 6番には、深さ3mくらいのガードバンカー(コースガイドに”グランドキャニオンバンカー”と書いてあった!)があります。 しかし、手前の半分は埋めたような跡(現在は手前半分グラスバンカー)が・・・。 7番ホールは、ティーショットでやや打ちおろしのパー4。 フェアウェイ左右に池があり、非常に狭くみえるホール。 フェアウェイがやや左サイドの池方向へ傾斜しているため、ドライバーだと、真ん中へ打っても池まで転がり落ちる可能性あります!^^; 8番パー4は、右ドッグレッグ。 セカンド地点から、やや打ち上げになるブラインド。 左サイドの山(林)が突き出ているため、ここも狭く見えるトリッキーなホール。 9番は、ストレートのパー5。 ティーショットでは、両側に林が迫っていて、狭く見えます。 フェアウェイ右サイドには池。 オアンフレットを見ると、左サイドにも池があった(18番の右サイドにあった池)ようですが、埋められていて、現在はありません。 12番パー3。 明らかに左右2つのグリーンをドッキングしたと思われる形状で、真ん中のバンカーを挟み、U時形に奥でつながっている変な形状のグリーンです。 ピンがある反対側にオンしたら、どうすんの?って感じ! パターしか使用できないでしょうから、遠まわしにするしかないのでしょう?!^^; 13番〜15番の3ホールは、”アーメンコーナー”と称してあり、この3ホールのトータルスコアがパープレイ以内なら、”アーメンコーナー賞”進呈と書いてありました!(セルフプレーの場合も進呈してくれるかは不明!) 13番は、ストレートのパー4。 ティーショットで池越え、フェアウェイ左サイドに池。グリーンの奥も池。 右サイドにも池がありますが、ティーインググランドの脇にあるので、ティーショットには、ほとんど影響なし。 右サイドは、山(土手の林)になっていてOB。 しかし、土手には草がほとんどなく、山の中腹へ打ち込んでも、ほとんど下のラフまで落ちてきます。 そのあたりは、やや窪んでいたので、クリークを埋めたような気がしたので、あとからコースパンフレットを見てみると、やはり、右サイドの池が、グリーン奥の池までクリークでつながっていたので、予想通り埋めたみたいです!^^; 14番は、ほんの少し右ドッグレッグしているパー4。 フェアウェイが”中の島状”になっています。 ティーインググランドに立つと、手前のクリークは見えないし、奥は湿地帯みたいになっていてタケの長い草が生えているので、池のように見えない。左右にはクリーク。 ティーショット(レギュラーティーから)では、約200yくらいで、奥の池なので、きざんでいく必要があります。 15番は、左に湾曲(逆C形ドッグレッグ)しているパー4。 ティーショットでは池越え。 左サイドはOB。右サイドへ打つと、セカンドでかなりの距離が残ります。 18番は、両サイドが狭いパー5。 フェアウェイ左サイドに池(たぶんあったと思います)。 右サイドにも池(9番の左側にあった池)があったみたいですが、埋められています。 セカンド地点より先に、左サイドにクリーク。 パンフレットのレイアウト図を見ると、巨大な池や湿地帯の中にコースを造ったような、池がらみのホールだらけですが、かなりの池が埋められたようです。 現在でも、池がなくてもけっこう狭い印象のコースなのに、池があったときは、もっと狭かったのでしょう! また、巨大バンカーだったと思われる部分が、半分くらい埋められてグラスバンカーになっている!ようなところも、数ヶ所みられました。 あまりに難しく?狭い?かなにかで、不評だったのか?太平洋の方針なのか?わかりませんが、かなりの改造が加えられていて、設計者の”ゲーリー・プレーヤー”が、見たら、さぞ、ビックリすることでしょう!?^^; コースコンディションは、非常によく、コウライ芝のフェアウェイは、密集度が高くフカフカしていて、GOODでした! さらに、ベントグラスのグリーンは、非常に転がりがよく、VERY GOOD!申し分ありません!^^ この日は、レギュラーティーからラウンド。(ビジターのバックティーの使用は、ハンデキャップ申請が必要。) パー5は、ほとんど450y前後。 パー4も、350y以内のホールが多く、レギュラーティーからの距離は、非常に短いといえます。 また、幅が狭く見えるホールが多いので、ティーショットでドライバーを使いづらいといえます!^^;(ドライバーに自信がある人は別ですが・・) この日は、やや湿度は低め?とはいえ、前半ハーフ(OUT)が非常に暑く、もうろうとしてたので、各ホールの印象が少ないです!^^;(この日の東京の気温は33℃)
プレー方式: キャディー付、セルフプレーの選択制。 5人乗り乗用カート(電気式)使用。 (2人乗りカートもありました) カートは、カート道路のみ走行可。 ペットボトル用クーラーボックスあり。(保冷剤とかはないので、わずかの保温ですが・・) コースガイドが積んであります。 距離表示: コース内両サイドに、グリーンセンターまで、100、150、200yの杭ありますが、非常にわかりづらく不可解なところあり。 スプリンクラーにも表示があるので、スプリンクラーが見つかれば、その表示をみるのがよいです。 コースレイアウト:C 全体的には、狭めで距離が短いので、レイアウトとしては今一。 2グリーンを1グリーンに改造した跡のレイアウトが不自然といえます。 バンカーを埋めた部分も見られ、やさしめに改造したのかな? レギュラーティーからは、かなり距離が短いので、アイアンの精度があれば、そんなに難しくないかも?? そのかわり、池やクリークがけっこうあるので、ミスすると叩く可能性もあります。 コースコンディション:A フェアウェイ(コウライ):A 全体的に非常にフカフカしていてGOOD! ベアグランドや芝が薄いところはほとんどなし。 ほんの少し雑草あり。 グリーン(ベント):特A 非常に葉の細かい芝を使用しており、非常に転がりがよく素晴らしい!^^ コンパクションはやわらかめ。ボールマークがしっかりつきます。 スピードはやや速め。特に下りラインはスーっと、滑らかに転がりました! 刈り方: mm、スティンプメーター:8.3フィート。 ティーインググランド(コウライ):B まあまあといったところ。 ラフ(野芝):B〜D のり面(土手)は、芝がついていないところが多く、芝密度が約半分で泥露出。 それ以外のところはB。 バンカー: 白っぽくやわらかい砂を使用。 クラブハウス:B 新しくてきれい。 さほどバブリーでもなくまずまず。 通路などに、小さい像などがある。 ロッカールーム:A 床は全面カーペット。 きれいです。 ロッカー:B 電子ロック式。 内部はブリキ。扉は、ブリキに、木目調のプラスティックをかぶせてある?って感じ。 幅はGOODですが、奥行きは若干狭い。 風呂:B 非常にオーソドックスな風呂でした! 浴室内の温度がちょっと高かったので、もう少し換気した方がよい。 湯加減はややぬるめで合格点!^^ 洗い場のセパレータあり。 ジャグジーあり。 サウナなし。 ハブラシなし。 トイレ:A 非常にきれいです。 床は全面カーペット。 全ウォシュレット。 ハブラシあり。 レストラン:B レストランルームは、非常にきれい。 なんかメニューの品数が、やけに少なかったです!^^; ヒレかつ御膳:¥1600。 タレとして、ソースとおろしポン酢の2種類。 カツのサイズはややこじんまり。 味は普通。 ほか、 ビーフカレー:¥1200。 練習場:あり。 約160ヤード(その先はネット)、幅も狭い。20打席くらい。 人工マット使用。けっこうボロくらっている。ゴムティーが低いのしかない。 30球、¥300。 アプローチ、バンカー練習場あり。 従業員の応対:A フロントスタッフまずまず。 エントランス送り迎え時にも、丁寧にあいさつしてます!^^ アクセス: 東関道・富里ICから約15分。
総合評価:B レイアウトがあまりおもしろくなく、Cとしたいところでしたが、コースコンディションは非常によかったので、Bとしました!^^; また何度もプレーしたいコースという感じはしません!^^; ”太平洋アソシエイツ”メンバーであるRYOは、冬季、夏季限定で、優待があるので、メンバー並料金なら、また来てもいいかな?とは思いますが、”太平洋クラブ市原コース”の方が断然いいので、どうせなら、そっちに行きたいです!